プレイマットとは、赤ちゃんが日中を快適に過ごすために床に敷く、クッション性に優れたアイテムです。赤ちゃんが転んだときの怪我防止や防音対策として、リビングや子ども部屋で使う家庭が増えています。おしゃれなプレイマットを探している人のために、商品を選ぶポイントをまとめました。人気の高いおすすめのプレイマットと併せてチェックしましょう。
目次
赤ちゃんのプレイマットの必要性
プレイマットは、赤ちゃんを遊ばせるときやお昼寝させるときに役立ちます。まずは、メリットや使い始めにおすすめの時期をしっかり理解しましょう。
- プレイマットを使うメリット
- プレイマットを使う時期は3〜4ヶ月頃から
- リビングに敷くなら、インテリアに馴染むおしゃれなプレイマットがおすすめ
以上3つを解説します。
プレイマットを使うメリット
プレイマットを使用するメリットは、安全対策とキズ・汚れ防止の2点です。
プレイマットはクッション性が高く、厚みが最低でも1cm、厚いものだと4cmある商品もあります。赤ちゃんが転んでしまってもケガをする心配が少なく、安心して遊ばせられるでしょう。
さらに、弾力性があるプレイマットは衝撃や音を吸収してくれるので、防音効果も期待できます。特に集合住宅に住んでいる人におすすめです。また、プレイマットを敷いておくとフローリングの傷や汚れを防ぐことができます。万が一汚れてもさっとふけるため、お手入れも簡単です。
プレイマットを使う時期は生後3〜4ヶ月頃から
プレイマットが必要になる時期は家庭によってさまざまですが、迷ったら生後3〜4ヶ月頃がおすすめです。
赤ちゃんが寝返りを始めるのは、大体生後5ヶ月頃からです。しかし、早い子だと生後3〜4ヶ月で寝返りをマスターする子もいます。寝返りができるようになると動ける範囲が広くなります。今まで使っていたベビーベッドやハイチェアが手狭になり、窮屈に感じるかもしれません。
赤ちゃんが寝返りの練習を始めたらプレイマットの購入を検討しましょう。プレイマットを敷くと、広い場所でのびのびと過ごすことができます。なお、プレイマットは寝返りを始める前の新生児期に日中を過ごす場所としても使えるため、早めに用意しておくのも良いでしょう。
寝返りだけでなくお座りもするようになれば、座った姿勢から倒れてしまうこともあります。そんなときにプレイマットが敷いてあれば、ケガの心配が少なく安心です。
リビングに敷くなら、インテリアに馴染むおしゃれなプレイマットがおすすめ
赤ちゃんは日中の大半をリビングで過ごすので、プレイマットをリビングに敷くことを考えている人も多いでしょう。リビングにプレイマットを敷く場合は、インテリアの邪魔をしないデザインのものがおすすめです。
プレイマットは床の上で大きな面積を占めるため、リビングの印象を左右します。最近のプレイマットはデザインが豊富で、こども向けのかわいいものからおしゃれなものまでさまざまです。シンプルなデザインを選べば、部屋の雰囲気を壊さず馴染みやすいでしょう。また、明るい色のプレイマットは部屋を広くみせる効果も期待できます。
おしゃれなプレイマットの選び方
プレイマットはさまざまな形状や素材のものがあります。おしゃれで赤ちゃんが過ごしやすいプレイマットを選ぶために、知っておきたいポイントを3つご紹介します。
- 形で選ぶ
- 厚さで選ぶ
- 素材で選ぶ
形で選ぶ
プレイマットの形状は、主に以下の4つに分けられます。
- ジョイントタイプ
- ラグタイプ
- 折りたたみタイプ
- プレイジムタイプ
部屋全体に敷くなら、ジョイントタイプがおすすめです。ジョイントタイプなら、パズルのように組み合わせて大きさや形を変えることができます。汚れたら一部分だけ交換できるのもメリットです。
ラグタイプは、その名の通り一面に敷いてラグのように使うプレイマットです。柄の種類が豊富でリバーシブルで使えるものもあります。また、つなぎ目がないので掃除も簡単です。
折りたたみタイプは、設置と片付けが簡単にできるのが特徴です。厚みがありクッション性に優れているので、安心して赤ちゃんを遊ばせられます。シンプルなデザインが多く、インテリア性も兼ね備えています。
つなぎ目が気になる人は、シームレスタイプを選ぶと良いでしょう。プレイマットを広げたときに溝ができないので、埃やゴミが入りにくくお手入れの手間がかかりません。
プレイジムとプレイマットが一体になったものは、ねんね期の赤ちゃんに最適です。おもちゃやアーチを取り外せるものを選べば、成長に合わせて長く使えます。持ち運びしやすいので、使いたい場所に移動できるのも魅力の一つです。
厚さで選ぶ
安全性を重視するのであれば、プレイマットの厚さをチェックしましょう。プレイマットの厚みは1cm〜4cmと幅広いです。クッション効果が高いものが欲しい人は、厚さ2cm以上のプレイマットを選ぶのがおすすめです。
一方、厚みがあるものはその分重いので、持ち運びには向きません。移動のしやすさを重視するなら、厚さ2cm未満のものがよいでしょう。
素材で選ぶ
プレイマットの素材は、主にEVA樹脂、ポリエチレン(PE)、コルク、ポリエステルに分かれます。
EVA樹脂やポリエチレンは柔らかく弾力性が高いのが特徴です。衝撃を吸収してくれるので、赤ちゃんが転んでもケガをしにくいでしょう。また、水が染み込みにくいのでお手入れのしやすさも良好です。
コルクはジョイントマットによく使われている素材です。通気性が良いのが特徴で、保温・遮熱効果もあるので一年中過ごしやすいでしょう。
ポリエステル素材のプレイマットは、摩擦や熱に強く、耐久性が高いです。赤ちゃんに触れる部分は綿やキルトで覆われているものもあります。比較的安価なものが多いので、低予算で探している人にもおすすめです。一方、防水性が低く汚れやすい面があるため、洗濯機で丸洗いできるものを選ぶとよいでしょう。
折りたたみ式(つなぎ目なし)のおすすめプレイマット
移動させて使うのが目的なら、折りたためるプレイマットを選びましょう。シームレス(つなぎ目がない)ものを選べば、溝に飲みものや食べカスが入り込むのを防げます。おすすめのプレイマット3つをご紹介します。
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(カラズ)プレイマットclean
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(mamako natural)シームレスマット
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(nebio)プレットプレミアム
(カラズ)プレイマットclean
カラズのプレイマットは種類とサイズ展開が豊富なのが特徴です。その中でつなぎ目がないものはプレイマットcleanだけなので、選ぶ際は注意してください。
8層の高密度ポリエチレンフォームでヘタリにくく、厚さが4cmあるので衝撃を吸収してくれます。表面はプレミアムPU素材で、触り心地のなめらかさと上部さを兼ね備えています。
ホルムアルデヒドの試験にも合格しており、安全性も確かです。赤ちゃんの肌に直接触れるものにはこだわりたい人に向いています。日本防炎協会の防炎マークを取得しているのも嬉しいポイントです。
Caraz(カラズ) プレイマットClean
(mamako natural)シームレスマット
3ステップで女性でも簡単に折りたたみができるプレイマットです。しなやかで水・汚れに強いPUレザーカバーなので、飲みものや食べ物をこぼしてもお手入れが簡単です。接着剤などの有機溶剤は不使用のため、赤ちゃんが舐めても心配ありません。
ジッパー部分を生地の裏側に内蔵することで子供が触ることでケガをするのを防ぎます。別売りのベビーサークルを組み合わせることで、より安全な赤ちゃんの居場所を作ることができます。
mamako natural シームレスマット
(nebio)プレットプレミアム
機能性の高い素材で作られている四つ折りのマットレスです。防汚、防水、耐切創性の試験をクリアしており、汚れや傷に強いのがメリットです。また、耐熱性も高いので床暖房の上からも使うことが可能です。
裏面には滑り止め加工が施されており、マットのズレを防ぎます。密度が高く、程よい弾力があるため長時間過ごしやすいのもポイントです。沈み込みにくいので、室内遊具と合わせて使うのもおすすめです。
nebio(ネビオ) プレットプレミアム
厚手のおすすめプレイマット
厚みがあるプレイマットは衝撃や音をしっかりと吸収してくれます。お座りがまだ不安定な赤ちゃんやよちよち歩きの赤ちゃんの転倒が心配な人は、厚みがあるプレイマットが最適です。また、ハイハイをする赤ちゃんの膝の負担軽減にも良いでしょう。ここからは、クッション性が特に優れている厚さ2cm以上のプレイマットを4つご紹介します。
- (ケラッタ)マシュマロマット
- (タンスのゲン)ジョイントマット
- (日野ショップ)ベビープレイマット
- (fungoo)ベビーマット
(ケラッタ)マシュマロマット
マシュマロのような気持ち良い踏み心地のプレイマットです。厚さは2cmあり、低反発で柔らかいです。しかし沈み込みすぎないので安定感があります。
表裏どちらにも柄があるリバーシブル仕様で、好みやインテリアに合わせて使う面を変えられます。どちらもナチュラルでかわいいデザインなので、部屋にも馴染みやすいでしょう。
プレイマットにありがちなテカリを抑えることで、高級感のあるマットな仕上がりを実現しています。
ケラッタ マシュマロマット
(日野ショップ)ベビープレイマット
表と裏で材質が違うため、季節や用途に合わせて選べるのが特徴です。
布地の面は、サラッとした肌触りで夏でもべたつきません。XPE素材の面は断熱効果が高いため、フローリングの冷たさが伝わりにくくなっています。体温調整が難しい赤ちゃんを守ってくれ、1年中快適に過ごせるでしょう。
厚さ2cmに圧縮された天然のXPE分子が適度な反発力を生み、赤ちゃんをしっかり支えます。全面柄入りですが、北欧風のおしゃれでシンプルなデザインなのでどんな部屋にもマッチするでしょう。
日野SHOP ベビープレイマット
(タンスのゲン)ジョイントマット
ジョイントタイプのマットは厚さ1cm程度が一般的な中、タンスのゲンのマットは2cmの厚みを実現しています。弾力性がありマット同士の隙間が少ないので、生活音を効率よく吸収してくれます。
PE素材を使用しているため耐久性に優れ、紫外線を浴びても劣化しにくいのも特徴です。木目調のデザインはあたたかみがあり、どんな部屋にも合わせやすいでしょう。
59cmの大判タイプなので、プレイマットを広範囲に敷きたい人にも向いています。柱や家具に合わせてカットでき、部屋ぴったりのサイズに調整できるのも便利です。
タンスのゲン ジョイントマット
(fungoo)ベビーマット
高密度のXPE素材と厚さ2cmの設計で、衝撃吸収と防音に優れたプレイマットです。裏と表でデザインが異なりどちらも使えるので、汚れたらひっくり返すという使い方も可能です。かわいい色と模様で、赤ちゃんの視覚を刺激する知育要素もあります。
マットの表面はアルファベットと数字で凸凹加工されており、滑りにくくなっています。また、抗菌・防臭使用なので赤ちゃんを寝かせても安心です。保温・断熱効果も高いため、フローリングの冷たさから守ってくれるでしょう。
シックハウス対策済みで有害物質は使われていないので、品質にこだわりたい人にもおすすめです。
fungoo ベビーマット
西松屋やニトリのおすすめプレイマット
ここからは、西松屋やニトリにあるおすすめのプレイマットを3つ紹介します。
- (ニトリ)ベビーマット
- (ニトリ)折りたたみできるキッズプレイマット
- (西松屋)抗菌組み合わせパッド
(ニトリ)ベビーマット
ふっくらと厚みがある、コットン素材のプレイマットです。裏生地は不織布ポリエチレン、表地はコットン100%なので赤ちゃんの肌にも優しいでしょう。
汚れたら手洗いで丸洗いすることができるので、常に清潔な状態を保てます。また、実店舗で手に入りやすいこともメリットです。フローリングに直に敷くと硬さが気になる人は、ジョイントマットとの併用がおすすめです。
色はブルーの星とピンクのハートの2色から選べます。どちらも優しい色味なので、お部屋の雰囲気作りの邪魔をしません。
ニトリのベビーマット買ってみた💝パステルカラーでかわいい😍 pic.twitter.com/HmMMnGZVYH
— うまる☺︎🐰🍫→2y (@umaru_1_2) May 16, 2020
(ニトリ)折りたたみできるキッズプレイマット
コンパクトに収納できる折りたたみ式のプレイマットです。手提げの収納袋付きなので、外出先で使うのにも便利です。
重さが800gと軽量で、使いたい場所に持ち運ぶのも苦になりません。「普段は使わないけど、必要になったときに手間なく出し入れしたい」という人に向いています。
ニトリのプレイマットが良い。厚みがあるし組み合わせる形のだから拡張もできる。2人で喧嘩しながら遊んでる。 pic.twitter.com/BLBZWhtkII
— もっちもっち (@mocchi10266) July 4, 2019
(西松屋)抗菌組み合わせマット
抗菌仕様で、プレイマットに付着した菌の増殖を防いでくれます。耐熱性があるため、ホットカーペットとの併用が可能です。
8枚入っており、すべて敷き詰めると0.43畳の広さになります。広い範囲に敷くとなると枚数が必要になるので、大判タイプを選ぶとよいでしょう。
ブラウン&ベージュとカフェラテ&ミルクのカラーがあるので、部屋のテイストに合わせて選べます。実店舗でも手に入り、買い求めやすい価格なのも嬉しいポイントです。
西松屋 抗菌くみあわせマット
まとめ|プレイマットで赤ちゃんの安全対策を!
赤ちゃんに最適なプレイマット選びは、形や厚み、素材をチェックすることが大切です。
プレイマットに高い安全性を求める人や階下への生活音が気になる人は、厚さが4cm以上のものを選びましょう。クッション性があるので、衝撃や音を吸収してくれます。
一方で、厚みがあるプレイマットは重量があり動かしづらいデメリットも。複数の場所での使用を想定しているなら、折りたたみタイプか軽くて持ち運びしやすいものが良いでしょう。
プレイマットを敷くことで、転倒によるケガや足への負担を少なくすることができます。広いスペースを確保してあげると、赤ちゃんが安全にのびのび遊べるでしょう。
シンプルなプレイマットを選べば、インテリアの邪魔をしません。また、おしゃれなプレイマットは、部屋の雰囲気をグッとよくすることができます。部屋や条件にあったプレイマットを見つけて、赤ちゃんに快適なスペースを作りましょう。