一級建築士、一級建築施工管理技士他様々な建築系資格を取得。ゼネコンで様々な業務を経験しながら一級建築士試験で苦労した経験を活かし、一級建築士試験を攻略するブログを運営。建設を学ぶ専門サイトの立ち上げ経験もあり。サッカーとお笑いが好き。フットサルとギターを嗜む。著書「学び直しの一級建築士」
キッチンの機能性を高め、日々の生活をより快適にするディスポーザーは、実は後付けでの設置も可能です。
この記事では、戸建て住宅からマンションに至るまで、ディスポーザーを後付けする際の条件や必要な準備、さらにはその費用について詳しく解説します。
管理規約の確認から、設置に適したスペースの有無、さらには予算計画に至るまで、ディスポーザー設置を検討する際に押さえておきたいポイントを網羅的にご紹介。
このガイドを参考にすれば、あなたのキッチンもより機能的で使いやすい空間に生まれ変わることでしょう。
ディスポーザーとは
ディスポーザーは主にキッチンのシンクに取り付けられる家庭用機器であり、食べ残しや食材のカスなどを細かく砕き、排水システムを通じて処理することができる便利な設備です。この装置はキッチンの清潔を保ち、ゴミの量を減らすこともできます。
ディスポーザーの仕組み
ディスポーザーは電動モーターを利用して内蔵された刃で食材の残り物を細かく砕く仕組みです。装置の内部には食べ物を切り刻んで砕くための鋭利な刃があり、モーターの力で高速回転します。
水を流しながらディスポーザーを作動させると、細かくなった食材のかすが水と一緒に排水管を通じて流れていきます。これによりキッチンのシンクや排水管が詰まるのを防ぎつつ排水が可能です。
ディスポーザーの種類
ディスポーザーはその供給方式によって「連続投入タイプ」と「バッチフィールドタイプ」の2つに大別されますが、それ以外にも様々な特徴を持つモデルが存在します。
連続投入タイプ
連続投入タイプのディスポーザーは最も一般的なタイプであり、使用が非常に簡単です。このタイプのディスポーザーは、シンクの排水口に直接取り付け、スイッチを入れた状態で食材の残り物を少しずつ投入できます。
水を流しながら連続して食材を処理できるため、使用中の手間が少ないのが大きな利点です。しかし、指などが装置の中に入り込む危険性があるため、使用する際は注意が必要です。
バッチフィールドタイプ
バッチフィールドタイプのディスポーザーは安全性に優れているのが特徴です。このタイプでは特定量の食材残り物をディスポーザーに入れた後、蓋をしてロックします。その後、スイッチを入れて破砕処理を行います。
一度に処理できる食材の量が限られており、処理に時間がかかることがありますが、蓋がしっかりと閉まっているため、使用中に指が装置に触れる心配がありません。
マルチグラインド機能付きモデル
一部の高性能なディスポーザーにはマルチグラインド機能が搭載されています。この機能を持つディスポーザーは食材をより細かく砕くことができ、硬い食材や繊維質の多い野菜もスムーズに処理が可能です。
騒音低減機能付きモデル
ディスポーザーの騒音は使用中の不快な要素の一つですが、近年では騒音低減技術を取り入れたモデルも登場しています。これらのディスポーザーは、特殊な絶縁材料や設計を用いることで運転音を大幅に低減させ、より快適にキッチン作業を行えるでしょう。
ディスポーザーの選び方
ディスポーザーを選ぶ際には、以下の点を考慮すると良いでしょう。
- 処理能力: 家庭のサイズや使用頻度に応じて、適切な処理能力を持つディスポーザーを選ぶことが重要です。大家族や頻繁に使用する場合は、処理能力の高いモデルが適しています。
- 騒音レベル: ディスポーザーは作動時に騒音が発生するため、騒音レベルの低いモデルを選ぶと快適に使用できます。近年では、騒音を抑えるための工夫がされたモデルも多くあります。
- 耐久性と保証: キッチンの設備は長期間使用するものなので、耐久性が高く、長期間の保証がついている製品を選ぶと安心です。
- サイズと設置スペース: キッチンのスペースやシンクのサイズに合わせて、適切なサイズのディスポーザーを選ぶことが大切です。設置スペースが限られている場合は、コンパクトなモデルを選ぶと良いでしょう。
ディスポーザーのメリット
ディスポーザーの主なメリットには以下のようなものがあります。
ゴミ出しの回数が減る
ディスポーザーを使用すると、生ゴミをその場で処理できるため、ゴミ箱に捨てる必要がありません。これにより、ゴミ箱へのゴミの投入回数が減り、ゴミ袋の使用量も削減されます。ゴミ出しの手間が省けるだけでなく、ゴミ袋のコスト削減にもつながります。
臭いが気にならなくなる
キッチンで発生する最も不快な問題の一つが、生ゴミから発生する悪臭です。ディスポーザーを使うことで生ゴミを即座に処理し、排水管を通じて外へ排出するため、ゴミ箱に生ゴミが蓄積されることがなくなります。その結果、生ゴミ特有の臭いを抑えてキッチンを清潔に保てます。
シンクを広く使える
ディスポーザーを使用することで、シンクに生ゴミを一時的に置いておく必要がなくなります。これにより、シンクのスペースを効率的に活用できるようになり、料理や食器洗いの際により多くのスペースを利用できます。
特に、限られたスペースの中で料理をする際には、シンクのスペースが広く使えることは大きなメリットです。
コバエが減る
キッチンの生ゴミは、コバエなどの害虫を引き寄せる原因です。ディスポーザーを利用することで生ゴミを即座に処理し、害虫の発生源を取り除けます。これによりコバエが発生しにくくなり、より衛生的なキッチン環境を維持することが可能です。
ディスポーザーのデメリット
ディスポーザーはキッチンの便利な設備であり多くのメリットがありますが、一方で考慮すべきいくつかのデメリットも存在します。
これらのデメリットを理解し、適切な使用とメンテナンスを心がけることで、長期的にディスポーザーの効果を最大限に活かすことができます。
騒音や振動がする
ディスポーザーは作動時に騒音や振動を発生させます。これはディスポーザー内部のモーターが高速で回転し、食材を砕く過程で生じるものです。特に古いモデルや、騒音低減機能が弱いディスポーザーの場合、その騒音や振動はかなり大きく感じられることがあります。
この騒音や振動は、静かな環境を好む人や、騒音に敏感な人にとっては不快な要素でしょう。
ゴミを一度に大量に捨てられない
ディスポーザーは小さな食材の残り物や柔らかい物質を処理するのに適していますが、一度に大量のゴミを処理することはできません。
一度に多くのゴミをディスポーザーに投入すると、装置が詰まったり、モーターに過度な負荷がかかったりする可能性があります。これにより、ディスポーザーの性能が低下したり、故障の原因となったりするでしょう。
適量を守って使用することが、ディスポーザーを長持ちさせる鍵です。
固いものを流すと壊れる
ディスポーザーはある程度の硬さの物質も処理できますが、非常に硬い物質や、研磨作用のある物質(例えば骨や貝殻、コーヒーの粉など)を流すと、内部の刃やモーターに損傷を与える可能性があります。
これらの物質はディスポーザーの性能を著しく低下させ、最悪の場合は故障につながります。ディスポーザーを使用する際はメーカーの指示に従い、適切な物質のみを処理するように心がけてください。
ディスポーザーを後付けするには
ディスポーザーの後付けは、専門のリフォーム業者に依頼する方法と、DIYで自分で設置する方法があります。それぞれの方法には特徴があり、自身のニーズやスキル、予算に合わせて選択することが大切です。
リフォームをする
専門のリフォーム業者に依頼する場合、ディスポーザーの選定から設置、メンテナンスに至るまでのプロセスを担当してもらえます。
リフォーム業者はキッチンの構造や配管の状態を正確に把握し、最適なディスポーザーの選定と設置方法を提案してくれるでしょう。また、工事中のトラブルや不測の事態にも対応してくれるため、安心して作業を任せられます。
DIYで設置する
DIYでのディスポーザー設置は、手頃な予算で実施できることが魅力です。しかし、電気配線や水道工事に関する基本的な知識とスキル、適切な工具が必要になります。
DIYに自信がある方や、手作業による作業を楽しめる方に適していますが、安全面や設置後の問題発生時の対応を考慮する必要があるでしょう。
リフォームでディスポーザーを後付けする流れ
リフォームでディスポーザーを後付けする際は、計画的に進める必要があります。以下のステップに沿って進めることで、スムーズにディスポーザーの設置を行うことができます。
現状のキッチン環境を確認
- スペースの確認: ディスポーザーを設置するには、シンク下に十分なスペースが必要です。シンクの下のキャビネット内を測定し、ディスポーザーが収まるかどうかを確認します。
- 配管の確認: 既存の配管がディスポーザーに適しているか、また適切な排水設備があるかを確認します。必要に応じて配管の変更や追加が必要になる場合があります。
- 電源の確認: ディスポーザーは電動ですので、適切な電源が必要です。シンクの近くに利用可能な電源があるか、または新たに配線が必要かを確認します。
ディスポーザーの選定
サイズとモデルの選定: キッチンのスペース、使用頻度、ごみ処理のニーズに合わせて、最適なディスポーザーを選びます。種類や機能、性能にはさまざまなものがありますので、事前にリサーチしておくことが重要です。
専門業者の選定と見積もり
- 業者選び: ディスポーザー設置に経験のある信頼できるリフォーム業者や専門業者を選定します。
- 見積もりの取得: 複数の業者から見積もりを取り、費用、工事内容、工期などを比較検討します。
HDC神戸には複数のリフォーム業者がテナントとして入居しているので、一度に複数の見積もりを取ることもできるでしょう。お近くにある場合は行ってみてはいかがでしょうか。
工事の計画
- 工事日の決定: 業者と相談し、工事を行う日程を決定します。ディスポーザーの設置は通常、数時間から1日程度で完了しますが、配管や電源の追加工事が必要な場合はそれ以上の時間がかかることがあります。
- 事前準備: 工事前に、キッチン内の不要なものを片付け、作業スペースを確保しておきます。
工事の実施
- 設置工事: 業者が配管や電源の工事を含め、ディスポーザーの設置を行います。必要に応じて既存のシンクや配管の調整も行われます。
- 機能チェック: 設置後、ディスポーザーが正しく機能するかを確認します。操作方法やメンテナンスのポイントについても、業者から説明を受けます。
アフターサービスとメンテナンス
- 保証とアフターサービス: 設置業者が提供する保証内容やアフターサービスの詳細を確認しておきます。何か問題が発生した場合には、迅速に対応してもらえるようにしておくことが大切です。
- 定期的なメンテナンス: ディスポーザーの長寿命化のためには、定期的な清掃やメンテナンスが必要です。自分で行える日常のメンテナンス方法について学び、実践します。
ディスポーザーを後付けする費用
ディスポーザーを後付けする費用は、いくつかの要因によって大きく変動します。具体的な費用を把握するためには、ディスポーザーのモデルや機能、設置に必要な工事の内容、そして選択する業者によって異なります。
以下は、費用に影響を与える主な要素と、そのおおよその費用についてです。
ディスポーザー本体の費用
- エントリーレベル: 基本的な機能を持つエントリーレベルのディスポーザーは、約10,000円~30,000円程度から購入できます。
- 中級モデル: より強力なモーターや静音性に優れたモデルなど、機能性が向上した中級モデルは、約30,000円~60,000円程度で販売されています。
- 高級モデル: 最高の性能や静音性、長期保証など、特別な機能を備えた高級モデルは、60,000円以上の場合もあります。
設置工事の費用
- 基本的な設置工事: 既存のシンクや配管に大きな変更が必要ない場合、設置工事費用は約10,000円~30,000円程度であることが多いです。
- 追加工事が必要な場合: 新たに電源を確保したり、配管を変更したりする必要がある場合、追加で数万円の工事費がかかる場合があります。
その他の費用
- 配管材料や電源ケーブル: 必要に応じて新しい配管材料や電源ケーブルを購入する必要があり、これに数千円から数万円かかることもあるでしょう。
- 廃棄物処理費: 既存のシンクや配管の一部を撤去する必要がある場合、その廃棄物の処理に関する費用が発生する場合があります。
合計費用の目安
全体として、ディスポーザーの後付けにかかる費用の総額は、約20,000円から100,000円以上になることがありますが、具体的な金額は選択するディスポーザーのモデルや設置工事の内容、地域や業者によって大きく異なります。
ディスポーザーのメンテナンス費
ディスポーザーのメンテナンスは、長期的な性能維持と故障防止のために重要です。メンテナンスには自分で行える日常的な清掃や、時には専門業者による点検や修理が含まれます。
メンテナンス費用は、これらの活動の種類や頻度、および発生する具体的な問題によって異なります。
日常の清掃とメンテナンス
- 自分で行えるメンテナンス: 日常的なメンテナンスは専門的な知識や工具を必要とせず、自宅で簡単に行えます。たとえば、ディスポーザーに冷水を流しながら運転させたり、細かい氷や柑橘系の果皮を使って清掃したりする方法があります。これらの作業にかかる費用はほとんどなく、主に水道水の使用量や使用する柑橘系果物のコストです。
- 消耗品の交換: 一部のディスポーザーには、定期的に交換が必要なフィルターやシールなどの消耗品が含まれる場合があります。これらの部品のコストはモデルによって異なりますが、一般的に数百円から数千円程度です。
専門業者によるメンテナンスと修理
- 定期的なプロの点検: ディスポーザーの定期的なプロによる点検は、大きな問題を未然に防ぐために有効です。このようなサービスの費用は、業者やサービスの範囲によって異なりますが、一般的には数千円から1万円程度が目安です。
- 故障時の修理費: ディスポーザーが故障した場合の修理費用は、故障の種類や必要な部品によって大きく異なります。単純な詰まりの除去から、モーターの交換まで、修理の範囲は幅広いです。修理費用は数千円から、部品の交換が必要な場合は数万円に上る場合もあります。
保証と保険
- メーカー保証: 新品のディスポーザーには、通常、限定的なメーカー保証が付いています。保証期間中に発生した問題は、保証の範囲内で無償または低コストで修理が可能です。
- 延長保証や家電保険: 一部の小売業者は、追加費用で延長保証を提供しています。また、家電製品をカバーする家財保険に加入している場合、ディスポーザーの修理費用が部分的にカバーされる場合があります。
ディスポーザーを後付けする場合の注意点
キッチンにディスポーザーを後付けすることで多くのメリットを享受できますが、設置する前にいくつかの重要な点を確認し、注意することが必要です。特に、マンションや特定の住宅環境においては、以下のような注意点が挙げられます。
マンションの場合は管理規約を確認する
マンションなどの集合住宅にお住まいの場合、ディスポーザーの設置が管理規約や住宅規則で禁じられていることがあります。ディスポーザーの使用が共用の排水設備に影響を与えたり、騒音問題を引き起こしたりする可能性があるためです。
設置前に必ず管理組合や管理会社に確認し、許可を得る必要があります。
自治体によっては許可が必要
一部の自治体では、ディスポーザーの設置にあたって特定の規制や許可が必要な場合があります。これは、ディスポーザーからの排出物が公共の下水道システムや浄化設備に影響を与えることを防ぐためです。
設置前に地元の自治体に確認し、必要な手続きを行うようにしましょう。
ディスポーザーを置くスペースがあるか
ディスポーザーを設置するには、シンクの下に十分なスペースが必要です。既存の配管や収納スペースとの兼ね合いを考慮し、ディスポーザーのサイズに適した場所が確保できるか事前に確認する必要があります。
シンク下の空間を測定する
- 縦横のスペース: シンク下のキャビネット内部の縦横の寸法を測ります。ディスポーザーは通常、シンクの直下に取り付けられるため、シンクの底からキャビネット底面までの高さが十分にあることが重要です。
- 奥行きの確認: シンクの奥行きとキャビネットの奥行きも測定し、ディスポーザーが収まるだけのスペースがあるかを確認します。
ディスポーザーのサイズを確認する
購入を検討しているディスポーザーのサイズをチェックします。製品の仕様書やパッケージには、高さ、幅、奥行きが記載されています。この情報をもとに、シンク下の空間に収まるかどうかを判断してください。
配管やその他の設備との兼ね合い
- 配管の配置: シンク下の配管の配置がディスポーザー設置スペースに影響を与えないかを確認します。場合によっては、配管の一部を移動させる必要があるかもしれません。
- その他の設備: シンク下には、水フィルターシステムや清掃用品の収納スペースなど、ディスポーザー以外の設備や物品がある場合があります。これらを考慮に入れ、ディスポーザーを設置しても便利に使用できるように計画します。
必要なクリアランスを確保する
ディスポーザーのメンテナンスや修理の際に必要なスペースも考慮に入れましょう。十分なクリアランスがあることで、将来的に発生するかもしれない問題に対処しやすくなります。
浄化槽とディスポーザーが対応しているか
自宅が公共の下水道ではなく、個別の浄化槽システムを使用している場合、ディスポーザーからの排出物が浄化槽の機能に影響を与えることがあります。
特に生ゴミの細かい粒子は浄化槽の微生物の働きを阻害する可能性があるため、浄化槽の種類や仕様を確認し、ディスポーザーの使用が適しているかを専門家と相談することが重要です。
HDC神戸にはリフォームの専門業者が複数入居しています。お近くにある場合は相談してみるのも良いでしょう。
排水口の形状と径が適切か
ディスポーザーを設置するには、シンクの排水口の形状やサイズが適切である必要があります。
ディスポーザーのモデルによっては、特定のサイズや形状の排水口にしか対応していない場合があるため、購入前に排水口の仕様を確認し、ディスポーザーの取り付けが可能かを確認してください。
排水口の形状の確認
- 標準的な形状: 多くのディスポーザーは、標準的な円形の排水口に対応しています。しかし、特殊なデザインのシンクを使用している場合、ディスポーザーの取り付け部とシンクの排水口の形状が一致しないことがあります。
- アダプターの使用: 形状が異なる場合は、ディスポーザーとシンクの排水口をつなぐためのアダプターが必要になる場合があります。ディスポーザーのメーカーから提供されているアダプターを使用するか、必要に応じてカスタムメイドのものを用意する必要があります。
排水口の径の確認
- 標準サイズ: 多くのキッチンシンクの排水口の直径は、約3.5インチ(約89mm)が一般的です。このサイズは、ほとんどの標準的なディスポーザーに適合します。
- 直径の測定: シンクの排水口の直径を正確に測定し、選択したディスポーザーの取り付け要件と一致していることを確認しましょう。排水口が小さすぎる場合は、ディスポーザーの取り付けが難しくなるかもしれません。
- 拡張が必要な場合: 排水口の直径がディスポーザーに適さない場合、シンクの排水口を拡張する必要があるかもしれません。これは専門的な作業になるため、プロの配管工やリフォーム業者に相談することをお勧めします。
確認と対応
- ディスポーザーの仕様を確認: 購入前にディスポーザーの取り付けに関する仕様をしっかりと確認します。特に、排水口への取り付け部分のサイズや形状に注目し、シンクとの互換性を確認してください。
- 専門家に相談: シンクの排水口の形状やサイズに不安がある場合は、ディスポーザーの設置を検討しているリフォーム業者や配管工に相談し、適切な対応策を検討してもらうと良いでしょう。
ディスポーザーは後付けで設置できる
ディスポーザーの後付け設置は、戸建て住宅からマンションまで、多くの住宅タイプに対応可能ですが、いくつかの重要な条件や費用を考慮する必要があります。
まず、マンションの場合は管理規約でディスポーザーの設置が許可されているかを確認し、自治体の規制や許可条件にも注意を払う必要があります。
また、シンク下のスペースが十分にあるか、既存の配管や電源設備が適切か、そして浄化槽システムとの互換性があるかどうかも重要なチェックポイントです。
ディスポーザー本体の価格はモデルによって異なり、エントリーレベルのものから高機能の高級モデルまで幅広い選択肢があります。設置工事費用は、基本的な取り付けから配管や電源の追加工事が必要な場合まで、大きく変動する可能性があります。
全体として、ディスポーザーの後付けにかかる費用は、数万円から数十万円の範囲で想定されますが、詳細は選択するディスポーザーの種類や設置環境、選ぶ業者によって異なります。
ディスポーザーの後付けは、キッチンの使い勝手を大幅に向上させることができる有効な改善策です。
しかし、設置を進める前には、上記のような様々な要因を慎重に検討し、必要に応じて専門家や業者と相談することが推奨されます。これにより、スムーズな設置と長期的な利便性を確保できるでしょう。
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