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スワッグとは?ブーケ・花束との違いや作り方、おしゃれな商品も紹介

近年、流行しているスワッグをご存知でしょうか?スワッグとは、花材を使ったインテリアアイテムの一つで、壁に飾って楽しみます。存在感があるので、一つ飾るだけでも、おしゃれでナチュラルなテイストの空間に様変わりするでしょう。

スワッグとは?

スワッグとは、壁に飾って楽しむインテリアアイテムのことです。花束を逆さに向けるようにして飾り、優しい雰囲気の空間を演出することができます。

近頃では日本でも注目され始めましたが、ヨーロッパではクリスマスシーズンの飾りなどとして、古くから親しまれてきました。

インテリアとして壁に飾る花束

スワッグとは、ドイツ語で「壁飾り」の意味です。花束を逆さまにしたような形で、壁につるして飾ります。

使われる花材は、ドライフラワーやプリザーブドフラワー、アーティフィシャルフラワーのほか、生花が使われることもあります。

壁につるして飾れるため、設置スペースが必要ないのは、大きなメリットといえるでしょう。また、飾るだけで空間が一気におしゃれでナチュラルな雰囲気になるのも、人気の理由です。

ヨーロッパではさまざまな場所に飾られる

スワッグは、ヨーロッパでは魔除け・幸福を呼ぶアイテムとして、古くから親しまれてきました。

特にクリスマスシーズンには、街中で見かけることが多くなるでしょう。玄関に飾られるほか、部屋の壁や暖炉の回りに飾られ、華やかでエレガントにクリスマスの雰囲気を演出します。

クリスマス用の場合、松の葉と実が使われるのが定番で、ほかにもさまざまな植物を組み合わせて華やかに仕上げられます。玄関に飾ればリースよりも目立つことも、スワッグが好まれる理由の一つのようです。

スワッグ・ブーケ・花束の違い

(出典) pexels.com

「スワッグとブーケ、それに花束は何が違うのだろう?」と疑問に思う人もいるのではないでしょうか?確かにこれらは似ていますが、見た目も用途も異なります。

形状

スワッグ・ブーケ・花束は、いずれも花材を束ねている点では共通しますが、形状が異なります。

スワッグは、花が下になるよう逆さ向きにして、飾るものです。壁につるしたときに安定するよう、背中側が平らに作られていることも特徴です。

また、ブーケと花束は、どちらも花が上にくるようにして飾ります。この二つは、同じものを指すように思うかもしれませんが、その形状は異なります。

ブーケは、全体的に丸い形にデザインされ、どの方向から見ても見栄えがするように作られたものです。一方、花束は、縦長の形をしており、さらに前後も決まっています。

その形状から、ブーケは360度どの方向からも視線が集まる結婚式のような場、花束は式典のステージ上など一方向からの視線を受けるような場に向きます。

用途

スワッグ・ブーケ・花束は用途も異なります。

スワッグは壁に飾って、空間を彩るインテリアアイテムとして用いられます。

対して、ブーケや花束は、式典で贈られたり、結婚式で使われたりするなど、人が手にすることでまさに花を添える役割をするものです。

ナチュラルな雰囲気が魅力のスワッグに対し、ブーケや花束には華やかな雰囲気があります。花瓶に生けて部屋に飾る場合にも、自然な優しさというよりは、華やぎを与えてくれる点で異なるといえるでしょう。

簡単にできるスワッグの作り方

(出典) pexels.com

スワッグは初心者でも簡単に作ることができます。特別な道具も必要ありませんので、スワッグにしてみたい花材を準備して、ぜひ挑戦してみましょう。

スワッグは生花でも作れる

スワッグの既製品はドライフラワーでできたものが多くありますが、自分で作る場合は生花を使うこともできます。

生花を使用すれば、ドライになるまでの花色の変化など、自然の移ろいを楽しむことができるでしょう。また、長く飾っておけることもメリットです。

生花を使って自分で作るなら、ドライになったときの花色が美しくなるよう作りたいものです。あらかじめ傷んだものは取り除いておき、みずみずしく元気な状態のままスワッグにするとよいでしょう。

季節にもよりますが、2~3週間程度つるしておけば、完全に水分が飛んで、ドライフラワーになるはずです。

まずは材料を準備しよう!

スワッグは特別な道具や材料がなくても作れます。スワッグを作るのに必要な道具は以下の3点だけです。

  • 麻ひも
  • 花用のはさみ
  • クラフト用のはさみ

また、使用する花は好きな花でも問題ありませんが、初めてスワッグ作りに挑戦するなら、生花よりドライフラワーの方がよいでしょう。

生花を使用すると、ドライになっていく過程で水分が抜けるため、花束のボリュームが変化します。そのため、出来上がりのバランスが悪くなったり、結び目が緩んだりしかねません。

スワッグの定番であるユーカリやブルーファンタジア、ドライになっても色があせにくいスターチスなどのドライフラワーが扱いやすいでしょう。

スワッグを作ってみよう!

スワッグは、基本的に以下のような手順で作ります。

  1. 花材の枝分かれ部分を切り分けて、ボリュームと長さの調整をする
  2. 手元にあたる部分の葉を取り除いておく
  3. 枝はできるだけ表面が平らになるよう、凹凸のある部分はカットする
  4. 長めの花材から束ねていく
  5. 短めの花材も束ね、全ての花材を束ねたら、全体のバランスを整える
  6. 手元を麻ひもで固結びをする
  7. 壁につるす用の麻ひもを付ける
  8. 手元の茎をカットしてバランスを整える

花材を束ねる際は、それぞれの花がよく見えるよう、段々に重ねるのがポイントです。アクセントとなる花材を手元に配置すると、バランスよく見えるでしょう。

また、生花を使っている場合は、手順6の際に水分が抜けて茎が細くなることを想定して、きつめに結ぶようにします。

リボンや麻布でアレンジしてもかわいい

スワッグは、手元をリボンや麻布を使ってアレンジすることで、かわいく仕上がります。リボンの色・太さ・素材によって、ずいぶん印象が変わるので、作りたい雰囲気に合わせて選んでみるとよいでしょう。

例えば、麻布は茎部分に巻き付けるだけで、簡単にナチュラルな雰囲気を出せます。

また、リボンは結び方によっても印象が変わります。結び目を目立たせたくないときは定番の固結びを、リボンを目立たせたいときは蝶結びなど、選んだリボンに合わせて結び方を変えましょう。

部屋を彩るおしゃれなおすすめのスワッグ

(出典) pexels.com

ナチュラルな雰囲気の空間とマッチするスワッグですが、使用されている花材の色やリボンなどによっても雰囲気は、ずいぶん変わります。

部屋や季節に応じて、いくつか用意しておくのもよいでしょう。

Lulu’s(ルルズ) ミモザのスワッグ Lulu’s-0501

ミモザのドライフラワーで作られたスワッグです。ミモザの明るい黄色が、部屋を一段と明るく見せてくれるでしょう。

梱包サイズが高さ約40cm×幅約20cm×奥行約8cm 

なので、玄関でもリビングでも、存在感のある装飾になります。

スワッグを包む英字新聞と手元に付けられたラフィアのリボン、さらに紙製のタグが、スワッグの本場ヨーロッパを思わせておしゃれです。

Lulu’s ミモザのスワッグ Lulu’s-0501

税込6980円

※2024年03月11日時点

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花まりか ボタニカル スワッグ Sサイズ

お花屋さんが一つ一つ手作りしているスワッグです。お花屋さんが作っているだけあり、さまざまな花材が使われています。

自然素材をそのままドライフラワーにしているので、途中で花材の一部が落ちることがありますが、それもまた自然の移ろいを感じられる魅力の一つです。

壁につるして飾るのはもちろん、木製の台や椅子の上に置いても、ナチュラル感が出ておしゃれです。

花まりか ボタニカル スワッグ Sサイズ

税込4980円

※2021年12月19日時点

Amazonで詳細を見る

 

ベルフルール ジョリー ドライフラワー スワッグ

ボリューム感とカラフルな色合いが特徴のスワッグです。花材はドライフラワーで、色はブルー・ピンク・ホワイト・イエローの4種類があるので、飾る場所や季節に合わせて選べます。

手元部分は麻布で包まれており、ドライフラワーの雰囲気と相まって、より優しくヴィンテージ風の空気を演出してくれます。アンティークの家具とも相性がよく、クラシカルな雰囲気を楽しめるでしょう。

ベルフルール ジョリー ドライフラワー スワッグ

税込2750円

※2021年12月19日時点

Amazonで詳細を見る

 

スワッグを飾ってインテリアを彩ろう

(出典) pexels.com

スワッグは、リースと同様に壁などにつるして飾るものですが、そのボリュームや色味によって意外と存在感を放ちます。

一つ飾るだけで、優しいナチュラルな雰囲気を演出することができるので、部屋をより安らげる空間にすることができるでしょう。

また、生花を使用したスワッグであれば、ドライフラワーになっていく際の花色や葉色など、自然の移り変わりを楽しむこともできます。

ぜひ、インテリアアイテムとしてスワッグを取り入れ、空間をよりナチュラルな雰囲気にして楽しみましょう。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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