マスキングテープの使い方は幅広い!生活を便利にする12の活用術

100円均一・雑貨屋などで見かけるマスキングテープは、単なる文房具ではありません。マスキングテープはアイデア次第で、生活を快適にする便利グッズに早変わりします。家事から育児・特別な日まで、マスキングテープの活用術を幅広く紹介します。

マスキングテープの特徴

今や生活に多く取り入れられているマスキングテープですが、なぜ幅広い用途で使われているのでしょうか?使い方の紹介にあたって、まずはマスキングテープの特徴をおさらいしましょう。

書き込みや取り外しが簡単

マスキングテープはセロハンテープとは違い、鉛筆で書き込んだり、簡単に貼りなおしたりできます。

マスキングテープはもともと、塗装の際に色を付けたくない部分を保護する建築用の資材として使われていました。一時的に保護するのが目的なので、あえて粘着力が弱く、役目を終えたらきれいに剥がせるようにつくられています。

マスキングテープの利便性はインテリア・装飾にも生かせることから、文具・雑貨としても使われるようになったのです。

【基本編】マスキングテープの使い方

(出典) pixabay.com

それでは早速、マスキングテープの使い方を紹介していきましょう。なかには、初めてマスキングテープを使う人もいるのではないでしょうか?まずは、初心者向けにマスキングテープの基本的な使い方を三つ紹介します。

シンプルな封筒・袋などをラッピング

茶・白のようなシンプルな封筒も、マスキングテープを使うとおしゃれなアイテムに変えられます。かわいい柄のマスキングテープは無地・透明なほどよく映えるため、自宅に余っている封筒・ビニール袋を活用する際に便利です。

マスキングテープをハート・星型のような好きな形に切り、封筒・ビニール袋に貼るだけでかわいい模様をつくれます。透明の袋にクッキー・あめなどのお菓子を入れ、開け口にチェック・花柄のマスキングテープを貼るのもおしゃれです。

無地・透明のアイテムをおしゃれに

ペンや歯ブラシなど、無地・透明のシンプルな文房具や日用品も、柄・模様のあるマスキングテープを貼るだけで華やかさやオリジナリティを出せます。

身の回りのものを購入する際、好きなデザインの商品が見つからなくて困った経験はありませんか?マスキングテープを使うと、紙製・プラスチック製などのアイテムを好みのデザインに飾れます。

無地の商品は柄入りよりも安価な場合も多いので、マスキングテープでカスタマイズすれば、既製品を購入するよりも費用を抑えておしゃれなオリジナルグッズを作成できます。

スケジュール帳などをかわいく飾る

仕事・プライベートの予定を書き込むスケジュール帳の余白を飾る際にも、マスキングテープが便利です。余白部分が広くて「なんだか物足りないな」というスケジュール帳も、マスキングテープを貼るだけでおしゃれな印象に変わります。

スケジュール帳の色に合わせてマスキングテープの柄・模様を選ぶと、より統一感が出せるでしょう。

吹き出しの形に切り取ったマスキングテープに『ポイント』のような言葉を書き込んで貼り、重要事項を目立たせるのも一つの方法です。

【家事編】マスキングテープの使い方

(C) Shutterstock.com

手軽に使えるマスキングテープは、家事の場面でも活躍します。次は、料理・掃除・整理整頓に役立つマスキングテープの使い方を四つ紹介します。

保存容器のラベリング

家事の時短・節約のために、おかずをつくり置きしている人は多いのではないでしょうか?繰り返して使用できるプラスチック製の保存容器には、粘着力が弱いマスキングテープを使ったラベリングがおすすめです。

おかずの名前を書いたマスキングテープを容器の正面に貼っておくと、何が入っているかがひと目で分かります。調理した日・食べる時期の目安を一緒に書くことで、食材を使う順番を意識できるでしょう。

もちろん、ファスナーが付いた袋タイプの保存容器も例外ではありません。小分けした肉・魚が入った袋の表面に開封日・賞味期限などを書いておくと、食材を計画的に使えます。

爪よう枝・ストローに巻いてピックや目印に

マスキングテープを使えば、ミートボール・果物といった、ひと口サイズの食べ物に刺すピックの手づくりも可能です。爪よう枝の上部を包むようにマスキングテープを貼り合わせると、旗型のピックが完成します。

お弁当はもちろん、食後のデザートで果物を出す際にも、マスキングテープでつくったピックを使うとおしゃれな雰囲気が演出できます。

また、ホームパーティー・誕生日会のような大人数が集まる場所では、マスキングテープを巻いたストローも便利です。参加者の名前を書いたマスキングテープが目印になり、飲み物を間違えるリスクを減らせます。

窓のサッシなどのすき間に貼って汚れを防止

窓のサッシ・コーキングのような、掃除がしにくい場所にもマスキングテープが使えます。コーキングはすき間を埋めるために用いられるゴム部分を指し、コンロ・冷蔵庫の溝・浴室の入口にあるのが一般的です。

ゴム製のため一度付いた汚れがとれにくく、掃除に時間がかかるのが特徴です。窓のサッシは間が狭いので、テーブルのように雑巾で簡単に汚れを拭き取れるわけではありません。

窓のサッシ・コーキング部分にあらかじめマスキングテープを貼っておくと、汚れの付着を防止できます。汚れたマスキングテープを交換することで、きれいな状態を保てるでしょう。

サッシ・コーキングにマスキングテープを貼る場合には、汚れ・水分をしっかりと拭き取ることが大切です。また、サッシ・コーキングと色を合わせると、マスキングテープを貼っている違和感を軽減できます。

コード・電池などを束ねてすっきりと収納

ごちゃごちゃとして見栄えが悪いコード類も、マスキングテープを使うときれいに束ねられます。マスキングテープは粘着力が弱いので、コードにベタつきが残る心配もありません

コードの色に合うようなマスキングテープを選ぶと、見える場所でもおしゃれな雰囲気を出せます。すっきりと片付く上に、つまずいたり、子どもにいたずらされたりするリスクも減らせて一石二鳥です。

さらに、電池のようなかさばる小物類を、マスキングテープでまとめる方法もあります。未使用の乾電池を2~3個ずつマスキングテープでまとめておくと、必要なタイミングで取り出せて便利です。

【育児編】マスキングテープの使い方

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育児においても、マスキングテープを活用できる場面が豊富にあります。子育てに役立つマスキングテープの使い方を三つ紹介します。

折れたクレヨンを補強

筆圧が強い子どもにとって、絵を描いているうちにクレヨンが折れてしまうのはよくある話です。折れたクレヨンを見て「使いにくいけれど、捨てるのはもったいないな」と、感じた経験はありませんか?

マスキングテープを使うと、折れたクレヨン同士をつなぎ合わせることが可能です。クレヨンの色とマスキングテープの柄を合わせると、見た目もおしゃれに仕上がります。

あらかじめ新しいクレヨンの上にマスキングテープを巻いておき、折れるのを防ぐのも一つの方法です。

壁に子どもの絵・作品などを貼る

子どもが描いた絵・作品の飾り場所に困っている人は多いのではないでしょうか?「上手に描けた絵や、自慢の作品を飾ってあげたい」と思う反面、とくに賃貸物件は壁に画びょうで穴を開けられないのも事実です。

マスキングテープを使うと、穴を開けずに子どもの絵・作品を飾れます。ほどよい粘着力のマスキングテープは、時間がたってからも跡を付けずに剥がせるのが特徴です。かさばりがちな子どもの作品も、マスキングテープで飾るとおしゃれに片付きます。

子ども用のマニキュア代わりに

マスキングテープを使って、子どもとネイルごっこをする方法もあります。大人用のマニキュアを見て「塗ってみたい」と、目を輝かせる子どもに戸惑った経験はありませんか?

ただ、液体のマニキュアだと乾くのに時間がかかるため、子どもが動いて汚くなったり、床・洋服を汚したりする恐れがあります。

マスキングテープを子どもの爪に合わせて切ると、簡単なネイルシールがつくれます。時間がかからない上に汚れを気にする必要もないので、子どものネイルごっこにぴったりです。

【特別な日編】マスキングテープの使い方

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生活をおしゃれに彩るマスキングテープは、誕生日・記念日のような特別な日にも役立つアイテムです。最後に、パーティーでのサプライズ・プレゼントにも便利なマスキングテープの使い方を二つ見ていきましょう。

サプライズにうれしい壁面装飾

子どもの誕生日・結婚記念日・クリスマスなどのイベントには、マスキングテープが活躍します。『HAPPY BIRTHDAY』のような壁面装飾も、色付きのマスキングテープを使うと華やかかつ費用を抑えて完成できます。

家族の写真を縁取りして飾ったり、マスキングテープで簡単な模様を描いたりするのもおすすめです。イベントが終わったらマスキングテープを剥がすだけなので、限られた時間でおしゃれな雰囲気を演出することが可能です。

オリジナルのアルバムづくり

マスキングテープは、思い出を彩るアルバムづくりにも役立ちます。シンプルになりがちなアルバムの背景も、マスキングテープを使うとおしゃれに仕上がります。

マスキングテープを好きな長さに切るのはもちろん、手でちぎって貼るのもおしゃれです。ちぎり絵のような手づくり感が出せる上に、絵・柄とは違ったオリジナルの模様がつくれます。

アルバムのデザインに合わせて、同系色のマスキングテープを選ぶ方法もあります。あえてシンプルなアルバムを選び、マスキングテープで飾り付けをして特別感を出すのもおすすめです。

マスキングテープで快適・おしゃれな生活を

(出典) pexels.com

粘着力の弱いマスキングテープは、貼り直しがしやすいのが特徴です。また、紙製で自由に書き込みができる商品が一般的なため、ラッピング以外にも幅広い使い方ができます。

中身が分かるようにラベリングをしたり、かさばる小物類をまとめたりと、生活のあらゆる場面でマスキングテープを使えます。

もちろん誕生日・記念日のような特別なシーンも、例外ではありません。マスキングテープを使うと、部屋の装飾・サプライズのプレゼントにオリジナル感が出せます。マスキングテープを活用し、シンプルな生活をおしゃれに飾りましょう。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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