【キャンプに必須!】虫や蚊を寄せ付けない虫よけアイテムをご紹介!

自然と触れ合うことができ、自分たちでアレンジできる幅が広いことから、根強い人気のあるキャンプ。しかし同時に、自然のアクティビティに虫は付きもので、避けることはできません。

そこで今回は、キャンプやBBQをできる限り快適に過ごすための、虫よけアイテムを種類別にご紹介します。毎回虫に悩まされている方も、初めてのアウトドアで虫がちょっと苦手な方も、是非参考にしてみてくださいね。

目次

最強の虫よけ対策を講じるための基本的な考え方

虫よけには数多くの方法があり、アウトドア慣れしていない場合は「何からすればいいか分からない…」という方も多いでしょう。そこでまずは、虫よけ対策の基本的な考え方を押さえておきましょう。

虫よけを徹底したいときは、場所や時間帯での使い分けがポイント

虫よけアイテムにはいろいろな種類がありますが、それぞれには効果的なシーンや使い方があります。効き目の強いアイテムは、虫だけでなく人にも悪影響を与えることがあります。効き目がマイルドなものは、上手に使わないと全く役に立たないことも。

また、すべてをオールインワンで対策できる虫よけは存在しません。時間帯や場所によって複数の虫よけアイテムを組み合わせ、テントサイト全体を虫から守る工夫が必要です。

虫によって苦手なものが異なることに注意

一言に虫といっても、「蚊なのかハエなのか」などの大きな種別があり、蚊の中にもさまざまな種類がいます。薬品系のグッズを使う場合、ある特定の虫に有効になるよう調合されています。すべての虫に効果があるわけではないので、効き目のある対象を必ず確認するようにしましょう。

また、人の肌に直接吹きかけるタイプのスプレーは、別のスプレー同士を重ね塗りすると肌トラブルを引き起こす恐れがあります。肌につけるものは1種類に絞り、焚き木タイプ・吊るすタイプ・地面に撒くタイプなどの虫よけと上手に併用しましょう。

虫嫌いの人にはグランピングやコテージステイがおすすめ

自然の中でキャンプやBBQをする上で、虫の問題を避けて通ることはできません。「見るのも近寄られるのも無理!」というレベルの虫嫌いの方には、自然のアクティビティを楽しむことは難しいでしょう。

現在はグランピングやコテージなど、清潔な施設にホテル感覚でステイできるサービスも充実しています。虫が苦手な方は無理をせず、なるべく虫を気にしなくていいような環境を選ぶようにしましょう。

着火しておくだけ!焚き火タイプの虫よけアイテム

ここからは、屋外で役立つ焚き火タイプの虫よけアイテムを紹介します。家族や友人など複数人で過ごすときの必須アイテムなので、しっかりと押さえておきましょう。

焚き火タイプ虫よけのメリット・デメリット

焚き火タイプのメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット

焚き火タイプのメリットは手軽さです。キャンドル型や、バケツに入っているタイプが多く、芯に火をつけて、タープの近くに置いておくだけでOKです。手持ち花火をするときの火種にできるものもあります。

デメリット

持続時間に制限があり、途中で補充ができない点が焚き火タイプのデメリットです。20時間ほど持つタイプもありますが、それでも1泊過ごすには少し足りません。使い捨て型なので、使い切ってしまったらそこで終わりになってしまう点も歯痒いですね。

おすすめのシーン・使い方

タープの近くなど、作業をしたり食事をしたりする場所に置いておくのがおすすめです。人がいるときは常に点火しておき、就寝時には一度火を消します。翌日の朝の支度を始めるときにまた火を点けます。使用するときだけ火を点け、こまめに消すのがポイントです。

効き目バッチリ!【CAPTAIN STAG】虫よけバケツキャンドル

効き目が良く20時間持続する、使い勝手の良いバケツキャンドルです。見た目がわかりやすくそれなりの大きさがあるので、誤って触れてしまったり蹴飛ばしてしまったりといった事故も起きにくいです。

人によっては、匂いが苦手な場合もあるので要注意。不快に感じる人がいる場合は、置き場に気を配りましょう。

CAPTAIN STAG 虫よけバケツキャンドル

30時間もの連続燃焼!【カッターシトロガード】虫除けバケツ型キャンドル

30時間持続する、超ロング型のバケツキャンドルです。1泊だけのキャンプであれば、夜通し火を焚いておくことができます。

輸入品のため、入手が困難な点が惜しまれます。見かけた場合にはぜひ試してみてくださいね。

カッターシトロガード 虫除けバケツ型キャンドル

卓上をおしゃれに♪【カメヤマキャンドルハウス】シトロネラカップキャンドル

テーブルに置けるキャンドルタイプの製品です。見た目がおしゃれで香りも良いので、キャンプ慣れしていない人がいるときにおすすめです。日が暮れてから卓上のライト代わりにすれば、ロマンチックな雰囲気の演出にもなりますよ。

卓上サイズなので、バケツタイプに比べると持続時間は少なくなります。ご飯を食べたり雑談したりするときなど、人が集まっているシーンで効率よく使いましょう。

カメヤマキャンドルハウス シトロネラカップキャンドル

場所を取らない!吊るすタイプ虫よけアイテム

次は吊るすタイプの虫よけアイテムをご紹介します。タープやテントなどのキャンプ用品には、ランタンを吊るすためのタグが用意されていることが多いです。吊るせるタイプの虫よけアイテムを持っていると、いろいろな箇所に使えるので便利ですよ。

吊るすタイプの虫よけのメリット・デメリット

タープやテントに吊るせるアイテムのメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット

吊るしておけるので場所を取らず、火を使わないため安全性も高いです。ライトなどの小型電化製品と一体型になっているアイテムが多く、荷物の削減にも役立ちます。繰り返し使えるので、1シーズンに数回キャンプをする方は、用意しておいて損のないアイテムです。

デメリット

薬品が含まれていないので、他の種類に比べると直接的な効果は薄めです。また、充電切れを起こさないようにバッテリや電池を別途用意しておく必要があります。

おすすめのシーン・使い方

虫よけ以外の付加機能を持った軽量アイテムが多いので、人と一緒に移動するような使い方がおすすめです。ライト型であれば、テントやタープの端に引っ掛けておき、トイレに行くときに携帯すると効果的です。使い捨てではないので、同じアイテムを何台か同時に使うのもアリですよ。

虫よけ+ライトを担う!【Lanktoo】LEDランタン

虫が寄り付きにくい多機能ランタンです。コンパクト・軽量型で、使う場所を選びません。取り外しも簡単なので、トイレに行くときなどに持ち運ぶことも可能です。

ライトとしてだけでなく、バッテリとして使うこともできます。携帯や他のポータブル機器などに給電したいとき、ライトからサッと電気を分けてもらえます。

軽くて設置しやすい!【MOSKEE】モスキーランタン

こちらもライト型ですが、虫よけではなく殺虫ライトと呼ばれているタイプです。光で虫を誘き寄せ、ライトの周りに流している電流で虫を駆除します。

殺虫ライトは虫を直接駆除するので、効果が目に見えて分かりやすいのが特徴です。しかし、虫が集まってしまうので見た目が苦手な方もいるかもしれません。テントやタープの端のほうや、入口とは逆側に引っ掛けて使用しましょう。

音で虫を寄せ付けない!【Freeluck】蚊よけブレスレット

周囲に超音波を発して虫を寄せ付けなくするブレスレッド型のアイテムです。引っ掛けるだけでなく、人の腕に装着することもできます。

音を使った虫よけなので、周囲の光の加減や天候などに左右されにくい点が特徴です。5〜10mに効果が及ぶので、タープやテントを十分カバーできる点も便利です。時計盤や歩数計と一体型になっているので、登山やハイキングなどの昼間のアクティビティでも活躍します。

Freeluck 蚊よけブレスレット

安心して眠れる!テントの中や周辺に設置できる虫よけアイテム

テントの中に虫が入ってしまうと一大事。駆除するまでは眠れないですよね。そこで、テントに虫を寄せ付けない虫よけアイテムをご紹介します。

テントの中や周辺に設置できる虫よけのメリット・デメリット

テントの中や周囲で使うことのできるアイテムのメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット

人間のすぐ近くで使うことが前提になっているので、安全性が高いです。吊り下げ用のケースなど、設置の工夫がなされているものや、オプションアイテムが用意されているものが多いです。

デメリット

限られた空間で効果を発揮するものが多いので、タープなどの広い場所や開けた場所では活用しにくいです。どこに設置すると効果が高いかは、キャンプ中の試行錯誤が必要です。

おすすめのシーン・使い方

就寝より少し前からテント周りやテントの中に仕掛けておくのがおすすめ。日中に小さな子供がテントで過ごすことがある場合は、常に設置しておくと良いでしょう。「とにかくテントの中に虫を入れたくない!」そんなときに役立ちます。

近づく虫を駆除!【OVICON】電撃殺虫器

モスキーランタンと同じく、光で虫を集めて電気で撃退するタイプです。テントの外に吊るして夜通し点けておきましょう。穏やかな光量で静音性も高いので、万が一虫が中に入ってしまっているときはテント内でも使用することができます。人の指の侵入を防ぐガードが付いているので、安全面はご心配なく。

最強の線香!【富士錦】パワー森林香

最強の線香虫よけ、と呼び声の高い虫よけ線香です。本数が多いので、テントの四隅を取り囲むようにして焚いておくと安心です。専用容器に入れてテントの入り口に吊るしておくこともできます。ただし、テントの中に入れることはできませんので、必ず屋外で焚くようにしてください。

お守りとして♪【Chonomai】トンボモデル

話題沸騰中の、トンボの形を模した虫よけアイテムです。蚊の天敵であるトンボ(らしきもの)を付けておくことで、蚊が寄り付かなくなると言われています。テントの入り口付近に安全ピンで取り付けて使用します。

効き目には諸説あり、科学的に効果があるとは実証されていません。「効き目があった!」という口コミも多く、見た目もポップで持っていて損にもならないため、お守り代わりに使用しているファンが多いようです。バッグや帽子にも付け替えることができますよ。

夏場はメッシュ付きのテントがおすすめ

夏場はテントの中の温度が上がりやすいので、ついつい入り口を開けたままにしたくなってしまいます。しかし、知らぬまに虫が入り込んで夜中に大騒ぎになることも。

虫をシャットアウトしつつ、風通しを確保したいときはメッシュ付きのテントがおすすめです。全面がメッシュになるものから、一部がメッシュ窓になっているものまで種類はさまざまです。キャンプを快適にするためにも、不慣れな人ほどテントの機能にはこだわりましょう。

携帯可能!スプレータイプの虫よけアイテム

最後に、気軽に散布できるスプレータイプの虫よけアイテムをご紹介します。人や物を虫から直接守る効果があるので、是非1本は持っておきたい必須アイテムです。

スプレータイプの虫よけのメリット・デメリット

キャンプ以外でも馴染みの多い、スプレータイプのメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット

目的のものに直接散布するので高い効果を期待できます。手軽に持ち運ぶことができるので、テントサイトを離れたアクティビティに持ち出すことができます。暑い時期に合わせたクールタイプのものも販売されています。

デメリット

使っている薬品の濃度によって、使用制限がある場合があります。購入前に必ず説明書を確認しましょう。

人の肌に使うタイプのものは、活動中に汗をかくとスプレー液が流れて効果が薄くなることがあります。定期的に重ねがけするなど、効果を切らさない工夫が必要です。

おすすめのシーン・使い方

物にかけるタイプは、テントやタープの設営時に振りかけておくのがおすすめ。その後、3〜4時間に1回程度を目安に軽く散布すると効き目が途切れません。

人にかけるタイプは、肌の露出している箇所にまんべんなく散布しましょう。汗をかくと落ちてしまうので、テントサイトを離れるときも常に携帯し、思い出した頃にこまめに吹き直しましょう。また、用法・用量は必ず守ること。製品によっては子供に使用できないものもあるので、対象年齢のチェックを忘れずにしておきましょう。

汗に強い!【アース製薬】サラテクト ACT FIT ミスト

人に吹きかけるタイプの虫よけです。汗で流れにく肌触りも良好で、制汗スプレーのような感覚で使用できます。少量を手に取ることで、顔や首周りにも塗ることができます。

ただし、12歳以下に使用する場合、年齢によって1日の使用回数の制限があります。子供に使うときには裏面の説明をよく読んでから使用するようにしましょう。

アース製薬 サラテクト ACT FIT ミスト

地面に撒ける!【フマキラー】ヤブ蚊バリア

タープやテントはもちろん、地面にも撒けるスプレーです。散布した場所にバリアを作り、空間内に虫を寄せ付けません。

吊り下げタイプはテントなどの設営後からしか使用できないので、設営前はスプレーアイテムの出番です。テントサイト全体に吹きかけておけば、設営中も安心して作業できますね。

大容量で全員これ1本!【ジョンソン】スキンガード

「こまごましたスプレーを何本も持ちたくない!」という方には大容量のアイテムがおすすめ。家族も友人も、これ1本で全員分をカバーできます。目立つ場所に置いておき、みんなが定期的に使用できるようにしておきましょう。

年齢によって使用制限はあるものの、6ヶ月の乳児から使用できるのが嬉しいポイントです。

まとめ

最強の虫よけは、アイテム1つでは完成しません。虫よけを徹底するなら、複数のアイテムをシーンに合わせて使い分けることが何より大切です。

人の集まりやすいところに焚き火型の虫よけを設置する。電子機器と兼用になっている虫よけアイテムを各所に吊るしておく。テントの内部や周りに虫よけアイテムを設置して、虫の侵入を防ぐ。物や人間に対する直接の被害は虫よけスプレーで防ぐ。

それぞれのアイテムによって使いどころは異なります。特徴と効果をよく理解したうえで自分なりの最強組み合わせを見つけていきましょう!

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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