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外壁リフォームの費用相場はいくら?知っておきたい3つの工事種類と事例を解説

この人に聞きましたHarmony Life

英国認定(ARB)建築士 インテリア、建築、都市デザインを学びながら現地企業で10年修行し、培った主婦目線のきめ細やかな提案を心がけています。自身のYouTubeチャンネル 「London Harmony Life」では、古い佇まいのある建物やアンティークマーケット、英国のガーデンショー、手作りで楽しむ暮らしといったワクワクする情報を配信中。

新築で家を建ててから10年以上経つと、外壁のヒビや劣化が現れてきてリフォームを考える方も多いですよね。「リフォーム費用の相場はいくらだろう…」と疑問に思う方もいると思います。そこで今回は、3つの工事種類ごとに一軒家の外壁リフォームを詳しく解説していきます。

外壁リフォームの種類

建物を風雨から守る大切な役割を果たすのが外壁です。ただ常に風雨にさらされ紫外線を浴びるため、外壁自体は時が経つと劣化しやすくなっていきます。そのため、定期的に外壁リフォームを行う必要があるのです。

外壁リフォームは建物を長寿命化するために重要となります当記事で要点をしっかりおさえましょう。ここからは、以下にある外壁リフォームの3つの工事種類について解説していきます。

外壁リフォームの3つの工事種類

  1.  外壁の塗り替え
  2.  外壁の重ね貼り(カバー工法)
  3.  外壁の張り替え

築年数や、劣化に合わせた外壁リフォームの目安

外壁リフォームをする際は、それぞれ目的に合ったリフォームを選ぶ必要があります。以下は、一軒家の外壁リフォームのタイミングや劣化の状態、適する材料をまとめた表です。

この表を参考に、家の外壁の状態やどのような工事が最適かを見極めましょう。また、外壁の劣化の状態がひどい場合、タイミングに関係なく修繕や外壁リフォームを考えることがおすすめです。

外壁の塗り替え

外壁の重ね貼り (カバー工法)

外壁の張り替え

タイミング

約5~10年に一度

築20年前後

築30~40年

状態

・経年劣化による塗装のはがれ ・ひび割れなどがある

・重大な劣化はないが ひび割れなどがある

・サイディング材が反っている 

・劣化がひどい

既存の外壁

モルタル、サイディング、ALC

サイディング、ALC

モルタル、サイディング、ALC、土壁や トタン外壁など、ほぼすべての外壁材に対応

適する材料

・外壁塗料全般

・金属系サイディング ・樹脂系サイディング など軽量の外壁材

・金属系サイディング 

・樹脂系サイディング 

・窯業系サイディング 

・木質系(木製)サイディング 

(ALCには同じALCパネルで取替え)

ここからは、表で紹介した外壁リフォームについて種類別に詳しく解説していきます。外壁リフォームをしようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!

外壁リフォーム①外壁の塗り替え

塗り替えは最も手軽な外壁リフォーム

外壁の塗り替えは、最も手軽にできる外壁リフォームです。一軒家のサイディングやモルタルの外壁は、5~10年に一度塗り替えをしないと劣化が進んでしまいます。塗料の種類によって費用は大きく変わりますが、一般的に金額が高い塗料ほど耐久性も高く長持ちするのがメリットです。

メリット

・塗り替えにより、外壁の耐久性や防水性、防腐性が高まる ・機能性を重視した特殊塗料の選択肢が多い(遮熱、高耐久、光触媒など) ・サイディングの張替えに比べ、工期が短く低コストである ・豊富な種類のカラーバリエーションで自分好みの色にできる

デメリット

・既存の外壁と合わない成分が入った塗料を塗ると、外壁の劣化が早まる可能性がある ・浸水による腐食やカビなど外壁内側に劣化が見られる場合、塗装で対処はできない

塗料の種類別、耐用年数と㎡単価相場

こちらの表では、具体的にどのような塗料があるのかを紹介しています。値段の相場や耐久年数も種類別にまとめているので、この表をふまえて建物に合うものをリフォーム会社におすすめしてもらいましょう。

塗料の種類

特徴

耐用年数の目安

単価(㎡)

ウレタン塗料

・木から金属まで広範囲をカバーでき、リーズナブル。

ただし他種類の塗料と比べると、耐用年数が低いので、塗り替え頻度が高くなる。

7~10年程度

1,800~2,500円

シリコン系塗料

・耐用年数が長い割にはリーズナブルのため、最も一般的に普及している。

・耐久性は高いが、他の塗料に比べてひび割れしやすい。

10~13年程度

2,500~3,500円

ラジカル制御型 ハイブリッド塗料

・シリコンより耐用年数が長く、汚れが付きにくいので、艶が長持ちする。

・塗料の歴史は浅いので、扱っている業者が少ない。

12~15年程度

3,000~4,000円

フッ素塗料

・耐候性と寿命の長さより大規模建築に使用される。

・価格が高く、艶ありのみになるが、耐用年数が長いので、塗り替え頻度を減らす事が出来る。

1520

3,500~5,000円

無機系ハイブリッド

・対候性が高く、汚れにくく燃えにくいなどのメリットから、公共建築物、海岸沿いなどでも使用実績あり

・価格が高く、艶ありのみになる。

15~20年超

4,000~5,500円

外壁の塗り替え費用の相場

始めに一般的な住宅の坪数別外壁費用の相場は以下となります。

延床面積

外壁面積

外壁塗り替え費用の相場

30坪

119㎡

約60~100万円

40坪

158㎡

約80~130万円

50坪

198㎡

約100~160万円

その中で、一般的な2階建て(40坪、外壁面積~158㎡)の一軒家を想定して、シリコン系やフッ素系を外壁に使用する場合、外壁リフォーム費用の相場は以下の通りとなります。ただし、塗料の種類や塗装職人によって値段は変動するので、参考程度に見ておきましょう。

外壁面積~158㎡の一軒家

シリコン系塗料(単価㎡)

フッ素塗料(単価㎡)

材料費

2,500~3,500円 /㎡

3,500~5,000円 /㎡

足場、養生、飛散防止ネット

1,000~1,200円 /㎡

1,000~1,200円 /㎡

コーキング(シーリング)打ち替え費

700円 /㎡

700円 /㎡

高圧洗浄(塗装部分)

300円 /㎡

300円 /㎡

諸経費

総工事費の3〜10% (※業者により異なる)

総工事費の3〜10% (※業者により異なる)

施工費用の相場(概算)

75~99万円

90~125万円

 

 

外壁リフォーム②重ね張り(カバー工法)

重ね張り(カバー工法)とは

重ね張り(カバー工法)とは、既存の外壁に新しい外壁材を重ね張りする工法です。築20年前後の一軒家で、既存壁に重大な劣化はないがひび割れなどが見られ、塗装では修復が難しい場合に採用されます。

一軒家の既存壁にはモルタルやサイディング、ALCを使用されていることが多くなっています。そのため、軽量な金属サイディング材などを用いて、耐久力も美観も向上できるのが利点です。

メリット

・防音性、防水性、断熱性が高い ・軽い素材のため、重ね張りをしても家に負荷が掛かりにくい ・既存壁の撤去がなく下地から作り直す必要もないため、コスト削減&工期が短い ・新しい外壁材を重ね張りするので、塗り替えに比べて新築に近い外観になる

デメリット

・窯業系サイディングに比べ、金属系サイディングは無機質な質感で色の種類も少ない ・サイディングのつなぎ目のシーリング材が劣化すると、雨漏りの原因となる ・既存外壁に重ねるため、一軒家の建物総重量が増える

重ね張り(カバー工法)におすすめの素材と㎡単価の相場

重ね張りは、とにかく軽い材料にするため金属系と樹脂系がおすすめです。しかし、樹脂系サイディングは施工業者が少なく、現在工事の主流は金属サイディングとなっています。

カバー工法がおすすめの素材

特徴

耐用年数の目安

単価(㎡)

金属系サイディング

・熱、凍結に強く耐久性が高い。

・軽量のため作業性が良い。

・施工後の耐震性の不安が少ない。 

・衝撃には弱いのでキズがつきやすい。

10~15年

3,000~6,000円前後

樹脂系サイディング

・塩化ビニル樹脂使用で、凍結、衝撃、雨に強い。 ・アメリカ産のものが多いため 国内で施工できる業者が限られる。

10~20年

8,000~10,000円

重ね張り費用の相場

外壁の重ね張り値段の相場は、130~220万円です。参考までに、一般的な2階建て(40坪、外壁面積~158㎡)の一軒家を想定し、使う外壁材は金属系サイディングを想定した値段の相場は以下となります。

外壁面積~158㎡の一軒家

金属系サイディング(単価㎡)

材料費

3,000~6,000円 /㎡

施工費

2,500~3,250円 /㎡

足場、養生費

900~1,200円 /㎡

コーキング(シーリング)打ち替え費

700~1,200円 /㎡

下地胴縁

1,000~2,000円 /㎡

諸経費

総工事費の3〜10% (※業者により異なる)

値段の相場(概算)

130~220万円

外壁リフォーム③外壁の張り替え

外壁の張り替えとは

築30~40年を超えた一軒家は、建物の外観に劣化が出てきます。その結果、外壁の割れ目から雨漏りするケースもあるでしょう。サイディング材が反っているなど劣化がひどい場合は、外壁を張り替えるといった根本的な解決が必要になります。

外壁の張り替えは、既存外壁を剥がして骨組みの状態にします。そこに新たに下地と外壁材を取り付けるので、どのような壁にも対応できますよ。古びた一軒家でも、新築同等の外観になるのが大きな利点です。

外壁の張り替えメリットとデメリット

メリット

・他の素材に比べて耐久性や耐火性が高い ・柔軟性の高いシーリング材でつなぐため、耐震性にも優れる ・色やデザインが豊富で、レンガや木目調など金属系に比べて質感があたたかい ・新しい外壁材を重ね張りするので、塗り替えに比べて新築に近い外観になる ・外観がより新築に近い仕上がりになる ・壁の内側の劣化があれば補修も可能 ・家の構造チェックと共に断熱工事や補強工事もすると、家の長寿命化にもつながる

デメリット

・他の工法に比べ、コストや工期がかかる ・塗膜の剥がれは、水を吸収しやすくするので注意が必要 ・サイディングをつなぐシーリング材が劣化すると、雨漏りの原因となる

外壁の張替えにおすすめの素材と㎡単価の相場

外壁の張替えにおすすめの素材

特徴

耐用年数の目安

単価㎡

窯業系サイディング

・サイディングの中で最も使用され、 丈夫で高い耐震性能や耐火性能がある。

7~10年

約4,000~5,000円 /㎡

木質系サイディング

・木特有の温かみのある風合いで、高い断熱性能有。 

・燃えやすい

・腐りやすいという欠点には 不燃処理を施した製品を選ぶか、 腐食を防ぐ塗料を塗って対処する。

15〜40年

約6,000~10,000円 /㎡

金属系サイディング

・熱、凍結に強く耐久性が高い。

 ・軽量のため作業性が良く 施工後の耐震性の不安が少ない。 

・衝撃には弱いのでキズがつきやすい。

10~15年

3,000~6,000円 /㎡前後 金属の種類や サイディングの厚みにより 価格は変動。

樹脂系サイディング

塩化ビニル樹脂使用で、凍結、衝撃、雨に強い。 アメリカ産のものが多いため 国内で施工できる業者が限られる。

10~20年

8,000~10,000円 /㎡

外壁の張り替え費用の相場

外壁張り替え値段の相場は、150~230万円です。参考までに、一般的な2階建て(40坪、外壁面積~158㎡)の一軒家を想定し、一般的な戸建てに使われる窯業系サイディングを使用した値段の相場(概算)は以下の通りとなります。

外壁面積~158㎡の一軒家

窯業系サイディング

材料費

4,000~5,000円 /㎡

施工費

2,500~3,250円 /㎡

既存外壁撤去費

800~1,000円 /㎡

足場、養生費

900~1,200円 /㎡

コーキング(シーリング)打ち替え費

700~1,200円 /㎡

壁の内部補強

既存の状態により異なる

諸経費

総工事費の3〜10% (※業者により異なる)

値段の相場(概算)

150~230万円

外壁リフォームのポイント

外壁は住まいの外観を大きく左右するだけでなく、住み始めてからの快適度を上げたり建物を守ってくれたりします。ここからは、外壁リフォームを検討する際に気をつけたいポイントを紹介していきます。

①遮熱や断熱効果の高い材料・塗料を採用する

外壁リフォームに遮熱や断熱効果の高い材料・塗料を採用すると、住み始めてからの光熱費のランニングコストを抑えられます。

②耐久性の高い材料を選ぶ

外壁リフォームに耐久性の高い材料を採用すると、外壁のメンテナンスサイクル(平均5~10年程度)を延ばせます。

③効率の良いリフォームをする

2階建て以上の住宅で外壁リフォームをする場合、足場は必須です。もし屋根のメンテナンス時期も近いのであれば、屋根と壁を一緒にリフォームするのがコスト削減につながります。

外壁リフォーム事例

最後に、外壁リフォームの成功事例を紹介していきます。以下の事例は、外壁リフォームをする際のポイントがうまく活用されているので、ぜひ参考にしてみてください!

【事例1】 紫外線・断熱遮熱を考慮したお洒落な外観、170万円

Before

After

施工会社:ナサホーム

事例URL:https://nasahome.co.jp/works/roofwall/15

こちらは、外観がおしゃれになったのと同時に、建物の長寿命化や低ランニングコスト化、工事の効率化ができた外壁リフォームの成功事例です。

紫外線対策に強いラジカル塗料を選び、家の長寿命化を図りました。また、屋根には断熱遮熱塗料を採用されたので、光熱費などのランニングコストを抑えています。足場を組むため、壁と屋根を同時期に施工されたのも経費節減となっていますよ。

【事例2】 築20年、サイディングを2トーンに部分色分けしてモダンでメリハリのあるお家、350万円

Before

After

施工会社:ナサホーム

事例URL:https://nasahome.co.jp/works/roofwall/10

こちらは、外観がモダンになったのと同時に壁に汚れが付きにくくなり、工事の効率化と屋根の耐用年数を伸ばした外壁リフォームの成功事例です。

サイディングを浸水アクアコート仕様にしたことで雨水が汚れを落とし、メンテナンスが楽になりました。また、屋根も一緒に工事したのは効率的であり、シリコン塗装で建物の耐久年数も上げました。建物の長寿化にも貢献している良い事例です。

【事例3】 築45年、ニチハの横暖ルーフαを壁面に使用して断熱性能が向上、400万円

Before

After

施工会社:ナサホーム

事例URL:https://nasahome.co.jp/works/roofwall/11

こちらは、蔵の外観を損なわず街並みの雰囲気も壊さないよう見栄えを良くして、断熱性の向上にも貢献した外壁リフォームの成功事例です。

屋根リフォームも同時に行い、効率の良いリフォーム工事となりました。また、腰壁に金属屋根を使用し、断熱材と遮熱鋼板の組み合わせで高い断熱性能を発揮しています。

腰から上の漆喰部分はモルタル下地に塗装で、蔵の雰囲気を上品に再現していますね。伝統的な建築物でありながら、耐久性も上げている印象的な事例です。

適切な外壁リフォームで自宅を長寿命化しよう

今回は、外壁リフォームをする際のポイントを工事種別ごとに解説しました。事例でも紹介したように、外壁リフォームは建物のランニングコストを抑え、建物の寿命も伸ばせます。

また、使う材料などで悩んだ際は、リフォームの専門家が揃っているショールームに訪れることがおすすめです。経験豊富なプロの視点であなたのリフォームプランをサポートしてくれますよ。ぜひ一度相談してみてくださいね! 

 

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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