一級建築士、一級建築施工管理技士他様々な建築系資格を取得。ゼネコンで様々な業務を経験しながら一級建築士試験で苦労した経験を活かし、一級建築士試験を攻略するブログを運営。建設を学ぶ専門サイトの立ち上げ経験もあり。サッカーとお笑いが好き。フットサルとギターを嗜む。著書「学び直しの一級建築士」
自然素材ならではの温かみや調湿効果で人気のある珪藻土ですが、粉落ちやひび割れ、汚れの落ちにくさなど注意すべき点もあります。魅力を最大限に活かしながら後悔を防ぐには、特性を正しく理解し、適した場所や施工方法を見極めることが大切です。
本記事では、珪藻土を壁に取り入れる前に知っておきたいメリットとデメリット、失敗しないための準備やメンテナンスのコツを詳しく解説します。
目次
珪藻土を壁に使って後悔する理由

室内の湿気を調整できる素材として注目される珪藻土ですが、実際に使ったあと「想像と違った」と感じる人もいます。ここでは施工後によく聞かれる後悔の声を整理して紹介します。
粉が落ちて服や家具、床が汚れる
珪藻土の壁はざらついた仕上げが特徴で、日常の掃除や家具の移動時に袖や手が軽く触れるだけで細かい粉が落ちます。
濃い色のソファやカーテンに付着すると白っぽい粉が目立つため、こまめな掃除が必要になります。塗り厚のムラや仕上げが粗い場合には粉落ちが強くなる傾向があり、施工技術による差が大きく出る点に注意が必要です。
壁がボロボロ?ひび割れが目立つ
木造住宅では柱や梁が季節ごとに膨張・収縮を繰り返すため、珪藻土の表面に細かいひびが入る場合があります。小さな亀裂でも光の角度によってははっきり見え、室内の印象を損ねるかもしれません。
補修には同じ色と質感を再現する技術が求められ、DIYでは難しい場合が多いです。
汚れが取れない
油や飲み物などの液体汚れは、珪藻土の無数の微細な穴に染み込みやすく、一度入ると落とすのが困難です。キッチンや手が触れやすい場所では、日常的な皮脂や水滴が黒ずみとなり、見た目をくすませる可能性があります。
防汚加工を施した製品でも完全に防ぐことは難しく、特に油飛びが多い場所では注意が必要です。
カビや臭いが想像より改善されない
珪藻土は湿気を吸放湿する性質を持ちますが、換気が不十分な空間では結露やカビを完全に防ぐことはできません。タバコや強い調理臭など長く残る臭いは壁だけでは吸収しきれず、逆に素材自体に臭いが残る場合もあります。
傷がつく
柔らかい質感のため、家具をぶつけたり掃除道具を擦ったりしただけで小さな傷が残る可能性があります。
特にドア付近や廊下の角など人や物が頻繁に接触する場所では擦れが起こりやすく、目立つ跡が増えがちです。ペットや小さな子どもがいる家庭では引っかき傷も多くなり、補修には同じ色合いを調合して塗り直す職人技が必要です。
JR神戸駅前のHDC神戸には珪藻土を壁に取り入れたい場合に相談できるリフォーム会社の窓口が複数あり、一度に様々な会社に相談ができて便利です。珪藻土の使用で後悔したくないとお考えの方は、施工事例などの話を聞くとどんな調査や工事が必要か想像できるのでおすすめです。
後悔しないために知っておきたいこと

珪藻土は特性を理解し、設置環境や手入れ方法の工夫で魅力を活かせます。知識を持って選ぶことが後悔を防ぐ第一歩です。
珪藻土の特性
珪藻土は古代の湖や海に生息していた植物プランクトンの殻が堆積してできた自然素材です。無数の微細な穴があり、空気中の湿気を吸収したり放出したりして室内の湿度を一定に保ちます。夏の蒸し暑さを和らげ、冬の乾燥を軽減する働きが期待できます。
化学物質を含まず、シックハウス症候群など健康被害を気にする人にとって安心感がある素材です。光の当たり方で表情が変わる独特の風合いも魅力ですが、油や濃い色の液体が染み込むと落ちにくく、防汚加工をしても完全には防げません。これらの特性を理解して設置場所を選ぶことが、長く快適に使い続ける条件といえます。
ひび割れの原因
ひび割れの主な要因は乾燥による収縮と建物の動きです。
木造住宅では柱や梁が湿度や温度で膨張と収縮を繰り返し、その力が壁に伝わって細い亀裂が生じます。施工時の、塗り厚や水分量が均一でない、乾燥を急ぎすぎたといった条件も割れの原因になります。
完全に防ぐことは難しいものの、柔軟性のある下地材を使う、施工後に室内湿度を緩やかに変化させるなど構造や湿度変化を考慮した計画的な対策が有効です。実績のある職人に依頼し、下地づくりや乾燥管理について相談しておくことで将来の補修リスクを抑えられます。
角や出入り口には保護材を取り付ける、家具と壁の間に緩衝材を入れるなどの対策を施工段階から検討しておくと、傷や粉落ちを軽減できて長く美観を保ちやすくなります。
お手入れ方法
日常のほこりは柔らかい布やはたきで軽く払うだけで十分です。水拭きは表面を傷めるため控えてください。軽い汚れには消しゴムや目の細かいサンドペーパーを使って優しくこすってお手入れしましょう。強くこすると色のムラが出る可能性があります。
表面をコーティングして粉の飛散を抑える方法もありますが、珪藻土特有の質感や調湿性が変化する場合があります。室内の湿度を極端に下げすぎると粉が剥がれやすくなるため、空調で湿度を一定に保つことも重要です。
珪藻土特有の吸湿性能を十分に活かすには換気扇や窓開けなどで空気の流れを確保し、断熱材や除湿機と併用して湿度をコントロールすることが欠かせません。素材単体に頼るのではなく、住まい全体で通気計画を整える仕組みが効果を引き出すポイントです。
油や飲み物など染み込みやすい汚れは完全に取れない場合が多いため、キッチン周辺などで汚れが気になりやすい位置には保護材を併用したり腰壁を別素材にするなどの設計段階から工夫を考えることが望ましいでしょう。定期的な点検と軽い補修を計画的に行えば、調湿性と美しさを長く保てます。
珪藻土のメリット・デメリット
珪藻土の大きな利点は調湿効果と自然素材ならではの風合いです。梅雨時や夏場の湿気を和らげ、冬の乾燥を抑える働きがあります。化学物質をほとんど含まないため、室内空気をきれいに保ちたい人にとって安心感がある素材です。見た目にも柔らかな質感と陰影のある仕上がりが魅力で、インテリアの印象を高めます。
一方、汚れや傷がつきやすく、ひび割れも避けにくいという弱点があります。施工には職人の高度な技術が必要で、初期費用はビニールクロスに比べて高くなる傾向があります。定期的なメンテナンスを怠ると美観や性能が損なわれる場合もあり、維持に手間がかかる点も理解しておく必要があります。
これらの特性を把握した上で、用途や設置場所を選べば、長く心地よい住空間を作ることが可能です。
失敗しないための準備

事前の確認や計画があれば、後悔を大きく減らせます。以下のポイントを押さえておくことが重要です。
サンプルを確認する
カタログ写真や小さな見本だけでは、実際の仕上がりを正確に想像するのは難しいものです。実際にサンプルを取り寄せて、室内の照明や自然光のもとで色味や質感を確かめることが重要です。試し塗りをして手で触れ、粉落ちや表面のざらつき具合を確認すれば、完成後に「思っていたのと違う」という後悔を防げます。
時間帯によって光の当たり方が変わるため、朝や夕方など複数の条件で確認するとより安心です。照明を使用した状態での見え方や、家具との色合わせもチェックしておくと、施工後のインテリア計画が立てやすくなります。
信頼できる施工業者を選ぶ
珪藻土は施工の質によって仕上がりや耐久性が大きく左右されます。経験豊富な職人が下地づくりから乾燥管理まで丁寧に行うことで、ひび割れや粉落ちを抑えられます。
過去の施工例を見せてもらい、質感や色味の均一さを確認しましょう。見積もりだけでなく、施工後の保証やメンテナンス対応についても事前に話を聞くことが重要です。口コミや実際に施工した家を見学することで、信頼できる業者かどうかを判断できます。長く安心して使うためには、技術力だけでなくアフターサポートが整っているかも大切なポイントです。
珪藻土が効果を発揮する場所、しない場所を把握する
珪藻土の吸放湿性を活かすには、適切な設置場所を選ぶことが欠かせません。
湿度が変化しやすく、換気がしっかり行える空間ではその性能が存分に発揮されます。リビングや玄関、トイレなどは調湿効果を実感しやすい場所です。
一方で、水が直接かかるキッチンのシンク周辺や浴室内では、表面が傷みやすく、カビや汚れが珪藻土に定着する可能性が高まります。通気が悪い棚のような場所も調湿効果が発揮されにくく、粉落ちが収納物に付着する場合もあります。
部屋ごとの条件をよく確認し、珪藻土に適した空間を選ぶことで長く美しさと機能を維持できます。
メンテナンス計画を立てる
珪藻土を長く美しく保つには、定期的な点検と手入れを計画的に行うことが大切です。
ほこりを落とす作業は乾いた柔らかい布やはたきで軽く払うだけでよく、年に数回は壁全体の状態を観察してひびや傷を早めに補修するとよいでしょう。必要に応じて専門家に補修を依頼するタイミングもあらかじめ想定しておくと、急なトラブルに慌てず対応できます。
将来的な維持費やメンテナンスの頻度を見積もり、生活スタイルに合わせた管理計画を立てると、珪藻土の持つ調湿性と自然な風合いを長く楽しむことができます。
JR神戸駅前のHDC神戸には、珪藻土の壁について相談できるリフォーム会社の窓口が複数あり、一度に様々な会社に相談ができて便利です。現在の壁の状況や理想の暮らし方に応じた提案を受けながら、それぞれの会社が提案する珪藻土の導入プランを検討できます。
また、同じくHDC神戸や、グランフロント大阪のHDC大阪には住宅設備のショールームが多く出店しています。最新の住宅設備を見て、珪藻土の検討時に浴室や洗面所といった水回り設備の一新を検討してみるのも、暮らしやすい家がイメージできるのでおすすめです。
珪藻土が向いている場所・向いてない場所

設置場所によって性能を活かせるかどうかが変わります。用途に合わせた選び方が快適な空間づくりのポイントです。
向いている場所1.リビング
家族が集まり湿度の変化が大きいリビングは、珪藻土の調湿効果を活かしやすい代表的な場所です。
夏は余分な湿気を吸収し、冬は乾燥した空気に水分を放出して快適な湿度を保ちます。自然素材ならではの質感が温かみのある雰囲気をつくり、家具や照明とも調和して落ち着いた空間を演出します。
結露が減ることでカビの発生が抑えられ、健康的な住環境を維持しやすくなります。来客を迎える場としても、自然素材の壁は上質な印象を与えます。
向いている場所2.トイレ
トイレは狭い空間に湿気や臭いがこもりやすいため、珪藻土の吸放湿性が力を発揮します。換気扇と併用することで、カビの発生や不快な臭いの残留を抑え、清潔で心地よい空間を保てます。
自然素材の持つ柔らかな質感が、冷たい印象になりがちなトイレをやさしく包み込みます。毎日使う場所だからこそ、見た目と機能の両面で快適性を高める効果が期待できます。
向いている場所3.洗面所
洗面所は朝晩の使用で水蒸気が多く発生するため、結露やカビが気になる場所です。珪藻土を設置すれば余分な湿気を吸収し、空気中の湿度を調整することでカビの発生を抑えます。
水しぶきが直接かからない壁面に施工すれば、長期間にわたり清潔感を維持可能です。湿度が安定すると鏡の曇りも減り、日々の身支度が快適になります。
向いている場所4.玄関
外からの湿った空気が入りやすい玄関は、珪藻土の調湿作用が効果的に働きます。梅雨時や雨の日には空気中の湿気を吸収し、乾燥時には放出して快適さを保ちます。靴の臭い対策としても有効であり、自然素材の壁特有の見た目が来客に温かい第一印象を与えます。
向いてない場所1.水が直接かかる場所
浴室内やキッチンのシンク周辺など水が頻繁にかかる場所では、珪藻土の表面が傷みやすく、カビや汚れが定着しやすくなります。吸水性の高さが逆にデメリットとなり、早期の劣化や変色につながる場合もあります。
水がかかる場所ではタイルのような防水性の高い素材を選ぶほうが安全です。
向いてない場所2.棚の中
通気が悪く湿気がこもりがちな棚の中では、珪藻土の調湿効果が十分に発揮できません。落ちた粉が収納物に付着してしまう場合があり、衣類や書類などを汚す可能性があります。
限られた空間では別の素材を使うほうがメンテナンスが容易で安心です。
費用・施工から見る珪藻土の壁

珪藻土の魅力を最大限に引き出すには、初期費用や施工方法を理解しておくことが欠かせません。ビニールクロスなどの量産壁材に比べて費用は高くなりますが、長期的にみればランニングコストにメリットがある場合もあります。
珪藻土壁の施工費用の目安
珪藻土を職人に依頼して塗る場合、一般的な住宅の壁で1㎡あたりおおよそ3,000円〜8,000円が目安です。
仕上げのデザインや下地の状態、厚み、使用する珪藻土のグレードによって金額は大きく変動します。下地の補修が必要な古い住宅や、複雑な模様を入れる左官仕上げでは、1㎡あたり1万円を超えるケースもあります。
DIYキットを使えば1㎡あたり1,000円前後に抑えられる場合もありますが、仕上がりの均一性や耐久性に差が出やすく、長期的には補修費がかさむ可能性があります。
施工期間と準備にかかるコスト
職人が施工する場合、1室(約6畳)の壁全面を仕上げるには下地処理を含めて2〜4日程度かかります。下地の石膏ボードや既存クロスの状態によってはパテ処理や張り替えが必要となり、追加で数千円〜数万円の費用が発生する場合もあります。
作業中は室内に作業スペースを確保する必要があり、家具の移動や養生に伴う費用や手間も見込んでおくと安心です。
補修やメンテナンスの費用
ひび割れや汚れの補修は規模によって大きく異なります。小さなひびの部分補修なら数千円程度から対応してくれるリフォーム会社も中にはありますが、広範囲を塗り直す場合は1㎡あたり数千円〜1万円程度が目安です。
油汚れや飲み物のシミが深く染み込んだ場合、完全に除去できず塗り替えが必要になるケースもあり、その場合は初期施工費に近い費用が再びかかる可能性があります。
プロ施工を選ぶメリット
珪藻土は塗り方や乾燥管理が仕上がりを大きく左右します。経験豊富な職人であれば、ひび割れや粉落ちを抑える下地づくり、湿度を考慮した乾燥管理など、長持ちさせるための工程を適切に行えます。
初期費用はビニールクロスより高くつきますが、調湿効果や耐用年数を考えれば、冷暖房費の削減や空調負荷の軽減といったランニングコストの低減が期待できるため、総合的に見るとコストパフォーマンスが高い選択となるかもしれません。
DIYとプロの比較ポイント
DIYは初期費用を抑えられる反面、塗りムラや乾燥時のひび割れを防ぐのが難しく、後から補修費が発生しやすい傾向があります。特に広い面積を均一に仕上げるには左官の技術が必要で、仕上がりの差は歴然です。
初期投資を安く済ませても長期的にはプロ施工の方が総合的に費用を抑えられるケースもあるため、予算だけでなく耐久性や仕上がりの美しさも含めて比較検討することが大切です。
JR神戸駅前のHDC神戸には、珪藻土の施工について相談できるリフォーム会社の窓口が複数あり、一度に様々な会社に相談ができて便利です。プロならではの提案を受けながら、それぞれの会社が提案するリノベーションプランを検討できます。
珪藻土を取り入れた事例
実際の事例を見ると、珪藻土をどのように活用できるか具体的なイメージが湧きます。
和室をリフォームして床の間の壁を珪藻土にした事例
ビフォー

アフター

| 施工会社 | アートリフォーム |
| 費用 | 181万円(和室リフォーム) |
| 築年数 | 13年 |
リフォーム前の和室は、床の間がなく押入と畳のスタンダードな和室でした。自宅で茶道を行いたいという施主の要望から、床の間のある和室をつくる計画を行いました。
床の間には間接照明を採用し、壁の仕上げには珪藻土を使用しています。くし引き仕上げとすることで枯山水のような壁を表現し、和の空間を上品に演出しました。
綿壁に珪藻土を上塗りした事例
ビフォー

アフター

| 施工会社 | ナサホーム |
| 築年数 | 26年 |
施主のご家族がアレルギー体質のため珪藻土をご希望でした。リフォーム前の壁が綿壁であるため、珪藻土を上塗りして仕上げました。珪藻土は扇仕上げで和の雰囲気をかもし出しています。施工後は部屋全体が明るくなりました。
クローゼットの仕上げ壁を珪藻土にした事例
ビフォー

アフター

| 施工会社 | アートリフォーム |
| 費用 | 770万円(フルリフォーム) |
元々は洋室の部屋をウォークスルーのクローゼットにリフォームしました。コンクリート面が仕上げで露出していた部分は結露が気になっていたため、壁を新設して壁の中に断熱材を入れ、珪藻土で仕上げています。
断熱材で結露を予防するとともに、珪藻土の調湿性能を利用して二重の結露対策としています。空気のこもりがちなクローゼットが快適な収納へと生まれ変わりました。
珪藻土を後悔なく取り入れるためのポイント
珪藻土は、室内の湿度を調整して快適さを保つだけでなく、自然素材ならではの柔らかな質感と独特の風合いを楽しめる壁材です。化学物質をほとんど含まず、アレルギーやシックハウス症候群が心配な家庭でも安心して使える点も大きな利点です。加えて、光の当たり方によって表情が変わる独特の質感は、機能だけでなく見た目の美しさでも多くの住まいに選ばれています。
しかし、粉が落ちやすい性質やひび割れ、汚れの落ちにくさなど、使用後に気になる点も少なくありません。水が直接かかる場所や通気の悪い空間では、本来の効果が十分に発揮されず、早期の劣化につながる可能性があります。これらを理解せずに施工すると、「想像と違う」と後悔する原因になります。
これらの特徴を正しく理解し、施工前にサンプルで質感や色を確認し、信頼できる施工業者に依頼することが後悔を防ぐ重要なポイントです。設置場所を慎重に選び、定期的なメンテナンス計画を立てれば、長期的に美しい状態を保ちながら、調湿効果と自然の風合いを日々の暮らしに取り入れられます。
湿度調整による冷暖房費の削減や、壁の耐用年数の長さを考えれば、長期的に見てコストパフォーマンスは悪くありません。DIYでの施工も可能ですが、塗りムラや乾燥時の割れが生じやすく、結果的に補修費がかかることもあります。きれいな仕上がりと長持ちを求めるなら、プロに依頼する方が安心です。
珪藻土は完璧な素材ではありませんが、正しい知識と計画のもとで使えば、唯一無二の快適な住まいを実現できる素材です。特性を理解し、施工場所を慎重に選び、信頼できる職人と二人三脚で仕上げれば、自然の呼吸を感じるような心地よい空間を長く楽しむことができます。家全体の健康と快適性を見据えた素材選びが、後悔のない珪藻土リフォームへの第一歩です。
JR神戸駅前のHDC神戸には、珪藻土の壁ついて相談できるリフォーム会社の窓口が複数あり、一度に様々な会社に相談ができて便利です。
また、同じくHDC神戸や、グランフロント大阪のHDC大阪には住宅設備のショールームが多く出店しています。最新のユニットバスの他にシステムキッチンなどを見て、水回りの設備を含めて珪藻土の壁を取り入れたリフォームを検討してみるのも、素敵な空間が想像できるのでおすすめです。
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