ファブリックパネルを飾りたい!おしゃれな飾り方や賃貸でのおすすめの付け方などを紹介します

さりげなく飾っておくだけで、お部屋の印象がぐっとおしゃれに見えるファブリックパネル。

最近では、インテリアショップだけでなく、ネットにもたくさんのファブリックパネルが販売されていますよね。カラフルでポップなデザインのものから、モダンなデザインまで幅広い種類があります。

この記事では、ファブリックパネルのおしゃれな飾り方や、簡単に手作りする方法、おすすめのファブリックパネルなどを紹介していきます。ファブリックパネルを飾ってみたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ファブリックパネルとは?

ファブリックパネルは、もともとフィンランドやスウェーデンをはじめとする、北欧が発祥のインテリアアイテムです。北欧は冬が長く、自宅で過ごす時間が多い地域です。冬のおうちでの暮らしを少しでも明るくするため、昔から親しまれてきたインテリアアイテムのひとつといわれています。

ファブリックパネルは、厚みのあるパネルに布(ファブリック)を貼り付けたアイテムです。壁などに飾ることで、絵を飾っているような感覚で取り入れることができるのが特徴です。

デザインや、サイズによって印象が変わるので、お部屋の雰囲気に合ったものを選ぶのがおすすめですよ。

【賃貸でも大丈夫】壁に穴を開けずにファブリックパネルを飾る方法

賃貸に住んでいる場合、壁への傷が気になり、ファブリックパネルを飾るのに躊躇している方も多いのではないでしょうか。

ここでは、賃貸住宅でも安心して壁に取り付けられる方法について解説していきます。

壁に取り付ける場合

賃貸でファブリックパネルを壁に取り付ける場合、大きく分けると以下の3つの飾り方があります。

  • 壁に貼る
  • 壁に吊るす
  • フックなどに引っ掛ける

壁に貼って飾るメリットは、壁に穴をあけずに済むことです。また、壁がコンクリートなどでピンが入らない場合などにも、おすすめの飾り方です。ファブリックパネルを壁に貼り付けるには、両面テープや粘着素材のゲルなどを使用するのが一般的です。

ただし、テープやゲルなどは耐荷重が低いため、パネルの重さによっては落ちやすくなってしまう可能性もあります。また、凹凸がある素材の壁紙などには、取り付けられないこともありますので、事前に確認しておきましょう。

自宅にピクチャーレールなどが設置されている場合には、吊るして飾るのもおすすめです。吊るして飾る場合は、壁を傷つける心配がない上に、位置の調節が簡単にできるというメリットがあります。

フックに引っ掛けて飾る場合は、使用するフックの耐荷重より軽いパネルを飾る必要があります。事前にフックの耐荷重とパネルの重さを把握してから飾るようにしましょう。

賃貸の場合のおすすめの取り付け方

賃貸に住んでいる場合、壁を傷つける心配などから、ファブリックパネルの飾り方に迷う方も多いのではないでしょうか。

自宅にピクチャーレールなどがある場合は、吊るして飾るのもいいでしょう。ピクチャーレールであれば、強度もある程度ありますので、パネルの重さを気にすることなく飾ることが可能です。

ピクチャーレールがない場合には、フックなどに引っ掛けて飾るか、床や棚の上などに立てかけて飾る方法がおすすめです。立てかける場合は、壁に穴をあけたり、傷つけたりする心配もありません。大きなパネルを飾る場合などは、あえて立てかける方が、おしゃれな印象になりますよ。

小さなサイズのパネルを飾りたい場合には、フックなどに掛けて壁に飾る方法がおすすめです。バランスのよい印象になりますよ。

賃貸で壁にかける場合には、跡が残りにくいタイプのフックやピンを使うと安心です。

キズが超小さいフック

ファブリックパネルを作ってみよう

ファブリックパネルは、簡単に手作りすることができます。手作りすると、自分好みのデザインのファブリックを使うことができます。パネルサイズも、飾りたい場所の広さや雰囲気にあわせて自由に選べますよ。

小さいお子さんがいる場合には、お子さんが布に描いた絵をファブリックパネルにして飾ってみるのもおすすめですよ。

オリジナルのファブリックパネルをお部屋に飾ることで、よりインテリアに愛着が持てるでしょう。気になる方は、ぜひ手作りにも挑戦してみてくださいね。

両面テープを使った簡単な作り方

ガンタッカーなどを使用しなくても、両面テープを使って簡単にファブリックパネルを作ることができます。材料と作り方は以下の通りです。

今回は木製のパネルを用意していますが、発泡スチロールなどでも代用可能です。また、布は折り込みが必要になるため、パネルよりも大きいサイズを選ぶと良いでしょう。

また、ファブリックパネルの基本的な作り方のYouTube動画も掲載していますので、参考にしてみてください。

<材料>

  • 両面テープ(なんでもOK)
  • 木製パネル
  • はさみ
  • お好みの布
両面テープを使ったファブリックパネルの作り方
  1. 用意した布を裏にして広げ、中央に木製パネルを置きます
  2. パネルの4辺に両面テープを貼ります
  3. 布を引っ張りながら、テープ部分に貼り付けていきます
  4. 四隅も丁寧に折り込みます
  5. はみ出た布をはさみで切り取ったら完成です

布を両面テープに貼り付ける際に、枠の中央部分からゆっくり端へ向かって抑えていくことがポイントです。布がシワにならないようゆっくり丁寧に作業しましょう。

セリアのアイテムを使った作り方

ここでは、100円ショップ(セリア)で購入できる、発泡スチロールなどの材料を使って、簡単にファブリックパネルを作る方法を紹介していきます。

発泡スチロールを使うことで、パネルが軽くなります。パネルの重さを気にすることなく飾ることができるので、押しピンなどで飾りたい方におすすめです。

<材料>

  • お好みの布
  • 発泡スチロール板
  • マスキングテープ(できれば白色)
  • 両面テープ
セリアのアイテムを使ったファブリックパネルの作り方
  1. 発泡スチロール板を好みのサイズにカットして、下に布を敷きます
  2. 発泡スチロールの4辺にマスキングテープを貼っていきます
  3. マスキングテープの上から両面テープを貼ります
  4. 布を引っ張りながら、貼り付けていきます(四隅は丁寧に折り込みテープで留めます)
  5. はみ出た布をはさみで切り取ったら完成です

発泡スチロールで作る場合、4辺にマスキングテープを貼っておくのがポイントです。マスキングテープを貼ることで、発泡スチロールの角が潰れにくくなりますよ。

おすすめのファブリックパネル3選

ここでは、インテリアのアクセントになる、おすすめのファブリックパネルを紹介していきます。お部屋のテイストにあわせたファブリックパネルを選ぶことで、お部屋の印象がぐっとおしゃれになりますよ。

マリメッコのファブリックパネルはインテリアの主役に!

マリメッコはフィンランドのアパレルブランドで、大胆な柄や色使いのアイテムが多いのが特徴です。

マリメッコのファブリックパネルは、飾るだけでお部屋をぱっと明るい印象にしてくれるものが多いです。特に、マリメッコのアイコンでもあるウニッコ柄は、カラフルな色使いのケシの花を描いたおしゃれなデザインです。小さめのサイズを2〜3個並べて、玄関やリビングに飾ってみるのもおすすめですよ。

北欧風テイストのファブリックパネル

近年人気の北欧風のインテリア。お部屋を北欧風インテリアに統一している方も、多いのではないでしょうか。

ここでは、北欧テイストのファブリックパネルを紹介します。北欧風らしい大胆な柄ながらも、ナチュラルで少し落ち着いた雰囲気のパネルです。大人らしい北欧スタイルがお好みの方におすすめですよ。

ヴァルガルド|VALLIA

モダンなデザインのファブリックパネル

モダンなテイストがお好みの方には、カラフルな色を使ったものより、モノトーンのファブリックパネルがおすすめです。

インテリアもモダンなテイストで統一している場合、カラフルなファブリックパネルだと浮いた印象に見える可能性があります。お部屋の雰囲気に自然に溶け込む色使いや、デザインのものを選ぶと、しっくりきやすいでしょう。

ファルリックパネルのおしゃれな飾り方アイデア4選

ここでは、ファブリックパネルをおしゃれに見せる飾り方について解説していきます。ファブリックパネルのデザインやサイズに合う飾り方を取り入れて、お部屋をおしゃれにアップデートしてみてはいかがでしょうか。

3枚を等間隔に飾るとワンランク上の印象に!

小さいサイズや正方形の複数枚のファブリックパネルを、等間隔に並べて飾るとぐっとおしゃれに見えます。飾る壁の広さにもよりますが、3枚くらいがバランスよく飾れる枚数です。廊下や長方形のお部屋の壁など、長めの壁がある場所に並べて飾るのがおすすめです。

家具や床の上にさりげなく立てかける

大きなファブリックパネルなどの場合には、立てかけて飾ることで、ぐっとおしゃれな印象になります。広い空間であれば、床の上にさりげなく立てかけたり、低めの棚の上に置いたりするのもおすすめですよ。

棚の上などに置いて飾る場合は、正方形よりも、横長や長方形などのファブリックパネルを選ぶと、よりバランス良く飾れますよ。また、大きいサイズのパネルであれば、カラフルなものよりも、モノトーンや淡色のものだと、お部屋のテイストに溶け込みやすくておすすめです。

お部屋のテイストやカラーに合わせると統一感が出る

ファブリックパネルの飾り方で大切なのは、お部屋のテイストや、置いているインテリアのカラーに合うアイテムを選んで飾ることです。ファブリックパネル自体がとてもおしゃれなデザインでも、お部屋のテイストやカラーに合っていないと、浮いた印象になってしまいます。

「お部屋のテイストにあうデザインが、よくわからない」という方は、ソファやベッドカバーなど大きいサイズのインテリアと、同系色のものを選ぶと良いでしょう。

額縁に入れてリッチな印象に

ファブリックパネルを額縁に入れると、絵画を飾っているような雰囲気になり、リッチな印象になります。

木製の額縁であれば、ナチュラルなテイストのお部屋にもあいますし、子供部屋に飾る場合にもおすすめですよ。

アンティーク風のゴールドやシルバーの額縁は、モダンなテイストのお部屋によく合うでしょう。ゴールドやシルバーは、つや消しのマットな色を選ぶとよりおしゃれに見えます。

まとめ|お部屋にあったファブリックパネルを取り入れて、インテリアのアクセントに!

ファブリックパネルを飾るだけで、お部屋がぐっと明るい印象になったり、おしゃれな雰囲気になったりします。お部屋のテイストにあったアイテムを取り入れて、雰囲気をアップデートしてみるのもいいですね。

また、ファブリックパネルは簡単に手作りすることもできます。好みのファブリック(布)で、オリジナルの1枚を作ってみるのもおすすめですよ。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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