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使いやすさがUPするクローゼット収納術!洋服やモノを上手く整理するコツを伝授!


この人に聞きましたmashley

インテリア家具コンシェルジュ 最適な家具を提案する家具コンシェルジュでさまざまな媒体にインテリア・ライフスタイル記事を寄稿するライター。ブログ「北欧ミッドセンチュリーの家づくり」ではデザインの小話や家づくり・暮らしに役立つ情報を発信中。椅子コレクターで、現在26脚の椅子とともに楽しく暮らす。最近空き家付きの山林を購入し、セルフリノベーションやアウトドアも満喫中。

「クローゼットで着たい洋服がすぐ見つからない」「狭くて収納量が足りない」という悩みがある場合、収納を見直すことで解決するかもしれません。当記事では、クローゼット収納のコツを基本〜応用まで紹介していきます。実例を交えて解説するので、参考にしながら実践してくださいね。

クローゼット収納がうまくいかない理由

まず、なぜクローゼット収納がうまくいかないのか原因を明確にしましょう。ここからは、クローゼット収納がうまくいかない主な原因を紹介するので、クローゼット収納の見直しに役立ててみてください。

①クローゼットが狭いのに収納するアイテムが多い

洋服などのアイテム数がクローゼット収納の容量を超えると、引き出しやボックスからモノが溢れてクローゼット内が乱れます。特に、奥行きのないクローゼットや細長いクローゼット、小さいクローゼットなど収納が難しい狭いクローゼットの場合は収納の工夫が必要です。

②クローゼット内のレイアウトが明確に決まっていない

クローゼット収納のレイアウトが明確に決まっていない場合、どこに何を片付けたかがわからなくなりなってしまいます。たとえば、普段使いするベルトが一箇所にまとまっておらず、上の棚と下段の収納ケースに分かれて収納されていると、どこに収納したかすぐに思い出せず探す時間が必要になります。

③収納用品のサイズがクローゼット収納に合わない

寸法を確かめずに引き出し収納やボックスなどの収納用品を購入すると、サイズが合わず見た目がすっきりしないクローゼット収納になります。特に、小さいクローゼットや奥行きのないクローゼットなどスペースが狭い場合は注意が必要です。


便利なクローゼット収納を実現するコツ〜基本〜

これまでにクローゼット収納がうまくいかない原因を説明しましたが、一体どうすれば便利なクローゼット収納が実現できるのでしょうか。そこで、まずはクローゼット収納の基本のコツを紹介します。

コツ①収納するアイテムを見直して整理する

クローゼット収納の見直しで最初におさえておくべきコツは、所有アイテムを見直して整理することです。出し入れしにくいクローゼットや狭いクローゼットを綺麗で使いやすい収納にするためには、リセットが必要ですよ。アイテムの数を把握して要・不要に仕分けしましょう。

クローゼット収納内のアイテムをカテゴリー別に分類する

洋服・帽子・バッグ・季節ごとの布団など、クローゼット収納内にあるアイテムを出して数を把握し、カテゴリー別に分類しましょう。この際に、洋服の枚数やバッグの数など具体的な量も把握しておくと、クローゼット収納のレイアウトを決める際にも役立ちます。

必要なアイテムと不要なアイテムに仕分けする

使用頻度・所有量・ほつれや破れなどの状態を考慮して、モノを要・不要に仕分けします。何年も着ない洋服は処分の対象になりますが、礼服等のいつ必要になるかわからない服は使用頻度だけで処分を判断しないようにしましょう。また、お気に入りを無理に捨てる必要はありませんが、量が多すぎる場合は処分を検討することがポイントです。

コツ②クローゼット内の上の棚・中段・下段の活用方法を計画的に考える

クローゼット内を上の棚・中段・下段にレイアウト分けし、各スペースの活用方法を考えて収納するとすっきりして使いやすいクローゼット収納になります。考えながら収納作業をすると時間がかかるので、この段階では作業をせず計画を立てることに注力しましょう。

クローゼット内の上の棚の活用方法

上の棚は手が届きにくく狭い場所のため、軽いモノや使用頻度が低いモノの収納にします。たとえば、シーズンオフの帽子を箱に入れて収納するのもおすすめです。上の棚は上手に活用すると収納スペースとして便利ですが、通気性は悪いため詰め込み過ぎないようにしましょう。

クローゼット内の中段の活用方法

ハンガーパイプや可動棚などがある中段は手が届きやすいので、普段着る洋服のクローゼット収納として活用しましょう。また、ニットなどハンガーに吊るすと伸びる洋服は、ハンガーポールに吊り下げるグッズを活用した収納アイデアがおすすめです。

クローゼット内の下段の活用方法

下段は衣装ケースやワゴンなどを設置し、シーズンオフの洋服や雑貨類など使用頻度が低いアイテムのクローゼット収納に活用しましょう。キャスター付きワゴンなどを下段に設置して掃除道具や袋類を収納するのもおすすめです。下段は上の段と異なり、重いモノも収納できますよ。

コツ③クローゼット収納に適した収納用品を選ぶ

上の棚・中段・下段に収納するアイテムを決めたら、必要に応じて収納用品の購入を検討しましょう。中段のハンガーパイプには掛けて収納できるアイテム、下段には置き型の収納家具を選ぶなど、クローゼット収納の各スペースの用途に適した収納用品にします。

購入前にクローゼット内の寸法を測っておく

収納用品を購入する前に、クローゼット収納の上の棚と中段〜下段の幅・奥行き・高さを測定して購入時のサイズ間違いを防ぎましょう。クローゼットの扉が折れ戸や引き戸の場合、扉が開く範囲の寸法も測って引き出しなどが出し入れできるかもチェックします。

上の棚には軽量で取り出しやすい収納用品を選ぶ

クローゼット収納の上の棚に重い収納用品を置くと出し入れが大変なため、不織布やプラスチックの軽量ボックス、出し入れしやすい取っ手付き収納ケースなどがおすすめです。また、シーズンオフの布団を上の棚に収納する場合は、小さく圧縮して収納できる袋を使うと便利ですよ。

ハンガーパイプに使う収納用品は用途に合わせて選ぶ

ハンガーパイプには普段着る洋服をハンガーに掛けて収納するのが一般的ですが、S字フックなどを活用するとバッグや帽子も収納できます。たとえば、100均のバッグ用S字フックを設置してリュックサックを収納する等も多く見られる収納方法です。

下段は容量が多い収納用品を選ぶ

クローゼット収納の下段には、アイテムが多く入る引き出し収納ケースなどがおすすめです。奥行きのない細長いクローゼットは、収納用品と扉が干渉する可能性もあるため寸法に注意しましょう。また、引き出し収納が入らない場合はカラーボックスやかごなどを活用すると良いですよ。

狭いクローゼット収納にはワイヤータイプの引き出し収納がおすすめ

実例のクローゼットで使われているように、ワイヤータイプの引き出し収納は通気性を確保できて便利です。このように、細長いクローゼットや小さいクローゼットは風が通りにくいため、プラスチックの衣装ケースよりワイヤータイプの引き出し収納のほうがおすすめですよ。

コツ④8割程度の容量を目指して収納する

収納計画や収納用品の準備ができたら、いよいよ収納作業に入ります。収納作業のコツは、8割程度の容量を目指して収納することです。たとえば、クローゼットの上に隙間がないようにバッグを収納すると取り出しにくくなりますが、余裕があると使いやすく見た目も美しくなりますよ。

使用頻度を考えて収納していこう

折れ戸や引き戸のクローゼットは扉が入り口を部分的に塞ぐため、クローゼット内のモノを取り出しやすい部分とそうでない部分ができます。そのため、よく使うアイテムは扉を少し開くとすぐにアクセスできる場所に収納するなど、使用頻度に合わせた収納の仕方を心がけましょう。

コツ⑤クローゼット収納は定期的に見直そう

洋服は時間が経つとあっという間に増え、狭いクローゼット収納を圧迫していきます。すっきりとして使いやすいクローゼット収納にするためにも、シーズンごとや年1回など自分でルール決めてアイテムの数や収納レイアウトを定期的に見直しましょう。

なかなか手放せない洋服は一時保管場所へ移動

手放すか迷う服は、クローゼット内にかごなどを設置して一時保管します。次回の見直し時期までに着る機会があればクローゼット内に残し、全く着ないのであれば処分の対象にしましょう。このように、保管期限を決めて対応すると狭いクローゼットがあふれかえることを防げます。

洋服の処分に悩んだら着てみて検討する

お気に入りだけど何年も着ていない洋服は、実際に着用し鏡を見て判断しましょう。購入時は似合っていたのに、現在は体のサイズや好みが変化して合わなくなっていることもありますよ。「今の自分に合うかどうか」を考えると、処分を検討しやすくなります。


クローゼット収納をさらに使いやすくするコツ

基本のコツをおさえたうえで、さらにすっきりして使いやすいクローゼット収納にするためのコツを紹介します。

コツ①クローゼット収納内の狭い空間を活用しよう

投稿者:ume._.home

奥行きのないクローゼットや細長いクローゼット、小さいクローゼットの場合、扉の裏などの狭い空間を活用すると収納力がアップします。実例のように、棚の下の狭いスペースに突っ張り棒を設置すると、バッグや帽子を収納するスペースが増えて便利ですよ。

狭いクローゼットでは壁面も活用しよう

投稿者:emiyuto

細長いクローゼットや奥行きのないクローゼット、小さいクローゼットに洋服以外も収納しようとするとスペースが足りない場合もあります。そのようなときは壁面を活用しましょう。実例のクローゼット収納では、壁に有孔ボードを設置して掃除道具類を掛けて収納しています。

コツ②引き出し収納は中身がわかるタイプにする

投稿者:lokki_783

クローゼット収納の下段に引き出し収納を設置する際は、透明や半透明のタイプにすると中身を判別しやすくなって出し入れの際に便利です。実例のように、引き出しの中身を適度に隠してクローゼット内をすっきりと見せたい場合は、半透明の引き出し収納がおすすめですよ。

コツ③収納用品をラベリングして中身を判別しやすくする

投稿者:hinahiyomom1017

実例の下段の引き出し収納のように、ステッカーを使用してラベリングすると中身がひと目でわかります。そのため、必要なものをすぐに取り出せて使いやすいクローゼット収納になりますよ。

また、元々持っていた収納用品が透明でない場合も、ラベリングすると買い換えずに活用できます。

布製ボックスにタグをつけるアイデアもおすすめ

投稿者:letoile__life

布製のソフトボックスにはステッカーを貼るのが難しいため、実例の上の棚のようにタグをつけるアイデアがおすすめです。この方法は、中身をわかりやすくする実用的な機能に加え、収納デザインのアクセントにもなっておしゃれなクローゼット収納を目指せます。


美しいクローゼット収納をキープするためのコツ

クローゼット収納の使いやすさだけでなく見た目の美しさにもこだわると、クローゼットの前に立って洋服のコーディネートを考えるのが楽しくなりますよ。そこでここからは、美しいクローゼット収納をキープするためのコツを紹介していきます。

コツ①ハンガーパイプには普段使いの洋服やバッグのみを収納する

洋服が少ない場合はハンガーパイプに全ての衣類を収納できますが、多くの服をハンガーパイプに掛けると見栄えが悪くなってしまいます。そのため、ハンガーパイプには普段使いの洋服やバッグのみを収納し、残りは下段の収納ケースに入れるようにしましょう。

ハンガーパイプに掛ける洋服の長さも考慮する

投稿者:sh.atyou

ハンガーパイプに掛けた服が下段の衣装ケースに干渉していると、見栄えが悪く窮屈で狭いクローゼット収納に見えます。そのため、実例のように洋服の丈に合わせて下段のケースの高さや量を調整し、見た目がすっきりとしたクローゼット収納を目指しましょう。

スラックスハンガーの活用ですっきり見せるアイデアもおすすめ

投稿者:doraco0331

スラックスハンガーとは、実例のクローゼット収納の左下にある収納用品で、ボトムスをまとめてすっきりと収納できるアイテムです。

ハンガーにボトムスを掛けたり箱に入れて上の棚に収納したりすると形が歪みますが、スラックスハンガーであれば見た目がすっきりして出し入れしやすくなります。

コツ②クローゼット収納のハンガーを統一する

投稿者:ma___on

クローゼット収納で使うハンガーのデザインや素材を統一すると、実例のようにすっきりした見た目の収納になります。同じデザインで統一することが難しい場合は、できるだけシンプルなデザインのハンガーで揃えるとよいでしょう。

クローゼット収納用品をインテリアに合わせて統一する

投稿者:ta___kurashi

収納用品はシンプルな方が使いやすいですが、好みのインテリアに合わせたアイテムで統一し、おしゃれなクローゼット収納を楽しむのもおすすめです。実例では、上の棚や中段にかご素材の収納用品をレイアウトしてナチュラルなクローゼット収納にしていますよ。

すっきりしたクローゼット収納でおしゃれを楽しもう

狭いクローゼットであっても、収納を見直してすっきりしたスペースにすると毎日ストレスなく使えるようになります。今回紹介したクローゼット収納の基本〜応用までのコツをおさえて、さっそくクローゼット内を整理してみましょう! 



※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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