パクチーが大好きな人を指す「パクチスト」という言葉が生まれるほど、すっかり日本に定着したパクチー。品種改良も進んで食べやすくなり、広く親しまれるようになりました。
そのため、中には「もっと多彩なパクチー料理を食べてみたい」「自宅でも簡単に作れるパクチー料理を知りたい」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「パクチーの美味しい食べ方35選」をお届けします。パクチーとコリアンダーとの違いや、苦手な人におすすめの食べ方まで解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
パクチーについてどれくらい知ってる?
パクチーは一時、一世を風靡する勢いで「パクチー旋風」が巻き起こり、相次いで専門店もできたことで知られています。そんなパクチーの特徴を、改めてチェックしてみましょう。
パクチーの特徴
パクチーは、トムヤムクンや生春巻き、サラダ、フォーなど、香りを活かした料理に使用される食材です。主にタイやベトナムなど東南アジアの国で作られる「エスニック料理」で目にすることが多いでしょう。特有の強い香りを持つため、好みが分かれる食材の一つとも言われています。
しかし、日本でもエスニック料理を食べる機会が増えたことにより、女性を中心にパクチーブームが到来。身近なハーブの仲間入りを果たし、最近ではスーパーなどでも手に入るようになりました。通年出回るハーブではありますが、露地栽培のものが手に入るのは春から初夏にかけてです。
栄養や効能
パクチーには、主に以下の栄養が含まれています。
- 「ビタミンC」・・・美肌づくりに役立つ
- 「β-カロテン」・・・高い抗酸化作用を発揮する
- 「食物繊維」・・・・腸内環境を整える
- 「カリウム」・・・・むくみや高血圧を予防する
- 「鉄」・・・・・・・鉄欠乏性貧血を予防する
- 「カルシウム」・・・強い骨をつくり、骨粗しょう症を予防する
パクチーは、健康づくりの上でも注目されているハーブです。いつもの料理にチョイ足しするほか、メイン食材としてたっぷり使うなど、積極的に献立に組み込んでみましょう。
パクチーとコリアンダーは実は同じ植物
別の食材として区別されることが多いパクチーとコリアンダー。どちらも元は同じ植物であることをご存知ですか?日本では、葉を生で食べる場合に「パクチー」と呼ぶのが一般的です。しかし、パクチーはタイ語で「コリアンダー」を意味する言葉なんだとか。
「コリアンダー」は、主に英語圏での呼び名です。日本では、スパイスとして使う場合に「コリアンダー」と呼ぶことが多いようです。スパイスのコリアンダーは、芽が茶色く熟したら茎ごと乾燥させ、香辛料としてさまざまな料理に使われます。
また、パクチーは中国語で「香菜(シャンサイ)」とも呼ばれます。日本では、中華料理にパクチーを使う場合に「香菜」と呼んでいるようです。同じ植物でも、日本では使い道によってさまざまな呼び方をしているんですね。
パクチーが苦手な人の食べ方とは?
特有の香りが強く、主張のあるパクチー。「香りが苦手で食べたことがない」「挑戦してみたけど好きじゃなかった」…このように、パクチーが苦手な方も一定数います。しかし中には、「パクチーを食べられるようになりたい!」と思っている方もいるでしょう。
苦手を克服するには、パクチーの特徴である、香りや風味を抑えた料理からチャレンジするのがベターです。ここからは、パクチーが苦手な方におすすめの調理法を紹介します。
高温で加熱し香りを抑える
- 炒め物
- 天ぷらなどの揚げ物
炒め物や揚げ物など、高温で加熱することによって、パクチー特有の香りが弱まります。パクチー料理に慣れていない人でも、驚くほど食べやすくなります。
調味料から風味に慣れる
- 乾燥パクチー
- パクチーオイル
- パクチードレッシング
葉を乾燥させた乾燥パクチーは、生のパクチーに比べて風味のパンチが弱く、ふんわりと香りがする程度です。その分苦手な方は食べやすく感じるため、使える料理の幅も広がります。
パクチーオイルは、パスタやチャーハンなど、幅広い料理に使える万能調味料です。主に、パクチー・オイル・塩を一緒に漬け込んだもので、ニンニクや鷹の爪で風味付けすることもあります。ただし、オイルにもパクチーの風味が染み出ているので、乾燥パクチーより香りが強くなる傾向です。
パクチードレッシングは、刻んだパクチーに酢やオリーブオイル、醤油などを混ぜたものが一般的です。パクチーそのものには火を通していないため多少の風味は感じられますが、量を調整できて食べやすいでしょう。
パクチーより香りの強いものと合わせる
- パクチー納豆
匂いの強い納豆と合わせると、パクチーの香りをごまかせます。栄養価が高くなるのも嬉しいですね。納豆が好きな方は挑戦しやすいかもしれません。
新鮮なパクチーの見分け方と保存方法
せっかくパクチーをいただくのなら、新鮮で香り高いものを選びたいですよね。ここからは、パクチーを購入する際の見分け方・保存方法を解説します。
新鮮なパクチーの見分け方
パクチーを購入する際は、葉の色が鮮やかな緑色で、みずみずしいものを選びましょう。茎は太すぎず、ハリのあるものほどしっかりとした香りがあります。
香りの強いものは栄養価も高いと言われています。根がついている状態だと、より鮮度が長持ちしますよ。
パクチーの保存方法
サラダやトッピングに使うなら冷蔵保存しよう
冷蔵保存する際は、まずパクチーを流水で洗います。このとき、水を入れたボウルにパクチーの茎を浸し、5分程度おいておきましょう。根から水を吸い込み、葉が生き返るようにシャキッとします。
水気をきって湿らせたキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。高さに余裕があれば立てて保存するのが理想です。生育状態に近くなり、鮮度をキープしやすくなりますよ。
保存するうちにキッチンペーパーが乾いてきたら、再度濡らして包み直しましょう。保存期間は、2週間程度が目安です。
すぐに使わない場合は、生のまま冷凍保存が可能
パクチーは、生のまま冷凍保存することが可能です。葉と根に切り分けてから、葉は使いやすいサイズに刻み、根はそのままラップで包みます。それぞれ冷凍保存袋に入れて密閉し、冷凍室で保存しましょう。
調理する際は、凍った状態のまま使えます。できるだけ1ヶ月以内に食べきってくださいね。
初心者さんも試して!定番のパクチー料理10選
まずは、定番のパクチー料理10選を紹介します。初心者向けの食べやすいメニューから、本格的なエスニック料理まで盛りだくさん。タイ料理やベトナム料理、メキシコ料理など国際色が豊かです。耳にしたことのあるメニューも多いはずなので、チェックしてみてくださいね。
【オススメ!】パクチー生春巻き
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「パクチー生春巻き」。定番のエスニック料理を、かにかまと豚ひき肉で甘めに仕上げたレシピです。もっちりとしたライスペーパーに包むと、シャキシャキした野菜の食感が引き立ちます。
具材にフライドオニオンが入っており、普通の生春巻きとはまたちょっと違った味わいです。ソースにパクチーの根を使っているので、パクチーを余すことなく楽しめます。パクチー好きさんにはたまらない一品ですよ。
【オススメ!】鶏のフォー
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「鶏のフォー」。ハーブをたっぷり使った、香り高い一品です。さっぱりしているので、いくらでも食べられてしまいそう。
米粉で作った、平たい麺が特徴的なベトナム料理である「フォー」。雑味が出ないよう、鶏のアクを取ってからスパイスを加えましょう。
トムヤムクン
出典:Nadia
世界三大スープの一つでもあるトムヤムクン。ココナッツミルクが入った、クリーミーなスープです。エビの甘みや野菜の旨味をたっぷりと感じられますよ。
カオマンガイ〜万能エスニックだれで〜
出典:Nadia
ジャスミンライスを使った、本格的なカオマンガイのレシピです。ポイントは、ジャスミンライスを鶏の皮から出る脂で炒めること。濃厚な旨味が、お米全体に行き渡ります。
簡単!自宅で本格タコス
出典:Nadia
パクチーは、メキシコ料理としても活躍。作るのが難しいイメージがあるタコスですが、家庭でも意外と簡単に作れます。スパイシーなタコミートとソース、爽やかなパクチーの相性が抜群です。
【オススメ!】レンジ&トースターでチャーシュー
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「レンジ&トースターでチャーシュー」。さまざまな料理に、パクチーを付け合わせとして楽しむのは定番。こちらも、濃厚な味付けのチャーシューに、さわやかな香りのパクチーを付け合わせにしていただく一品です。
このまま食べるのはもちろん、ご飯やラーメンの上にのせたり、刻んでチャーハンの具材にしたりなど使い道は多彩です。パクチーがあると一気にオリエンタルな雰囲気に変わるので、マンネリ打破にも役立ちます。
タイ料理の定番にして鉄板!!【本格グリーンカレー】
出典:Nadia
たくさんの食材を使い、本格的な味を目指したグリーンカレーです。材料を集めるのはちょっと大変ですが、本場の味を体験してみたい方は一度作ってみるべき!仕上げにパクチーをたっぷりとのせて完成です。
ミーゴレン
出典:Nadia
インドネシアの甘辛い焼きそばである「ミーゴレン」。ナンプラーの代わりに醤油を使っているので、クセが少なく食べやすいですよ。パクチーを麺にたっぷり絡めていただきましょう。
味付け簡単!ルーロー飯
出典:Nadia
焼肉のたれで作る、お手軽ルーロー飯のレシピです。ホロホロと崩れる柔らかいお肉と、脂身のジューシー感が最高。甘辛い味にパクチーのアクセントが効いて、とっても美味しいですよ。
簡単!本格チリコンカン《タコスにのせて♪ごはんと一緒に♪》
出典:Nadia
水煮豆で手早く作れる本格チリコンカンです。トルティーヤにのせてタコス、ご飯にのせればタコライス、チーズをのせて焼いたらグラタン風にもなっちゃいます。
生の香りを楽しむ!パクチーのサラダ・和え物のレシピ10選
ここからは、パクチーのサラダ・和え物のレシピ10選を紹介します。香りを楽しむには、やはり加熱せず生で食べるのが一番。エスニックな雰囲気が強くなるので、パクチー好きな方にとってもおすすめ。さっぱり爽やかなサラダ・和え物で、メイン料理も引き立ちますよ。
【オススメ!】鶏の香味醤
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「鶏の香味醤」。パクチーを筆頭とした香味野菜と、本格的な中華調味料で香り豊かに仕上げる鶏料理です。
さっぱりとした鶏胸肉が、コクのあるソースでとってもまろやかで深い味わいに。柔らかいお肉とソースの旨味があとを引いて、箸が止まらなくなっちゃいますよ。辛いものが苦手な方は、ラー油の量を調整してくださいね。
【オススメ!】四川風やっこ豆腐
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「四川風やっこ豆腐」。とっても美味しい冷奴のアレンジレシピです。なんにでも合う豆腐は、パクチーとも好相性です。
バラ肉やくるみを使い、食べ応えを出しているのもポイント。サッと作れるので、何かもう一品欲しいときにも大活躍。一人でペロリと平らげてしまうかも。
【オススメ!】スペアリブのオーブン焼き
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「スペアリブのオーブン焼き」。スペアリブにパクチーの香りを染み込ませた、複雑な味わいを楽しめるオーブン焼きです。
オイスターソースやケチャップ、甜麺醤など個性の強い調味料をミックスさせているのに、しっかりまとまっているから不思議。はちみつの力で、しっとり仕上げているのもポイントです。パンチのある味で、ご飯もお酒も進んじゃいそう。
【オススメ!】牛肉とアボカドのサラダ
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「牛肉とアボカドのサラダ」。口に入れると、その完成度の高さに驚くこと間違いなし。たっぷり加えたパクチーでごほうび感がアップした、ちょっと豪華なサラダです。
牛肉の旨味や濃厚なアボカドの油分が、中華風のタレとしっかりバランスが取れています。良質なタンパク質や野菜もたっぷり摂れ、満足度の高い一品です。
【オススメ!】牛肉のトマト和え
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「牛肉のトマト和え」。牛肉の濃厚な旨味を、パクチーとトマトが爽やかに包み込むレシピです。お酢やレモンも使われており、とてもさっぱりといただけます。
牛肉にしっかり下味を付けておくのが、バシッと味を決めるコツ。水っぽくならないように、ひと手間加えてトマトの種を取っておくのもポイントですよ。
豚しゃぶヤムウンセン(タイ料理/春雨サラダ)のレシピ
出典:榎本美沙の季節料理
タイの春雨サラダである「ヤムウンセン」。えびの代わりに豚肉を使っているレシピです。全体を混ぜ合わせる前に、春雨と豚肉にしっかりタレを絡めておきましょう。野菜が水っぽくなるのを防げます。
ピリ辛!なすの坦々麺やっこのレシピ
出典:榎本美沙の季節料理
炒めて辛味を引き出した豆板醤と、パクチーの組み合わせが最高です。豆腐を一丁使っていてボリュームがあるので、メイン料理にもなりますよ。
やみつき!ヘルシー!野菜たっぷりヤムウンセン
出典:週末の作り置きレシピ
一見味付けが難しそうですが、先に調味料を合わせておき、具材を順番に加えていくだけでできあがり。でき立てはもちろん、冷やして食べても美味しいですよ。
さっぱりヘルシー!鶏ささみのエスニックサラダ
出典:Nadia
パクチーや紫玉ねぎ、セロリといった香味野菜に、ささみを組み合わせたヘルシーな一品です。きび砂糖を使っており、ほんのり柔らかい甘みを感じられます。
焼きえびともやしのエスニックサラダ
出典:Nadia
少ない材料でサッと作れるエスニックサラダです。味付けは塩・ごま油をベースに、ナンプラーを一回し。えびともやしを加熱したら、あとは混ぜるだけでOKです。
メイン食材として!パクチーたっぷりの炒め物レシピ5選
ここからは、パクチーたっぷりの炒め物レシピ5選を紹介します。炒めることでパクチーの香りが和らぐので、苦手な方は炒め物からチャレンジしてみても。意外とあらゆる食材とマッチするので、もしかしたらハマっちゃうかも?
【オススメ!】たらのパクチー風味
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「たらのパクチー風味」。素朴な味わいのタラに、パクチーの風味でインパクトを与えたレシピです。高タンパク低脂質なメニューなので、カロリーが気になる方にもおすすめです。
ソースの甘み付けに、りんごジャムが使われているのには驚き。黒酢や醤油と合わさることで、りんごの自然な甘みが活きてきます。パクチーと合う、さっぱりまろやかなソースをお楽しみください。
【オススメ!】鶏の甘辛香草炒め
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「鶏の甘辛香草炒め」。パクチーやバジル、長ネギなどの香草がたっぷり。それぞれの特徴を味わえるように、絶妙にブレンドされた炒め物のレシピです。
噛むほどに味が変わり、食べるのが楽しくなる感覚。鶏と香草との、コントラストを楽しめます。
【オススメ!】牛タンの黒胡椒炒め
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「牛タンの黒胡椒炒め」。パクチーは、黒胡椒とも相性抜群。どの食材も個性が打ち消されることなく、マリアージュされていてとても絶品です。
家庭料理にあまり登場しない牛タンは、ちょっとひねりのあるメニューを作りたいときにもおすすめ。もちろん、ほかの部位のお肉を使ってもOKです。
【オススメ!】いかとニラの炒めもの
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「いかとニラの炒めもの」。柔らかいいかに、ニラとパクチーを合わせたスタミナレシピです。しっかり味で、いかの美味しさも引き立っています。
いかとパプリカは軽く下茹でしておき、短時間で炒めるのがポイントです。醤油を鍋肌から回しかければ、いい香りが食欲をそそります。新鮮ないかが手に入ったら、ぜひ作ってみたいですね。
【オススメ!】ラム肉のクミン炒め
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「ラム肉のクミン炒め」。クセのあるパクチーとラム肉、クミンを掛け合わせた、パクチー好き・スパイス好きさんにはたまらない炒め物レシピです。主張の強い食材が使われていますが、玉ねぎの甘みがクッションとなってよくまとまっています。
一味唐辛子やクミンシード、花椒粉などのスパイス類は、香りが飛ばないように最後に加えましょう。体を温めてくれるメニューなので、風邪のひき始めにも良さそうですね。
パクチー好きさんに!異国情緒が満載の主食レシピ5選
ここからは、異国情緒が満載の主食レシピ5選を紹介します。パクチーラバーさんに向けて、一風変わったカレーや麺類、ご飯もののメニューをお届け。もちろんお好みで「追いパクチー」してもOK。とことんアジアな雰囲気を堪能してくださいね。
【オススメ!】カーリーファン
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「カーリーファン」。カーリーファンは、中華系屋台の定番メニューの一つ。インドや日本のカレーとは、また一味違った味わいのカレーです。
花椒は粒からみじん切りにするので、粉タイプのものとは香りが全く違います。食べるときはフライドオニオンやパクチーと混ぜてから口に入れると、たちまち異国へ。食べたことのない不思議な美味しさに、きっとビックリしてしまうはず。
【オススメ!】めかぶの冷麺
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「めかぶの冷麺」。パクチーと和の食材を合わせた、ちょっと新しい感覚が楽しめるレシピです。
酸味を効かせたタレには、隠し味にマスタードが入っているのがポイント。そこへ、細かく刻んだめかぶをINしましょう。茹でて水気を切った麺の上に、具材をたっぷりトッピング。麺をすすると、鼻から抜けるようにパクチーの香りが広がります。
【オススメ!】ひき肉とザーサイのにゅうめん
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「ひき肉とザーサイのにゅうめん」。パクチーとザーサイで、にゅうめんの新しい表情を楽しめるレシピです。サクッと作れるので、休日のランチにもおすすめです。
パクチーの香りとザーサイのコリコリした食感が、ツルリとしたにゅうめんを引き立てます。スープまで美味しくて、つい飲み干してしまいそう。
【オススメ!】海南風チキンライス
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「海南風チキンライス」。一口ほお張れば、そこはアジア。パクチーやシナモンの香りを楽しめる、本格的なレシピです。
チキンにまでいい香りが移っていて、とても風味が豊か。タレが2種類あるので、途中で味変しても良さそう♪お店で出てくるようにキレイに盛り付けて、雰囲気を高めてくださいね。
【オススメ!】チキンビリヤニ
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「チキンビリヤニ」。最近注目されているビリヤニを、食べやすくアレンジしたレシピです。まるでアジアの屋台のような、スパイシーな香りがたまりません。
パクチーの茎は炊飯器に入れて炊き、葉は盛り付けたあとにトッピング。パクチーの良さをダブルで感じられますよ。
風味が豊か♪パクチーのスープのレシピ5選
ここからは、パクチーのスープのレシピ5選を紹介します。アジアのスープ料理はとっても香り豊か。たっぷりのスパイスで、体もポカポカになっちゃいます。風味の強いメニューから、まろやかで食べやすい一品まで大集合。旨味が染み出た、絶品スープをお楽しみください。
【オススメ!】ピリ辛魚介スープ
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「ピリ辛魚介スープ」。各国の食材がタッグを組んだような味わい豊かなスープです。具材がたっぷりで、とっても大満足できるはず。
スズキに七味唐辛子をふりかけ、臭みを取りつつ風味を移しましょう。あさりの旨みが溶け出したスープを、パクチーでキュッと引き締めて。パンを浸して食べても美味しいですよ。
ひと口で南国気分!とうがん、えび、鶏肉のタイ風スープ煮
出典:Nadia
パクチーとライムが香る、一口で南国に行けちゃうようなレシピです。エビと鶏肉がたっぷりで、食べ応えもバッチリ。
【オススメ!】酸辣湯(サンラータン)
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「酸辣湯(サンラータン)」。旨味の強い食材をふんだんに使い、完成度の高い至極のレシピです。仕上げにたっぷりトッピングした、パクチーの香りも一緒に楽しんで。
辛味と酸味を効かせることで、卵のまろやかさが引き立ちます。辛いのに美味しくて、気が付いたらやみつきに。口に入るたびに香る、パクチーの存在感もたまりません。体の内側から温まるので、寒い冬にもぴったりです。お好みで豆板醤やラー油の量を調整してくださいね。
にごり酢で鹹豆漿(シェントゥジャン/台湾風豆乳スープ)のレシピ
出典:榎本美沙の季節料理
台湾風豆乳スープである「シェントゥジャン」。奥深いコクと甘みを楽しめるスープです。レシピではにごり酢を使っていますが、普通のお酢でも大丈夫。優しい味のスープなので、食欲がないときにもおすすめです。
肉団子とレタスのエスニックスープ
出典:Nadia
パクチーとレモンの爽やかさで、いくらでも食べられるスープです。パクチー好きな方は、ぜひ追いパクチーをしながら楽しんで。
まとめ
パクチーは、タイやベトナム、台湾など、主に東南アジアの料理で使われます。特有の香りや風味があってクセの強い食材ですが、そのクセの強さに魅了され、とりこになる人も少なくありません。各国の料理を楽しめるようになった現代では、今後さらに目にする機会が増えるかもしれないですね。
苦手に感じる方は、パクチーの主張が控えめなメニューからチャレンジしてみましょう。炒め物や揚げ物、乾燥パクチー、ドレッシングなどが食べやすいはずですよ。
今回は、パクチーの美味しい食べ方35選を紹介しました。ぜひこの記事を参考に、気になるレシピにチャレンジしてみてくださいね。