nook interiors代表。二級建築士。住宅設備メーカーや住宅コンサルタント会社、大手リノベーション設計企画会社での勤務を経て独立。日常の中に非日常を感じられる空間づくりをコンセプトとし、住宅やオフィス・医療施設・店舗などの設計およびインテリアコーディネートに携わっています。建築インテリア関連記事の企画執筆や監修業務、研修講師、インテリアコーディーネーター資格対策テキスト監修、工務店の施工事例集ディレクションなどの実績も多数。
家づくりのこだわりとして、住みやすさだけでなく、エコかどうかという点にも注目したいと考えている方は多いのではないでしょうか。光熱費を抑えながら、家全体が快適な環境になるとしたらうれしいですよね。
この記事では、環境に優しい家の概要とメリットデメリット、環境に優しい家を作るために採用したい設備や建材などを紹介します。環境に優しい家を建てる際に活用できる補助金・減税制度の情報もお伝えするので、ぜひ環境に優しい家づくりの参考にしてください。
目次
環境に優しい家って何?
環境に優しい家とは、住む人のライフスタイルと同時に、家を建てる地域の気候や風土も考慮しながら自然エネルギーを最大限に活用する家のことで、一般的に「エコハウス」と呼ばれます。「断熱性や気密性を高め冷暖房効率を高める」「地元産の建築材料を使う」「空気熱や太陽熱などの自然エネルギーを活用する」などの方法で、CO2の排出量を減らし、地球環境への負荷を抑える仕様になっています。
環境に優しい家には、いくつかの種類があります。
- 長期優良住宅:耐震性や省エネルギー性など、長期にわたって住み続けられる国が定めた住宅の基準をクリアした家
- ZEH住宅:家庭で使うエネルギーを自らつくり出すことで、収支エネルギーをゼロにする家
- 低炭素住宅:CO2の排出量を抑える対策がされている家
- LCCM住宅:住宅の建設から解体までのライフサイクル全体において、CO2の排出量を削減するよう考慮された家
これらの家に共通した特徴について、主に3つ紹介します。
【特徴1】住み継いでいける頑丈な構造
家の寿命を左右する要素の一つとして、とても重要なのが構造です。環境に優しい家は、骨組みが頑丈に組まれ、柱や壁、小屋組みといった各箇所に適した建材を使うことが多いです。そのため、耐久性や耐震性が高まり、家の寿命が延びることで環境への負荷を減らすことに繋がります。
現在の日本の木造住宅は、寿命が30年前後と言われています。補修しながら50年60年と住み継ぐ欧米の住宅と比べると、かなり寿命が短く、家を建てた世代から次の世代に住み継ぐ時には、取り壊して建て替えるケースが多いです。しかし、耐久性や耐震性が高いと、メンテナンスの回数が少なくなり、メンテナンスコストの削減につながります。30年といわずさらに長い年月をかけて住み継いでいけるので、解体や廃棄によるCO2削減につながり、資源の無駄使いを減らせるのです。
【特徴2】可変性のある間取り
家づくりにおいて、間取りは家族構成やライフスタイル、敷地条件など、さまざまな要素を考慮しながら決めていきます。環境に優しい家の間取りは、長く住み続けられるよう、可変性についても重視しているケースが多いです。
家を建てた後、時間の経過とともに、住む人のライフスタイルは必ず変化します。親子で住む時期の後は、子が独立して夫婦や一人で住む時期となり、家庭によっては二世帯同居となる時期を迎えるでしょう。
新築時に、「建具で広い部屋を仕切って2部屋にする」「間仕切壁を撤去して広い1室に変える」など、家族の人数や暮らしの変化に対応できる工夫をしておくと、いざ変化が起きた時に柔軟に対応できます。
可変性の高さを重視するなら、躯体部分と内装や設備部分を分離して設計するスケルトン・インフィル構造での建築がおすすめです。躯体はそのままで、間取りなど家の内部だけを自由に変更できるので、必要なリフォーム工事だけを行うことができます。環境に配慮できると同時に、次の世代にフィットした家をつくりやすくなりますね。
【特徴3】自然・再生可能エネルギーの活用
環境に優しい家は、「自然エネルギー」や「再生可能エネルギー」を有効に活用している点が大きな特徴です。
「自然エネルギー」とは、太陽熱や空気熱、地熱など、自然界に存在しているものから生まれるエネルギーを指します。たとえば、太陽光が家の中にしっかり入る間取りにすることで、日中の照明の使用時間を減らすことができます。断熱性が高いので、エアコンを使った冷暖房が必要ない時間が増え、省エネになるでしょう。
「再生可能エネルギー」のうち、住宅の設備として代表的なのは太陽光発電システムです。太陽光を集めて電気に変換し、家庭で使う電気を自ら補うことができるので、石油や天然ガスのような化石燃料の消費が抑えられ、地球環境への負荷を減らすことにつながります。
【特徴4】高い断熱性や気密性
環境に優しい家は、最新の技術による断熱施工がされています。そのため、家全体の断熱性や気密性が高く、外からの冷気や熱が家の中に侵入しにくくなります。家の外と中の温度差が大きいほど発生しやすい結露がほとんどできないため、カビやダニの発生が抑えられます。
家全体の寒暖差が抑えられるので、場所による暑さや寒さの変化を感じることもあまりありません。快適に過ごせるのはもちろん、気温の差が原因のひとつになり得るヒートショックを起こしにくくなり、健康面でも安心して暮らせます。
環境に優しい家のメリットとデメリット
環境に優しい家は、省エネルギー性や快適性、安全性といった面が注目されやすいです。ただし、「建築費用が高いのではないか」「設備や内装材にどこまでこだわっていいの?」といった不安を感じる方もいるでしょう。
ライフスタイルや予算とのバランスを考えながら検討する際のヒントになるよう、環境に優しい家のメリットとデメリットを紹介します。
【メリット1】光熱費が安い
環境に優しい家は、断熱性や気密性に優れています。高温多湿な夏は涼しく、気温が下がる冬は暖かいのが特徴です。日本特有の気候に対応した構造で、冷暖房効率が高いため、エアコンを使う頻度が減って消費エネルギーが抑えられ、光熱費が安くなります。
特に、家庭で使うエネルギーを自ら発電する太陽光発電システムを導入すると、電気代は大幅に抑えられます。オール電化住宅にすると効果はさらに大きくなります。電気が余ったら電力会社に売電できるため、発電した電気が無駄になりません。
【メリット2】メンテナンスしやすい
環境に優しい家で採用される建材や内装材は、無垢材や漆喰、珪藻土といった自然素材が中心です。これらの自然素材は、定期的にワックスをかけたり、水を含ませた材料をひび割れた箇所に塗り込んだりすることで、手軽にメンテナンスできます。
こまめに補修して長持ちさせることができれば、築年数が経っても大がかりなリフォームが不要になる可能性は高まるでしょう。長期的に見ると、メンテナンスコストを抑えられる点もメリットですね。
【メリット3】家の中の寒暖差が少ない
冬場、暖房が効いた暖かい場所から気温の低い場所へ移動すると、ヒートショックが起きやすくなります。ヒートショックとは、気温差が激しい場所に移動した際に血圧が大きく変動し、心臓に負担がかかって、気分が悪くなったり倒れたりする症状です。特にリビングと廊下、浴室と洗面脱衣室は冬場に気温差が大きくなりやすいので、移動によってヒートショックが起こる確率が高くなります。
環境に優しい家は、断熱性が高いため外気温に左右されにくく、家中どこにいても寒暖差がほとんどありません。ヒートショックが起きるリスクを減らせるので、お年寄りがいる家庭では安心でしょう。
家の中の寒暖差が少ないと、結露が起きにくくなります。窓まわりなどの結露しやすい場所をこまめに掃除する手間が省けるのも、嬉しいポイントです。
【デメリット1】建築費用がかかる
環境に優しい家は、断熱性や気密性を高めるために高機能の住宅設備を導入します。よりレベルの高い省エネルギー性を求める場合は、太陽光発電システムやエコジョーズ・エコキュートなどの高機能な給湯器が必要です。室内の空気環境をよくするために、化学物質を含まない自然素材の建材や内装材で仕上げることも考えたいですね。
環境に優しい家は、一般の家より高額な設備や建材・内装材を選ぶことになり、家本体の建築費用は高くなりやすいです。求める住宅性能のレベルによっては予算オーバーになる可能性があるため、要望と予算のバランスをよく考えることが大切でしょう。
【デメリット2】対応できる建築業者が限定される
環境に優しい家としての性能には、さまざまな基準があります。断熱性や気密性、省エネ性をしっかり発揮できる仕様に仕上げなければいけません。
環境に優しい家を建てる際に補助金制度を活用する場合は、交付条件にある断熱性能や省エネ性能などをクリアする必要があります。そのため、高度な施工技術や住宅設備の専門知識を持った建築業者を選びたいものです。特に、住宅性能に大きく影響を与える断熱工事は、地域の気候を熟知した上で適切に施工することが求められるため、施工実績が豊富な建築業者を選定しましょう。
確かな施工力を持つ建築業者を優先した場合、建築業者の選択肢が狭くなり、構造やデザインが制限される可能性があります。その場合は、希望により近い形で建築してもらえるように、できるだけ綿密に建築業者と打ち合わせを重ねていくのがおすすめです。
環境に優しい家をつくるために採用したい設備や建材
環境に優しい家をつくるには、省エネルギーで心地よい室内環境を実現することを前提に、対応できる機能を持った設備や建材を選ぶことが大切です。環境に優しい家づくりのために選びたい設備や建材を紹介します。
高断熱窓サッシ
冬場の暖房時の熱が開口部から流失する割合は約58%、夏場に室外の熱が開口部から進入する割合は約73%と、開口部からの熱の出入りが圧倒的に多いです。断熱性を高めるには、開口部の断熱は欠かせません。
開口部の断熱として、熱の出入りを抑える高断熱タイプの窓サッシや、2枚のガラスの間に空気層を設けて高い断熱性を発揮する複層ガラスを選ぶのが有効です。熱の伝わりにくさを重視して、アルミサッシよりも樹脂サッシと組み合わせるとさらに断熱性を高められますよ。
エコタイプの給湯器
環境に優しい家で使う給湯器は、省エネルギーでCO2の排出量が少ないタイプが一般的です。通常のガス給湯器よりも少ないガスで、効率よくお湯を沸かす「エコジョーズ」や、空気中の熱をヒートポンプユニットで圧縮して高温に変え、その熱で水をお湯に変換する「エコキュート」など、エコタイプの給湯器が対象です。
本体価格は一般の給湯器より高いですが、光熱費は安く抑えられるので、環境だけでなく家計にも優しい設備と言えます。
節水・節電トイレ
ほぼ同じ機能を持つ従来機種と比べて、約60〜70%の水量で洗い流せるのが節水トイレです。使用水量が少ないので、水道代が節約できます。便座やシャワーの水を温めるために24時間通電していた従来機種とは違い、使用していない間の待機電力を抑える節電機能を搭載した機種が現在の主流です。こうしたトイレを選ぶと、光熱費が削減できます。
給湯器と同じく、本体価格は従来機種より高くなりますが、数十年使用することを考えると、光熱費を抑えられる節水・節電トイレを選ぶのがおすすめです。
太陽光発電システム
自然エネルギーを活用する設備の代表格が、太陽光発電システムです。太陽光の熱を利用して発電し、家庭で使う電気を賄います。太陽光の熱を電気に変換する「ソーラーパネル」と、直流電流を家庭用電気として使うために交流電流へ変換する「パワーコンディショナー」を接続して使います。
ソーラーパネルとパワーコンディショナーだけでは、発電した電気を貯めておくことができないので、省エネ性能をさらに求めるなら、蓄電池を追加で組み合わせましょう。蓄電池は、日中に発電した電気を貯めておけるので、日が暮れた夜間は貯めた電気を使います。地震や台風などの自然災害によって停電が起きても、蓄電池に電気が残っていれば電気機器が使用できる点は大きなメリットですね。
自然素材を使った建材や壁紙
以前は、家の内装でよく採用される合板建具やビニール壁紙の接着剤に、ホルムアルデヒドが多用されていました。しかし、新築住宅に入居した後に頭痛やめまいなどの体調不良を起こすシックハウス症候群が問題となり、原因となるホルムアルデヒドをなるべく使わない建材や壁紙が相次いで開発されました。
JISが定めている4段階のホルムアルデヒド性能区分のうち、ホルムアルデヒドの放散量がゼロもしくはごく微量と認定されたF☆☆☆☆(エフフォースター)の建材を使うのがおすすめです。壁紙についても、環境保護を考慮したEマークつきの製品を選ぶと安心です。
床やドアには無垢材を、壁面や天井面には珪藻土や漆喰などを選ぶのもいいでしょう。無垢材や珪藻土、漆喰は自然素材なので、ホルムアルデヒドのような化学物質の放散を心配する必要がありません。
内装材は室内の多くの面積を占める部分だけに、健康に配慮した製品を選ぶことが重要です。環境に優しい家は気密性が高いので、内装材の選定には特にこだわりたいですね。
環境に優しい家を建てる際に活用できる補助金・減税制度
「エコで住みやすい家を建てたいけれど予算が心配」「建築費用を抑えられる方法があるのかな?」など、環境に優しい家づくりにおいて、費用が気になる方は多いでしょう。一般住宅よりも高機能なため予算を多めに想定している方がほとんどですが、できれば費用負担を軽くしたいですよね。
深刻な問題である地球温暖化の対策として、世界各国はCO2の排出量削減の目標を掲げています。日本も、地球温暖化対策への取り組みを加速させるための政府目標として、2050年カーボンニュートラルの実現をめざしています。さまざまな施策を打ち出しているうちのひとつが住宅の省エネ化推進強化で、環境に優しい家の新築やリフォームを対象に、補助金制度を設けているのです。
環境に優しい家を建てる際に活用できる、主な補助金制度と減税制度の情報をまとめました。家づくりの計画の参考にしてください。
※掲載情報は令和4年度2月時点のものです。令和5年度の継続実施の有無は確定しておらず、今後発表される予定です。継続される可能性はありますので、参考URLをチェックし最新情報を確認してください。
住宅省エネ2023キャンペーン
「住宅省エネ2023キャンペーン」とは、2050年カーボンニュートラル実現の一環として行われる事業で、国土交通省・環境省・経済産業省の3つの省がそれぞれ管轄する補助金に、まとめて応募できる補助金です。
①こどもエコすまい支援事業
ZEHレベルの高い省エネルギー性を有する住宅の新築や購入、既存住宅の断熱リフォームを行う子育て世帯や若者夫婦世帯を対象とします。要件を満たせば、一戸につき100万円の補助金が交付されます。
②先進的窓リノベ事業
熱損失が高い窓の断熱性能を高めるために、既存住宅対象のリフォーム工事を支援する補助金です。「窓ガラスをペアガラスやLow-Eガラス(※)に交換する」「室内側に断熱性能が高い樹脂サッシを取り付け二重窓にする」「既存のサッシを取り外して新たに断熱サッシを設置する」という3つの窓断熱リフォームが対象です。
補助金額は工事内容に応じて決定されます。
(※表面に特殊な加工を施し、断熱性を高めたガラス)
③給湯省エネ事業
基準を満たした省エネルギー性能の給湯器を導入する新築住宅・既存住宅に対して交付される補助金です。対象となる高効率給湯器は、家庭用燃料電池、ハイブリッド給湯器、エコキュートの3種類で、戸建住宅の場合は2台まで申請可能です。
補助金額は家庭用燃料電池が1台につき15万円、ハイブリッド給湯器とエコキュートは1台につき5万円です。
地域型住宅グリーン化事業
省エネルギー性や耐久性等の性能に優れた住宅を対象に、交付される補助金です。木材の製材や流通、設計、施工など、国の採択を受けた木造住宅関連業者のグループに所属する工務店で建築する住宅が交付対象で、定められた住宅性能基準を満たす必要があります。
ZEH支援事業
省エネルギー性能を持ち、さらに太陽光発電システムによって家庭で使うエネルギーとつくり出すエネルギーがほぼ同じになる住宅をZEH(net Zero Energy House)と言います。ZEHを対象とした補助金は、住宅性能に応じて「ZEH」「ZEH+」「次世代ZEH+」に分かれており、補助金額や交付要件が異なります。
ZEHは、規定の断熱・省エネ・創エネの各性能を持っていること、ZEH建築を許可されたZEHビルダーもしくはZEHプランナーが建築することが要件です。ZEH+は、ZEHの要件に「更なる省エネルギーの実現」「再生可能エネルギーの自家消費拡大措置を2つ以上導入」という要件が加わります。次世代ZEH+は、ZEH+の要件を満たした上で、蓄電システムや太陽光発電システムなど指定された設備のうち1つ以上の導入が必要です。
長期優良住宅化リフォーム推進事業
既存住宅の性能向上や、子育て世帯向けを目的としたリフォーム工事を支援するために交付される補助金です。性能向上とは、断熱サッシや高効率給湯器への交換といった省エネルギー対策、屋根の軽量化や耐力壁の増量といった耐震性強化、床下の防腐・防蟻処理による躯体劣化対策、手すりの設置や床の段差解消といったバリアフリー化などが対象となります。住宅内事故や不審者侵入の防止といった、子育てしやすい住宅環境整備を目的とした工事も対象です。
低炭素住宅に対する減税
CO2の排出量が少ない省エネルギー性住宅として、自治体が定めた基準を満たし認定された低炭素住宅を新築した場合、10年以上の住宅ローンを利用していれば、最大455万円の所得税減税を受けられます。住宅ローンを利用しなかった場合でも、最大65万円の所得税の減税制度を利用できます。
所得税だけでなく、登録免許税の所有権保存登記についても軽減措置があり、条件を満たせば通常通常0.4%の税率が0.1%になります。
各自治体の制度もチェックしよう
ここまで紹介してきた補助金や減税制度は、いずれも国の補助金です。その他に、各自治体で独自に交付している補助金・助成金制度があります。あわせてチェックしておくといいでしょう。
東京都では、断熱性能が高い断熱材や窓を採用した住宅や、省エネルギー性に優れた照明器具・エアコンなどの住宅設備を導入した住宅を「東京ゼロエミ住宅」として認定しています。戸建タイプの東京ゼロエミ住宅に、蓄電池や太陽光パネルを設置する場合、費用の一部を助成する制度を設けています。
愛知県では、太陽光発電設備や蓄電池といった地球温暖化対策設備の導入や、断熱窓改修工事を行う個人に対して、市町村を通じて経費の一部を助成する「愛知県住宅用地球温暖化対策設備導入促進費補助金」制度を設けています。
滋賀県では、太陽光発電システムや高効率給湯器などの補助対象設備を導入する既存住宅を対象にした「スマートエコハウス普及促進事業補助金」を実施しました(2023年度の実施は未定)。
国の補助金と自治体独自の補助金は、必ずしも併用できるとは限りません。しかし、併用できる場合は、環境に優しい家を建てる費用を少しでも抑える方法としてぜひ活用しましょう。家づくり計画の早い段階で、居住している自治体に活用できる補助金制度があるかどうかを確認し、制度がある場合は補助の対象要件や補助金額などの詳細をチェックしておくといいですよ。
環境に優しい家で毎日快適な時間を過ごそう
環境に優しい家は、快適な室内環境で暮らせるだけでなく、家の寿命を長く保つことで、世代を超えて住み継いでいける点が大きな魅力です。ただし、こだわりによっては建築費用が大幅に増えてしまう可能性があるので、補助金を上手に活用することも考えながら計画するのがおすすめです。
この記事を参考に、家族みんなが笑顔で過ごせる家をぜひ手に入れてくださいね。
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