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ポカポカと節電を両立。暖気を逃さないライフハックを紹介
時世の影響を受け、電気代や燃料代が高騰するといわれている2022年冬。しかもこの冬はかなり寒さが厳しくなる予報です。
電気代や燃料代を抑えつつ暖かく過ごすためには、暖房効率の向上がマスト!ドアや窓からの隙間風を防ぐライフハックを紹介します。
ドアの下からの隙間風を防ぐ
ドアの下の隙間から冷たい空気が入ってくる!
このドアの隙間は「アンダーカット」と呼ばれるもので、建築の構造上必要なものです。シックハウス症候群や結露・カビの発生などを防ぐため、部屋の換気に必要な構造として隙間が設けられています。
ただこの隙間があると、隙間風も入り放題。廊下の冷たい空気がお部屋に入り込んでしまいます。
そんな時に役立つのが「ドラフトストッパー」です。ホームセンターや100円ショップで手に入ります。
これをドアの下の隙間にはめてみましょう。スライドインさせ、余分をハサミでカットするだけ!
これで隙間風が入ってきません。
ただこの隙間がないと、お部屋の空気の循環が悪くなってしまうため、寒さが厳しい時期が過ぎたら忘れず外すようにしてくださいね。
カーテンの隙間からの冷気を防ぐ
暖房によって温められた部屋の空気。その暖気のほとんどは窓から逃げてしまうと言われています。
暖房効率を上げるなら、窓を対策するのが効率的。カーテンで暖かい空気をしっかり閉じ込めましょう。
真ん中の隙間にはカーテン隙間防止クリップ
カーテンの中央部分の隙間は「カーテン隙間防止クリップ」でふさぎましょう。100円ショップやホームセンター、家具店などで手に入ります。
内部にマグネットが埋め込まれたクリップで、カーテンの生地に挟んで使います。厚手用・薄手用と分かれている場合もあるので、今お使いのカーテンに合うものを選んでください。
左右のカーテンの同じ高さに1つずつ「カーテン隙間防止クリップ」をつけます。
カーテンの丈の長さに合わせて2〜4ヶ所クリップを留めれば、隙間が磁石でピタッ!冷たい空気が入ってこなくなります。
クリップの磁力はそこまで強くないので、カーテンを開けるときも簡単。軽い力で開きます。
端の隙間はカーテンのかけ方を工夫
カーテンの端の隙間も対策しましょう。道具はいりません。カーテンのかけ方をちょっと工夫するだけで隙間をふさげます。
カーテンのレールには多くの場合、室内側に厚手のカーテン、窓側にレースカーテンがかかっているはずです。
レースカーテンを内側にずらし、厚手のカーテンの端をレースカーテン用のレールに付け替えるだけ。
厚手のカーテンが窓とカーテンの隙間を覆う形になり、冷気をシャットアウトしてくれます。室内の熱も逃げにくく、暖房効率がUP!
暖房効率を上げる他の方法は?
エアコンを使っている場合は、サーキュレーターの併用がおすすめです。
空気は温まると軽く、冷たくなると重くなります。言い換えると、暖かい空気は天井付近にたまりやすく、冷たい空気が床付近にたまりやすい性質があります。特に高い位置にあるエアコンから空気を送っていると、空気の温まり方にムラができやすくなります。
サーキュレーターを使って部屋の空気を撹拌すると、ムラができにくくなり、暖房効率が良くなります。「足が冷たいのに、顔だけ暑い」というお悩みの解消にも。
特別な器具を増やさず、暖房効率をUPさせよう
暖房器具を増やせば部屋は暖かくなりますが、器具の購入費や電気代・燃料代がかかってしまいます。なるべく出費は抑えたいものですよね。
ちょっとしたことの積み重ねで部屋の暖房効率は上がります。今年の冬はドアや窓からの隙間風を対策して、節約しながら暖かく過ごしましょう。