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クローゼットのリフォームで知りたい4つの基礎情報。費用やポイントを解説

この人に聞きましたmashley

インテリア家具コンシェルジュ 最適な家具を提案する家具コンシェルジュでさまざまな媒体にインテリア・ライフスタイル記事を寄稿するライター。ブログ「北欧ミッドセンチュリーの家づくり」ではデザインの小話や家づくり・暮らしに役立つ情報を発信中。椅子コレクターで、現在26脚の椅子とともに楽しく暮らす。最近空き家付きの山林を購入し、セルフリノベーションやアウトドアも満喫中。

収納が足りないなら、クローゼットのリフォームを考えてみませんか?容量が増えて快適になり、見た目もおしゃれになります。今回はクローゼットのリフォームで知っておきたい4つの基礎情報を解説します。費用やポイントを押さえて理想のクローゼットを手に入れましょう!

クローゼットのリフォームやリノベーションってどんなもの?

まず、クローゼットのリフォームとはどのようなものなのかをイメージしてみましょう。先に概要を知っておくことで、クローゼットのリフォームへの理解が深まります。

新設リフォームと既存スペースのリフォームがある

クローゼットのリフォームには、何もないスペースに新設する工事、既存クローゼットを拡張する工事、和室の押し入れなどをクローゼットに作り替える工事があります。

大規模なリフォームと部分的なリフォームがある

何もない部屋にクローゼットを作るなどの大規模な工事と、既にあるクローゼットに備え付けの棚や作り付けのハンガーパイプを後付け設置するような部分的工事があります。

相場はあるが具体的な値段は施行会社で異なる

どのリフォームにもいえることですが、リフォームの実際の費用は施工会社によって異なります。広さや建材でも変わりますが、似た工事内容でも施工会社で全く違うことも。この記事でも費用の目安を紹介しますが、あくまで目安と考えましょう。

費用を左右するのはリフォームの規模と扉

リフォーム費用に大きく影響するのは、リフォームの規模と扉です。例えば、棚を後付けするだけのリフォームよりも、クローゼットを新設する大規模なリフォームのほうが費用は高くなります。また、扉の有無や種類で最終的な費用が大きく変わります。

基礎情報①クローゼットのタイプを知る

リフォームで理想のクローゼットを設置するために、クローゼットの3種類のタイプを理解しておきましょう。

壁面クローゼット

壁面クローゼットは、衣類をハンガーパイプなどに掛けて横一列に収納するタイプです。ウォークインクローゼットと違って、人が歩けるほどのスペースはありません。

壁面クローゼットのメリット・デメリット

ウォークインクローゼットよりも床面積が少ないため、部屋の大きさが限られているマンションの寝室などでも設置可能です。また、衣類を横一列に吊るして収納するため、服を選びやすいメリットもあります。一方、スーツケースなどの大きな荷物は収納が難しいことが欠点です。

ウォークインクローゼット

ウォークインクローゼットは、人が歩けるほどのスペースがあるタイプです。大きさはさまざまで、1.5畳のコンパクトサイズから4畳以上の広さまであります。レイアウトにも違いがあり、I字型やコの字型などがあります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

ウォークインクローゼットのメリット・デメリット

壁面クローゼットに比べて床面積が広いため、スーツケースやシーズンオフのアイテムなど、衣類以外も収納できます。また、クローゼットの中で服のコーディネートも可能です。しかし、広すぎるウォークインクローゼットにすると、隣接する部屋を圧迫するという欠点もあります。

ウォークスルークローゼット

ウォークスルークローゼットは、入り口が2箇所あって通り抜けできるタイプです。人が歩ける点はウォークインクローゼットと同じですが、1つの部屋から別の部屋へと移動できる点が異なります。寝室からリビングの間や、海外のように寝室からバスルームの間に設置されます。

ウォークスルークローゼットのメリット・デメリット

行き止まりがないため、ウォークインクローゼットに入って戻るような移動の無駄がなくなり、利便性が高まります。また、窓の少ないマンションで導入すると、採光や通気性の確保に役立ちます。ただし、入り口を2箇所に設置するため、同面積で比較するとウォークインクローゼットより収納量は少なくなります。

リフォームでのクローゼットのタイプの選び方

リフォームではクローゼットのタイプを先に決めます。壁面に作るのか、それとも、空間を拡張してウォークインクローゼットやウォークスルークローゼットにするのかによって工事の方法が変わるためです。収納する荷物の量、部屋の間取り、ライフスタイルに合わせて決めましょう。

基礎情報②クローゼットの扉の種類を知る

クローゼットの扉の有無や設置する扉の種類は、予算や使い勝手に影響します。ここでは、扉のあるクローゼットと扉のないクローゼットに分けて解説します。

扉のあるクローゼット

折れ戸

折れ戸は、ドアなどの開き戸よりも省スペースで設置できるため、狭いマンションの壁面クローゼットと相性抜群です。全開にすれば荷物をスムーズに出し入れできます。ただし、開くためのスペースが必要なため、扉の周辺が部屋のデッドスペースになりがちです。

引き戸

引き戸は、省スペースで設置できる扉となっており、扉が1枚の片引き戸と扉が2枚の引き違い戸があります。折れ戸と違って扉の周りに荷物を置いても開閉できるので、部屋を効率よく使えます。ただし、扉を全開にできないことがデメリットで、大きな荷物の出し入れは困難です。

開き戸

開き戸は、開口が広いので大きな荷物を出し入れしやすい扉です。壁面クローゼットにもウォークインクローゼットにも設置されます。デザインが豊富なため、統一感のあるおしゃれなコーディネートも可能です。ただ、開閉のスペースが必要なので、狭い部屋には不向きです。

扉なしのクローゼット

クローゼットのリフォームでは扉をつけないという選択肢もあります。費用を大きく抑えられるため、リフォーム全体の予算を調整したい時に役立ちます。

扉なしのクローゼットのメリット・デメリット

扉なしのクローゼットは、衣類や荷物の出し入れに便利です。また、狭いマンションの部屋に開放感をもたらし、通気性や採光の確保にも役立ちます。見せる収納にすればインテリアとしてもおしゃれです。ただし、整理整頓がうまくいかないと部屋が散らかって見えるデメリットもあります。

クローゼットの扉リフォームの費用の目安

クローゼットの扉リフォームの費用は扉の種類や素材によって異なります。扉本体の目安は約3〜15万円ですが、工賃も必要なので、リフォーム全体でおおよそ8万円以上と考えておきましょう。以下の表に扉本体の費用目安をまとめたので、参考にしてくださいね。

クローゼットの扉本体の費用の目安

リフォームで設置する扉の種類

扉本体の費用の目安

折れ戸

約3〜10万円

引き戸

片引き戸:約4〜10万円 引き違い戸:約5〜15万円

開き戸

片開き戸:約2〜5万円 両開き戸:約3〜8万円

扉のみのリフォームは費用が高くなる場合がある

扉だけをリフォームする場合、サイズが全く同じ既製品を設置する方法と建具メーカーにオーダーする方法があります。古い家やマンションのリフォームだと全く同じサイズの既製品は廃盤になっていることがあり、オーダーが必要になるケースもあるので、扉のみのリフォームは結果的に高くなる場合があります。

クローゼットリフォームでの扉の選び方

部屋の大きさ、使い勝手、荷物の量、リフォーム全体の予算を総合的に考えて選びましょう。扉のみのリフォームは高額になることがあるので注意が必要です。場合によっては、扉枠ごと交換して既製品を使うほうが安くなるため、リフォーム会社に相談してみましょう。

基礎情報③クローゼットリフォームの種類を知る

クローゼットのリフォームの種類によって、工事の規模が変わります。費用や出来栄えを左右するので、基礎情報として知っておきましょう。

大規模なクローゼットのリフォーム

クローゼットの新設リフォーム

クローゼットがない場合は、部屋の一角に新設するリフォームがおすすめです。壁を造作して扉を取り付け、棚やハンガーパイプを後付けします。費用はクローゼットのタイプによって異なり、目安は約20~80万円です。

クローゼットの拡張リフォーム

既存のクローゼットがあっても収納が足りない場合は、拡張リフォームがおすすめです。壁面クローゼットを拡張工事でウォークインクローゼットなどにすれば、大きな荷物や布団なども収納できるようになります。費用は規模によりますが、約20~100万円が目安です。

押し入れからクローゼットへのリフォーム

押し入れからクローゼットにリフォームする方法はさまざまです。押し入れの中の板をなくすだけの簡易工事もあれば、ふすまを扉に変更する工事もあります。古い家だと床の補強工事が必要な場合もあるため、値段が高くなることも。費用の目安は約10〜100万円です。

大規模なクローゼットのリフォーム費用の目安

リフォームの種類

費用の目安

クローゼットの新設リフォーム

壁面クローゼット:約20~50万円 ウォークインクローゼット:約20~80万円

クローゼットの拡張リフォーム

約20~100万円

押し入れからクローゼットへのリフォーム

壁面クローゼット:約10~20万円 ウォークインクローゼット:約80~100万円

後付けパーツを設置する部分的なリフォーム

後付けでハンガーパイプを設置する

既存のクローゼットに後付けでハンガーパイプを追加すると、コートやシャツなどを掛けて収納するのに便利です。突っ張り棒を設置するよりも安定感があるため、重量で落下する心配がありません。費用の目安は1箇所で約2〜3万円です。

クローゼットに後付けの収納棚を作る

クローゼットの壁面に後付けで棚を作ると、収納が増えて使い勝手がよくなります。棚のタイプはさまざまで、天井から近い場所に設置する棚や、壁面に後付けする可動棚などがあります。費用の目安は1箇所で約1〜5万円ですが、可動棚にすると1箇所で約3〜6万円です。

部分的なクローゼットリフォームの費用の目安

リフォームの内容

1箇所の費用の目安

ハンガーパイプを後付けする

約2〜3万円

棚を後付けする

約1〜5万円

可動棚を後付けする

約3〜6万円

クローゼットのリフォームの種類の検討の仕方

まず、既存のクローゼットがあるかどうかでリフォームの規模が変わります。大規模なリフォームになるほど費用がかかるため、紹介した費用の目安を参考に予算の上限を決めましょう。特に他の部屋も同時にリフォームする場合は予算の調整が必要です。後付けの部分的リフォームは、施工範囲で金額が大きく変わります。収納したいアイテムを具体的に考え、本当に必要なリフォームかどうかを検討しましょう。

基礎情報④事前に注意点を押さえておく

ここまでの内容を知っておくと、クローゼットのリフォームを検討しやすくなりますが、リフォームで失敗しがちなポイントも押さえておく必要があります。後悔のないクローゼットを作るために、事前に注意点を知っておきましょう。

隣室のスペースを圧迫しない広さのクローゼットにする

広すぎるクローゼットにすると、隣室のスペースを圧迫して居住空間が使いにくくなる場合があります。服や靴をたくさん収納できる海外のクローゼットは確かにおしゃれですが、日本の住宅には合わないことも考えられますよね。隣室とのバランスや実用性も考えて検討しましょう。

憧れだけでウォークインクローゼットを選ばない

ウォークインクローゼットを「おしゃれそう」「使いやすそう」という理由だけで選ぶと後悔することがあります。物量が少ないと空間を持て余し、収納計画を考えずに選ぶと物置化することもあるのは注意点です。「なんとなくおしゃれ」という理由ではなく、使い勝手も考えて選びましょう。

湿気対策を考える

クローゼットは湿気が溜まりやすい場所です。特に扉付きのウォークインクローゼット、窓のないクローゼットの空間、北側のクローゼットは通気性がよくないため、湿気が溜まって衣類にカビが生えることも。定期的な換気や防湿剤の設置など対策を考えておきましょう。

調湿性に優れた壁材を使うのもおすすめ

珪藻土や多孔質のタイルなど調質性に優れた壁材を導入すると、クローゼットの湿気対策ができます。DIYでも施工可能ですが、仕上げを綺麗にしたいならプロに依頼することをおすすめします。リフォーム会社に施工可能かどうかを相談しましょう。

クローゼットのリフォーム費用を抑える方法

最後に、クローゼットのリフォーム費用を抑えるための方法について解説します。他の部屋も同時にリフォームする場合はまとまった金額が必要なため、少しでも費用を抑えたいですよね。紹介する内容を参考にしてリフォームの内容を調整してみましょう。

使わない部屋をウォークインクローゼットにする

ウォークインクローゼットの新設や拡張は高額の費用が必要となりますが、使わない部屋をそのままウォークインクローゼットにすれば部分的なリフォームで済みます。持て余していた部屋を活用できるため、家の中に無駄がなくなるメリットもあります。

空き部屋に置き型収納家具を設置するのもおすすめ

空き部屋をウォークインクローゼットにする場合、置き型収納家具を設置するのもおすすめです。既製品を設置するだけなら、後付けの造作棚をたくさん作るより安くなることもあります。ただし、ブランドの家具やオーダー家具は高額になる場合もあるので比較して検討しましょう。

扉なしのクローゼットにしてリフォーム費用をカット

扉は本体だけで約3〜15万円かかり、工賃を含めるとさらに費用が必要です。また既存の扉を撤去する場合も費用がかかります。扉は目隠しになるメリットがありますが、絶対に必要とは限りません。予算を大きく左右するため、本当に必要かどうかを考えて検討しましょう。

後付けのカーテンで目隠しするのもおすすめ

扉なしのクローゼットにする場合、目隠しが必要ならカーテンを後付けする方法もあります。扉をつけるよりも費用を抑えられます。また、デザイン性の高いカーテンを選ぶことにより、インテリアとしてもおしゃれなクローゼットを実現できます。

複数のリフォーム会社の見積もりをとる

複数のリフォーム会社の見積もりをとって異なる提案内容を比較すると、自分にとって本当に必要なリフォームが少しずつわかります。無駄なリフォームを削れるので、結果的に費用を抑えられます。

可能な範囲でDIYするのもおすすめ

予算を調整したり複数の見積もりをとったりしても、当初予定していた予算より金額が高くなることがあります。その場合はできる範囲でDIYするのもおすすめです。例えば、棚の取り付けはプロに頼むと確実で楽ですが、自分で作ると費用を抑えられます。

基礎知識を踏まえてリフォーム・リノベーションを検討しよう

リフォーム会社は工事のプロですが、自分が理想とするクローゼットを一番理解しているのは施主自身です。基礎的な情報を押さえておくと、完成形を明確にイメージしてから相談できます。今回の内容を踏まえ、理想通りのクローゼットを実現してくださいね! 

 

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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