食卓に彩りと健康を添えてくれるサラダレシピ。食材を盛り付けるだけなので、忙しいときにもササッと栄養補給ができます。普段あまり料理を作らない家族にも手伝ってもらいやすく、良いことずくめですよね。
しかし、毎日サラダを作っていると、使う野菜や味付けがワンパターンになりがちです。そこで今回は、食卓にちょっとした変化が欲しいときのおすすめサラダレシピ30選をご紹介します!毎日の食卓でも特別なホームパーティでも、大活躍間違いなしですよ♪
目次
見栄えのいいサラダにするポイント
サラダをお皿に盛り付けるとき、普段から何か意識していることはありますか?サラダはその日のレシピの中でのトップバッターです。美味しそうなサラダを作ることで、その後のメインレシピへの期待も高めることができますよ。
そこでまずは、誰でも上手に盛り付けられる!サラダの”映え盛り”ポイントについて解説します。
- 全体の「彩り」を大切にしよう
- 具材ごとに「カットの大きさ」を変えよう
- 盛り付けに「余白」を作ろう
全体の「彩り」を大切にしよう
色の印象は、人間の味覚に大きな影響を与えます。青色の食材は食欲が減衰する色として有名ですよね。
サラダの場合、よくありがちな残念ポイントは、色が一色だけになってしまうことです。複数の色を合わせるだけで、簡単に見栄えが良くなります。
例えば、グリーンサラダを基調にするなら、トマト(赤)、パプリカ(赤・黄色)、オリーブ(黒)、チーズ(白)などをトッピングするだけで、色合いが鮮やかになります。「色々な葉っぱを盛り付けてみたけど、なんとなく締まらないな…」と感じたときは、緑以外の色をところどころに混ぜてみましょう。
具材ごとに「カットの大きさ」を変えよう
すべての具材が均等な大きさになっていると、整っているように見える反面、面白みのない絵面になってしまいます。色は彩やかなのにしっくりこないときは、具材によってカットする大きさを変えてみましょう。
レタスは1枚をそのまま。ベビーリーフで底上げ。にんじんは千切り。トマトはミニトマトを半分にカット。オリーブは輪切り。最後に粉チーズをふりかける。といったように、具材ごとに大きさを変えて大きいものから下に敷くように盛り付けると、バランスの取れた見栄えになります。
盛り付けに「余白」を作ろう
サラダを盛るとき、大きな平皿に山盛りにしていませんか?食材がお皿にギチギチに詰まった状態は、ボリューム感は出るものの、見栄えとしては減点です。
山なりに盛り付けるようなサラダには、底が深くお皿のつばが広い、パスタ皿のような食器を使いましょう。さっぱりとした冷製サラダにはガラス皿がよく合います。
魚を使ったマリネのような一品では、平皿の中央にソースを置き、中心から放射状になるように具材を配置します。このとき、具材同士の距離(余白)をわざと空けておくことがポイントです。お皿の地の色や柄が活きるように盛り付けましょう。
サラダにおすすめの野菜と向かない野菜
野菜の中には、サラダに向いているものと、そうでないものがあります。不向きな野菜をうっかり入れてしまわないように、サラダに使うべき野菜のポイントをおさえておきましょう。
サラダ向きの野菜
まずは、積極的に使っていきたいサラダ向きの野菜の特徴をご紹介します。
緑や茶色以外のもの:トマト、パプリカ、カブ
緑や茶色以外の彩りを加えてくれる野菜は、サラダの中で非常に使い勝手が良いです。生色にも加熱調理にも使えるものが多いので、どんな料理でもお世話になることが多いと思います。
シャキシャキ感のあるもの:キャベツ、レタス
生野菜のポイントは、シャキシャキ感をそのまま出せることです。シャキシャキした食感のものをサラダに混ぜておくと、満腹中枢が刺激され、その後のメインや炭水化物の食べ過ぎ防止にも繋がります。
加熱によって栄養素が抜けやすいもの:キュウリ
野菜の中には、加熱することによって栄養素が失われしまうものが存在します。熱に弱い栄養素を持つ野菜は、なるべく生のままいただきましょう。
生のままサラダに入れない方がいい野菜
あまりサラダ向きではない食材についても確認しておきましょう。サラダでの失敗を防ぐことができますよ。
苦味やエグみの強いもの(入れすぎに注意):ホウレンソウ、セロリ
加熱することによって苦味やエグみを緩和するタイプの野菜は、生で食べようとすると人によって好みが分かれます。特に、味覚が敏感な子供は野菜の苦味を感じやすいので注意が必要です。苦手な人が避けることができるよう、入れすぎないようにしましょう。
生の食感が固いもの:ナス、ズッキーニ、ブロッコリー
適度なシャキシャキ感は必要ですが、瓜系の野菜のように固すぎるものはNG。サラダでは使用を避け、食感が柔らかくなる煮物や焼き物にして楽しみましょう。
食物繊維の多いもの:カボチャ、きのこ類
食物繊維は人にとって重要な栄養素ですが、食べ過ぎると消化しきれず、腹痛の原因になることがあります。少しだけなら問題ありませんが、食べ過ぎはNGです。食物繊維が多い食べ物は、多少加熱して繊維質を解体してから摂取するほうがおすすめです。
初心者でも絶対美味しく作れる!簡単&絶品サラダ5選
サラダをあまり意識して作ったことがなかった方におすすめの、簡単におしゃれ&美味しく作れる絶品サラダレシピをご紹介します。見栄えバッチリなサラダを作って、家族を驚かせちゃいましょう!
【オススメ!】シーザーサラダ
DAIGOも台所でも紹介された、「シーザーサラダ」。
サラダの王道、シーザーサラダの基本レシピです。濃厚な味わいに仕上げるため、ドレッシング作りにチャレンジしてみましょう!
ベーコンとクルトンをカリカリに焼いておくと本格度アップ。チーズが野菜の苦味を和らげてくれるので、野菜が苦手な子供にもおすすめです。
【オススメ!】ツナとにんじんのサラダ
DAIGOも台所でも紹介された、「ツナとにんじんのサラダ」。
マイルドで食べやすいにんじんサラダです。ツナのほど良い油と野菜を和えることで、生野菜のエグみが気にならなくなります。
トマトは柔らかく、にんじんとキュウリはシャキシャキ感が残ります。味だけでなく食感も楽しめるサラダです。
【濃厚マカロニサラダ】我が家の大人気サラダ♩
出典:Nadia
シンプルで簡単。シンプルに美味しい。定番のマカロニサラダメニューです。
マカロニサラダのポイントは、水気をよく切ることと、粗熱をしっかり取ること!すぐ仕上げたいところを堪えて、じっくり腰を据えて作りましょう。
【野菜ひとつ】豆苗の和風サラダ
出典:週末の作り置きレシピ
豆苗と調味料を混ぜ合わせるだけで、やみつき豆苗サラダの出来上がり♪ゴマと鰹節をふんだんに使って香り高く仕上げましょう。
作りたてはシャキシャキに。一晩寝かせれば味しみしみに。2つの美味しさを時間差で楽しめるワザありレシピです。
白菜使い切りに、韓国風白菜サラダ
出典:榎本美沙の季節料理
お酢と豆板醤で味付けをした、韓国風の簡単サラダです。加熱して食べる印象の強い白菜ですが、生のままでも甘みがあって美味しくいただけますよ。
サラダには中心近くの葉を使うのがポイント。白菜が使いきれなさそうなときはサラダで消費しましょう!
ちょっぴりスペシャルな野菜で♪ホームパーティーにおすすめのおもてなしサラダ5選
友人が思わず写真を撮りたくなってしまうような、おもてなしサラダレシピをご紹介します。レシピだけではなく、盛り付け方やお皿の種類にもこだわってみてくださいね♪
コールラビのカルパッチョ
出典:Nadia
カブのような見た目なのに味はキャベツ?ちょっと不思議な野菜、コールラビを使ったカルパッチョレシピです。
食べ応えがあり、ほんのり甘い味わいです。くるみのザクザク感とコールラビのシャキシャキ感を楽しみましょう!
ビーツとくるみのサラダ
出典:Nadia
ロシア料理によく使われている、深い赤みが特徴のビーツ。煮込み料理はもちろん、生のままでも美味しくいただけます。
白い食材やソースと合わせると、ビーツの色味が引き立ちます。比較的手に入りやすいのも嬉しいですね。
いちじくとリコッタチーズのサラダ
出典:Nadia
ほど良い苦味が特徴の、大人の野菜トレビス。甘みがたっぷりのったいちじくとの相性は抜群です。
苦味と甘味に、バルサミコ酢で少し酸味を加えてあげるのがポイント。クラッカーなどに乗せても美味しくいただけますよ。
ケールとキヌアのサラダいちごドレッシング
出典:Nadia
豆とオートミールの間のような大きさのキアヌ。ミネラルが豊富で、密かに人気上昇中の野菜です。
いちごベースのソースは、苦味の効いたケールとも相性良し。材料を見つけたときには是非試してみましょう。
サルサ・メヒカーナ
出典:週末の作り置きレシピ
パクチーをたっぷり使った、サルサレシピです。材料を切って混ぜるだけなので、あと一品何かほしくなったときに役立ちます。
サラダとして食べても良し。タコスに包んで食べても良し。にぎやかなパーティーにうってつけの一品です。
美味しいドレッシングが決め手のサラダレシピ5選
普段のサラダに飽きてきてしまっている人向けの、手作りドレッシングレシピをご紹介します。いろいろな味を試してみましょう!
カリカリ食感がおいしい♪しらすのしょうゆドレッシング
出典:Nadia
じゃこのカリカリ感にやみつき!葉物のサラダに特におすすめの和風ドレッシングです。
ニンニクの香りをしっかりとオリーブオイルに移すのがポイント。唐辛子は好みに応じて調節しましょう。
【野菜ひとつ】焦がし玉ねぎドレッシング
出典:週末の作り置きレシピ
和食にも洋食にも合う万能玉ねぎドレッシングです。みじん切りの玉ねぎが食感にもアクセントをプラスしてくれます。
玉ねぎは、じっくりと時間をかけてオリーブオイルで炒めましょう。保存容器に入れれば冷蔵で1週間以上日持ちしますよ。
にんじんとりんごのドレッシング
出典:週末の作り置きレシピ
りんごの糖分と、にんじんのほのかな甘みが混ざり合った、やさしいドレッシングです。砂糖不使用なのは身体にも嬉しいですね。
作り終わったら、冷蔵庫で30分ほど寝かすのがおすすめ。味が馴染んでよりマイルドにいただけますよ。
甘酒ごまドレッシング
出典:榎本美沙の季節料理
甘酒を使った珍しいドレッシングレシピです。すりごまとごま油を混ぜてごま風味のドレッシングに仕上げています。
材料を混ぜるだけなので、誰でも簡単に美味しく作ることができます。初めてのドレッシング作りにおすすめしたい一品です。
青じそドレッシング(大葉ドレッシング)
出典:榎本美沙の季節料理
栄養たっぷりの青じそを使ったドレッシングです。調味料と青じそだけでシンプルに味付けています。
超ヘルシーなので、好きなだけ使えるのもポイント。野菜スティックの和風ディップソースとしても活躍しますよ。
生野菜以外で作る絶品サラダ5選
温野菜がほしいときにぴったりの、生野菜以外のサラダレシピをご紹介します。生のサラダとは違った、ちょっとリッチな食感や味を楽しみましょう♪
【オススメ!】しめサバとグレープフルーツのサラダ
DAIGOも台所でも紹介された、「しめサバとグレープフルーツのサラダ」。
見た目も爽やかな、魚とフルーツのサラダレシピです。しめ鯖のしょっぱさと、グレープフルーツの酸味がベストマッチ!
輪切りにしたラディッシュを添えると彩りも鮮やかに。グレープフルーツの果汁を使ってさっぱりいただきましょう。
【オススメ!】彩りホットサラダ
DAIGOも台所でも紹介された、「彩りホットサラダ」。
温野菜をふんだんに使ったホットサラダです。豚肉を加えれば食べ応えも十分ですね。
具材の大きさが均等すぎないよう、野菜の種類ごとカットサイズを変えましょう。具材が被らないように配置すれば見栄えもバッチリです。
アボカドとサーモンのタルタルサラダ
出典:Nadia
アボカド、サーモン、卵で作るちょっとおしゃれなサラダレシピです。前菜としてもおつまみとしても活躍間違いなし♪
わさびを入れるとちょっぴり大人な味に変身!疲れた身体へのご褒美として楽しみましょう。
里芋のツナマヨサラダ
出典:週末の作り置きレシピ
じゃがいもの代わりに里芋を使ったポテトサラダです。上からミックスナッツを振りかけると、飽きのこない食感になりますよ。
出来立てはもちろん、冷えてからも美味しくいただけるのがポイント。翌日はまた違った美味しさが楽しめます。
白身魚のセビーチェ
出典:榎本美沙の季節料理
白身魚とパプリカを和えたセビーチェ(マリネ)レシピです。グレープフルーツを加えて爽やかさアップ!
紫玉ねぎで少し赤色を加えると、バランスが取れた彩りに。洋食のメインやワインと合わせたい一品です。
濃いめのメインと合わせたいさっぱり系サラダ5選
サラダには、メインの箸休めとしての役割もあります。そこで、ガッツリ濃いめのメインに合わせて摂りたい、さっぱり系サラダレシピをご紹介します。
【オススメ!】パプリカの彩りマリネ
DAIGOも台所でも紹介された、「パプリカの彩りマリネ」。
生のパプリカをニンニクを加えたレモン汁で和えた、さっぱりマリネです。黄色と赤のパプリカは食卓にも彩りを添えてくれます。
ちょっとお口直しをしたいときにサッとつまめる便利レシピ。マリネのちょうどいい酸味はお酒にも合いますよ♪
【オススメ!】中華風春雨サラダ
DAIGOも台所でも紹介された、「中華風春雨サラダ」。
ちゅるっとした軽い食感がやみつきになる春雨サラダです。ゴマと砂糖の味付けでさっぱりと。
メイン料理の油が重かったときには、春雨と野菜で一旦クールダウンしましょう。春雨のデンプン質は食べ過ぎ防止にも役立ちますよ。
きゅうりのトルコ風サラダ
出典:Nadia
塩キュウリにひと工夫!ヨーグルトとディルで爽やかに仕上げたトルコ風サラダレシピです。
作り方はキュウリの塩もみとほぼ同じ。ガッツリお肉の付け合わせとして活用したい一品です。
ごぼうとしょうがのピクルス
出典:週末の作り置きレシピ
薄切りにしたごぼうと生姜をサッと煮ていただく、さっぱりピクルスです。生姜そのものが調味料になるので、味付けはお酢、塩、砂糖だけでシンプルに。
肉や魚のクセの強いメインを食べるときは、このピクルスで口直し♪お口の中をリセットして、次の一口に向かいましょう!
新玉ねぎの無限サラダ
出典:榎本美沙の季節料理
醤油とお酢でシンプルに仕上げた玉ねぎサラダです。玉ねぎはなるべく薄くスライスし、ひと手間かけて辛味をしっかり抜くのがポイントです。
玉ねぎは水にさらすより、ザルなどに広げて空気に触れさせる辛味抜きがおすすめ。栄養が逃げることなく、辛味だけを取り去ることができます。
安くお腹いっぱいに♪キャベツを使った美味しいサラダ5選
「なるべく安いサラダを用意したい…」「キャベツをまるっと1玉買ったけど使いきれない…」そんなときに必見の、キャベツを使ったサラダレシピをご紹介します。キャベツ特有のシャキシャキ感で、食べ応えも抜群ですよ。
和風でさっぱり【千切りキャベツの梅おかかサラダ】
出典:Nadia
キャベツを千切りにして梅とおかかで味をつけるだけ!余ったキャベツをパパッと使いたいときにおすすめです。
早めに消費したいときは、千切りしたキャベツをレンチンしてみましょう。カサが減って、消費できる量が増えますよ。
春キャベツのコールスローサラダ【作り置き】
出典:Nadia
定番のコールスローサラダを大量&簡単に調理!材料に使う野菜に塩をもみ込んで、しんなりさせるのが調理のポイントです。
2日程度なら作り置きも可能です。キャベツが余ったときのお助けレシピとして覚えておきましょう♪
キャベツだけで作れる!お好み焼き風サラダ
出典:Nadia
おつまみにも最適な、お好み焼き風のキャベツレシピです。加熱要らずで具材を混ぜ合わせるだけなので、何か一品欲しくなったときに便利ですよ。
本物のお好み焼きと同様、桜エビフレークやチーズを加えても美味しくいただけます。自分なりのアレンジを楽しみましょう♪
【野菜ひとつ】キャベツの中華風サラダ
出典:週末の作り置きレシピ
一口サイズに刻んだキャベツを中華風に味付けた、やみつきキャベツレシピです。お湯の中につけておくことで、キャベツの甘さをより引き立てています。
作り置きの食材としても優秀です。冷凍しておけば1ヶ月程度日持ちさせることができますよ。
発酵キャベツ(乳酸キャベツ)
出典:榎本美沙の季節料理
発酵させ、乳酸菌を増やしたお腹にやさしいキャベツレシピです。簡単に作ることができるので、腸の調子がすぐれないときは試してみましょう!
ヨーグルトなど、他の発酵食品との相性も抜群です。そのまま食べたり、他の食材と合わせたりして楽しみましょう♪
まとめ
今回はサラダの作り方のコツと、美味しいサラダレシピを30選ご紹介しました。ちょっとした工夫で美味しいサラダができるので、是非トライしてみてくださいね。
おしゃれな映えサラダで、毎日の食卓をより鮮やかに!家族みんなで栄養たっぷりの野菜をもりもり食べましょう♪