一級建築士、一級建築施工管理技士他様々な建築系資格を取得。ゼネコンで様々な業務を経験しながら一級建築士試験で苦労した経験を活かし、一級建築士試験を攻略するブログを運営。建設を学ぶ専門サイトの立ち上げ経験もあり。サッカーとお笑いが好き。フットサルとギターを嗜む。著書「学び直しの一級建築士」
「耐震補強には意味がない」と聞いたことがあるかもしれませんが、それは本当でしょうか?
地震が多い日本では、家がどれだけ地震に強いかが大切な課題です。特に古い木造住宅に住んでいる方は、家族や自分の安全を守るために、耐震補強を検討する価値がおおいにあります。
本記事では、耐震補強の効果や必要性について、実際にどのような意味があるのかをわかりやすく解説し、地震に強い住まいづくりのポイントをお伝えします。
耐震補強とは?木造における補強方法
耐震補強とは、地震が起きたときに家が壊れないように、家の強さを高めるための工事です。
特に日本の木造住宅では、地震の多い環境に合わせて耐震対策をすることがとても大切です。木造住宅は軽くて柔軟性があるため、地震の揺れにある程度強いとされていますが、補強をしないと大きな揺れで倒れてしまう可能性もあります。
耐震補強には、基礎や接合部、壁や屋根など、家の構造に関わるさまざまな部分を強化する方法があります。それぞれの方法がどのように役立つのか、次に詳しく説明していきます。
基礎の補強
基礎の補強は、家の土台部分を強化する方法で、耐震補強の中でもとても重要な要素です。
家がしっかりと地面に固定され、揺れに対して安定感を保つためには、基礎が丈夫でなければなりません。地震が発生すると、地面が大きく揺れ、その揺れが建物全体に伝わりますが、基礎がしっかりしていないと、その揺れに耐えきれず、家が傾いたり崩れたりしてしまうリスクがあります。
基礎の補強方法としては、コンクリートや鉄筋を使って基礎の強度を高める方法があります。また、既存の基礎部分に補強材を加えることで、地震の揺れが基礎から上部の建物に伝わりにくくする効果をもたせることも可能です。
基礎がしっかりしていることで、建物全体の耐震性が大幅に向上し、地震が来たときに家全体が安定して揺れに耐えられるようになります。
接合部の補強
接合部の補強は、木造住宅において柱や梁が交わる部分の強度を高めるための方法です。
木造住宅の骨組みは、柱や梁がしっかりと固定されることで安定していますが、地震の強い揺れが加わると、これらの接合部分がずれてしまい、建物全体が崩れてしまう危険があります。接合部が弱いと、地震が来たときに柱がずれたり、家全体がバラバラに崩れやすくなってしまうのです。
そこで、接合部に金具やボルトを追加し、柱と梁、基礎と土台などがしっかりと固定されるように補強します。
金具を使うと、木材同士の摩擦だけに頼るのではなく、金具自体がしっかりと構造を支えます。そのため、地震の揺れに対しても接合部分が強くなり、家全体が一体となって揺れに耐えられるようになります。接合部の補強は、地震によって家が崩れにくくなるために欠かせない重要な対策です。
耐力壁の追加
耐力壁とは、家の横方向の揺れに対して強い構造の壁のことです。
一般的な壁は、空間を区切るために設置されているため、耐震性を特に意識して作られているわけではありません。しかし、耐力壁は通常の壁とは異なり、地震の際の揺れに対して耐えられるように特別に強化されています。
耐力壁を家の構造に取り入れることで、地震が起きた際に、横方向からの力をしっかりと受け止めて、家が傾いたり倒れたりするのを防ぎます。
耐力壁は、特定の壁の位置を選んで追加され、家全体の強度を高めるために設置されます。筋交いが入っている壁などが耐力壁の主な事例です。
例えば、家の外側や壁が長く連続している部分に耐力壁を設置することで、地震が来た際に揺れが分散され、家全体の安定感が増します。耐力壁の追加は、揺れに対する家の耐久性を高め、家族の安全を守るための有効な手段です。
屋根の軽量化
屋根の軽量化は、家の重心を低くして、地震の揺れに対して安定させるための方法です。
家の上部、特に屋根が重いと、地震が起きたときに家全体が揺さぶられて倒れやすくなります。特に昔の木造住宅では、瓦屋根などの重い素材が使用されていることが多く、これが地震の際の倒壊リスクを高めてしまう原因とも言えるでしょう。
屋根を軽い素材に変更することで、家の上部が軽くなり、重心を低くすることが可能です。これによって、地震が来た際に家がバランスを保ちやすくなり、倒れにくくなります。
屋根を軽量化する方法には、瓦を取り除いて、軽い金属屋根や防水性の高い合成樹脂素材に変更するなどの方法があります。家の構造全体が地震の揺れに対して安定しやすくなるため、屋根の軽量化は地震対策の一つとして有効です。
お金がない場合は何を優先する?
耐震補強は重要ですが、費用がかかるため、限られた予算の中で何を優先するかを考える必要があります。
まずは、家全体の安定感を保つために、基礎の補強や接合部の補強を優先するのがよいでしょう。基礎や接合部が弱いままだと、地震が来たときに家が大きく揺れやすく、家全体が崩れやすくなってしまいます。
基礎や接合部の補強を優先することで、家を支えるための土台をしっかりと強くできます。このことが家全体の耐震性を高めるための最優先の対策といえます。
次に、予算に余裕があれば、耐力壁の追加や屋根の軽量化も検討すると良いでしょう。耐力壁を追加すると横方向からの揺れに対する強度が増し、屋根を軽くすると地震の揺れに対するバランスが取りやすくなります。
また、補強の順番を考えることで、効率的に家の耐震性能を高めることができ、地震に対する安全性が増します。
JR神戸駅前のHDC神戸には工事の優先順位も含めて相談できるリフォーム会社の窓口が複数あり、一度に様々な会社に相談ができて便利です。耐震補強工事をお考えの方は施工事例などの話を聞くと、工事の前後が想像できるのでおすすめです。
耐震補強に意味がないと言われる4つの理由
耐震補強をすることに意味がないという人がいます。その理由は多くの場合、以下の4つに集約されます。
- 目的を間違えているから
- 効果が目に見えにくいから
- 新耐震基準で建てているから
- 想定の範囲外の地震では倒壊するから
目的を間違えているから
耐震補強の目的は「地震で家が倒れにくくする」ことですが、誤解している人も多くいます。耐震補強をしたから、「どんな地震でも安心」と思ってしまう可能性があるのです。
実際には、耐震補強はすべての地震に対して完全に家を守るものではなく、地震による被害を少しでも軽減することが目的です。耐震補強はあくまで「地震が来たときに避難する時間を稼ぐ」ためのものであり、特に大規模な地震では補強をしていても倒壊する可能性はあります。
いくら耐震補強をしても「家が絶対に壊れない」という保証がないのであれば、「耐震補強には意味がない」と考えてしまうかもしれません。しかし、耐震補強をすることで地震が発生したときに家が倒れにくくなり、安全な場所に避難する時間が生まれることに大きな意味があります。
実際、阪神・淡路大震災での死因の8割は圧死であり、家屋や家具に潰されて亡くなっています。耐震補強をすることで耐震性を高めれば、家屋の倒壊や、家具の転倒可能性を減らせるため、死亡リスクを下げることが可能です。
耐震補強は、家族の安全を守るための備えであり、「絶対の安心」を保証するものではありません。耐震補強の目的を正しく理解しておくことで、補強を検討する際の期待値を調整し、必要な対策を適切に行うことができます。
命を守るために、大地震が来た際にも逃げる時間を確保できるのが耐震補強なのです。
効果が目に見えにくいから
耐震補強の効果は、普段の生活では実感することが少なく、目に見えにくいケースもあります。そのため、「補強をしても意味がないのではないか」と疑問に思う人が多いのです。
地震が発生しない限り、補強の効果を実際に体感することはありませんが、補強をしている家としていない家では、地震が来たときの倒壊リスクが大きく異なります。実際に耐震補強をしていることで、大きな地震が来た際の被害を抑えられる可能性が高くなります。
耐震補強はあくまで「備え」であり、効果が日常生活で目に見えるものではありません。地震が来た時に普段より揺れが小さく感じる、といったことはありますが、本来はいざという時に家族の命を守るための重要な対策なのです。
新耐震基準で建てているから
新耐震基準で建てられた家は、一定の地震に耐えられるように設計されています。1981年以降に建てられた建物は、すでに新耐震基準に適合しているため、「追加で耐震補強が必要ない」と考える人もいます。
ただし、新耐震基準はあくまで最低限の強度を保つための基準であり、家がすべての地震に完全に耐えられるわけではありません。
例えば、より大きな地震に備えたい場合や、基準以上の安全性を確保したい場合には、追加の補強を検討することも有効です。
新耐震基準は1978年の宮城県沖地震の揺れに対応した基準であり、阪神・淡路大震災級の揺れには対応していません。新耐震基準に適合している家でも、さらなる安全性を求める場合には、耐震補強の価値を再検討することが大切です。
想定の範囲外の地震では倒壊するから
耐震補強をしても、すべての地震に耐えられるわけではありません。地震の揺れは自然の力によるものであり、想定を超える規模の揺れが発生した場合、どれほどの耐震補強をしていても家が倒壊する可能性はあります。
しかし、耐震補強を行うことで、想定内の地震にはしっかりと耐え、家族や財産の安全を守るための確率を高められます。
実際は耐震補強に意味がある4つの理由
意味がないと言われる耐震補強ですが、実際には意味があるから耐震補強が推進されています。では、どんな意味があるのでしょうか。よく言われる耐震補強の効果は以下の4つです。
- 建物の現在の強度状況を確認できる
- バランスよく強度がアップする
- 粘り強い建物になり倒壊を防ぐ
- 耐震性の高い住宅は被害が少ない
建物の現在の強度状況を確認できる
耐震補強の工事を行う際には、まず家の「耐震診断」を行います。この診断を通して、家がどれくらいの地震に耐えられるかがわかり、どの部分が強く、どこが弱いのかも明確に判断できます。これは、家の安全性を知るために非常に重要なステップです。
家の基礎、柱、接合部、壁の強度や厚みなど、耐震診断では細かく調べるため、家全体の状態を把握することが可能です。
また、建物が地震に弱い場合、どの部分に特に弱さがあるのかも分かりやすくなるため、補強の優先順位もつけやすくなります。無駄な補強工事を避けて、本当に必要な部分だけに的確に対策ができるのです。
例えば、基礎が弱ければその部分を強化し、壁が薄ければ耐力壁を追加するなど、具体的な対策を立てやすくなります。
診断を行うことで、ただ漠然と「不安だから補強する」ではなく、実際の強度に基づいた補強ができ、家全体の耐震性が効率よく高められます。安全性が高まることで、地震が発生した際の不安も軽減され、安心して暮らせる環境が整うでしょう。
バランスよく強度がアップする
耐震補強を行うと、建物全体の強度がバランスよく向上します。
例えば、家の一部分だけが強くなっても、地震の揺れには十分に耐えられません。家の耐震性を高めるには、特に「家全体のバランス」が重要です。
家は複数の部分で支えられているため、耐震補強では、基礎、柱、接合部、壁などそれぞれの強度を上げることによって、揺れに対する耐性が均等に高められます。例えば、柱と壁を強化しても、基礎が弱ければ地震の揺れに耐えられず、全体としての耐震性が下がってしまいます。
また、地震の揺れはさまざまな方向から加わるため、一部だけが強くても、弱い部分が残っていると、地震の際にその弱い部分が先に崩れやすくなってしまいます。
バランスの取れた耐震補強を行うことで、地震の力が建物全体に均等に伝わり、揺れに対してしっかりとした一体感が生まれます。これによって、地震の際に建物が傾いたり崩れたりするリスクを大幅に減らすことが可能です。
家族や自分の命を守るためにも、バランスの良い耐震補強は非常に重要であり、地震が多い日本での安心な暮らしを支える基盤となるのです。
粘り強い建物になり倒壊を防ぐ
耐震補強を行うと、建物が「粘り強く」なる特性を持つようになります。これは、地震の揺れが何度も繰り返されても、家がすぐに壊れたり倒れたりしないことを意味します。
耐震補強することで、家が地震の衝撃を吸収し、建物が柔軟にしなやかに揺れに対応できるようになるのです。
例えば、補強材を使ったり、接合部を金具でしっかりと固定することで、家全体が耐えられる揺れの大きさが増し、しなやかさが生まれます。この「しなやかさ」が、地震が来たときに家が粘り強く揺れに耐える力を高めるのです。
しなやかさがある建物は、揺れの力を受け流し、少しずつ力を吸収することで、柱や壁が一気に壊れるのを防ぎます。地震が収まるまでの間、建物が倒壊せずに耐えてくれることで、避難のための時間が確保でき、家族の安全を守ることが可能です。
また、この粘り強さは地震後の家の損傷を軽減するため、修理費用も抑えられる可能性があり、生活をすぐに再開できるメリットにもつながります。
耐震性の高い住宅は被害が少ない
耐震補強がされた住宅は、地震が起きた際に被害が少ないとされています。これは、耐震補強によって建物全体の強度が増し、地震の揺れによるダメージを最小限に抑えられるからです。
耐震補強された家では、地震の揺れによって倒壊するリスクが減るだけでなく、家具や家電が倒れにくくなり、室内での事故も防ぎやすくなります。これにより、家の中で安全に避難行動を取ることが可能になります。
さらに、地震の後も建物が大きく損傷しなければ、修復費用や片付けの手間が少なく済み、すみやかに日常生活に戻れるのも大きなメリットです。建物が無事であれば、家族や住人も心の負担が減り、復興の一歩を早く踏み出せます。
地震対策としての耐震補強は、家族や財産を守るだけでなく、地震後の生活を立て直すための重要な備えなのです。
どんな住宅に耐震補強が必要なのか
実際には意味がある耐震補強ですが、耐震補強が必要な住宅と、差し迫っていない住宅があります。耐震補強が必要な住宅は以下の通りです。
- 旧耐震基準で建てられた
- 木造で窓が多い、窓が大きい
- 2000年より前に建てられた
旧耐震基準で建てられた
1981年より前に建てられた家は「旧耐震基準」で建設されており、現代の建物に比べると地震に対する耐久性が低いとされています。旧耐震基準は、比較的小さな地震しか想定しておらず、特に大きな地震が来た際には、倒壊の危険性が高くなる可能性があります。
1981年に耐震基準が新しく改定されたことにより、それ以降に建てられた家は、ある程度の大きな地震にも対応できる強度が求められるようになりました。
しかし、それより前の旧耐震基準で建てられた家には、大きな揺れが来ると倒壊のリスクが高まるため、耐震補強が強く推奨されています。
耐震補強を行うことで、旧基準の家でも現代の基準に近い強度を得ることができ、家族の命や財産を守る確率が高まります。旧耐震基準で建てられた家には、早めの耐震診断と補強工事が勧められるのです。
木造で窓が多い、窓が大きい
木造住宅で、特に窓が多かったり大きな窓が設置されている場合、耐震補強が必要になる可能性があります。これは、窓が多い家は壁の面積が少なくなり、地震が来たときに家全体を支える力が弱くなるためです。
建物の強度を高めるためには、壁の量が十分であることが重要です。壁が多い家は、地震の横揺れに対する耐久性が高まり、家が崩れにくくなります。
しかし、窓が多いと壁の量が不足し、家が揺れに弱くなる場合があります。特に、大きな窓や広いガラス面があると、その部分が地震の揺れを直接受けるため、家のバランスが崩れやすくなるのです。
こうした窓の多い家でも、耐震補強によって耐力壁を追加することで、家全体の強度を上げ、揺れに対する耐久性を高めることが可能です。補強材や壁の増設によって、窓の多さによる強度の弱さを補い、安全な住まいにできます。
2000年より前に建てられた
2000年より前に建てられた家は、特に耐震補強が必要とされています。1981年に定められた新耐震基準で建てられているから大丈夫だと考えている人がいますが、多くの場合、十分な耐震性を備えていません。
2000年には耐震基準が強化され、それ以降に建てられた家では、より厳しい基準が適用されるようになりました。しかし、それより前に建てられた家は、大きな地震への対策が不十分なケースが多いため、耐震補強が推奨されています。
2000年の耐震基準の改定は、より大規模な地震にも耐えられる構造を目指して行われました。
そのため、2000年より前に建てられた家は、基礎の強度、壁の厚さ、柱や接合部の耐久性などが、2000年以降の基準で建てられた家と比べると不足している場合があります。
耐震補強を行うことで、2000年より前に建てられた家でも、新しい基準に近い耐震性を手に入れることができ、家族の安全を確保することが可能です。特に、古い家屋には耐震診断と補強工事を行えば、安心して暮らせる住まいにできるでしょう。
JR神戸駅前のHDC神戸にはリフォーム会社が複数入っており、住まいのプロからアドバイスを聞くことができます。耐震補強をお考えの方でお近くにお住まいの方は行ってみるのもよいでしょう。
耐震補強をした事例
ここでは、実際に耐震補強をした事例をいくつかご紹介します。
耐震補強で安全面での不安を解消した事例
ビフォー
アフター
施工会社 | 住友不動産のリフォーム |
費用 | 300万円~1000万円 |
築年数 | 30年 |
中古で買った木造住宅が築30年になり、自分たちの暮らしにあった住まいにしたいとリフォームを決意した施主。築古の物件で安全面に不安があったため、耐震補強も同時に行いました。
耐震補強では床下の基礎も調査した結果、土台が腐っているのを発見したため、基礎の修繕を行っています。安心して長く住める家へとリフォームできました。
平屋建ての全面リフォームとともに耐震補強した事例
ビフォー(工事中)
アフター
施工会社 | ナサホーム |
費用 | 1450万円 |
築年数 | 35年 |
耐震補強工事では屋根を軽くし、地震の際に家が大きく揺れないように対策をしました。安心できる住居へとリフォームできました。
耐震性能にこだわってリフォームした事例
ビフォー
アフター
施工会社 | アートリフォーム |
費用 | 2250万円 |
築年数 | 27年 |
ご両親から引き継いだ実家を全面リフォームした事例です。外装、内装ともに新しくし、耐震性能にもこだわりました。
耐震補強では柱や梁に金物で補強を加え、接合部の強度を上げています。また、全体的な強度指数も大地震が起きても倒壊しないような値を確保した設計とし、耐震補強を実施しました。
まとめ
耐震補強は、「地震が来たときに家を守るために本当に効果があるのか?」と疑問を持つ人も多いかもしれません。しかし、実際には地震に強い家にするために非常に重要な対策です。
耐震補強を行えば家の現状の強度が確認でき、弱い部分を補強することで建物全体のバランスがよくなり、粘り強く倒壊しにくい家になります。こうした家は、地震の被害を大幅に減らし、家族や財産を守ることにつながるでしょう。
特に旧耐震基準で建てられた家や、窓が多い木造住宅、2000年より前に建てられた家には、耐震補強が推奨されます。耐震補強を通じて、安心で安全な暮らしが実現され、大きな地震が来ても家族と共に安心して過ごせる家づくりが可能です。
JR神戸駅前のHDC神戸には、耐震補強について相談できるリフォーム会社の窓口が複数あり、一度に様々な会社に相談ができて便利です。
また、同じくHDC神戸や、グランフロント大阪のHDC大阪には住宅設備のショールームが多く出店していますので、最新の住宅設備を見て、耐震補強を含めたリフォームを検討してみるのも、完成図が想像できるのでおすすめです。
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