海外の雑貨や絵画を中心としたインテリアが大好きな、ライフスタイル系Webライター。定期的に模様替えするのが趣味で、落ち着きを求めるリビングや寝室、使いやすさを重視するキッチンや洗面台など、用途に合わせてインテリアを変えることを意識しています。主婦の立場から、快適な空間を演出できるインテリアを紹介します。
「オーダーメイドのダイニングテーブルは、既製品を購入するより高い」と思っている人は多いのではないでしょうか。しかし、一口にオーダーメイドと言っても素材や大きさによって価格は異なります。選び方によっては、価格をグンと下げることも可能なのです。
既製品では自分好みのテーブルを見つけられなかったあなたのために、オーダーメイドのダイニングテーブルの相場や、商品が完成するまでの流れや素材選びについて紹介します。
「オーダーメイドはハードルが高そう」と敬遠していた人も、ぜひこの記事を参考にして検討してみてくださいね。
目次
オーダーメイドしたダイニングテーブルの相場はいくら?
既製品と違い、オーダーメイドのダイニングテーブルは一から素材やサイズを自分たちで組み合わせていくので、一概に「いくらかかる」かは言い切れません。一台あたり安いものなら数万円で作ることができますが、使う素材やサイズによっては数十万円ほどになる場合もあるでしょう。
細かい形や色、塗装によって価格は変わりますが、おおよその価格を決定づけるのは「素材」と「サイズ」です。これら2つの観点から、オーダーメイドのダイニングテーブルの相場を解説します。
- 素材で変わる価格
- サイズで変わる価格
上記を順に紹介していきます。
素材で変わる価格
天板には、ガラスや大理石、木材など様々な種類があります。
どの素材を選ぶかによって価格も大きく変わるので、予算内に収まるよう決めていく必要があります。下記の表は素材を単品注文した際の相場になります。オーダーメイドを希望している人はぜひ参考にしてみてください。
素材 | 相場 |
ガラス | 17,000~21,000円 |
大理石 | 100,000~180,000円 |
木材 | 10,000~75,000円 |
ガラスや大理石も高級感があり素敵ですが、木材が一番しっくりくるという人が多いかと思います。
上記の表の通り、木材の相場も10,000~75,000円とピンキリです。テーブルによく使用される人気の木材の相場を、種類別に紹介します。
のちほど、無垢材の木の種類ごとの特徴も解説するので、ぜひ記事の後半も参考にしてくださいね。
素材 | 相場 |
ゴム |
約10,000円 |
メルクシパイン |
約10,000円 |
タモ | 約16,000円 |
杉(国産) | 約17,000円 |
ナラ(国産) | 約29,000円 |
ホワイトオーク | 約36,000円 |
ブラックチェリー | 約36,000円 |
ウォールナット | 約51,000円 |
世界三大銘木の1つであるウォールナットは約5万円で、比較的高価です。対して、ゴムやメルクシパインは手が届きやすい値段になります。
素材1つ変えるだけで、テーブルの金額が4万円以上変わる可能性もあります。木材は価格が変動しやすいので、一種類に絞らずいくつか候補をあげておくといいですよ。
木の種類以外で最も価格に影響を与えるのは「集成材」か「無垢材」かの違いです。
「集成材」とは複数の板を結合させた人工の木材のこと。対して、「無垢材」とは伐採した木をそのまま切って作った天然の木材のことです。
無垢材はサイズが大きくなればなるほど割れたり反れたりするリスクが高くなります。その結果、大量生産が難しく、集成材に比べて価格も上がります。値段を安く済ませたいなら集成材を選ぶ方が良いですし、少し高くても木の質感を楽しみたいのであれば、無垢材がベストでしょう。
サイズで変わる価格
ダイニングテーブルのサイズによっても、価格は大きく変わります。2人用テーブルと4人用テーブルではおよそ倍のサイズの天板が必要になり、その分値段も上がります。
できるだけ安く済ませたい場合は小さめの天板を選ぶと良いでしょう。
なお、無垢材の場合は「節あり」と「節なし」でも価格が大きく変わることがあります。「節」とは、枝が生えていた部分に残る円形の跡のことで、枝が多く生えていれば節の数も多くなり、太い枝が生えていれば大きな節が残ります。
大きい天板サイズで「節なし」を選択する場合は要注意です。広範囲に節のない素材は希少性が高いため、価格が上がりやすくなります。
木材でオーダーメイドする場合で天板サイズを大きくしたい場合は「節あり」を選ぶことで、価格を抑えることができるでしょう。
低価格でオーダーメイドするコツ
価格を抑えても、見た目や使い勝手が悪くなっては本末転倒です。「自分が何にこだわっていて、何なら妥協してもいいのか」を把握しておくことで、満足度を保ちながら価格を抑えられます。
初めてオーダーメイドでダイニングテーブルを発注する人でも簡単に理解できる、「低価格に抑える」ためのコツを紹介します。ポイントは、以下のとおりです。
- 普及している木材を選ぶ
- ダイニングテーブルの厚みを下げる
- 塗装を工夫する
お店側のおすすめ通りに発注するのではなく、納得いく価格になるように調整をお願いしてみてくださいね。
普及している木材を選ぶ
先述の通り、木材の単価はピンからキリまであります。なるべく金額を抑えたい場合は、市場に多く流通している希少価値の低い木材を選ぶといいですよ。
おすすめは杉材・ヒノキ材・パイン材です。針葉樹は柔らかいので傷がつきやすいというデメリットがありますが、肌触りもよく、使うほどに味わいが出て暖かみが生まれるといったメリットもあります。
チーク材やウォールナット材、オーク材などの輸入木材は、希少性が高く、高価で取引される場合が多いです。そのうえ、日本の高温多湿な気候に合わない場合もあります。一概に「高い木材は良質で長持ち」するとは言えないのです。
金額を抑えたい場合は、候補をいくつか出してもらったうえで、木材のメリット・デメリットをふまえて検討するようにしてくださいね。
ダイニングテーブルの厚みを下げる
価格をなるべく抑えたい場合は、ダイニングテーブルの天板をなるべく薄くすると良いでしょう。天板の一般的な厚さは30mm前後といわれていますが、20mm以上であれば、30mm未満でも日常生活で使う強度としては充分です。
天板が薄いほうが軽やかでスタイリッシュな雰囲気が出るので、今後、模様替えしたり引っ越したりする時に部屋の雰囲気に合わせやすいでしょう。軽くて動かしやすいというメリットもあります。
もちろん厚みがあればあるほど強度が高くなり、見た目も重厚でゴージャスな印象になります。強度や重厚感を重視するなら、天板は30mm以上を選ぶのがおすすめです。その点に特にこだわりがないのであれば、20〜30mm未満の厚みにして価格を抑えるといいでしょう。
塗装を工夫する
木材テーブルの場合、どんな塗装を選ぶかによっても価格が大きく変わります。少しでも価格を抑えたい人は、安いながらも木の質感を活かせるオイルフィニッシュやウレタン塗装を選びましょう。
セラウッド塗装やUV塗装は、熱や紫外線に強いという特徴があります。西日のあたる場所にテーブルを置きたい場合にはピッタリですが、価格は高くなる傾向があります。
安く仕上げたい方におすすめのオイルフィニッシュとウレタン塗装について、それぞれの特徴をもう少し詳しく紹介します。
オイルフィニッシュ
オイルフィニッシュとは、木材に乾きやすい油を塗って内部に浸透させる塗装仕上げです。本来の木材の味が出やすく、自然な風合いに仕上がります。
水気や熱、傷、汚れには弱いため、汚れた場合はすぐに拭き取る必要があります。こまめにテーブルを拭く習慣がある方には、それほどデメリットに感じないかもしれません。
オイルフィニッシュは主原料によっていくつかの種類に分類できます。
種類 | 主原料 | 性能 |
ワトコオイル | 亜麻仁油 | マットな仕上がりで深みのあるウェット感 |
バトン | 亜麻仁油・大豆油・ヒマシ油・ヒマワリ油など | 木材の耐久性が増し、紫外線による変色や劣化から木材を保護する |
ユーロ | 天然植物油・蜜蝋ワックス・赤色顔料・研磨剤のベンガラなど | 木目を活かし、しっとりした風合いに仕上がる |
ご自身の求める見た目や機能に併せて、選んでみてくださいね。
ウレタン塗装
ウレタン塗装は、表面をしっかりコーティングしてくれるため傷がつきにくく、紫外線や水の影響も受けにくい特徴があります。水拭きで汚れが落ちやすいので、メンテナンスしやすい塗装と言えるでしょう。
コーティングが強いぶんヘコミや反りが生じた場合は自分で修復するのは難しく、専門の業者に依頼する必要があります。しかし、一度塗装すれば一定期間の耐久性が期待できるのでそれほどマイナスに捉える必要はないでしょう。
一般的なウレタン塗装は光沢感やツヤ感を出すことができますが、マットな質感に仕上がる種類もあります。
ダイニングテーブルをオーダーメイドする方法や選び方
ダイニングテーブルをオーダーメイドで注文する方法は、既製品を購入する流れと大きく異なります。
- 完成までの流れ
- 人数や用途に合わせてサイズを選ぼう
- 部屋の雰囲気に合わせて天板を選ぼう
- 予算に合った木材を選ぼう
注文する際の重要ポイントをひとつずつ押さえていきましょう!
完成までの流れ
オーダーメイドのダイニングテーブルを注文する際、ほとんどの場合は下記のような流れで進んでいきます。
- サイズ選び
- 素材選び
- 塗装選び
- オプション追加の有無
- 見積もり
- 製作
あらかじめテーブルのサイズや素材の希望を整理しておくと打ち合わせがスムーズにいきます。ただ、「どんなサイズや素材がベストなのか分からない」という人も多いでしょう。
「今持っているテーブルは幅が狭くて使いにくい」「子どもがまだ小さいから傷がついても安心できる素材がいい」といった課題や希望を、日頃から書き出しておくのがおすすめです。
価格を抑えたい人は、先ほど解説した材質や塗装の種類から、自分にあったものを選んでいきましょう。
人数や用途に合わせてサイズを選ぼう
天板の形には、おもに長方形・正方形・丸型があります。一般的な形は長方形ですが、オーダーメイドだからこそ既製品ではなかなか見かけない形をオーダーするのもいいですね。
どの形のテーブルでもいえることですが、椅子を引いた時のスペースも考慮して、どのサイズのテーブルが入るか部屋の広さを把握しておきましょう。
椅子を置く幅と引いた時に必要な幅は、合わせて約70〜100cm必要といわれています。角型よりも円形型のほうがスペースを確保する必要があるので、間取りと照らし合わせながら決めるといいですよ。
まずは形ごとのサイズの目安を知っておきましょう。
長方形
長方形であれば、おおよそ下記のような大きさであれば余裕をもって座れるでしょう。
- 2人用 幅600〜900mm×奥行750〜900mm
- 4人用 幅1200〜1500mm×奥行750〜900mm
- 6人用 幅1800〜2100mm×奥行750〜900mm
長方形は家の間取りにフィットしやすく、壁付けで配置できるメリットがあります。
正方形
正方形タイプは、以下のサイズがおすすめです。
- 2人用 各辺750〜900mm
- 4人用 各辺900〜1200mm
2人用テーブルを4人で使用することも可能ですが、ゆったり食事をとるなら4人用のサイズを選ぶといいでしょう。
長方形と同じく壁付けできるメリットがありますが、大きくなればなるほど部屋のスペースを取ります。
また、4人用は真ん中部分がデッドスペースになることもあります。食事は大皿盛り付けではなく小分けにして出すことが多い家庭であれば、長方形のほうが使いやすいかもしれません。
円形
円形テーブルの一般的なサイズは下記のとおりです。
- 2人用 直径750〜900mm
- 4人用 直径900〜1200mm
- 6人用 直径1200〜1500mm
円形型のテーブルは壁付けできないデメリットがありますが、全員が中央を向いて座るので会話が弾んだり、中央に置いた大皿や鍋が届きやすかったりというメリットがあります。
2人用でもある程度のスペースが必要になるので、比較的ダイニングルームが広い間取りにおすすめのテーブルです。
部屋の雰囲気に合わせて天板を選ぼう
ダイニングテーブルの天板は主に大理石・ガラス・木材で作られることが多いです。
大理石であれば高級感が生まれ、ガラスであれば部屋全体にスタイリッシュでモダンな雰囲気が生まれるでしょう。温かみのある家にしたい場合は、木材がおすすめです。
自分の好みで天板を決められることがオーダーメイドの特長ですが、暮らしと照らし合わせて決めることも重要です。たとえば、小さな子供がいれば大理石やガラスのテーブルは木材のテーブルに比べて固いので、怪我をする危険性も高まるでしょう。
部屋の雰囲気も考慮しつつ、ご自身の家庭にあった素材を選んでくださいね。
予算に合った木材を選ぼう
前述のとおり、木材は種類によって大きく価格が異なります。
特に世界三大銘木のひとつであるウォールナットはそれだけでブランド価値があり、高値で取引されています。銘柄重視で選ぶと予算オーバーになることもあるので、予算と相談しながら自分好みの色合いやデザインを探していくといいですよ。
また、どの木材でダイニングテーブルを作るかによって、部屋の雰囲気はガラリと変わります。特に人気の高い8つの木材の特徴を紹介します。(価格は全て600×1800mmの場合)
ゴム
- 価格:約10,000円
- 価格:比較的安い
ゴムの木(ラバーウッド)は南米や東南アジアなどの暑い地域に生息する木で、手触りが滑らかで温かみのある木目が特徴です。
広葉樹なので表面は硬くてしなりにくく、食事以外でもテーブルで作業することも多い人におすすめです。
メルクシパイン
- 価格:約10,000円
- 価格:比較的安い
パインとは松の木のことで、針葉樹特有のやわらかさがあり、加工しやすいのが特徴です。
強度や耐久性はそれほど高くはありませんが、少し白っぽい温かみのある色合いが人気を集めています。
タモ
- 価格:約16,000円
- 価格:比較的安い
タモは北海道から東北辺りにかけて分布しており、古くから住宅材や家具材として利用されてきました。
年輪がはっきりしていて、色味の深さが異なるグラデーションが特徴的です。
杉(国産)
- 価格:約17,000円
- 価格:比較的安い
国産材の代表ともいえる杉は、北は北海道から東北あたりにかけて、南は九州に分布しています。杉はまっすぐに伸び、軽くて反りの原因になる湿気を放出しやすいのが特徴です。
木目や節を活かしたデザインにすることも可能です。
ナラ(国産)・ホワイトオーク
- 価格:29,000~36,000円
- 価格:比較的高い
ナラとホワイトオーク(オーク)は厳密にいえば種類の異なる木材ですが、見た目や特徴が似ていることから、同じ木材として扱われることが多いです。
これら2つの木材は耐久性に優れていて、反りが生じにくく傷がつきにくい特徴があります。とにかく長く使い続けたい人におすすめの木材です。
ブラックチェリー
- 価格:約37,000円
- 価格:比較的高い
広葉樹のブラックチェリーは、北米東部の暖かい地域に分布しています。
耐久性はそれほど高くありませんが、ウォールナットと並んで高級木材と評価されており、赤みを帯びた上品な色合いが特徴です。
ウォールナット
- 価格:約50,000円
- 価格:高い
世界三大銘木であるウォールナットとはクルミの木で、チョコレートのような深い色味と濃淡の縞模様が特徴です。
乾燥後は湿気や過度な乾燥による反りなどの心配はほとんどありません。高級感のある滑らかな質感が、ヴィンテージやレトロなお部屋と相性がバツグンです。
ダイニングテーブルをオーダーメイドするメリットとデメリット
「オーダーメイドはハードルが高い」といわれる理由は、オーダーメイドする際にかかる時間と手間が原因でしょう。ただ、既製品とは違った良い面もたくさんあります。
メリットとデメリットを知ったうえで「既製品よりも自分たちの理想を叶えられるかどうか」を1つの判断基準にするといいですよ。
- 【メリット】生活スタイルにあったテーブルを作ることができる
- 【メリット】予算に合わせてオーダーできる
- 【メリット】部屋の統一感が生まれる
- 【デメリット】高額になる
- 【デメリット】できあがるまでに時間がかかる
- 【デメリット】途中キャンセルできない可能性がある
メリットとデメリットをそれぞれ3つずつ紹介します。
【メリット】生活スタイルにあったテーブルを作ることができる
既製品のテーブルが日常生活に大きな支障をきたすわけではないけれど「もう少しサイズが…」「もう少し高さが…」といったほんの少しだけ気になる点が出てくることもあるでしょう。
既製品の数は限られていますが、家庭の生活スタイルは家族の数だけ存在します。オーダーメイドであれば一からデザインしていくので、自分たちの理想だけが詰まったダイニングテーブルを作ることができますよ。
【メリット】予算に合わせてオーダーできる
素材やサイズを自分たちで決めていくので、予算と照らし合わせながらデザインしていくことが可能です。
既製品であれば、欲しいデザインと予算が合わないこともあるでしょう。そういったミスマッチをオーダーメイドなら解消できます。
【メリット】部屋の統一感が生まれる
いろいろなインテリアショップで家具を揃えた結果、色合いがバラバラで部屋の統一感がなくなってしまった経験はありませんか?
特にダイニングテーブルは存在感の大きい家具のため、部屋のデザインを決定する柱と言っても過言ではないでしょう。オーダーメイドであれば、コンセプトや好きな色合いに沿ってデザインできるので、部屋の雰囲気を崩さないダイニングテーブルを作ることができます。
【デメリット】高額になる
大量生産の既製品とは異なり、ひとりひとりに合ったダイニングテーブルを作るため、既製品より高額になることがほとんどです。
こだわればこだわるほどオプションが増え、少しずつ価格は上がっていきます。少しでも安く済ませたい場合は、絶対に譲れないこだわりポイントを洗い出し、その他は低価格で抑えられる方法で作るといいでしょう。
【デメリット】できあがるまでに時間がかかる
オーダーメイドは、サイズや素材を選ぶための打ち合わせから始まります。
理想のダイニングテーブルを作ろうとすればするほど打ち合わせにかかる時間は長くなり、何度も打ち合わせすることにもなります。
また、素材を発注して資材が届くまでに時間がかかることもあるので、最初の打ち合わせから完成までに数ヶ月かかることも視野に入れておくといいでしょう。
【デメリット】途中キャンセルできない可能性がある
オーダーメイドは個人の要望に合わせてひとつひとつ製品を作ります。
そのため、注文後の途中キャンセルは原則できません。既製品よりも打ち合わせや製作に手間がかかるため、返品があっては採算が取れなくなってしまうからです。
「思い通りの商品じゃなかった」といった失敗を防ぐためにも、打ち合わせの段階で気になる点はしっかり質問しておきましょう。
失敗しないためのオーダー前の注意点
オーダーメイドのダイニングテーブルは決して安くはありません。大きな買い物だからこそ、失敗を防ぐための注意点をしっかり把握しておきましょう。
- 素材や質感は目で見て確かめよう
- アフターサービスの有無をチェックしておこう
後悔のないよう、なるべく早めに確認しておくといいでしょう。
素材や質感は目で見て確かめよう
オーダーメイドする際のデメリットとして、「欲しいものと同じ完成品」がないことが挙げられます。そのため、打ち合わせの段階ではイメージしにくく、結果出来上がった商品を見て「思っていたものと違った」といった失敗が起こりがちです。
希望のダイニングテーブルに近いサンプルがお店に置いていない場合は、天板などの素材を見せてもらい、質感や見た目を実際に見たり手で触ったりして確かめましょう。
サイズは数字だけでイメージするのではなく、理想のダイニングテーブルに近いサイズのサンプルを用意してもらうのがおすすめです。
アフターサービスの有無をチェックしておこう
お店での打ち合わせの段階で、アフターサービスがあるのかどうか確認しておきましょう。
オーダーメイドであれば、納品後のケアも行ってくれる工房が多いものの、商品の金額や使用した素材によってはアフターケアがない場合もあります。
ダイニングテーブルは日常的に使うものなので、少しずつ状態は変化していきます。長持ちさせるためにも定期的なメンテナンスは必要なので、アフターサービスの有無を確認しておくと良いですよ。
まとめ|オーダーメイドしたダイニングテーブルの相場はピンキリ
オーダーメイドのダイニングテーブルは素材やサイズによって価格が大きく変わるため、一概にいくらとは言い切れません。
数万円で作れるものもあれば、数十万円する可能性もあります。こだわればこだわるほど価格は上がるので、特にこだわりのない箇所は予算内に収まるように素材選びをしていくといいですよ。
オーダーメイドはハードルが高いように感じるかもしれませんが、自分たちの理想のダイニングテーブルを作れるという点ではメリットだらけです。
見た目や耐久性は素材によって異なるので、打ち合わせの段階で自分たちのライフスタイルや希望をしっかり伝えることを忘れないでくださいね。
こちらの記事もお役立てください