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初心者必見!ファミリーキャンプに必要な道具を一挙大公開!

自然を満喫するキャンプでは、一つでも道具を忘れると想像以上に不便を強いられるものです。しかし、キャンプ初心者には、どんなものを準備すればよいのか分からないことも多いでしょう。キャンプに必要な道具をまとめて紹介していきます。

ファミリーキャンプで必要なもの「昼編」

自然の中で過ごすキャンプでは、普段の生活とは違った不便さはつきものです。不便をできるだけ解消し、快適に過ごすために用意しておきたい、昼間に重宝するアイテムを紹介します。

あらゆる天候に対応できる「タープ」

キャンプ初心者の場合、タープが必須アイテムではないと考える人も多いのではないでしょうか?しかし、暑い日差しの中でずっと日差しを浴びながら過ごすのは、意外とつらいものです。

特に夏場のキャンプは天気が急変することも多く、いざ食事をするタイミングで雨に降られでもしたらたまったものではありません。

タープがあれば、強い日差しを防ぐことができ、天気の急変にも対応できるため、想像以上に重宝するでしょう。

テントでも十分なように思うかもしれませんが、急な雨の中でテントを設営するのは大変ですし、炎天下のテント内は蒸し暑い『サウナ』状態になります。

また、せっかくのキャンプをテントの中で過ごしてしまっては、自然も満喫できません。

タープには、キャンプ用とワンタッチタープの2種類があります。荷物の多いキャンプには、比較的軽量なキャンプ用のタープを選ぶのがおすすめです。

万能に活躍する 「テーブル」と「チェア」

テーブルとチェアは、キャンプにおいて欠かせないアイテムです。

中でも、まず用意しておきたいのはチェアです。レジャーシートを敷いて地面に座って過ごすこともできますが、砂利などで凸凹した地面は座り心地が悪いでしょう。

チェアがあれば、そういった不快な思いをすることなく、快適に座っていられるので、よりリラックスした時間を楽しめます。値段も手頃なものが多く、ぜひ用意しておきたいアイテムです。

また、テーブルがあれば、調理や食事のときに活躍するだけでなく、荷物置きにもなるので便利でしょう。軽くて持ち運びがしやすく、大きめのものを選ぶのがおすすめです。

ファミリーキャンプで必要なもの「夜編」

(出典) unsplash.com

キャンプといえば、まずテントと寝袋をイメージする人も多いでしょう。ほかにもマットを用意しておけば、より快適に眠ることができておすすめです。キャンプ場は夜になると真っ暗になるので、ランタンも忘れずに用意しておきましょう。

キャンプの要「テント」

キャンプに必要なものといえば、真っ先に思い浮かぶのがテントでしょう。

近頃では、ワンポールテントやドームテントのほか、ツールームテントなどさまざまな形状のものがあり、どれを選べばよいのか迷ってしまうこともあるかもしれません。

テントを選ぶ際、ポイントとなるのが利用人数です。大人1人あたり横60×高さ200cm程度の床面積を目安に、大きさをチェックしましょう。

また、設営のしやすさも大切なポイントです。初心者の場合、簡単に設営できるワンポールテントやワンタッチタイプのものがおすすめです。

「キャンプの醍醐味を余すところなく味わいたい」という人は、一から設営する本格的なテントに挑戦してみるのもよいでしょう。

ブログやSNSを参考にしながら、自分好みのテントを探すのも一つの手です。

携帯用寝具として活用「寝袋(シュラフ)」

寝袋は、寝心地を左右する大切なアイテムです。さまざまな種類のものがありますが、選ぶ際は、形状と中綿をチェックしましょう。

寝袋の形状には、封筒型とマミー型があります。

封筒型は、布団のような形状なので、寝返りがしやすく眠りやすい一方、サイズが大きくかさばります。

マミー型は、袋のような形状をしており、寝返りをしにくいことがデメリットですが、封筒型よりも保温性に優れ暖かい上、小さく収納できるので持ち運びに便利です。

また、中綿には化学繊維とダウンの2種類があります。

化学繊維のものは、リーズナブルなものが多く水ぬれに強い一方、ダウンに比べると寒く、コンパクトに収納できずかさばります。

ダウンは柔らかく暖かい素材ですが、価格が高く、保管やメンテナンスが難しいのがデメリットです。

それぞれのメリット・デメリットを踏まえて選びましょう。

睡眠の質を高める「マット」

1枚敷けば睡眠の質を格段に向上してくれるのが、マットです。地面の硬さを感じることなく、柔らかい感触の中眠ることができますし、地面からの冷気を防ぐこともできます。

マットには、銀マット・エアーマット・ウレタンマット・インフレーターマットの4種類があり、それぞれの特徴は以下の通りです。

  • 銀マット:もっともリーズナブル
  • エアーマット:空気で膨らませるタイプ
  • ウレタンマット:断熱性に優れるタイプ
  • インフレーターマット:空気で膨らませ、断熱性にも優れるタイプ

どのタイプを選ぶかは、硬さなどの好みで決めるとよいでしょう。2種類のタイプを組み合わせて使うのもおすすめです。

灯りとして必須「ランタン」

日が沈むと真っ暗になるキャンプ場では、ランタンも忘れてはいけません。ランタンには、LEDランタンとガスランタンの2種類があります。

ガスランタンはレトロな見た目のものもあり、雰囲気は出ますが、小さな子どもがいる場合は危険です。子どもがいる場合は、子どもが使っても安全なLEDランタンを用意するのが無難でしょう。

また、ランタンはテント内用と屋外用に二つ準備し、さらにトイレに行くとき用の懐中電灯やヘッドランプがあると便利です。

ファミリーキャンプで必要なもの「料理編」

(出典) pixabay.com

キャンプでは、料理をするための道具も必要です。持ち運びの利便性や何を作るのか、どのように使用するのかを考えながら、上手に選ぶようにしましょう。

「コンロ」や「グリル」などのBBQ用品

キャンプ料理の代表であるBBQ用のコンロやグリルを用意しましょう。

コンロは、BBQコンロのほかにカセットコンロも用意しておけば、BBQをしながら、スープやみそ汁などのサイドメニューやカレーを作ることもできて便利です。

コンロやグリルを選ぶ際は、人数や持ち運ぶときの利便性などを考慮して選びましょう。

近頃ではキャンプ場でレンタルしていることも多いので、最初のうちはレンタルを利用するのもおすすめです。

料理に欠かせない「バーナー」

料理をするのに欠かせないのがバーナーです。バーナーは使用燃料と形状を確認しながら選びましょう。

使用燃料は、主にホワイトガソリンとガスボンベの2種類があります。

ホワイトガソリンは安定した火力を得ることができる一方で、メンテナンスに手間がかかるので初心者には向きません。点火も火力の調節も簡単なガスボンベ式が使いやすいでしょう。

ガス缶にはカセットボンベ缶とアウトドア缶の2種類がありますが、カセットボンベ缶の方がリーズナブルでコスパもよいのでおすすめです。

また、バーナーの形状にはシングルバーナーとツーバーナーがあります。

ツーバーナータイプだと、二つの料理を同時進行できて便利ですが、サイズが大きくかさばります。荷物を減らしたい場合は、携帯性に優れるシングルバーナーがよいでしょう。

保冷・冷蔵に必須「クーラーボックス」

食材や飲み物の冷蔵しておくために、クーラーボックスも必要です。

クーラーボックスを選ぶ際は、利用人数・日数に応じた保冷力と容量のものを選ぶことがポイントです。

保冷力は、クーラーボックスの商品スペックに記載されている保冷時間をチェックしましょう。

ただし、保冷力は時間どおり保てるわけではありません。夏場なら60%、冬場なら80%ほどが、実際の保冷時間だと考えておくのがよいでしょう。

また容量は、4人家族で1泊2日なら30~50l程度、2人なら1泊2日で30l程度のサイズがおすすめです。

調理の幅が広がる「キッチン用品」

いろいろな調理器具を用意しておけば、調理の幅も広がります。以下のキッチン用品を持参しておけば、何かと便利なことが多いでしょう。

  • まな板
  • 包丁
  • 鍋・フライパン
  • 菜箸・トング
  • キッチンペーパー
  • アルミホイル
  • フリーザーパック

これらのものはわざわざキャンプ用品を買わなくても、家にあるものを持っていってもかまいません。

しかし、鍋・フライパンは炭火に対応していないものもあるので注意が必要です。バーベキューで使うと真っ黒になって使えなくなってしまうことがあります。

自宅で愛用しているものが不安な場合は、100円ショップなどで使い捨て用に鍋・フライパンを準備するのもよいでしょう。

夏のキャンプに必要なもの

(出典) pixabay.com

夏のキャンプで欠かせないのが虫対策と紫外線対策です。虫よけスプレーや日焼け止めも忘れずに準備するようにしましょう。

防虫に欠かせない「虫除けスプレー」

夏のキャンプにつきものなのが、虫の存在です。高地や水辺は涼しいので、夏に人気の高いキャンプスポットですが、蚊やブヨも発生しやすいでしょう。

手軽に防虫対策として使えておすすめなのが、虫除けスプレーです。刺されてかゆみなどが出る前に、虫よけスプレーを全身にしっかりかけて対策しておきましょう。

また、できるだけ肌を露出しないような服装も、虫対策には非常に有効です。ただし、暑い季節ですので、熱中症に気を付けながら調整するようにしましょう。

紫外線が気になるなら「日焼け止め」も用意

日光の降り注ぐ屋外で過ごすキャンプは、いつも以上に多くの紫外線を浴びてしまうものです。

紫外線が気になるなら、SPFやPA値の高い日焼け止めを用意して塗っておくようにしましょう。

また、敏感肌の人や子どもには、ノンケミカルの日焼け止めがおすすめです。

しかし、ノンケミカルの日焼け止めは肌に優しい反面、汗や水で流れやすいため、2~3時間おきに塗り直すようにした方がよいでしょう。

冬のキャンプに必要なもの

(出典) pixabay.com

冬のキャンプでは、何より防寒と暖を取ることが大切です。ストーブや焚火だけでなく、カイロを使ったり服装をうまく調整したりし、防寒対策を万全にして出かけましょう。

ストーブ・焚き火・焚き火台で暖を取ろう

寒い冬のキャンプでは、しっかり暖を取ることが大切です。特にストーブは欠かせないアイテムといえるでしょう。

テントだけでは、風を防ぐことはできても、室内を暖めることはできません。特に夜間は、放射冷却現象の影響もあって底冷えするため、耐久性のある冬キャンプ用のストーブを用意しておかなければ、寒さに震えることになるでしょう。

また、テントの外では焚き火をして暖を取ることもできます。

焚き火をしたい場合は、直火のできるキャンプ場なのか、焚き火台を使用すれば自分のサイトでできるのか、もしくはキャンプ場が指定する場所でしかできないのかを事前に確認しておきましょう。

気軽に使える「携帯カイロ」や「湯たんぽ」

気軽に使えて便利なのが携帯カイロです。小さくて軽いカイロは携帯に便利なため、テント設営の際や外での作業、出歩くときなどさまざまな場面で重宝します。

寝る前に、寝袋に入れて暖めておくのもよいでしょう。100円ショップやコンビニなどで手軽に手に入ることもあり、準備しておいて損はありません。

また、湯たんぽを使用するのもおすすめです。使いたいときにお湯を沸かせば、何度でも使用でき、カイロよりも広い範囲を暖めることができて便利でしょう。

防寒対策の服

冬キャンプでは、基本的に重ね着をして防寒対策をします。何枚も重ねて着ることで、暖かい空気を中に閉じ込めることができ、体温を保てるからです。

スポーツ用の機能性アンダーウェアに、セーターやパーカーなど薄手のインナーを着込み、さらにマウンテンパーカーなどをアウターとして着るのがよいでしょう。

子どもの場合は、大人よりもたくさん動き回り汗をかきやすいため、着替えを多めに持っていくのがおすすめです。

昼間は薄手の長袖、夜はアウターをしっかり着込ませるなど、風邪を引かないように、小まめに体温調節をしてあげるようにしましょう。

費用を抑えたいならレンタルもおすすめ

(出典) pixabay.com

キャンプ用品は収納スペースも必要ですし、キャンプ用品の購入はハードルが高いという人もいるかもしれません。

そんな人には、レンタルがおすすめです。費用も抑えられる上、収納スペースも必要ないので利用しやすいでしょう。

キャンプ用品をネットでレンタルする

キャンプ用品は、どんなにリーズナブルなものを選んでも、一式そろえるのに数万円はかかってしまうものです。

とりあえず一度キャンプに挑戦してみたいだけなので、お金をかけてキャンプ用品を買いそろえるのは少し抵抗があるという人や、購入しても置き場所がないという人は、レンタルを活用するのがおすすめです。

インターネットで申し込めば、あとは自宅に届くのを待つだけでよいので、手軽に活用できます。サイトによっては、キャンプ場に直接配送してくれるところもあり、便利でしょう。

手ぶらキャンプも人気

キャンプ場の中には、現地でキャンプ用品を一式レンタルしてくれるところもあり、近頃では手ぶらキャンプの人気も上昇しています。

1人あたり3000〜5000円ほどで借りられるところも多く、キャンプ用品を購入するより安く済むことも多いでしょう。もちろん、収納場所に困ることもありません。

ただし、当日キャンプ場に行ったものの、すべてレンタルされてしまっていてはどうしようもないので、必ず事前に予約しておくようにしましょう。

必要なものを一覧にして準備をしよう!

(出典) pexels.com

キャンプに行くには、たくさんのアイテムが必要です。どれも必須アイテムなので、一つでも準備し忘れると、とても不便な思いをすることになるでしょう。

準備漏れを防ぐためにも必要なものは一覧にして、一つ一つチェックしながらそろえていくのが確実です。

また、キャンプ用品を準備するのはハードルが高いという人は、レンタルを活用するのもおすすめです。

自分に合った方法でキャンプをし、自然の中で非日常の時間を楽しみましょう。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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