冬は、多くの魚が旬を迎える季節です。スーパーにも新鮮な魚がたくさん並び、お手頃な価格で売り場にもにぎわいを見せるようになります。
しかし、魚料理と言うと「レパートリーが少なくて、同じ料理ばかりになってしまう」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、冬におすすめな旬の魚料理40選をお届けします。魚の特徴に合わせた美味しい調理法や、どんな魚が旬なのかについても紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
冬は魚が美味しい季節
年間を通しても、「冬は魚が美味しい」と言われているのをご存じですか?冬は身に厚みが出て脂のりも良くなり、美味しくなる魚が多いためです。
海に棲む魚は、厳しい寒さを乗り越えるために、エネルギーを蓄える必要があります。そのため、プランクトンや小魚をたくさん食べて皮下脂肪を付け、体を大きくしようとするのです。これは本格的に寒さが訪れる前の、本能的な行動だと言えるでしょう。
中でも、名前の頭に「寒」をつけて呼ばれる魚は、特に美味しくなると言われています。例えば、寒ブリや寒ボラ、寒ビラメ、寒ブナなど。貝類では寒ガキ、寒シジミなどが良く知られているでしょう。
冬が旬の魚と言えばどんな種類がある?
ここでは、冬に旬を迎える代表的な魚を紹介します。魚の特徴やおすすめの調理方法、豆知識などをチェックしてみましょう。
一度は食べてみたい「冬の高級魚」
なかなか市場に出回らないとされる「冬の高級魚」。具体的には、どんな種類が高級魚とされるのでしょうか。
- クエ
クエは、天然ものがめったに市場に出回らないことから、「幻の高級魚」とも呼ばれている魚です。希少性が高いため、一般家庭の食卓に並ぶことはほぼないと言っていいでしょう。
脂のりが良く旨みもある白身魚であり、新鮮なものならお刺身でもいただけます。中でも、古くから愛されている食べ方はクエ鍋。鍋にすることで、柔らかくホクホクした身と濃厚な出汁の旨味を楽しめます。雑炊やうどんなど、〆までおいしくいただけますよ。
- フグ
フグも冬の高級魚としてよく知られている魚の一つです。特にトラフグは、フグの中でも最も高級とされています。トラフグは年末年始に向けて需要が高まる傾向にあり、1㎏あたり2万円を超えて取引されることも少なくありません。
フグの消費量ナンバーワンの地域は大阪。漁獲されるフグのおよそ60%が、大阪で食べられているとも言われています。フグは内蔵の一部に毒があるため、原則として調理はフグ調理師免許を持つ、プロに任せるようにしましょう。
- アンコウ
アンコウも冬の魚としてよく知られています。実はアンコウの旬は地域によって異なるのですが、鍋にすると美味しいという理由から、冬に食べられることが多いようです。身は比較的あっさりとした白身ですが、肝がとても濃厚です。“あん肝”として耳にすることも多いでしょう。
鍋の出汁に肝を溶かすとこってり濃厚なスープになり、アンコウ鍋ならではの深い旨味を楽しめます。アンコウの食べ方としては鍋が非常に人気ですが、身は唐揚げにしても美味しいですよ。
- クロマグロ(本マグロ)
別名「本マグロ」とも呼ばれるクロマグロは、太平洋を広く回遊している魚です。ほかの高級魚と比べると、漁獲量は多い傾向にあります。希少性ではほかの魚に劣りはするものの、日本人が最も好む味の魚と言っても過言ではないでしょう。
クロマグロの価格は、産地や状態で大きく変動します。テレビでよく見られる、マグロの初競りの驚くような金額は、ほぼご祝儀価格です。しかし、国産の天然もので、冷凍ではなく生の状態であれば相当の値が付くこともあります。取引によっては数千万、数億の値が付く可能性も秘めています。
- アカムツ(ノドグロ)
アカムツは日本海側で漁獲される魚で、喉の奥が黒いという特徴から、通称「ノドグロ」と呼ばれています。見た目や味がキチジ(キンキ)と類似しており、「西のノドグロ・東のキンキ」と言われることもあります。口の中でとろけるほどの脂がのっており、「白身のトロ」と呼ばれるなど、たくさんの異名を持っています。
産地では生で食べられることも多いですが、加熱しても硬くならないので、焼き物にも向いています。サイズが大きくなるほど、脂質の含有量が増えて美味しくなるという研究データもあるようです。
安い魚でも脂がのって最高♪!お刺身もとろける美味しさ
旬の魚は漁獲量が上がるため、ほかの時期よりもお手頃価格で手に入ります。高級魚はなかなか食べる機会がなくても、以下のような魚はスーパーなどで購入しやすいでしょう。
- タラ
タラは、産卵期に向けて冬に身や白子が美味しくなります。鍋料理の代表的な食材でもあり、クセのないふわふわとした柔らかい身が、チゲ鍋や豆乳鍋、寄せ鍋など、どんな味付けにもよく合います。
タラは足が早い(傷みやすい)ため、刺身として食べられることはほとんどありませんが、ソテーやムニエル、フライなど洋食のメニューとしても幅広く利用されています。
- ブリ
ブリは、ヒラマサやカンパチと合わせて「ブリ御三家」とも呼ばれる魚です。ブリはその中でも、特に脂肪が多いと言われています。養殖が盛んで1年中食べられますが、旬に水揚げされる天然ものは脂のりが格段に違います。
冬のブリは、冷たい冬の海を長距離移動することで筋肉が鍛えられ、食欲も旺盛に。そのため、背中にまでビッシリとサシが入るほど脂がのっています。身も引き締まり、プリプリとした弾力があるのが特徴です。
- 真鯛
真鯛は寒さが増す12月〜2月にかけて脂がのり、最も美味しくなります。夏のうちにエビやカニなどの赤い色素が豊富に含まれるエサをたっぷり食べ、冬に向けて脂肪を蓄えます。
冬の真鯛は上品な甘みと旨味を持ち、刺身や炙り、湯引きのほか、焼き物、鯛茶漬けなどにしてよく食べられます。縁起物としても重宝されており、焼き物としてハレの日に登場することも多いです。
- ヒラメ
ヒラメは白身魚で、淡白な味わいと上品な甘みが特徴です。「寒ビラメ」と言われるように、冬に栄養を蓄えて脂がのり、ほど良く身が引き締まっています。イノシン酸が豊富なため、淡白でありながらも濃厚な味わいを感じられる魚です。
ヒラメは刺身や昆布締め、煮付け、フライ、ムニエルなど、さまざまな調理法で楽しめます。特に、ひれを動かす筋肉である“エンガワ”は、コリコリとした食感で脂ものっていて、寿司ネタとしても多くの方から人気があります。
そのほか、以下の種類も冬に旬を迎える魚です。
- コハダ
- シシャモ
- ワカサギ
- ハタハタ
- サバ
- かれい など
このほかにも冬に美味しくなる魚はたくさんあるので、チェックしてみてくださいね。
美味しいのに意外と簡単! 【イタリアン】のレシピ10選
まずは、手が込んでいるように見える、簡単なイタリアンのレシピ10選を紹介します。イタリアは4つの海に囲まれており、地中海料理を代表に新鮮な魚介類を使った料理がたくさん。冬が旬の魚を使って、彩り豊かな魚料理を作ってみてください♪
【オススメ!】まぐろの和風カルパッチョ
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「まぐろの和風カルパッチョ」。マグロを“漬け”にすることで、練りからしやみそとマッチさせたレシピです。
しっとりとしたマグロが、ピーナッツのカリッとした食感やしめじの歯ごたえと相まって絶品です。お刺身もいいですが、たまにはひと手間かけて違うメニューにチャレンジしても、新しい味と出会えますよ。
【オススメ!】さばのアマトリチャーナ
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「さばのアマトリチャーナ」。サバの旨味が存分に引き出されているレシピです。トマトソースと合わせることで、臭みがしっかりカバーされています。
サバには良質な脂質とタンパク質が含まれており、積極的に食べたいお魚です。ベーコンはぜひ厚切りのものを使って、存在感を出しましょう。パスタに絡めてもとっても美味しいですよ。
簡単おいしいイタリアンな魚料理!白身魚の地中海風
出典:Nadia
おもてなし料理としても活躍しそうな、鮮やかな白と赤が目を引く一品です。ニンニクの香りをまとったタラに、フルーティーなオリーブオイルとミニトマトが好相性♪レモンの皮を散らして、爽やかに仕上げてみて。
【オススメ!】さばのベネチア風
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「さばのベネチア風」。日本にいながら、異国情緒を楽しめるレシピです。さっぱりとした味わいで、いくらでも食べられます。
白ワイン酢の酸味の中から、ひょいと干しブドウの甘みが顔を出し、噛むたびに味の変化を感じます。白ワイン酢もブドウから作られているため、ケンカすることなく一体となって美味しいですよ。
カリッ!サクッ!中はふんわり!タラのフリット
出典:Nadia
フリットとは、イタリア発祥の揚げ物のこと。油で揚げることで、パサつきがちなタラをふんわり美味しくいただけます。カリッとさせるために、衣に炭酸水を加えるのがポイント。これだけで、仕上がりが全然違いますよ。
大量のパセリが絶品ソースに!鯛のソテー サルサヴェルデソース
出典:Nadia
よく冷えた白ワインが飲みたくなる、パセリのソースがメインの一品です。「サルサヴェルデ」とは、イタリアンパセリをたっぷり使った、イタリア料理のソースのこと。クセのない鯛が、ソースの美味しさを引き立ててくれます。
【オススメ!】かれいのアクアパッツァ
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「かれいのアクアパッツァ」。白身魚があったら作りたくなるアクアパッツァ。アサリの旨味が全体に行き渡り、美味しくてあっという間にお皿が空になるレシピです。
味付け自体はシンプルですが、セロリやアンチョビ、ケイパーがそれぞれいいアクセントに。素材の風味が活きた本格的な味を楽しめるのは、プロ考案のレシピならではです。本気のアクアパッツァ、1度作ってみてはいかがですか?
【ぶりのイタリアンソテー】バルサミコソースがワインに合う!
出典:Nadia
いつも同じような味付けでマンネリしてしまうブリを、イタリアンに大変身!バルサミコ酢ははちみつを加えて煮詰めると、奥深いコクのソースになります。醤油やみりんも入っているので、身近な風味で食べやすいですよ。
【オススメ!】鯛のピカタ
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「鯛のピカタ」。溶き卵に混ぜたパルメザンチーズで、淡白な鯛を濃厚に味わえるレシピです。
ピカタは、肉や魚に小麦粉と溶き卵を付けて焼くイタリア料理の一つ。鯛に生ハムをのせて焼くので、ちょうどいい塩気もプラスされ、ボリュームもアップ。弱火で優しく火を通すと身が崩れにくく、しっとりと仕上がります。
たらとじゃがいもの重ね焼き。コラトゥーラの香り。
出典:Nadia
醤油のような風味のある、南イタリアの調味料コラトゥーラを使ったレシピです。タラとじゃがいもがふわふわホクホクで、素材の美味しさを堪能できます。イタリアらしく、オリーブとイタリアンパセリもたっぷり。豊かな風味を楽しめますよ。
まるでおうちがレストラン!【フレンチ】のレシピ10選
ここからは、レストランで出てくるような、フレンチの魚レシピ10選を紹介します。高級料理をイメージすることも多いフランス料理。しかし、その多くは各地の郷土料理がルーツであり、意外に素朴で親しみやすい料理も多いんです。この機会に、家族がビックリするような美味しいフレンチにチャレンジしてみましょう。
【オススメ!】たいのマヨレモンソース
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「たいのマヨレモンソース」。カリッと香ばしく焼いた鯛に、マヨネーズベースのコクのあるソースを合わせたレシピです。
鯛は小麦粉をまぶすと焼き目が付きやすく、パサつきを抑える役割も。ソースも絡みやすくなり、口に入れたときの一体感も増しますよ。マヨレモンソースは付け合わせのじゃがいもやサラダにもよく合うので、全体にたっぷりとかけていただきましょう。
【オススメ!】さばのカツレツ
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「さばのカツレツ」。パンチのある材料をたくさん使っているのにしっかりとまとまった、まさにプロのレシピです。
衣にカレー粉を加えると香りが出て、サバの臭みも抑えられます。バルサミコ酢とトマトがメインのソースは酸味があり、揚げたサバの後味もさっぱり。くどくないので、ついたくさん食べてしまいそう。
【オススメ!】タラとベーコンのマヨしゅうゆ
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「タラとベーコンのマヨしゅうゆ」。『ベーコン×マヨネーズ×醤油』という間違いのない組み合わせで、タラを美味しくいただくレシピです。パンチが効いた味なので、食べ盛り・働き盛りの家族も大満足できます。
こんがり焼いたベーコンを、タラにたっぷりのせて口に入れてみて。美味しさ爆発で、箸が止まらなくなってしまいます。わさびはほんのり風味を感じる程度なので、お子さんが食べても大丈夫。辛みが気になる方は、ソースを分けて作ってくださいね。
【オススメ!】焼きサバのマリネ
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「焼きサバのマリネ」。香ばしく焼いたサバとシャキシャキ野菜をたっぷりいただけるレシピです。血液をサラサラにする食材を多く使っているので、健康に気を使う方にもおすすめです。
白ワイン酢をたっぷり使いますが、強火で酸味を飛ばし、はちみつの甘さがあるので酸っぱくなりすぎません。ちょうどいいさっぱり感で食べやすく、ペロリといけちゃいますよ。
【オススメ!】白身魚のたれバター
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「白身魚のたれバター」。タラに焼き肉のたれを合わせるという、目からウロコのレシピです。味が想像できなくて、「ひと口食べてみたい…。」と思う方も多いはず。
口に入れてみると、ちゃんと美味しいからビックリ。タラとポテトの素朴な味わいを、焼き肉のタレがガツンと後押ししてくれるような感じです。とっても簡単なので、気になる方はぜひ作ってみてくださいね。
【オススメ!】鯛のサラダ仕立て
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「鯛のサラダ仕立て」。生の鯛を、お刺身ではなくフルーティーなサラダに仕上げたレシピです。魚とフルーツと合わせるところにフランスっぽさを感じられます。
鯛は塩を振ってしばらく置き、余計な水分を抜いて身を引き締めるのが美味しくなるコツ。フレンチっぽいのに隠し味に花椒(ホァジャオ)を使っているところもポイントです。ちょっと複雑な大人のサラダを味わってみてください。
【オススメ!】さばのマスタード風味
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「さばのマスタード風味」。酸味と相性がいいサバをマリネにし、サバの良さを存分に引き出しているレシピです。
最大限に美味しくいただくには、ラップを密着させて1時間以上置き、マリネ液を全体になじませるのがポイント。食材それぞれの個性が活きているのに、一体感があるから驚きです。粒マスタードもいいアクセントになっていて、飽きの来ない味わいです。
タラとトマトのグリル煮込み ディル風味
出典:Nadia
ディルの香りが漂う、オーブンで作る煮込み料理です。市販のコンソメで味付けするので、作り方はとっても簡単。タラの旨味がスープに溶け出し、飲み干してしまう美味しさですよ。
【オススメ!】白身魚のベーニェ
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「白身魚のベーニェ」。揚げ物の中でも、白身魚の繊細さを感じられるレシピです。ふわっとした衣で包まれた柔らかい白身魚は、口当たりが良くとっても軽やかです。
衣に卵白を加えて作る、フランスの揚げ物であるベーニェ。チリペッパーを衣に忍ばせ、味をぼんやりとさせないところは、さすがプロのレシピ。簡単なのに、要所に小技が効いています。
お魚の日でもガッカリされない!フライパンで♪鯛のレモンポワレ
出典:Nadia
輪切りレモンが可愛らしい、鯛のポワレです。ポワレとは、フランスで生まれたフライパンで肉や魚の表面をカリッと焼き上げる調理法のこと。生クリームを使った濃厚ソースに、レモン汁を加えて爽やかに仕上げています。
素材の美味しさを堪能できる!【和食】のレシピ10選
ここからは、冬の魚の美味しさを引き出す、和食のレシピ10選を紹介します。昔ながらの料理や、ちょっとひねりの効いた和食レシピが盛りだくさん。親しみのある味付けで、ぷりぷりの身や脂ののった旬の魚を、さらに美味しくいただきましょう。
【オススメ!】タラのきのこあんかけ
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「タラのきのこあんかけ」。タラの素朴さを、出汁が香るあんで包み込んだ優しい味の一品です。胃腸が疲れ気味の方にもおすすめです。
きのこは複数の種類を使うと、より味の深みが増して美味しくなります。豆腐を加え、口当たりの良さとボリュームもアップ。とろみがあってツルツルッといけてしまうので、気付いたら完食しているかもしれません。
【オススメ!】マグロのたたき 海苔しょうゆ
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「マグロのたたき 海苔しょうゆ」。磯の香りをまとったマグロが絶品の、お酒にも合うレシピです。お好きな飲み物とのフードペアリングを楽しんで。
マグロはフライパンで熱して表面に焼き目を付け、“たたき”にします。味に立体感が生まれ、お刺身とはまた違った表情を見せてくれますよ。粗みじん切りにした長芋も、マグロと海苔の旨味を底上げしてくれるよう。見た目以上に、とっても満足できる一品ですよ。
【オススメ!】サバのねぎ醤油煮込み
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「サバのねぎ醤油煮込み」。サバを豚肉、ねぎと一緒に煮込む、ちょっと珍しいレシピです。趣向を変えた和食が食べたいときにおすすめです。
醤油ベースの味付けですが、紹興酒やオイスターソースも使われ、少し中華の要素もアリ。紹興酒は、サバの臭みも抑えます。ねぎがサバと豚バラ肉を上手にまとめていて、ご飯が進んでしまいますよ。
ぶり大根
出典:週末の作り置きレシピ
こちらは、魚のアラで作るブリ大根です。ブリが旬の時期は、アラもお手頃価格で手に入ります。骨からたっぷり出た出汁が大根に染み込んで、たまらない美味しさです。
【オススメ!】マグロの漬け丼
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「マグロの漬け丼」。マグロの凝縮した旨味を味わえる、絶品レシピです。ツヤツヤのマグロが美味しそうで、つい丼ぶりを持ってかき込みたくなっちゃいます。
レシピに使われているキハダマグロは、マグロの中でも水分が多いので、漬けにするのがおすすめです。マグロの下に敷いた塩もみきゅうりで、コリコリとした食感もプラス。途中で卵黄を落として、味変してもいいですね♪
【オススメ!】オクラと鯛の梅和え
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「オクラと鯛の梅和え」。お刺身がお手頃価格で買える時期にやってみたい、小技の効いたレシピです。
鯛のまろやかな甘みが梅でキュッと引き締まり、旨さ倍増。オクラやとろろ昆布も、いい仕事をしてくれています。ペースト状にした梅干しを砂糖や醤油と混ぜるだけなので、作り方はとっても簡単。手軽に豪華な小鉢が完成します。
鯛の昆布締めのレシピ
出典:榎本美沙の季節料理
やってみたいけど、ちょっとハードルが高いイメージのある昆布締め。実はやってみると簡単です。前日に仕込んでおけば、翌日の晩酌タイムが楽しみになりそう!
【オススメ!】かれいのさっと煮
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「かれいのさっと煮」。定番の煮魚ですが、手を抜かず丁寧に仕上げるレシピです。繊細で上品な味に「煮魚ってこんなに美味しいの?」とビックリするかもしれません。
臭み取りを丁寧に行うと、雑味がなくなってお店で出てくるような本格的な味に。魚が苦手なお子さんもペロリと食べられますよ。かれいは骨も取りやすいので、積極的に食べさせてあげましょう。
【オススメ!】鯛と柿のさっぱり和え
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「鯛と柿のさっぱり和え」。料亭の小鉢のような、上品で大人っぽい一品です。副菜なのに、主役級の存在感がありますよ。
鯛と干し柿の甘みを、塩昆布や青じそで引き締めて。鯛のコリコリとした食感が楽しく、さっぱりとした味わいが箸休めとしてもピッタリです。お酒にも合いそうですね。
【オススメ!】ぶりのおろし煮
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「ぶりのおろし煮」。ブリに小麦粉をまぶして1度揚げることで、煮汁がよく絡みやすくなった一品です。七味のアクセントも効いています。
濃厚な味わいのブリと、煮汁を吸った大根おろしを一緒に口に運ぶと、一体になって広がります。大根おろしは臭みが出ないように、サッと温める程度に。煮込み過ぎないのがポイントです。
旬の冬野菜もたっぷり使って!【中華】のレシピ10選
ここからは、ご飯が進むガッツリ系の中華風レシピ10選を紹介します。中華のレシピは、しっかり味のレシピが豊富。野菜もたっぷり食べられます。揚げたり煮込んだり、さまざまな調理法で冬の魚を美味しくいただきましょう。
【オススメ!】ブリの中華風揚げ浸し
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「ブリの中華風揚げ浸し」。柚子のスライスや果汁をたっぷりと使った、冬らしい味わいを楽しめるレシピです。脂ののったブリが柚子で爽やかになり、さっぱりと食べられます。
水にさらしてシャキッとさせた、長ねぎとの相性も絶妙。まろやかな酸味が美味しくて、ご飯もどんどん進みます。気を付けないと、つい食べ過ぎてしまいそう!
【オススメ!】たらの油淋ソース
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「たらの油淋ソース」。淡白な味わいのタラが、濃厚な味に大変身!あとを引いて、箸が止まらなくなるレシピです。
油淋鶏などで知られる、酸味をベースにした油淋ソース。揚げたタラがソースを吸い、柔らかい身と合わさって絶品です。時間が経っても美味しいので、作り置きにも向いています。
【オススメ!】さばの揚げギョーザ
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「さばの揚げギョーザ」。ちょっと珍しい、サバをギョーザのタネにするレシピです。カリッと揚げて、中からジュワッとあふれるサバの旨味を楽しんで。
レシピではサバ缶を使っていますが、塩サバや塩焼きにした生サバを使っても大丈夫。身をほぐせば、サバ缶と同じように使えます。ほんの少し加えたカレー粉がいいアクセントに。コロンとした帽子型に包むと可愛らしいですよ。
【オススメ!】白身魚の煮込み レモン風味
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「白身魚の煮込み レモン風味」。柑橘類と相性のいい白身魚を、レモンと黒酢でさっぱりといただくレシピです。
少ない調味料で作れるので、作り方は意外と簡単。黒酢を使うことで奥深いコクが加わって、玉ねぎの甘みともよく合います。白身魚は身が崩れやすいので、触り過ぎないように気を付けましょう。
【オススメ!】ブリの黒こしょう炒め
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「ブリの黒こしょう炒め」。濃厚な旨味のあるブリを、黒こしょうとしょうがの辛みで大人味に仕上げたレシピです。
クレソンや長ねぎなどの香草をたっぷり使い、風味も豊かに。どれも個性のある食材ばかりなのに、ブリの脂が全体をまとめています。シャキシャキとした野菜に、弾力のあるブリが相まってとっても美味しいですよ。ビールにも合いそうですね。
【オススメ!】たらのパクチー風味
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「たらのパクチー風味」。パクチー好きな方にぜひ食べて欲しい、香り高い一品です。肉厚なタラの身と、豊かな風味を楽しみましょう。
タレはナンプラーや黒酢でアジアンな雰囲気が漂いますが、リンゴジャムが使われているのには驚き。ほどよい自然な甘みが、タラや調味料とも不思議とマッチするんです。高タンパクで低脂質なメニューなので、ダイエット中にも味方になってくれそう。
【オススメ!】鯛の中華風サラダ
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「鯛の中華風サラダ」。生野菜が鯛の旨味でどんどん食べられちゃう、健康的なレシピです。ニンニクを効かせた、しっかり味の鯛を楽しんでください。
味がぼんやりしない秘訣は、鯛にしっかり下味を付けること。調味料と合わせて20分以上置き、鯛に味を染み込ませましょう。野菜の水切りを丁寧に行うことも大切です。
【オススメ!】鯛の紹興酒風味
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「鯛の紹興酒風味」。ほんのり甘い鯛の身と、紹興酒の香りがたまらない一品です。鯛は大きめの切り身を使って、豪快に盛り付けたいですね。
鯛の優しい味わいを活かすために、味付けはとってもシンプル。鯛は皮目からパリッと焼き色を付け、旨味を閉じ込めるのがポイントです。家にある基本的な調味料で作れます。
【オススメ!】タラの甘酢あん
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「タラの甘酢あん」。こちらも紹興酒を使い、少し中華風に仕上げた甘酢あんのレシピです。簡単な下処理で臭みをなくして、美味しく仕上げましょう。
タラを揚げるのと一緒に、野菜も油通しをするのがポイント。火が通り過ぎないのでシャキシャキ感が残り、柔らかいタラとのコントラストを楽しめます。
【オススメ!】かれいのチリソース煮
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「かれいのチリソース煮」。煮魚にすることが多いかれいを、チリソース煮に大抜擢したレシピです。「え、魚だったの?」とビックリされちゃうかもしれません。
主張が控えめなかれいを、パンチのあるチリソースでコーティングすれば、ご飯が進むおかずへと変身します。魚が苦手な人も、これならパクパク食べられるはず。ケチャップ風味で、子どもにもウケること間違いなしですよ。
まとめ
冬に旬を迎える魚は、産卵期を前に厳しい冬を乗り越えようと本能的に栄養を蓄えるため、特に美味しいものが多いと言われています。脂がのって身が引き締まり、この時期しかない極上の美味しさをもたらしてくれます。さらに旬の魚は栄養価が高く、価格も下がるため、旬の時期に食べない手はありません。
冬が旬の魚には、タラやブリ、かれい、マグロ、鯛など多くの種類があります。とろりと脂がのっているものは、もちろんお刺身として食べても絶品です。機会があれば、高級魚と言われるクエやフグ、アンコウなども食べてみたいですね。
今回は、冬におすすめな旬の魚料理40選を紹介しました。この記事を参考に、ぜひ冬ならではの味を楽しんでみてくださいね。