インテリアとして楽しめる小さめの観葉植物15選!小さいまま育てるコツもご紹介

忙しい毎日でも、ちょっとした緑をお部屋に取り入れるだけで心がほっと癒されることがあります。特に、手のひらサイズのミニ観葉植物は、育てやすくインテリアとしてもおすすめです。しかし、いざ選ぶとなると、どんな種類のミニ観葉植物を選んだらよいか悩んでしまうことも多いのではないでしょうか?

そこで今回は、初心者さんでも安心して楽しめるミニ観葉植物の選び方のコツを詳しくご紹介します。ミニ観葉植物のお世話の方法やミニ観葉植物を小さいまま育てるコツ、インテリアとして楽しむためのコーディネート術まで幅広く解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。ちょっとした工夫で、あなたのお部屋が癒しのグリーン空間に早変わりしますよ♪

目次

初心者さん必見!ミニ観葉植物を小さいまま育てるコツ

ミニ観葉植物は、窓際やデスクなどのちょっとしたスペースに置けて、さりげなくお部屋に緑をプラスしてくれます。場所を取らないところもミニ観葉植物の魅力ですが、育て方を間違えてしまうと思っていたよりもサイズが大きくなってしまうことも。

そこで、初心者さんでも簡単に実践できるミニ観葉植物を小さいまま育てるコツをご紹介します。ミニ観葉植物の基本的なお世話の仕方も解説しているので、参考にしてみてくださいね。

ミニ観葉植物を小さいまま育てるコツ

ミニ観葉植物を小さなサイズのままキープするためには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。 まず、成長を抑えるための剪定(せんてい)が重要です。 枝や葉、茎をカットすることで、植物の成長を抑えることができます。植え替えのタイミングで古い根をカットするのも効果的です。

また、鉢のサイズにも注意が必要です。 小さな鉢で育てると、植物の根が広がりにくくなり、自然と成長もゆっくりになります。 逆に大きな鉢に植えると、根がどんどんと広がり、植物もそれに応じて成長してしまうので、ミニサイズを維持するには控えめな大きさの鉢を選ぶのがポイントです。

さらに、植物の種類によっても成長のスピードが異なる点にも注意しましょう。小さいまま育てたい場合は、ガジュマルやコーヒーの木、テーブルヤシなどの成長が遅いといわれている品種を選ぶのがおすすめです。これらの観葉植物は、成長スピードがゆるやかなため、小さいサイズを維持したまま育てることが可能ですよ。

いつ水をあげたらいいの?ミニ観葉植物の水やりのタイミング

水やりは、ミニ観葉植物を育てるうえで注意したいポイントの一つです。 「毎日水をあげなきゃ」と思いがちですが、頻繁な水やりが逆効果になることも。水やりの基本は、土の状態をよく観察することです。 土の表面が完全に乾いたのを確認してから、水をあげましょう。 土が湿った状態で水やりをすると、根腐れの原因となります。

土が乾いているかどうかは、実際に土の表面を触ってチェックしましょう。土の表面を触って、指に土がつかなければ乾いている証拠です。逆に土が指についてしまう場合は、まだ湿っている状態なので水やりは控えた方がいいでしょう。

また、水をあげる時間帯は、午前中がおすすめです。日中に余分な水分が蒸発して、根腐れを防ぐことができます。

小まめに葉水(はみず)をしてあげよう

観葉植物の葉っぱに霧吹きなどで水を吹きかけることを葉水といいます。葉水には、観葉植物の葉っぱの乾燥を防いだり、表面のホコリを落としたりする効果があります。実は植物は、葉っぱからも水分を吸収しているので、葉っぱの湿度を保ってあげることも重要なんです。

空調が効いている室内は、空気が乾燥しやすく、観葉植物の葉っぱの周囲も乾燥しがちです。乾燥した状態が続くと、葉がぽろっと落ちてしまったり、黄色く枯れてしまったりします。小まめな葉水を心がけ、葉っぱの湿度を適切に保ってあげましょう。

ミニ観葉植物に適した温度下で育てるのも重要

室内用の観葉植物は、熱帯地域や砂漠地域を原産地とする植物がほとんどです。15~25℃が適切な生育温度といわれています。特に気温が下がる冬場は、注意が必要です。室内が寒すぎると、植物が弱ってしまうことがあります。植物の種類によって、耐えられる最低温度の目安があり、それを耐寒温度といいます。室内の温度が観葉植物の耐寒温度を下回らないように気をつけましょう。

一方で、極端に気温が上がる夏場も注意が必要です。熱帯地域や砂漠地域が原産と聞くと、暑さに強いイメージもありますが、観葉植物が耐えられる温度は30℃程度です。真夏の昼間に冷房を切った室内など、高温になる環境では観葉植物にもストレスがかかります。

周りの温度が約35℃を超えると植物が休眠状態となり、免疫力が落ちて病気にかかってしまうこともあります。気温が上がりそうな日は外出中でも冷房をつけてあげるなど、植物にとって住みやすい温度をいつでも維持できるよう心がけましょう。

また、急激な温度変化も植物にストレスを与え、葉が黄色く変色したり、黒い斑点ができてしまったり、最悪の場合、枯れてしまうこともあります。 季節の変わり目など昼夜の温度差が激しい時期は、外気の温度の影響を受けやすい窓際に置かないなど、ミニ観葉植物を置く場所にも気をつけてあげるといいでしょう。

ミニ観葉植物に肥料はいるの?

「小さいまま育てるなら、ミニ観葉植物に肥料はいらないのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、適度な肥料は必要です。植物には、窒素、リン酸、カリウムの3つの栄養素が不可欠です。これらが不足すると、葉が変色したり、枯れてしまったりします。

特に、小さな鉢植えで育てるミニ観葉植物は、栄養素が枯渇しがちなので、適切な頻度で肥料をあげて栄養素を補ってあげることが重要です。肥料は大きく分けると、有機肥料と化成肥料がありますが、動植物由来の有機肥料はコバエなどが発生してしまう可能性があるので、室内で育てる場合は化成肥料を選ぶといいでしょう。

また、肥料の効き方にも種類があり、速効性と緩効性(かんこうせい)、遅効性があります。ミニ観葉植物におすすめな肥料は、緩効性肥料です。 2~6か月程度、効果が持続し成分が少しずつ植物に吸収されるので、必要な栄養素を補いつつも急激な成長を防げます。

土を使わないハイドロカルチャーの場合は、固形肥料だと植物にうまく吸収されないため、液体肥料がおすすめです。ハイドロカルチャー専用の液体肥料もあるので、チェックしてみてくださいね。

インテリアとして長く楽しめるミニ観葉植物を選ぶコツ

さりげなく置かれたミニ観葉植物は、お部屋に緑を添えるだけでなく、インテリアとしても楽しめます。 手軽に取り入れられるうえ、場所を取らない小さなサイズ感も魅力ですよね。しかし、植物の種類によって成長スピードや生育に適した環境などが異なるため、まずはミニ観葉植物の選び方のポイントを押さえておくことが大切です。

ここでは、初心者さんでも失敗しにくいミニ観葉植物の選び方をご紹介します。

まずは鉢のサイズを選ぼう!大きくならない観葉植物かもチェック

ミニ観葉植物を選ぶ際には、鉢のサイズを示す号数に注目しましょう。1号あたり直径3cmと定められています。お部屋の中のインテリアとして楽しむなら、直径9cmの3号や直径12cmの4号の鉢のミニ観葉植物を選ぶのがおすすめ。デスクや窓際、棚の上に飾るのにはちょうどいいサイズ感です。

また、植物そのものの成長スピードも考慮しましょう。 成長が早い植物を選ぶと、どんどんと大きくなり、せっかくのミニサイズが維持できません。 例えば、ポトスやアロエベラなどは成長スピードが早い植物として知られています。植物の成長を日々感じるのも観葉植物を育てる楽しみのひとつですが、小さいまま育てたい場合は、なるべく成長スピードが遅いタイプの植物を選ぶといいでしょう。

それぞれのミニ観葉植物の性質を知り、置きたい場所に合わせて選ぼう

植物はそれぞれ性質が異なり、 日光が大好きなものもあれば、日陰でも元気に育つものもあります。日陰でも育つ植物の性質のことを耐陰性といいます。ミニ観葉植物の種類を選ぶ際には、その植物の耐陰性を知り、置きたい場所の日当たりがそれにマッチするかどうかをチェックすることも重要です。

例えば、日当たりのよい窓際に置くのであれば、日光を好むユッカやベンジャミンバロックがおすすめです。ある程度の日陰でも育つガジュマルやアイビー、サンスベリアなどは、リビングや寝室などの適度に日が当たる場所に置いてあげるといいでしょう。

逆に、トイレや玄関などのほとんど日が当たらない場所に置くなら、耐陰性のある植物がおすすめです。例えば、テーブルヤシやカポック、レインボーファンなどが適しています。その植物にどれくらい耐陰性があるかを把握し、置き場所に適したミニ観葉植物を選びましょう。

虫がわかないかどうかもチェック

虫が発生しないかも観葉植物を選ぶ際に注意したいポイントのひとつです。虫が発生するかどうかは、植物の特長によっても左右されます。葉が硬くて肉厚、香りがあるなどの特長を持つ観葉植物を選ぶと、虫が発生しにくいです。虫がわきにくい観葉植物の代表例としては、サンスベリアやユーカリ、モンステラなどがあげられます。

定期的に葉を拭いたり、鉢の周りを清潔に保ったり、風通しをよくしてあげたりすることも、虫の発生を防ぐうえで重要なポイントです。

 また、虫の発生源となる土を使わない形で観葉植物を生育するのもひとつの方法です。ハイドロボールと呼ばれる多孔質の人工石やセラミス、レインボーサンドなどを植え込み材として使用するハイドロカルチャーや特殊構造のスポンジを使用して生育する観葉植物もあります。また、空気だけで成長するエアプランツも土が不要なので、虫を気にせず気軽にお部屋の中に飾ることができますよ。

番外編|お部屋をおしゃれに魅せる♪ミニ観葉植物のコーディネート術

お部屋をおしゃれに魅せるなら、ミニ観葉植物の置き方も重要です。 ミニ観葉植物を単体で置くのも良いですが、複数のミニ観葉植物を並べて飾るのもおすすめ。葉っぱや姿形が対照的なものを組み合わせて置いたり、異なる高さの鉢を組み合わせて置いたりすると、グッとおしゃれな印象になります。

いつもの見た目に飽きたら、鉢カバーや小物とミニ観葉植物を組み合わせることで、簡単に雰囲気を変えることができますよ。 ストーン調の鉢カバーを使えばシックで高級感のある印象に、ラタン素材のバスケットなどを使えばナチュラルな雰囲気を演出できます。

ミニ観葉植物の飾り方を工夫してみるのも面白いですよね。壁に吊るすタイプのプラントハンガーを使えば、空いたスペースを有効活用しながら、お部屋を素敵に演出できます。観葉植物をより目立たせたいなら、プランタースタンドを使うのもおすすめです。ぜひ、自分のライフスタイルやお部屋の雰囲気に合わせて、ミニ観葉植物をコーディネートしてみてくださいね。

初心者におすすめ!リビングや寝室に飾れるミニ観葉植物6選

ミニ観葉植物は、暮らしの中に癒しを与えてくれるアイテムです。リビングや寝室などの普段お家の中で長くいる場所に置けば、リラックス気分もより高まります。でも、いざミニ観葉植物を選ぶとなると、どのミニ観葉植物を選べばいいか迷いますし、過去に枯らしてしまった経験があったりすると、また失敗しないか不安になりますよね。

そこでここでは、初心者さんでも育てやすく、リビングや寝室に飾るのにもぴったりなミニ観葉植物を6つ厳選して紹介します。ミニ観葉植物の置き場所やお世話のポイントを押さえるだけで、枯らすことなく長く楽しむことができますよ。

【イチオシ!】土を使わない観葉植物 ガジュマル

こちらは、特殊構造のスポンジで育てる「土を使わない観葉植物」のガジュマルです。虫の発生源となる土を使わないから、コバエなどが発生する心配もなく、キッチンカウンターやダイニングテーブルの上にも気軽に飾れます。

ハイドロボールなどの植え込み材が入っているわけでもないので、万が一、倒してしまっても中身がこぼれる心配もありません。元気なお子さんやペットがいるご家庭でも安心してお部屋の中に置けますよ。

カップが透明なので、中の水の量が一目でわかるのもうれしいところ。水やりのタイミングって難しいけれど、「土を使わない観葉植物」は水が完全になくなったらカップの1/3まで水を注げばOKなんです。これなら根腐れの心配をせずに、気軽に育てることができますね。

また、交換保証つきで、到着後すぐに枯れてしまった場合は、30日間であれば無償で交換してくれます。これなら初心者さんでも安心して挑戦しやすいはず。

ガジュマルは、適度な日当たりを好むので、窓から日の光が差し込むリビングや寝室に置くのがおすすめです。ユニークな樹形は、インテリアとしても魅力があり、お部屋のアクセントにもぴったり!個性のある姿形は、ひとつとして同じものはなく、見るたびに愛着がわいてきます。

ガジュマルの花言葉は、「健康」「たくさんの幸せ」です。ちょっとしたプレゼントはもちろん、結婚祝いや開業祝いなどの新たな門出をお祝いしたいシーンの贈り物にもおすすめです。

土を使わない観葉植物 ガジュマル

【イチオシ!】土を使わない観葉植物 パキラ

こちらは、「土を使わない観葉植物」のパキラです。特殊構造のスポンジで生育するので、虫の発生を気にしなくてよく、倒しても中身がこぼれる心配がありません。パキラもある程度の日当たりを好むため、リビングや寝室の窓際に近いところに置くのがおすすめです。

太くしっかりとした幹が特長の観葉植物で、幹の先端に楕円状の葉をつけます。エネルギッシュな印象のパキラは、見るだけで元気な気持ちになれる観葉植物です。育てやすく、初心者さんにも向いています。

ミニ観葉植物して販売されているパキラは、幼木の段階で幹を途中でカットして仕立ているため、葉をつける茎の部分が伸びることがあっても、幹が伸びることはありません。小さいまま育てたい人には、特におすすめです。

そんなパキラの花言葉は、「勝利」です。近くに置いておくだけで運気がアップしそうですよね。自宅のデスクに飾るのもよし、いつも頑張るあの人へのプレゼントにも喜んでもらえそうなミニ観葉植物です。

土を使わない観葉植物 パキラ

【イチオシ!】土を使わない観葉植物 サンスベリア

こちらは、「土を使わない観葉植物」のサンスベリアです。特殊構造のスポンジなので、虫が発生せず、倒しても中身がこぼれる心配がありません。サンスベリアは、葉に水分をたっぷりと蓄えるのが特長で、乾燥に強く、水やりが面倒な人にもおすすめな観葉植物です。温暖な気候を好み、寒さに弱いので、真冬は窓際などの冷気が当たる場所に置かないように注意してくださいね。

サンスベリアは、濃い緑色にクリーム色の縦じまや横じまが入った個性的な葉の模様が魅力的です。別名「トラの尾」とも呼ばれ、葉が剣のような形状をしているのも特長のひとつ。肉厚で固い葉は、力強さとみずみずしさを兼ね備えています。枝や幹は持たず、地下茎を伸ばしながら成長するのも特長です。

そんなサンスベリアには、空気清浄効果があるとされており、オフィスに置く観葉植物としても人気があります。また、マイナスイオンを多く生成するともいわれているので、癒しの空間を作るのにも最適な観葉植物なんです。

サンスベリアの花言葉には「永久」「不滅」などがあり、これらはサンスベリアの生命力や力強さに由来します。困難や新たな試練に立ち向かうとき、背中をそっと後押ししてくれる観葉植物です。

土を使わない観葉植物 サンスベリア

【ブルーミングスケープ】ナギの木

ナギの木は、「神が宿る神聖な木」とされ、神社によく植栽されています。北条政子が源頼朝とナギの木の下で愛を誓ったという言い伝えがあり、「良縁が結ばれる縁結び」として和歌山県にある熊野速玉神社のご神木にもされています。この由来から「縁結び・恋愛成就」の木としても有名です。

ブルーミングスケープのナギの木は、土を使わないハイドロカルチャーで、細かい穴が無数にあいた多孔質な鉱石「ゼオライト」を植え込み材として使用されています。通気性がよく、下の方の根にも空気が届くため、根腐れの心配がありません。水やりは、完全に水がなくなったらカップの1/4程度まで水を注げばOKです。

【ブルーミングスケープ】ナギの木

【miipas】ミリオンバンブー

ミリオンバンブーは、青々しく真っすぐと伸びた幹が特長です。竹のような見た目ですが、実際は竹ではなくドラセナ科に属した観葉植物です。竹は、上に向かって真っすぐと伸び、丈夫なことから、昔から縁起がよいとされています。ミリオンバンブーの英名は、「ラッキーバンブー」と名付けられており、運気をアップさせたい人にもおすすめな観葉植物です。

miipasのミリオンバンブーは、かわいらしい丸いガラスの器に入っており、土を使わないハイドロカルチャーです。無数の小さな穴が開いているハイドロコーンと根腐れ防止のための防腐剤が中に入った状態で届きます。ミリオンバンブーの花言葉は、「開運」「幸福」「長寿」とまさにいいことずくめです。大切な人へのプレゼントにもぴったりな観葉植物ですね。

【ITANSE】パキポディウム ホロンベンセ

トゲだらけの幹や枝が特長のパキポディウム ホロンベンセです。そのユニークなフォルムが人気のパキポディウム ホロンベンセは、アフリカにある島国マダガスカルが原産地の多肉植物です。温暖な気候を好み、寒さに弱いので冬の生育環境には注意してあげましょう。

基本的に肥料は必要ありません。乾燥を好むため、水やりの頻度も少なめで大丈夫です。力強い生命力が魅力で、初心者さんにも育てやすい観葉植物です。春先から初夏にかけて、釣り鐘のような形の鮮やかな黄色の花を咲かせます。そんなパキポディウム ホロンベンセの花言葉は、「永遠の愛」です。

【ITANSE】パキポディウム ホロンベンセ

日が当たらなくても枯れない!トイレや玄関にも飾れるミニ観葉植物5選

ほっと一息つけるトイレや、お客さまをお出迎えする玄関にも観葉植物を飾りたいけど、「日当たりが悪いから…」と諦めていませんか?実は、観葉植物の中には、日当たりがあまりよくない場所にも元気に育つ耐陰性のある観葉植物が存在します。お家のちょっとした空間にも緑を取り入れたいと考える人にとって、日陰でも元気に育つミニ観葉植物は心強い味方です。

ここでは、耐陰性のあるたくましいミニ観葉植物を厳選して5つ紹介します。お家の日当たりが悪く、観葉植物を置くことを諦めていた人にもおすすめです。ふと見るたびに心が和むような癒しの空間づくりを目指してみてくださいね。

【イチオシ!】土を使わない観葉植物 テーブルヤシ

「土を使わない観葉植物」シリーズのテーブルヤシです。こちらも特殊構造のスポンジで生育するため、コバエの発生を心配することもなく、倒しても中身がこぼれることもありません。テーブルヤシは、南国を思わせるようなボリューミーで涼しげな葉が特長的なミニ観葉植物です。

笹のような細長い葉をつけながら上に伸びていきます。ヤシ科の植物なので高温多湿を好むと思われがちですが、意外にも直射日光を嫌い、日陰で育てるのに適しています。成長スピードも遅く、大きくなりにくいためミニ観葉植物としても優秀です。

テーブルヤシには雄木と雌木があります。雌木は、4~6月にかけて細長く連なった実のような黄色い花をたくさん咲かせます。テーブルヤシの花言葉は、「あなたを見守る」です。離れて暮らす家族への贈り物にもぴったりなミニ観葉植物です。

【イチオシ!】土を使わない観葉植物 テーブルヤシ

【イチオシ!】土を使わない観葉植物 カポック(シェフレラ)

「土を使わない観葉植物」シリーズのカポック(シェフレラ)です。こちらも特殊構造のスポンジで生育するため、コバエの発生を心配することもなく、倒しても中身がこぼれることもありません。

カポック(シェフレラ)は、小さく丸みを帯びた葉っぱがかわいらしいミニ観葉植物です。ひとつの茎から6~11枚ほどの葉をつけ、青々としたフレッシュな印象を与えます。葉っぱは手のひらのように放射状に広がっており、鮮やかな緑が美しく、インテリアとしても映えます。

耐陰性はもちろん、耐乾性、耐寒性にも優れているため、どんな環境でもたくましく育ちます。とても丈夫な植物なので、初心者さんにもおすすめです。

花言葉は、「とても真面目」「実直」です。多少の環境の変化にも耐え、丈夫に真っすぐと育つ様子が由来とされています。新生活を始める人へのギフトや引越し祝いにもぴったりなミニ観葉植物です。

【イチオシ!】土を使わない観葉植物 カポック(シェフレラ)

【PLANCHU】セラギネラ レインボーファン

セラギネラ レインボーファンは、その幻想的な色合いと繊細な葉が魅力的な観葉植物です。直射日光に弱く、湿度の高い環境を好みます。セラギネラ レインボーファンの最大の特徴は、光の当たり方によって葉の色が変化するところです。

通常は鮮やかな緑色の葉をしていますが、光が当たると青みがかったメタリックな光沢を帯び、見る角度によってブルーやパープル、ピンクなど、まるで虹色のように色彩が変わることから「レインボーファン」と呼ばれています。

セラギネラ レインボーファンの原産地は熱帯アジアの森林地帯で、湿気のある岩肌に生えることが多い植物です。育てる際には、乾燥を防ぐために加湿器を使ったり、霧吹きを使って葉っぱに小まめに水分を与えるといいでしょう。湿度管理さえしっかりすれば丈夫で長く楽しめる植物です。熱帯の雰囲気を醸し出すエキゾチックな見た目は、お部屋のインテリアに個性をプラスしてくれます。

【PLANCHU】セラギネラ レインボーファン

【miipas】ポトス

ポトスは、観葉植物の中でも特に人気が高く、初心者さんでも育てやすい丈夫な植物です。その魅力は、何といっても生育のしやすさと、どんなインテリアにも馴染む美しい葉の模様にあります。ポトスの葉は、つる状に伸びる形状が特徴で、ハート型の葉に鮮やかな緑や黄色の斑が入ることで、シンプルながらもおしゃれな雰囲気を醸しだします。

ポトスは、原産地である熱帯アジアや太平洋諸島では、木々に絡みつくように成長するつる性の植物です。室内では吊り鉢にして垂らすように飾ったり、棚の上からつるを下げるように育てると、リラックスした空間を演出できます。また、支柱を立てて上に伸ばすように育てることもでき、成長の仕方を自由にアレンジできるのもポトスの魅力のひとつです。

環境適応力が高く、日陰でもしっかりと育つため、日当たりがあまり良くない部屋でも枯れる心配が少ないです。また、乾燥にも強く、水やりの頻度が少なくてすむため、忙しい方や植物を育てるのが初めての方でも安心して育てられます。ただし、水を与えすぎると根腐れの原因になるため、土が乾いたのを確認してから水をあげるのがポイントです。

【miipas】ペペロミア

ペペロミアは、小型でかわいらしい見た目が魅力の観葉植物です。ぷっくりとした光沢のある濃い緑の葉っぱが特長で、さりげなく置くだけでお部屋にナチュラルな印象を与えてくれます。成長がゆっくりで形を保ちやすく、剪定の手間も少ないため、初心者さんでも気軽に長く楽しめるミニ観葉植物です。

日陰でも育ちやすく、強い光を必要としないため、室内のさまざまな場所に置くことができます。肉厚の葉に水分を蓄える性質があるため、乾燥に強く、手間がかからないところもポイントです。水やりは土が乾いてからで十分で、頻繁な水やりは必要ありません。水の与えすぎは根腐れの原因になるため注意が必要です。

番外編|緑のある生活を支えてくれる便利グッズ4選

ここでは、緑のある生活を楽しむために、観葉植物をより手軽に育てられるグッズから観葉植物のコーディネートに使えるアイテム、切り花を長持ちさせられる花瓶まで幅広く紹介します。植物のお世話を効率的にするアイテムを取り入れることで、初心者さんでも気軽に観葉植物を育てることができますし、コーディネートに役立つグッズがあれば、観葉植物をより魅力的にお部屋の中に飾ることができます。

植物との暮らしを快適に楽しむためのアイテムを厳選して4つ紹介するので、参考にしてみてくださいね。

【イチオシ!】お花が長持ちする花瓶

「お花が長持ちする花瓶」は、一般的な花瓶よりもお花の寿命を延ばしてくれる画期的なフラワーベースです。茎の位置を固定してくれる底の凹みと、広めの口径に設計された花留めリングのおかげで、少量のお花からミニブーケ、切り戻したお花まで美しく飾れます。

銀めっき加工の抗菌フレームが雑菌の繁殖を防ぎ、ぬめりを抑えます。これにより、水替えの頻度が減るうえに、お花が長持ちするといううれしい効果が。花瓶の素材には、割れにくくて軽い樹脂「トライタン」を使用しており、ガラスのような高級感がありつつも、扱いやすく安全性が高いのが特長です。

花瓶の開口部は広く、抗菌フレームは取り外して洗えるため、お手入れも簡単です。さらに、倒れにくい設計で、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心して使えます。職人の技術が光る日本製で、特別な日のギフトにもぴったりな一品です。お花と一緒に、日々の生活に小さな幸せをプラスしてくれる花瓶です。

【イチオシ!】お花が長持ちする花瓶

【イチオシ!】土を使わない観葉植物 専用ウォーター

こちらは「土を使わない観葉植物」に使える活力剤です。「土を使わない観葉植物」はもちろん、他の観葉植物にも使用できるので、1本持っておくと安心なアイテムです。

使い方は簡単で、7~10日に一度葉っぱから20cmほど離れた場所から吹きかけて使用します。使用する際は、晴れた日の午前中がおすすめです。曇りや雨の日は、使用するのを控えましょう。

葉が少し黄色くなってきてしまった植物にも効果てきめん。みるみるうちに植物がいきいきとしてきますよ。植物に欠かせない栄養素である窒素、リン酸、カリウムに加え、天然のユーカリオイルを配合しています。シュシュっと吹きかけるだけで、爽やかな香りが辺りに広がって、気分もリフレッシュできます。

【イチオシ!】土を使わない観葉植物 専用ウォーター

【山善】プランタースタンド

「観葉植物をお部屋に飾りたいけど、ちょうどいいスペースがない」という人にもおすすめな山善のプランタースタンドです。上下に突っ張らせるタイプなので、部屋中どこでも設置できるうえに、壁や天井を傷つける心配もないので、賃貸物件の方でも気軽に使用できます。

プランタースタンドには、トレーが2個とフックが2個ついています。トレーにはミニ観葉植物を置いて、フックにはハンギングプランターを引っ掛けるのもいいですね。もちろん観葉植物以外にも、上着やカバンなどを引っ掛けることもできて汎用性バツグンです。カラーは「マットブラック」「マットホワイト」の2色から選べます。お部屋の片隅に設置するだけで、グッとおしゃれな雰囲気になりますよ。

【ECOPOTS】鉢カバー 3号

ECOPOTSの鉢カバーです。鉢カバーとは、植木鉢をすっぽりと覆うカバーのことで、植木鉢との違いは底の穴の有無です。鉢カバーはあくまでも植木鉢を覆うカバーのため、底に穴は開いていません。すぐに植え替えができない時期や、植木鉢の雰囲気を手軽に変えたいときに重宝します。

ECOPOTSの鉢カバーは、海に捨てられたプラスチックなどを利用したリサイクルプラスチックと、ナチュラルストーンで作られています。環境に配慮した素材からできたサステナブルなアイテムです。また、ひとつひとつハンドメイドされているところもポイント。天然由来の素材感と手作りによる風合いが楽しめるアイテムです。

カラーは、「グレー」「ブラック」「ブルーグレー」「トープ」「ホワイトグレー」「テラコッタ」の6色から選べます。柔らかい印象の色合いで、複数のカラーを組み合わせるのもおすすめです。

まとめ|ミニ観葉植物が作る癒しの空間で素敵な毎日を♪

ミニ観葉植物は、手軽にお部屋にグリーンを取り入れられるだけでなく、空間をおしゃれに演出する素敵なアイテムです。小さなサイズ感が可愛らしく、デスクや棚、玄関などのちょっとしたスペースに置くだけで癒しの雰囲気を作り出してくれます。

植物にはリラックス効果や空気を浄化する働きもあるため、ミニ観葉植物を生活の中に取り入れることで、暮らしの質がグッと向上します。植物を育てる時間が、忙しい日常に癒しのひとときをもたらしてくれるでしょう。

ミニ観葉植物を小さいまま育てるコツをつかみ、自分にとって最適な観葉植物を選ぶことで、初心者さんでも緑のある生活を気軽に楽しむことができます。お気に入りのミニ観葉植物を選んで、自分らしいコーディネートを楽しみながら、お部屋をほっと一息つける癒しの空間にしていきましょう。小さなグリーンが、あなたの日常をもっと素敵に彩ってくれるはずです♪

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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