建てるなら木造住宅と鉄骨住宅どっちがいい?メリットデメリットや選ぶポイントを紹介


この人に聞きました河野由美子

nook interiors代表。二級建築士。住宅設備メーカーや住宅コンサルタント会社、大手リノベーション設計企画会社での勤務を経て独立。日常の中に非日常を感じられる空間づくりをコンセプトとし、住宅やオフィス・医療施設・店舗などの設計およびインテリアコーディネートに携わっています。建築インテリア関連記事の企画執筆や監修業務、研修講師、インテリアコーディーネーター資格対策テキスト監修、工務店の施工事例集ディレクションなどの実績も多数。

家の構造にはいくつかの種類がありますが、中でも木造住宅と鉄骨住宅で悩む人は多いものです。どちらにもメリット・デメリットがあり、特徴も異なるので、構造について決める際は違いを把握した上で検討したいですね。

この記事では、木造住宅と鉄骨住宅それぞれの特徴とメリット・デメリット、選ぶ時のポイントについて紹介します。ぜひ参考にしてください。

木造住宅と鉄骨住宅の違い

家を新築することが決まり、どんな家を建てようかと考え始めた時に「木造住宅と鉄骨住宅どちらがいいの?」という疑問が浮かびますよね。どちらがより優れているかというよりも、自分のライフスタイルに適している方を選ぶのが、家づくりを成功させる第一歩です。

まずは、木造住宅と鉄骨住宅それぞれの特徴を把握しておきましょう。

木造住宅の特徴

木造住宅は、柱や梁などの構造や主要部分に木材を使用している住宅を指します。総務省の「住宅・土地統計調査」平成30年度版によると、全国の住宅の56.9%が木造住宅です。日本で古くから建築されている構造で、昭和53年の調査では全国の81.7%の住宅が木造住宅でした。この30年間で非木造住宅が増えてきてはいるものの、現在でも半数以上は木造住宅です。

木造住宅には、主に次の4つの工法があります。

  • 木造軸組工法(在来工法)
  • ツーバイフォー工法
  • ツーバイシックス工法
  • 木質パネル工法

木造住宅と一口に言っても、建築業者によって採用している工法は異なりますが、4種類の工法のうち、木造軸組工法とツーバイフォー工法の採用が多いと言えます。

木造軸組工法は、柱と梁で建物全体を支えるように組み立て、柱と柱の間に筋(すじ)かいという斜めの部材を取り付けて耐震性を高める工法です。ツーバイフォー工法は、2×4インチサイズの木材を主に使った枠の間に、合板を張って壁をつくり、箱状にして建物全体を支えます。木造軸組工法は「線」で、ツーバイフォー工法は「面」で組み立てていくとイメージすると分かりやすいでしょう。

鉄骨住宅の特徴

鉄骨住宅は、柱や梁といった主要部分に鉄骨を使用している住宅のことです。使用する鉄骨の厚みが6mm未満だと「軽量鉄骨造」、6mm以上だと「重量鉄骨造」と呼ばれます。

軽量鉄骨造は、鋼材を使った柱と梁で全体を組み立て、耐震性を増すために、筋かいも柱と柱の間に設けます。鉄骨造の住宅のほとんどは、コストを抑えられる軽量鉄骨造です。

対して、重量鉄骨造は、鋼材自体に強度があるので軽量鉄骨造ほど多くの鋼材を必要としません。柱と梁を組み立て、四角い箱状にして建物全体を支えます。一般住宅よりも、マンションやビルなどの大型建築物に採用されることが多いです。

木造住宅のメリットとデメリット

木材を使った木造住宅は、古くから建てられていることもあってなじみ深いですよね。木造住宅のメリットとデメリットについて見ていきましょう。

【メリット1】夏は涼しく冬は暖かい

木材は熱を通しにくい性質を持っています。特にスギやヒノキは高い断熱性があり、室内の温度を快適に維持しやすいのが大きなメリットです。住宅の断熱性は構造や使用する材料だけで決まるわけではありませんが、気密性の高い設計や施工を行うことで、木材が持つ断熱性を活かすことができます。四季があり、季節によって気温や湿度が大きく変わる日本の気候に応じた室内環境をつくりやすいと言えるでしょう。

また、木造住宅は、耐震性を高めるために、柱や筋かいの本数を増やす場合が少なくありません。その場合は、壁面が多くなったり窓の数が少なくなったりしますが、気密性は高まります。

【メリット2】鉄骨住宅より建築費用が安い

鉄骨住宅で使用する鋼材と比べると、木造住宅で使用する木材は安価です。家を一軒建てるには多くの材料を使うので、建築材料としての単価が安い方が全体の建築費用は抑えやすくなります。

従来の木造軸組工法は、材料を組み合わせる際の継ぎ手や仕口を、大工さんが現場で加工していました。対して、ツーバイフォー工法は、あらかじめ工場でプレカットされた材料を現場で組み立てるため、工期が短縮されて建築費用を抑えやすいと言われています。しかし、近年は、木造軸組工法においても工場でプレカット加工された材料を使うのが一般的になってきたので、大きな差はないと考えていいでしょう。

【メリット3】調湿性が高い

木材は、断熱性に加えて調湿性も持っています。空気が乾燥すると内部に貯めていた水分を放出し、空気が湿ってくると空気中の水分を吸収するのです。

鉄骨住宅で主に使う鋼材は金属で、自然の調湿機能が備わっていません。鉄骨住宅よりは湿度調整ができるので、カビやダニなどの発生を抑えやすいと言えます。

【デメリット1】シロアリ被害を受けやすい

木造住宅は、自然素材である木材を主に使うので、害虫の被害を受けやすいです。水分を含んだ木材を主食とするシロアリは、木造住宅の劣化に影響を与える代表的な害虫で、光を嫌うため木の内部に潜んで木を食べていきます。通気性の悪い床下や屋根裏から侵入することが多く、知らないうちに被害が広がりやすいため、新築時の防蟻処理と定期的なメンテナンスは必須です。

【デメリット2】大空間をつくりにくい

木造住宅の耐震性を高めるには、柱や筋かいの本数を増やす方法が有効ですが、この方法を優先するとどうしても壁面が多くなります。間取りに制限が出やすくなり、間仕切りのない広々としたLDKや広く高い吹き抜けといった大空間がつくりにくくなることも。

窓の大きさや設置位置にも工夫が必要です。特に、面で建物全体を支えるツーバイフォー工法は、「できるだけ大きな窓をつけたい」「同じ壁面に複数の窓をつけたい」といった希望があるなら、耐震性が下がらないよう設計する必要があります。

鉄骨住宅のメリットとデメリット

鉄骨を主な材料として使う鉄骨住宅は、頑丈だというイメージが強いですね。鉄骨住宅のメリットとデメリットについて紹介します。

【メリット1】品質の安定性が高い

自然素材である木材を使うために品質のばらつきが出やすい木造住宅に対して、鉄骨住宅は工場で一律生産した鋼材を使用するので、品質が安定しています。鋼材の生産量が安定している点や、組み立てが規格化されている点も加えると、建築業者による品質の差も出にくいのが大きなメリットです。

【メリット2】開放感のある間取りをつくりやすい

構造部の素材である鉄骨は、強度が高いため、木造住宅のように柱や梁を多く設置する必要がありません。柱が少ないと間仕切壁も減らせるので、大空間をつくることができます。リビングを間仕切りのない広い空間にしたり、高さのある吹き抜けを設けたり、床面から天井面までの大きな窓を設置したりなど、ダイナミックな雰囲気の間取りにすることが可能です。

【メリット3】木造住宅より火災保険料が安い

住宅の火災保険料が決定される条件のひとつに、建物の構造級別という項目があります。建物の構造級別は、M構造(マンション構造)、T構造(耐火構造)、H構造(非耐火構造)の3つに分けられており、保険料はM構造がもっとも安く、H構造がもっとも高いです。木造住宅の多くはH構造に、鉄骨住宅はT構造に該当するため、鉄骨住宅は木造住宅よりも火災保険料が安く抑えられます

住宅金融支援機構が定める省令準耐火構造の仕様に基づいて建てられた木造住宅は、建築基準法の「準耐火構造に準じた防火性能」を持つとして、T構造に認定されることもあります。しかし、「主要構造の材料が不燃材である」「一般的な木造住宅はH構造として認定されるケースが多い」といった点を考えると、火災保険料の安さという面では鉄骨住宅の方が有利と言っていいでしょう。

【デメリット1】断熱性が低い

鉄骨住宅で使用する鋼材は強度があり頑丈です。そのため、「メリット2」でも触れたように、広々とした開放的な空間を実現できます。しかし、柱の本数を木造住宅より少なくできる分、断熱性は低くなりやすいのがデメリットです。

また、金属である鋼材は熱伝導率が高く、熱を伝えやすいため「ヒートブリッジ」と呼ばれる熱が逃げていく現象を起こしやすいという特徴があります。この特徴によって熱が外部に逃げやすくなるため、断熱性が低くなりやすいのです。高性能の断熱材を正しい方法で施工するなどの工夫が必要となります。

【デメリット2】木造住宅より建築費用が高くなりやすい

鉄骨住宅で使う鋼材は、木材と比べると価格が高いので、建築費用が高くなりやすいです。さらに、鉄骨住宅は木造住宅より重量があるため、弱い地盤の土地には建築できない場合もあります。すでに土地を所有していて鉄骨住宅を希望するなら、事前の地盤調査は不可欠でしょう。もし地盤が軟弱であるという調査結果が出たら、大がかりな地盤改良工事をしなければならず、かなりのコスト増につながる可能性があります。

工期の面でも、一般的に鉄骨住宅は木造住宅より1〜2ヶ月長くなることが多いです。工期が長いとそれだけ費用もかさむため、木造住宅より建築費用全体が高くなりやすいと言えます。

木造住宅と鉄骨住宅どっちがいい?選ぶポイント

ここまで、木造住宅と鉄骨住宅それぞれの特徴やメリット・デメリットを見てきました。「違いは分かったけれど、選ぶならどちらがいいの?」という疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。

理想の家を建てるためにはどちらが自分に合っているのか、選ぶポイントを6つ紹介します。

【ポイント1】建築費用

家を建てる際にはさまざまな材料が使われますが、主に使用する材料の種類によって建築費用は大きく左右されます。一般的に、同じ延床面積の家で比較すると材料の単価が安い木造住宅の方が、鉄骨住宅よりも建築費用を抑えられるケースが多いです。

ただし、構造部の材料の種類だけでなく、家全体に施工する断熱材の種類や施工方法、水まわりや空調・給湯・電気などの各住宅設備のグレード、内装材の素材、間取りプランによる壁量などを詳細に積み上げた合計金額が建築費用となります。

ハイグレードな機能の設備やオプションを多く搭載した木造住宅と、スタンダードな機能の設備でそろえた鉄骨住宅とを比べると、鉄骨住宅の方が建築費用が安くなる可能性もあります。

また、建築費用を抑えようとして本来望んでいた項目を削りすぎることがないよう、「予算と希望のプランや仕様とのバランスを取りやすいのはどちらなのか」という視点で検討することも大切です。家を新築するとなると多額のお金がかかるので、建築費用の調整は不可欠ですが、家は一度建てたら数十年住むものであり、次の世代に受け継ぐ資産でもあります。「毎日家族が快適に暮らせるか」という点はとても大切なので、必要な機能や憧れていた間取りなど、優先順位が高い要望を取り入れた上で、費用の調整がしやすいのはどちらなのかを考えていくといいでしょう。

【ポイント2】耐用年数

家づくりについて情報を集め始めると、「耐用年数」という言葉に触れる機会が出てきます。耐用年数とは、資産である住宅が通常のメンテナンスを行った上で使用できる期間を意味しており、3種類に分けられています。

「木造住宅と鉄骨住宅のどちらが良いのか」を考えるにあたって必要な基本知識ですので、理解しておきましょう。

  • 物理的耐用年数
  • 法定耐用年数
  • 経済的残存耐用年数

物理的耐用年数とは、住宅の品質を維持した状態で使える期間のことで、土地の周辺環境や住宅本体のメンテナンスなどに影響されやすいです。たとえば、海風が強く吹き付ける地域に建てたとしても、塩害に強い材料を使って建設し、適切なメンテナンスをきちんと行っていれば劣化や故障が起きる確率を減らせます。逆に、日当たりや風通しがいい地域に建てても、定期的なメンテナンスを怠っていると、劣化が進んで物理的耐用年数はどんどん短縮してしまうでしょう。

法定耐用年数とは、住宅などの不動産の減価償却費を計算するために税法で決められた期間のことです。住宅の用途や構造によって一律に決められています。あくまでも不動産価値を算出するための指標なので、この年数を超えたら居住できないという意味ではありません。

木造 22年
軽量鉄骨造(厚み3mm以下) 19年
軽量鉄骨造(厚み3mmを超え4mm以下) 27年
軽量鉄骨造(厚み4mm以上) 34年

経済的残存耐用年数とは、不動産市場での経済的な価値を保有する期間を指します。いずれ中古住宅になり売却することになった時、「家がどんな状態なのか」「不動産的価値があるのか」を検討しますが、家の状態は周辺環境やメンテナンスの頻度などに大きく影響されるため、一律で決められている法定耐用年数では判断できません。築年数や住宅の劣化の程度とあわせて、必要なメンテナンスを行った場合に「今後どれくらい住めるのか」を判断するためのものです。

実際には、木造住宅の寿命は30〜50年と言われます。しっかりとしたメンテナンスを続けて木材の重大な腐食がなければ、80年を超えて住み続けられることも珍しくありません。鉄骨住宅の寿命は、30〜60年とされていますが、木造住宅と同じく適切にメンテナンスをして鉄骨にサビや亀裂が生じなければ、骨組みに関しては100年前後使用できる可能性があります。

木造住宅と鉄骨住宅とで比較した場合、構造材の素材の違いというよりは、「適切なメンテナンスを細やかにしているかどうか」「家を建てる土地やその周辺がどういった環境か」といった点で差が出てくると言えそうです。

メンテナンスについては、計画に沿って進めていけば問題ありませんが、周辺環境については自分だけの努力では変えられません。したがって、周辺環境の条件に合うのはどちらかという視点で、木造住宅か鉄骨住宅かを選ぶといいでしょう。

【ポイント3】間取りの自由度

木材を使うことで柱や壁を多めに必要とする木造住宅は、設計できる部屋の広さや窓の大きさなどに制限が出やすいです。特に、耐震性を強化しようとすると柱や筋かいを増やす必要があるので、部屋割りが細かくなる可能性は高いでしょう。

対して、鉄骨住宅は、鋼材の強度が高い分柱を少なくできるため、開放感のある大きな空間をつくるのは難しくありません。広々としたLDKや吹き抜けだけでなく、1階の一部を駐車場とするビルトインガレージを設けるといったアイデアも実現しやすいです。より自由な間取りプランを検討したいなら、鉄骨住宅の方がやや有利と言えるでしょう。

【ポイント4】メンテナンス費用

家を新築するときは建築費用につい注目しがちですが、完成後にかかるメンテナンス費用も検討のポイントとして頭に入れておきたいですね。家のメンテナンスを行う主な目的は、「快適性を損なわないことと」「不動産としての資産価値を維持すること」です。基本的なメンテナンスは、住宅の構造にかかわらず共通なので、一般的なスケジュールを把握しておきましょう。

まず、新築してから10年前後には、風雨にさらされ続けてもっとも劣化が進みやすい外壁・屋根の塗装やコーキング補修、ベランダの防水やり替えなどを行います。家族構成やライフスタイルが新築時から変化して、より住みやすくしたいという希望があれば、壁紙の張り替えや簡易な間取り変更などの工事を一緒にすると効率的です。

築20年前後経つと、外壁や屋根の劣化がさらに進んでくるため、再度塗装などのメンテナンスを行います。劣化状態によっては、屋根の葺き替えや外壁の張り直しが必要になることも。家の内部の劣化も進むので、水まわりの設備の交換や内装の全面やり替えなど、大がかりなリフォームを検討するタイミングです。

築30年以上経過すると、これまで定期的な点検とメンテナンスをしてきたかどうかで劣化具合に大きな差が出てきます。構造部がしっかりしていれば、法定耐用年数を超えていても十分住み続けることができますが、新築時と比べてライフスタイルが変わり、老後の生活を見据える必要も出てくるので、全面リフォームを考えるタイミングですね。構造部の劣化が激しく、破損などが起きているなら、建て替えも視野に入れて検討する必要があります。

メンテナンスにかかる費用は、採用している仕上げ材や住宅設備の劣化具合、メンテナンスを行う範囲などさまざまな条件によって上下するため、都度リフォーム業者に見積を依頼して検討しましょう。なお、鉄骨住宅だと不要で、木造住宅だと必要なのが「防蟻工事」です。木造住宅は、木材を主に使っているのでシロアリ被害が出やすいからです。防蟻処理に使う薬剤の効果は5年前後で切れるため、5年前後を目安に定期的に工事費用がかかります。

【ポイント5】環境への意識

日本政府は、温室効果ガスである二酸化炭素の排出を抑えると同時に、二酸化炭素の吸収や除去などの技術開発を進めることで実質的に二酸化炭素の排出をゼロにする「カーボンニュートラル」に取り組んでいます。

企業の取り組みとは別に、住宅分野で個人が取り組めるものとして挙げられているのは、太陽光発電システムなど自然エネルギーを活用する設備や、二重窓など住宅の断熱化を促す設備の導入です。こうした取り組みは、木造住宅であっても鉄骨住宅であっても対応できますが、家の建築で使う材料においても違いがあります。

木造住宅の構造部で使う木材は、苗木を植えて育て、成長したら伐採して利用し、また苗木を植えて育てる…というように、再生産できる材料です。空気中の二酸化炭素を吸収して酸素を吐き出す働きがあるので、温室効果ガスの抑制にもつながります。家を1軒建てるには多くの材料を使うと考えると、自然環境への負荷が軽減できるかどうかという視点から検討するのもポイントのひとつになるでしょう。

【ポイント6】ライフスタイルとの相性

住宅の構造は、新築時にしか選べない要素だけに、木造住宅と鉄骨住宅のどちらがいいのか迷うのは自然なことです。しかし、冒頭でもお伝えしたように、木造住宅にも鉄骨住宅にもそれぞれメリットとデメリットがあります。となると、「材料の特性を活かした家での生活が自分のライフスタイルに合っているか」という視点が重要になってくるでしょう。

たとえば、構造部自体にも自然素材を使うことにこだわりたいのであれば、木造住宅が適していますし、広床から天井までの大きな窓をつけた広いリビングで過ごしたいのであれば、鉄骨住宅が適しています。もっとも優先したい項目を実現できるのはどちらなのかという点に加えて、設計や施工の工夫によってメリットを十分に生かしつつ、デメリットはきちんとカバーした結果、「自分のライフスタイルに合った家がつくれるのか」を考えてみると選択しやすいのではないでしょうか。

特徴やメリットデメリットを把握してじっくり選択しよう

木造住宅か鉄骨住宅かの選択は、家づくりの計画の初期段階で決めなければならないため、なかなか悩ましいものです。しかし、それぞれの特徴やメリット・デメリットを知れば、どちらにするかを決める参考になりますね。

より具体的に特徴やメリット・デメリットについて情報を集めたいなら、建築業者が開催している構造見学会に参加してみるという方法がおすすめです。完成後は見ることができない柱や梁の部分を実際に見学できますし、建築業者から直接説明を受けることで疑問や不安が解消できれば、どちらにするか選びやすくなるでしょう。

この記事を参考に、理想の生活が実現できる家づくりを進めていってくださいね。

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