ほんのりと甘みがあり、みずみずしさが魅力のかぶ。料理によって食感が変わり、幅広いメニューで活躍する食材です。秋冬に旬を迎えるイメージがありますが、実はかぶの旬は2回あり、春先に収穫されるかぶは「春もの」として、春ならではの味を楽しめます。
しかし中には、「かぶは煮物や漬物くらいでしか使わない…。」「いつもありきたりなメニューばかりだから、かぶの美味しいレシピを知りたい!」という方もいるでしょう。
そこで今回は、みずみずしい旬のかぶを味わう「絶品かぶレシピ35選」をお届けします。かぶがどんな野菜なのかに再注目し、下ごしらえや保存のコツも紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
かぶとはどんな野菜?
かぶは、別名「すずな」とも呼ばれ、春の七草の一つとしても知られています。地方によっては、「かぶら」や「かぶな」とも呼ばれます。
クセがなく使いやすい野菜ですが、かぶについてあまり詳しく知らないという方も多いでしょう。ここからは、かぶがどんな野菜なのかをもう少し掘り下げていきます。
かぶは葉にも栄養がたっぷり
かぶには、ビタミンC、葉酸、カルシウムなど女性に嬉しい栄養素が豊富です。かぶの根には、胃腸の働きを助けるジアスターゼという消化酵素も多く含みます。
注目してほしいのがかぶの葉であり、根と比べて約4倍ものビタミンCを含んでいます。これは、ほうれん草の約2倍に相当すると言われているんです。さらには貧血を助ける鉄、むくみの緩和に役立つカリウムなども豊富です。
旬の時期や主な産地
かぶは全国各地で栽培されていますが、千葉県や埼玉県、青森県、京都府が主な産地です。この4府県で、全体の50%の生産量を占めると言われています。
かぶの旬は、春と秋の2回。それぞれ以下のような特徴があり、収穫する時期によって食感や味わいの違いを楽しめます。
旬の時期 | 特徴 | |
---|---|---|
「春もの」 | 3月〜5月ごろ | 肉質がやわらかい |
「秋もの」 | 10月〜12月ごろ | 味わいに甘みがある |
また、一口にかぶと言っても、多くの種類があります。赤かぶ・白かぶ、「大・中・小」とサイズもさまざまで、約80もの品種があるんだとか。
中には、地域独特の在来品種もあり、その地域では古くから愛されている存在です。例えば、以下のように、地方名が付けられているものもあります。
- 京都の「聖護院かぶ」
- 長崎の「長崎赤かぶ」
- 長野の「木曽の赤かぶ」
近年、各地に受け継がれる伝統野菜として再び注目を浴びており、需要も高まっているそうです。
どんな料理に向いている?
かぶは優しい味わいでクセがなく、非常に使い勝手のいい食材です。そのため、「和・洋・中」どんな味付けでもよく合います。
かぶ本来の素朴さを味わいたい方は、生でいただくのがおすすめです。薄くスライスしてサラダとして食べるのも人気ですが、マリネや漬物、ピクルスなどにするのもいいですね。「シャキッ!」「ポリッ!」とした、みずみずしい歯ごたえを存分に楽しみましょう。
寒い冬には、ホッとするような煮物やあたたかいスープとしても大活躍。出汁を効かせてコトコト煮込むのも良し、みそ汁の具としても良し。ポタージュやコンソメスープ、中華スープなど、幅広いメニューにアレンジができますよ。味付けの邪魔をしないため、炒め物としても使いやすいでしょう。
かぶを美味しく食べるための「選び方・下ごしらえ・保存方法」
ここからは、鮮度のいいかぶの選び方や上手な下ごしらえの仕方、保存方法を紹介します。ちょっとした選び方や下ごしらえに気を配ることで、さらに美味しく味わえますよ。
新鮮なかぶはハリ・ツヤがある
新鮮なかぶは、葉がピンと張っていて、茎の付け根が淡い緑色をしています。また、根は表面にツヤがあり、形が丸く整っているもの、ヒビの入っていないものがいいと言われています。
ずっしりと重量感があるものは、水分や栄養が詰まっている証拠です。持ち上げて確認してみてもいいでしょう。
かぶの下ごしらえのコツ
茎を少し残して使う場合
茎を少し残し、葉を切り落とします。茎の付け根に土が入り込んでいることが多いため、フォークや竹串などでかき出すといいでしょう。それでも汚れが残っているときは、5分ほど水に浸けておくと、汚れがゆるんで落ちやすくなります。
茎を残しているかぶの皮をむく場合、ひげ根のある下の方から、上に向かうようにするとむきやすいでしょう。皮の内側は繊維が集まっていてやや硬いので、厚めにむいてください。切り分けてから角を削って面取りをすると、煮崩れを防ぐことができます。
茎を切り落として使う場合
茎を残さず調理する場合は、茎の付け根の部分で切り落とします。皮は上から円を描くように丸くむいていくか、ひげ根のある下のほうから上に向けてむきましょう。
葉を使う場合
葉は、サッと湯通しするとアクが抜け、食べやすくなります。切り方は、繊維を断つようにざく切りにしましょう。そのまま炒め物、みそ汁、漬物などに使えます。
かぶの保存方法
かぶは、冷蔵でも冷凍でも保存が可能です。保存する際は、すぐに茎と根を切り離します。茎や葉がついたままだと水分が吸収され、根の味が落ちてしまうので注意しましょう。
冷蔵保存
切り離した茎と葉は、湿らせたキッチンペーパーで包みます。保存袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で根元を下にして立てた状態で保存しましょう。葉の保存期間は3日程度が目安です。
根は乾いたキッチンペーパーで包み、保存袋に入れて野菜室へ。根の保存期間は、1週間程度が目安です。
冷凍保存
長く保存したい場合は、冷凍も可能です。葉は使いやすい大きさにカットして、冷凍保存袋に入れて冷凍庫へ。その際、硬めに塩茹でして水気を切り、小分けにしてから冷凍するのがおすすめです。料理の彩りが物足りないときなどに、そのままサッと使えて便利です。
根は皮をむき、薄切りやくし切りなど使いやすい大きさ・形にカットしておきます。カットしたあとはキッチンペーパーで水気を拭き取り、冷凍保存袋に入れて冷凍します。どちらも約1ヶ月を目安に使い切りましょう。
【煮物】プロの小技が光る!かぶの繊細さを楽しむレシピ10選
ここからは、かぶの繊細さを楽しむ煮物レシピ10選を紹介します。出汁が染み込んだかぶは、和食ならではの美味しさ。料亭で出てくるような、上品なかぶ料理を集めました。気になったレシピがあれば、ぜひ作ってみてくださいね。
【オススメ!】鮭とカブのやさしい煮もの
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「鮭とカブのやさしい煮もの」。控えめな味付けなのに旨味はしっかり。滋味深い味わいに、ホッと優しい気持ちになる煮物のレシピです。
柔らかくなったかぶが、鮭の美味しさをしっかりキャッチ。鮭に下味を付けることで、全体の塩分も抑えられます。鮭は煮込みすぎるとパサついてしまうので、最後に加えてサッと煮る程度にしておきましょう。
【オススメ!】カブのそぼろ煮
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「カブのそぼろ煮」。それぞれの食材にこんがり焼き色を付けたら、出汁で煮込むだけ。出汁と塩のみで味付けする、食材の良さを引き出すレシピです。
シンプルな味付けですが、かぶは大きなくし切りにし、エリンギも大きめにカットすることで満足感がアップ。かぶの茎を少し残して切ると、淡い緑色がキレイに映えてくれますよ。
シンプルおいしい◎【かぶと油揚げのさっと煮】
出典:Nadia
ごま油で焼いて煮るだけの、簡単で美味しいレシピです。油揚げが煮汁を吸ってなじみ、全体をうまくまとめてくれます。かぶの食感を残したい場合は、早めに火から下ろしましょう。
【オススメ!】焼きカブのそぼろあん
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「焼きカブのそぼろあん」。かぶを焼いて甘みを引き出した、素材の良さを感じられるレシピです。かぶを口に入れると、内側からじゅわっとあふれるみずみずしさ。とろりと絡むあんもたまりません。
かぶの繊細さを邪魔しない、鶏ひき肉もいい仕事をしてくれています。かぶの葉には、鉄分やカルシウムが豊富。たっぷり使って、積極的に食べましょう。
【オススメ!】カブと海老の煮込み
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「カブと海老の煮込み」。かぶを中華風にアレンジした、旨味たっぷりの煮込み料理です。
オイスターソースで味が決まるので、失敗知らずでラクちん。煮込み時間も意外と短めで、すぐに完成するのが嬉しいですね。えびは下処理済みのものを使用すると、さらに時短できますよ。
【オススメ!】焼きカブのかにあん
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「焼きカブのかにあん」。カニかまぼこで作る、優しい味の煮物レシピです。かぶがさりげない存在感を放つ、見た目も上品な一品です。
えのきとしいたけからきのこの旨味成分「グアニル酸」が出るので、奥深い味わいを感じられます。食が進まないときも出汁の香りが食欲をそそり、スルッと食べられます。
【オススメ!】鶏とかぶのうま煮
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「鶏とかぶのうま煮」。鶏もも肉と一緒にかぶをもりもり食べたくなる、食べ応えのあるうま煮のレシピです。かぶの葉も使い、彩りと栄養価もアップしましょう。
かぶは炒めて、余分な水分を抜いておくのがポイント。味が染み込みやすくなり、鶏肉との一体感も出せますよ。長ネギは細く刻んで白髪ネギにすると、見た目も映えてキレイですね。
【オススメ!】かぶとニンジンの煮込み
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「かぶとニンジンの煮込み」。染み出たホタテの旨味が、全体を包み込むレシピです。ほどけた貝柱の繊維と一緒に、繊細なかぶを口の中へ。
味が染み込むように、カットしたかぶの片面に切り込みを入れるのがポイント。ひと手間加えるだけで、かぶが格段に美味しくなりますよ。引き出された根菜のポテンシャルを楽しんでみてください。
【オススメ!】鯛とカブの蒸し煮
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「鯛とカブの蒸し煮」。盛り付け方がとってもおしゃれ。バターの香りが鼻腔をくすぐる、フランス料理のような絶品蒸し煮のレシピです。
鯛の良さを前面に出すため、かぶは脇役として支えます。ちょっと特別なお皿に盛り付けたら、粉山椒とレモンの皮を振りかけて。まさにお店で出てくるような、完成度の高い一品の完成です。
ほっこり和食『かぶとがんもどきの煮物』(かぶの葉使用)
出典:Nadia
優しい味にほっこり癒される、がんもどきを使った煮物です。どこか懐かしさを感じる昔ながらの煮物は、実家に帰ってきたような安心感がありますね。
【炒め物】ご飯がすすむガッツリ系かぶレシピ5選
ここからは、ご飯がすすむガッツリ系の炒め物レシピ5選を紹介します。豊かな表情を持つかぶは、炒め物としても大活躍。かさが減らないので、ボリュームを出したいときにもおすすめです。こってり濃厚、ご飯泥棒なレシピをチェックしてください♪
【オススメ!】かぶの柚子味噌焼き
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「かぶの柚子味噌焼き」。ご飯がモリモリ進むのに、ゆずの香りでどこか爽やか。濃いめの味付けで、かぶをガッツリ美味しくいただけるレシピです。
かぶの水分がほど良く味を調整してくれるので、見た目よりも濃すぎません。赤だしみそを使うと、キレが出て後味もサッと引き、どんどん食べたくなるから不思議です。
【オススメ!】豚肉とカブの梅肉炒め
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「豚肉とカブの梅肉炒め」。かぶと豚肉がよくまとまっている、美味しい炒め物のレシピです。脂の多い豚肉を、梅肉の酸味がさっぱりと仕上げて抜群の美味しさに。
かぶは薄切りにし、豚肉と厚みをそろえておきましょう。バクバク食べられるので、食べ盛りのお子さんも満足できますよ。
ごはんがすすむ♩豚バラ肉とかぶのうま塩炒め
出典:Nadia
にんにくと生姜を効かせた、かぶの塩炒めのレシピです。焼いたかぶのジューシーさを味わえるよう、あえて大きめに切っているのがポイント。いつの間にか、お茶碗のご飯がなくなっているかもしれません。
かぶと豚こまのピリ辛チリソース炒め煮
出典:週末の作り置きレシピ
ピリッと辛い四川風のチリソースでいただく、かぶの炒め物のレシピです。お好みで、山椒やラー油をかけてもOK。さらに刺激的で風味豊かな仕上がりになりますよ。
『豚ばらとかぶの香ばししょうゆ炒め』お揚げでカサ増し♡
出典:Nadia
豚バラとかぶを、ごま油でカリッと仕上げた炒め物です。油揚げでかさ増しし、ボリュームもアップ。お砂糖を使っていないのに、かぶからほんのり甘みを感じられて美味しいですよ。
【和え物・副菜】食卓を脇で支えるかぶの激ウマレシピ10選
ここからは、かぶの激ウマ和え物・副菜レシピ10選を紹介します。かぶは組み合わせる食材や調理法によって、食感や味わいも変幻自在。和・洋・中の定番から、変化球レシピまでたっぷりとお楽しみください。
【オススメ!】サーモンとかぶのマリネ
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「サーモンとかぶのマリネ」。ほんのりカレーの風味をまとわせた、かぶのマリネのレシピです。スパイシーな香りに誘われて、つい手が伸びてしまいます。
かぶは食感を残しているので、ザクザクとした歯ごたえを楽しめます。美味しく作るコツは、全体を合わせたらラップを密着させ、冷蔵庫で30分以上置くこと。マリネ液がしっかり浸透し、味わい深くなりますよ。
さっぱり爽やか!かぶのはちみつ梅和え
出典:Nadia
さっぱりした副菜が欲しいときにおすすめな、かぶの梅和えです。はちみつを加え、優しい甘みをプラスしましょう。米油が少しだけ使われており、ほんのりとしたコクも味わえます。
【オススメ!】ハマチのかぶパッチョ
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「ハマチのかぶパッチョ」。カルパッチョならぬ、かぶを使ったかぶパッチョ。とっても華やかで、パーティーやお祝いの席にピッタリなレシピです。
下にかぶが隠れているのかと思えば、“おろし”としてハマチの上に鎮座しています。ハマチに塩と昆布茶を仕込んでおくのが、美味しさを倍増させるポイントです。美しく並べる瞬間も楽しめそうですね。
ササッともう一品!【カブ*チクワのツナマヨ和え】
出典:Nadia
混ぜるだけでできる、簡単和え物レシピです。レシピでは醤油麹を使っていますが、もちろん醤油を代用してOK。ちくわとツナのブレない美味しさで、かぶの良さも引き立っています。
さっと和えて華やかひと品♪カブとみかんのマリネサラダ
出典:Nadia
とっても爽やかな、マリネサラダのレシピです。みかんのフレッシュな甘みと粒マスタードの組み合わせが絶妙です。先にかぶを塩もみし、余計な水分を抜いておきましょう。
【野菜ひとつ】かぶの浅漬け
出典:週末の作り置きレシピ
無限に食べられてしまいそうな、かぶの浅漬けです。塩もみしたかぶを、昆布出汁と甘酢に漬けるだけ。冷蔵庫で数時間置くと味がなじみますが、できたてでも美味しいですよ。
【甘くてとろける】かぶのピーナッツ和え
出典:Nadia
かぶをピーナッツクリームで和えるという、変わり種のレシピです。蒸したかぶにピーナッツクリームと塩を混ぜ合わせれば、甘くてとろけるような和え物が完成します。かぶはレンジで加熱してもOKです。
おかずに、お酒のおつまみにも!かぶと柿の生ハムの和え物
出典:Nadia
おうちディナーの前菜にピッタリな、おしゃれな和え物レシピです。お酒にも合うこと間違いなし。彩りもキレイで、つい写真に収めたくなっちゃいますね。
【さば缶】非加熱で簡単!かぶとさば缶の青じそ風味
出典:Nadia
さば缶を汁ごと使う、味付け不要の簡単レシピです。かぶは塩もみしてさば缶と和えるだけなので、急にもう一品欲しくなったときにも活躍しそう。栄養も満点なので、覚えておいて損はないレシピです。
かぶと金柑のマリネサラダ【ポリ袋でお手軽♪】
出典:Nadia
可愛らしい輪切りの金柑と合わせた、ポリ袋で作るマリネサラダです。金柑のほんのりした苦味も、かぶが受け止めて和らげます。鮮やかな色が、食卓も華やかにしてくれそうですね。
【主食】食べ応えバツグン!すぐに作れる簡単レシピ5選
ここからは、すぐに作れる簡単主食レシピ5選を紹介します。麺類からご飯物まで、手軽に作れるレシピが登場。かぶの葉もたっぷり使えば、栄養も満点です。ぜひ今日の献立の参考にしてくださいね。
【オススメ!】カブのあんかけうどん
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「カブのあんかけうどん」。体に染み渡る美味しさの、簡単うどんレシピです。疲れているときに食べたくなる、ホッとするような味わいです。
お肉ではなく、ベーコンを使うのでお手軽。すりおろしたかぶは、あんのとろみによってうどんに絡みやすくなっています。汁を多めに作っておき、翌日はそのままスープにして出したり、雑炊にしたりとアレンジができそうですね。
【オススメ!】かぶとハムのピラフ
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「かぶとハムのピラフ」。ブイヨンやハムの旨味がお米とかぶに染み込み、シンプルなのに絶品。いくらでもおかわりできちゃうレシピです。
かぶは半量を角切りにして炊き、もう半分をくし切りにして焼き色を付け、炊いたご飯に混ぜ込みます。食感や味の違いを存分に楽しめる、まさにかぶが主役の一品ですよ。
かぶの麹甘酒クリームパスタのレシピ
出典:榎本美沙の季節料理
甘酒とかぶの優しい甘みが美味しいクリームパスタです。クリームソースをたっぷり絡めれば、濃厚な美味しさに大満足。パスタと具材が一緒に口に入るよう、かぶを小さめにカットするのがポイントです。
かぶと干物の混ぜ寿司のレシピ
出典:榎本美沙の季節料理
ぬか漬けにしたかぶとカリカリ梅で作る、混ぜ寿司のレシピです。華やかなので、ハレの日のメニューにもピッタリですね。
かぶと鮭の梅おにぎり
出典:榎本美沙の季節料理
かぶをおにぎりに混ぜ込んだ、ゴロゴロとした食感が楽しいレシピです。鮭や梅、トマトなど、ほかの具材もたっぷりと混ぜれば、栄養満点でボリューミー。お弁当にも良さそうですね。
【スープ】とろけて絶品!子供にも人気のかぶレシピ5選
ここからは、子どもにも人気なかぶのスープレシピ5選を紹介します。旨味の溶け出したスープと、柔らかく煮込まれたかぶは絶品です。野菜が苦手な子も、クセのないかぶなら食べやすいはず。大人向けのおしゃれなスープもありますよ。春先に冷えた体を温める、美味しいスープをいただきましょう。
【オススメ!】根菜のポトフ仕立て
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「根菜のポトフ仕立て」。お祝いの日に食べたい、豪華な食材たっぷりのポトフです。かぶが脇役に回り、それぞれをしっかりと引き立てています。
はまぐりやしめじなど、旨味成分がたっぷり出る食材がたくさん使われているので、味付けはなんとブイヨンと塩だけ。「なんでこんなに美味しいの?」と不思議に感じちゃうかもしれません。
かぶと鶏団子のコンソメスープ♩かぶを丸ごと使う!おかずスープ
出典:Nadia
スープから顔を出すかぶが可愛らしい、コンソメスープのレシピです。肉団子は柔らかめなので、小さな子どもでも食べやすいですよ。かぶの茎や葉も余すことなく使われていて、心もお腹も満たされちゃいますよ。
【オススメ!】ぶりのかぶ汁
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「ぶりのかぶ汁」。かぶやセリで、春を感じられる汁物レシピです。背筋をしゃんと伸ばしてから食べたくなる、上品な雰囲気の一品です。
ぶりは塩を振ってから15分ほどおいて、余分な水分を出しておきましょう。おろしたかぶはしっかり水気を切っておくと、味が薄まる心配もありません。
【オススメ!】鶏とかぶのポトフ
出典:DAIGOも台所
DAIGOも台所でも紹介された、「鶏とかぶのポトフ」。みんなで鍋を囲みたくなる、寒い日にピッタリなポトフです。骨付き肉をゆっくり煮込むといい出汁が出て、深みのあるスープができあがります。
さらにポトフのスープを使い、別添えでソースを作っているところにご注目。柔らかく煮込まれた鶏とかぶに、濃厚なソースを付けていただきましょう。
丸ごとかぶの焼きポトフのレシピ
出典:榎本美沙の季節料理
丸ごとのかぶにじっくり火を入れ、甘みを引き出したメニューです。ゴロッとしたブロックベーコンに、粒マスタードを添えればとってもおしゃれ。おうちディナーが楽しめそうですね。
まとめ
かぶの旬は2回あり、春先に出荷されるかぶは「春もの」と呼ばれ、肉質が柔らかいのが特徴です。サラダなどにも使いやすく、煮物にしても味が染み込んで美味しくなります。クセがなく、一緒に使う食材の良さを引き立ててくれるので、どんな料理にもよく合います。かぶは幅広いジャンルのメニューに使える、万能食材と言えるでしょう。
かぶを購入する際は、表面にハリ・ツヤがあり、茎がキレイな緑色をしているものを選びましょう。使い方に合わせて少し下ごしらえに気を配ると、旬のかぶをより美味しくいただけます。今回は絶品かぶレシピ35選を紹介しました。何を作ろうか迷ったときは、この記事を参考にしてくださいね。