一級建築士、一級建築施工管理技士他様々な建築系資格を取得。ゼネコンで様々な業務を経験しながら一級建築士試験で苦労した経験を活かし、一級建築士試験を攻略するブログを運営。建設を学ぶ専門サイトの立ち上げ経験もあり。サッカーとお笑いが好き。フットサルとギターを嗜む。著書「学び直しの一級建築士」
古いキッチンを自分でリフォームすることは、コストを抑えながら理想のキッチンを実現するための素晴らしい方法です。しかし、全ての作業を自分で行うのは難しい場合もあります。
この記事では、自分でできる作業と専門家に依頼すべき作業について詳しく解説します。どの作業を自分で行うべきか、どの作業をプロに任せるべきかを理解し、成功するリフォームを目指しましょう。
目次
古いキッチンを自分でリフォームするときにできること
古いキッチンを自分でリフォームすれば、費用を抑えつつ、自分だけの理想のキッチンを作れます。リフォームは大変な作業ですが、完成したときの達成感は大きく、新しいキッチンでの生活が一層楽しくなるでしょう。
ここでは、古いキッチンのリフォームにあたって自分でできることを紹介します。ただし、プロに依頼する場合に比べて作業が長引いたり、仕上がりが不自然になるリスクもあります。少しでも難しいと感じた場合は、無理をせずリフォーム業者に依頼するのがおすすめです。
古いキッチンを解体
古いキッチンは、細心の注意を払ったうえで、自分で解体することが可能です。キッチンの解体とは、シンクやガス台、キャビネット、カウンターなどを取り外すことです。
解体作業は、特に古い設備が多い場合には時間がかかる場合がありますので、計画を立てて進めることが重要です。解体前には、必ず電源を切り、ガスの元栓を閉めてガスの供給停止依頼を忘れないでください。
また、大きな部品を取り外す際には、適切な工具と安全装備の使用が重要です。準備が難しいと感じる場合は、プロに依頼するほうが良いでしょう
キッチンをおしゃれなデザインに
キッチンを自分でリフォームするということは、自分でデザインを考えられるということです。自分のスタイルや好みに合わせて、色や素材、レイアウトを決めてください。たとえば、モダンでシンプルなデザインにしたり、ビンテージ風の暖かみのあるデザインにしたりできます。
色の組み合わせやアクセントの使い方も重要です。たとえば、白を基調にした清潔感のあるキッチンに、アクセントとして黒やステンレスの金具を使うといった工夫が考えられます。インスピレーションを得るために、インターネットや雑誌、カタログを参考にするのも良いでしょう。
自分で考えるのが難しいと感じる場合は、プロに相談してみましょう。JR神戸駅前のHDC神戸には、キッチンのデザインについて相談できる、複数のリフォーム業者が入居しています。お近くにお住まいの方は、一度キッチンデザインの相談に行ってみてはいかがでしょうか?
壁紙・床材の設置
新しいデザインが決まったら、壁紙や床材の選定と設置に進みます。壁紙や床材の設置は自分で作業できます。キッチンは汚れやすく湿気が多い場所なので、防水性や耐久性のある素材の選択が大切です。
たとえば、壁紙にはビニールクロスを選ぶと、汚れが付きにくく掃除が簡単です。床材は、タイルや防水性の高いビニールシートがおすすめです。設置作業は自分でも可能ですが、プロに依頼すると仕上がりがより美しくなります。DIYに自信がない方は、プロに相談してみるのも良いでしょう。
コンロ台の設置
コンロ台とはガスコンロの下の台を指します。コンロ台の設置は、キッチンリフォームにおいて重要な作業です。自分で行う際は、以下のポイントに注意して設置を行いましょう。
最初は設置場所の決定です。コンロ台の設置場所は、換気扇の下で、調理のしやすさと安全性を考慮して決めます。両側に30cm以上の作業スペースを確保し、キッチン全体の動線を考慮して冷蔵庫やシンクとの位置関係も検討します。
次に、コンロ台を組み立てましょう。組み立てキットを使用して、取扱説明書に従って正確にパーツを組み立てます。全ての部品が揃っているか確認し、ネジやボルトをしっかり締めて固定します。
なお、コンロ台は自分で組み立てることができますが、配管作業は専門のガス工事業者への依頼が必要です。自分での工事は絶対に行わないよう注意してください。
最後に仕上げと調整です。設置後は、コンロ台が水平に設置されているか確認し、必要に応じて脚部を調整します。コンロ台にガスコンロを設置したら全てのバーナーが正常に点火し、ガスの流れや火力調整がスムーズであることを確認します。ガスコンロの配管作業はプロに依頼してください。
JR神戸駅前のHDC神戸には、キッチンリフォームについて相談できる複数のリフォーム会社が入居しています。お近くにお住まいの方は、どのタイミングで配管作業を依頼すればいいのか、一度相談に行ってみてはいかがでしょうか?
作業台の設置
作業台の設置も、自分でできることの一つです。作業台の設置は、キッチンの使い勝手を大きく左右します。自分の調理スタイルに合わせて、高さや広さを調整しましょう。
たとえば、料理をする際に多くのスペースが必要な場合は、広めの作業台の設置を考えてください。
また、作業台の素材には、耐久性が高く掃除がしやすいステンレスや人工大理石などが適しています。設置する場所も重要で、動線を考慮して配置すると効率的に作業ができます。
「システムキッチン」や「キッチン 作業台」などでインターネット上を検索したり、メーカーのショールームを訪れたりすると、好みの作業台が見つかるでしょう。
シンクの設置
シンクの設置もキッチンリフォームの重要な部分であり、実は自分で作業も可能です。ただし、業者に頼んだ方が仕上がりは良いです。
シンクのサイズや形状は、使用頻度やキッチンのレイアウトに合わせて選びます。たとえば、大きな鍋を洗うことが多い場合は、深めのシンクが便利です。
シンクは、作業台やコンロ台などと同様に、インターネットやメーカーのショールームなどで探せば、個人でも入手できます。
シンクの設置には、配管作業が伴うため、正確な接続が求められます。適切な工具を使い、寸法のズレがないようにしっかりと取り付けましょう。
古いキッチンの扉にリメイクシートの設置・塗装
古いキッチンの扉は、自分でリメイクシートを貼ったり塗装したりすれば、簡単にリフレッシュができます。リメイクシートは、好きな柄や色を選んで貼るだけで、新しい扉のように見せられます。
また、ペンキで塗装する場合は、下地処理をしっかり行い、均一に塗るのがポイントです。これにより、キッチン全体が新しく見えるだけでなく、費用を抑えられます。
リメイクシートや塗料などはホームセンターで売っています。インターネットでも買えるので、気になる方は検索してみてください。
収納・キャビネットの設置
収納やキャビネットも自分で設置可能です。キッチンの収納は、効率よく整理整頓するために非常に重要です。
自分で設置する場合は、引き出しや棚を設けることで、調理器具や食材をすっきりと収納できます。キャビネットの設置場所や高さを工夫すれば、使いやすいキッチンを作れます。
たとえば、よく使う調味料や調理器具は手の届きやすい場所に配置し、重い鍋やフライパンは下の収納に置くと便利です。
収納やキャビネットはホームセンターや家具店で売っています。お近くにある方は直接見て選ぶのも良いでしょう。
古いキッチンを自分でリフォームするときにできないこと
古いキッチンを自分でリフォームする際には、専門的な知識と技術が必要な作業はプロに任せましょう。
安全と品質を確保するために、適切な業者に依頼すると、安心して新しいキッチンを使えます。プロの助けを借りれば、リフォームの成功率が高まり、満足度の高い結果を得られるでしょう。
電気工事、ガス工事、水道工事は必ずプロに依頼しなければいけない作業があります。正しく理解して、法令を守ったDIYを行ってください。
水栓・蛇口の交換
水栓や蛇口の交換は、必ずしもプロに頼まなければいけない作業ではありません。ですが、専門的な知識と技術が必要な作業です。水道の配管に正確に接続されていないと、水漏れが発生し、キッチン全体に被害を及ぼす可能性があります。さらに、水圧や水流の調整も必要で、これを誤ると使用時に不便を感じるでしょう。
水栓や蛇口の交換作業は、専門の設備業者への依頼がお勧めです。設備業者は必要な工具や部品を持っており、短時間で確実に作業します。また、プロによる作業は保証も付いているため、安心です。
水道管・排水管の設置・交換
水道管や排水管の設置や交換は、素人が行うべきではない複雑な作業です。公設の水道管に繋ぐ工事や給水管を設置、撤去する工事の際は有資格者が施工や管理をしなければいけません。これらの配管作業には、正確な計測と接続が求められます。
間違った取り付けや不適切な接続は、漏水や水圧の低下、さらには水道管の破裂などの重大なトラブルを引き起こす可能性があります。
特に、排水管の設置は勾配の設定が重要で、これを誤ると排水不良を引き起こします。専門の配管工事士に依頼すれば、正確で安全な配管工事を行ってくれるでしょう。また、彼らは最新の規制や標準に基づいて作業を行うため、長期的な信頼性も確保できます。
ガス栓の取り付け
ガス栓の取り付けは非常に危険を伴う作業であり、専門知識が必須です。ガス漏れが発生すると、火災や爆発のリスクが高まります。ガスの配管や接続には細心の注意が必要であり、適切な工具と材料を使用しなければなりません。
ガス工事には厳しい規制があり、これを遵守しないと法的な問題が発生する可能性もあります。安全性を確保するため、ガス栓の取り付けは必ず資格を持ったガス工事の専門家に依頼してください。
ガス管の配管設置・交換
ガス管の配管設置や交換も、非常に専門的な作業です。ガス漏れが発生すると、大きな災害につながる可能性があるため、厳格な安全基準に従って行わなければなりません。ガス配管をDIYで行うと法令違反となるため、必ずガス会社に依頼しましょう。
ガス管の配管作業には、正確な計測と接続が不可欠であり、さらに漏れ検知や圧力テストなどの実施が必要です。これらの作業は、資格を持ったガス工事の専門家に任せれば、安全かつ確実に実施できます。
彼らは最新の技術と工具を使用して、ガス配管を適切に設置し、長期間安全に使用できる状態を保証してくれます。
電気配線
電気配線の作業は、感電や火災のリスクが高いため、専門家に任せなければいけません。基本的に資格が必要な作業です。正確な配線と適切な絶縁処理が求められ、これを怠ると重大な事故につながります。
素人が無資格で行える電気配線作業は36V以下のインターホンや火災感知器の設置程度です。逆に言えば、その他の工事には資格が必要です。
さらに、電気配線は法的な規制が多く、これを遵守しないと罰則が科される可能性もあります。
電気工事士は、配線作業に必要な知識と経験を持っており、安全かつ効率的に作業をしてくれるでしょう。また、配線の設計や回路の構築もプロに依頼すれば、キッチンの電気設備が確実に機能するようになります。
換気扇の排気ダクト設置・交換
換気扇の排気ダクトの設置や交換は、専門的な知識が必要です。適切に設置されていないと、排気がうまく行われず、キッチン内に煙や臭いが充満する場合があります。レンジフードのような換気扇は電気配線が必要なのでプロに依頼してください。
排気ダクトの設置には、適切なサイズや素材の選定が重要であり、これを誤ると換気効率が低下します。また、給気ルートや排気ルート、換気量を計算してダクトの選定が必要で、素人が行うには難しい法令がたくさんあります。
また、排気ダクトの取り付け位置や角度も、効果的な換気を実現するために重要です。プロの業者に依頼して、最適な設置方法を提案してもらい、効率的な換気システムを実現しましょう。
キッチンパネル設置・交換
キッチンパネルとは、コンロなど熱くなる部分の周辺に設置し、燃えにくくしたり、掃除しやすくしたりするパネルのことです。
キッチンパネルの設置や交換は、自分で作業しようと思えばできます。ですが、一見簡単そうに見えても、正確に行うためには専門的な技術が必要です。パネルの取り付けには、壁面の平滑さや接着剤の選定など、多くの要素を考慮する必要があります。
プロの業者は、適切な準備と取り付け技術を持っており、仕上がりが美しく、長持ちするキッチンパネルを設置できます。そのため、プロへの依頼がおすすめです。
また、キッチンパネルは耐水性や耐熱性が求められるため、適切な素材選びも重要です。これらの要件を満たすためには、専門家の助言を受ける、または専門家に選んでもらうのが最良の方法です。
JR神戸駅前のHDC神戸には、古いキッチンのリフォームについて相談できるリフォーム業者が入居しています。お近くにお住まいの方は、水道管やガス管、電気工事など素人では難しいリフォームについて相談に行ってみるのも良いでしょう。
キッチンを自分でリフォームするときによくある失敗例
よくある失敗を避けるためには、リフォームの計画段階から注意深く準備を行い、必要な知識と技術を身につけるのが重要です。
リフォームは大きなプロジェクトですが、しっかりと準備をすれば、満足のいく結果を得られます。
計画不足による予算オーバー
キッチンを自分でリフォームする際、計画不足による予算オーバーはよくある失敗の一つです。リフォームを始める前に、必要な材料や工具のリストの作成、しっかりとした予算の設定が重要です。
しかし、多くの人が費用を甘く見積もり、追加の材料や予期せぬ費用が発生する場合があります。たとえば、古い配管の交換が必要になるなどといった予想外の問題が発生すると、その都度費用が増えてしまいます。
計画段階で予備費を設定し、詳細な予算計画を立てておくと、予算オーバーを防げます。
仕上がりが期待外れ
リフォームを終えても、仕上がりが期待外れになる場合もよくあります。これは、デザインや材料選び、施工方法に関する知識不足が原因です。
たとえば、壁紙の貼り方が不適切であったり、ペンキの塗り方が雑だったりすると、見た目に大きな差が出ます。
また、デザインが実際のスペースや使用感に合わない場合、使いにくいキッチンになってしまう可能性もあります。
インターネットや本での情報収集、具体的なイメージの把握が重要です。また、必要に応じて専門家のアドバイスを受けることも考慮しましょう。
寸法を間違えてキッチンや家電が入らない
寸法を間違えるのも、キッチンリフォームでよくある失敗の一つです。新しいキャビネットやカウンター、家電製品が予定の場所に収まらないと、大きな問題になります。特にキッチンは限られたスペースで作業するため、寸法を正確に測ることが非常に重要です。
たとえば、冷蔵庫やオーブンが設置スペースに収まらない場合、再度調整が必要になり、時間と費用がかかります。リフォームを始める前に、すべての寸法を正確に測っておき、設計図の作成を忘れないようにしましょう。
材料不足
材料不足も、自分でリフォームを行う際によくある失敗です。計画段階で必要な材料を正確に見積もっておかないと、作業中に材料が足りなくなり、途中で作業を中断しなければなりません。
たとえば、タイルや塗料が足りなくなると、同じ色やデザインのものを追加で購入することが難しくなる場合があります。材料を購入する際には、余裕を持った量の準備が大切です。また、材料の質にも注意し、必要な性能を持つものを選びましょう。
安全管理を怠って怪我をする
リフォーム作業には、多くの工具や機械を使用するため、安全管理を怠ると怪我をするリスクが高まります。
たとえば、適切な保護具(手袋、ゴーグル、マスクなど)を着用しないまま作業を行うと、切り傷や目の損傷、呼吸器の問題を引き起こす可能性があります。また、高所での作業や重い物を持ち上げる際にも、注意が必要です。
作業前に安全対策をしっかりと確認し、必要な保護具を準備してから作業を始めてください。また、工具の使い方を正しく理解し、無理な作業は避けるよう心掛けましょう。
キッチンのリフォームを業者に依頼するとどうなるか
業者にキッチンのリフォームを依頼すると、多くの利点が得られます。費用の明確化、美しい仕上がり、適切な設計、安全な作業環境など、プロフェッショナルの技術と知識を活かせば、理想のキッチンを実現できます。
費用が最初からわかる
業者にキッチンのリフォームを依頼すると、費用が最初から明確に提示されるため、予算管理がしやすくなります。
業者は現地調査を行い、必要な材料や工事の内容を詳細に見積もってくれます。これにより、リフォームの総費用が予測でき、予算オーバーの心配が減るでしょう。
また、追加費用が発生する場合も、事前に説明をしてくれるため、安心してリフォームを任せられます。
仕上がりがきれい
プロの業者に依頼すると、仕上がりが非常にきれいになります。専門工事業者は多くの経験を持ち、技術や知識も豊富です。
たとえば、壁紙の貼り付けやタイルの配置、キャビネットの取り付けなど、細かい部分まで丁寧に作業してくれます。
また、使用する材料や工具も高品質なものを使用するため、耐久性も高く、長期間美しい状態を保てます。自分で行う場合に比べて、プロの仕上がりは一目瞭然です。
冷蔵庫のサイズを考えた工事をしてくれる
業者はリフォームプランを立てる際に、冷蔵庫のサイズや配置をしっかりと考慮してくれます。これにより、冷蔵庫がぴったりと収まるスペースを確保できるので、使いやすいキッチンが実現可能です。
業者は寸法を正確に測り、冷蔵庫の出し入れや扉の開閉がスムーズに行えるような設計をしてくれます。自分でリフォームを行う場合に見落としがちなポイントも、プロならではの視点でしっかりと対応してくれるでしょう。
スケジュールを守ってくれる
業者にリフォームを依頼すると、工事のスケジュールがしっかりと管理されます。プロジェクトの開始から完了までの期間が明確に設定され、その通りに進められるため、計画的にリフォームを進められるでしょう。
たとえば、家族が長期間キッチンを使えなくなる事態を避けるために、業者は効率的に作業を行い、期限内に工事の完了を目指します。また、天候やその他の不測の事態が発生した場合でも、業者は迅速に対応し、スケジュールの調整を行ってくれるので安心です。
自分が怪我をすることがない
リフォーム作業には多くの危険が伴いますが、業者に依頼すれば、自分が怪我をするリスクを避けられます。
業者は適切な保護具を着用し、安全な作業手順を守って工事を進めます。たとえば、高所での作業や重い物の運搬など、危険な作業もプロに任せると、安全に進められます。
また、業者は保険に加入している場合が多く、万が一の事故が発生しても、適切な対応が取られます。自分や家族の安全を確保するためにも、プロに依頼するという選択肢は重要です。
JR神戸駅前のHDC神戸には、古いキッチンのリフォームについて相談できる窓口が複数あり、一度に相見積もりが取れて便利です。また、HDC神戸やグランフロント大阪のHDC大阪にも住宅設備メーカーが複数入居しているため、お近くにお住まいの方は、一度最新のキッチンの体験に行ってみてはいかがでしょうか?
業者にキッチンリフォームを依頼した場合のビフォーアフター
専門のリフォーム会社に古いキッチンのリフォームを依頼した場合のビフォー・アフターの実例をご紹介します。
ビフォーアフター1
ビフォー
アフター
施工会社 | ナサホーム |
費用 | 1780万円 |
築年数 | 25年 |
古いキッチンをリフォームすることで、キッチン廻りの動線を改善した事例です。キッチンだけでなく家全体をリフォームすることで、統一感のあるおしゃれなデザインを実現しました。
もともと北側に位置していた古いキッチンは、家事動線が配慮されておらず、配膳する際も段差があり大変でした。
今回のキッチンは細かく区切られた壁を撤去し、キッチンの位置を変えて配置を工夫しています。シンクの周りを移動できる動線を確保し、複数人での分担作業を可能にしました。
ビフォーアフター2
ビフォー
アフター
施工会社 | みずらぼ |
費用 | 142万円 |
築年数 | 50年 |
古いキッチンはシンクとコンロが分かれた昭和のキッチンで、料理をする際に食材を洗った水滴が床に落ちることもあり、不便でした。そこで、I型のキッチンを導入してシンクと作業台とコンロを一体とし、家事動線をスムーズにしました。
キッチン上部にスポットライトを取り付け、手元を照らすような工夫を取り入れたため、より料理のしやすい空間を実現しています。
ビフォーアフター3
ビフォー
アフター
施工会社 | ナサホーム |
費用 | 980万円 |
築年数 | 30年 |
ご主人が元料理人ということで、キッチンにこだわりのある家へのリフォームを希望していた事例です。
古いキッチンはI型で壁付けしている、よくあるキッチンでした。キッチン、ダイニング、リビングのリフォームによって、たまに料理教室などができるようにキッチンを対面に変更し、みんなが集まれる空間を実現しています。
ビフォーアフター4
ビフォー
アフター
施工会社 | みずらぼ |
費用 | 150万円 |
築年数 | 35年 |
汚れの落ちにくさや収納の不足に使いにくさを感じ、キッチンリフォームを検討した事例です。
古くなると落ちない汚れが出てきます。そんなときはキッチンリフォームを考える時期です。古いキッチンから新しいキッチンにリフォームし、清掃性も上がりました。
収納はもともと備わっていたものの、開き扉が多く利便性が劣っていて収納できないという状況だったため、引き出しを多く設けることで収納への不満を解決しました。
ビフォーアフター5
ビフォー
アフター
施工会社 | ナサホーム |
費用 | 1830万円 |
築年数 | 35年 |
老朽化が気になる家の全面改装からキッチンも刷新した事例です。古いキッチンは昭和によくあるI型のキッチンでしたが、アイランドキッチンにリフォームしています。
お手伝いができるようになったお子様とも使えるように、セパレートタイプのアイランドキッチンとすることで、複数人での作業分担が可能になりました。対面キッチンとなり家族団らんの場所へと変貌しました。
まとめ
古いキッチンを自分でリフォームするのは、費用を抑えつつ理想の空間を作るための挑戦です。しかし、どこまで自分でできるのか、どこを専門家に任せるべきかを理解することが重要です。
まず、できることとして、古いキッチンの解体があります。シンクやコンロ台、キャビネットを取り外す作業は自分で可能です。ただし、電源やガスの供給を切り、安全に作業を行いましょう。
次に、新しいキッチンのデザインを考える作業も楽しみの一つです。自分の好みに合わせたプランを作成し、壁紙や床材の選定も自分で行えます。
また、壁紙や床材の設置、作業台やキャビネットの組み立てと設置も、自分の手で行えます。さらに、リメイクシートや塗装を使って古いキッチンの扉や表面をリフレッシュ可能です。
一方で、専門的な知識が必要な作業は専門家に任せるべきです。水栓や蛇口の交換は、水道配管の知識と技術が必要です。
水道管や排水管の設置・交換も、正確な接続が求められ、誤ると近隣一体が水質汚染されるなど重大なトラブルを引き起こす可能性があります。違法配管の場合は五年以下の懲役又は百万円以下の罰金となります。専門工事会社に必ず依頼しましょう。
ガス栓の取り付けやガス管の配管設置・交換も、非常に危険を伴うため、資格を持つ専門家に依頼してください。無資格の工事をしてはいけません。
また、電気配線も感電や火災のリスクが高く、無資格の工事ができないため、プロに任せましょう。換気扇の排気ダクトの設置・交換やキッチンパネルの設置・交換も、仕上がりの美しさと安全性を確保するために、専門家の手に委ねて工事会社に依頼してください。
自分でできる作業とプロに任せる作業を適切に分けることで、安全かつ効率的に理想のキッチンリフォームを実現できます。
JR神戸駅前のHDC神戸、大阪駅前グランフロント大阪にあるHDC大阪にはキッチンメーカーのショールームが複数入っているので、最新のキッチンの進化した機能を体験してみるのもおススメです。
この記事を読んで、「意外とキッチンを自分でリフォームするのって面倒で大変だな」と感じた方もいらっしゃるでしょう。難しいと感じる場合や、DIYの腕に自信がない方は、最初からプロに依頼するのがおすすめです。
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