フローリングの黒ずみの落とし方を解説!キレイな床をキープする方法やNG例も紹介

この人に聞きました続木円可

3年前に一戸建てを購入し、理想のインテリアの実現に励むライフスタイル系Webライター。おしゃれなインテリア系のYouTubeチャンネルを見るのが趣味です。暮らしに役立つ機能的なアイテムやライフステージの変化に対応できるインテリアが好き。2児の母という目線から、家族で豊かに暮らせるヒントになるような情報をお届けします。

フローリングは、現在多くの住宅に使用されている床材です。こまめに掃除をしていても、日々暮らしていると徐々に気になってくるのが、フローリングの汚れの蓄積です。中には、フローリングの”黒ずみ”が気になってきたという方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、フローリングの黒ずみの落とし方を解説します。黒ずみを防いでキレイな床をキープする方法や、フローリング掃除のNG例についても紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

フローリングが黒ずむ原因

普段の何気ない行動が、実はフローリングの黒ずみにつながっています。まずは、フローリングの黒ずみの原因について理解しておきましょう。

油や皮脂汚れ

フローリングの黒ずみの原因で一番多いのが、油や皮脂汚れです。油が床にハネるのは、調理中にはよくあることですよね。また、気づいていないだけで、煙に含まれた油分が空気中に舞い、床に付着していることも少なくありません。

人が素足で室内を歩いた際には、足裏の皮脂がフローリングに付着します。リビングや廊下、階段など、人がよく通るところに汚れが付きやすいでしょう。

このような油や皮脂は拭き取っても完全に取り切れないことが多く、床に残った油分は空気に触れて酸化し、黒ずみます。油分はホコリも付着しやすいため、さらに黒ずみを誘発してしまうのです。

ワックスの劣化や剥がれ

床をキレイに保つためのワックスも、時間の経過とともに劣化してしまいます。劣化すると変質し、黒ずんで見えることが多いでしょう。

部分的に剥離している場合は、そうでない箇所との色に差ができ、まだらになって汚く見えてしまうことも。

ワックスは汚れを防止するコーティングの役割をしているため、剥がれている箇所は汚れやすい状況です。そのため、ワックスを塗り直さないでいると、汚れや黒ずみの範囲も広がってしまうでしょう。

頑固な黒ずみはカビの可能性も

掃除しても落ちない黒ずみ・湿気が多い場所の黒ずみは、カビの可能性があります。以下のような環境では、フローリングにカビが発生しやすくなるでしょう。

  • 窓の近くや洗面所など湿度が高くなる場所
  • 換気をしていない部屋
  • 風通しの悪い部屋
  • フローリングの上に直接布団を敷いている
  • 観葉植物を置いており湿気が多い

特に冬場は、室内外の気温差によって窓に結露ができやすい時期です。窓の周辺の湿度が上がり、カビが発生しやすくなります。

風通しの悪い部屋、換気をしていない部屋も湿気がこもりやすくなるでしょう。フローリングの上に布団を敷きっぱなしにする”万年床”の場合も、寝汗などの湿気がこもることでカビが生えやすくなります

観葉植物の水やりのあとは、水がじわじわと土を伝わり、時間差で床に水があふれることも。あふれた水はそのままにしておくと、床のカビやシミの原因になってしまいます。湿気を好む種類のために湿度を高めにしていると、カビやすくなることもあるでしょう。

お掃除前にフローリングの種類をチェック!

フローリングには大きく分けて「無垢材フローリング」「複合(合板)フローリング」の2つに分けられ、それぞれ特徴や適切な掃除方法も異なります。

素材の特徴に合わせてお手入れしないと、フローリングの傷になるほか、黒ずみが悪化する可能性があります。掃除をする前に、ご自宅のフローリングの種類をしっかり確認しておきましょう。

無垢材フローリング

無垢材フローリングとは、100%天然木で仕上げた床材のことです。天然ものならではの木の味わいや香り、肌触りが楽しめるほか、天然木の特性により水分を吸収・放出して室内の湿度を調整してくれます。

一方で、水分を吸収しやすいため、水を使った掃除やお手入れは不向きです。過剰に水分を吸収してしまえば、カビやシミになって黒ずんでしまうことも。

床材の反りや隙間につながらないよう、適切な掃除方法を理解しておくことが重要です。傷もできやすくNGな掃除方法も多いため、お手入れ難度は少し高めであると言えるでしょう。

複合(合板)フローリング

複合(合板)フローリングは、複数枚の薄い木材を接着剤で貼り合わせ、加工した化粧板などを表面に貼り付けたものです。表面がツルツルとしたフラットなフローリングは、ほぼ複合(合板)フローリングと言っていいでしょう。

無垢材に比べて安価で耐久性に優れており、多くの住宅で採用されています。温度や湿度の影響も受けにくく、反りなども起こりにくいため、水拭きして掃除をすることも可能です。洗剤を使うこともでき、比較的お手入れしやすい床材です。

ただし、素材自体が水に強いわけではないので、フローリングを傷めない方法を確認してから掃除をするようにしましょう。掃除方法や注意点はこの記事の後半で紹介するので、参考にしながら掃除をしてくださいね。

無垢材フローリングの掃除方法と手順

一般的に、無垢材フローリングはできるだけ濡らさずに掃除をするのが基本です。掃除には、以下のような道具を使うといいでしょう。

  • ドライタイプのフローリングワイパー
  • 掃除機
  • ほうき
  • 乾いた雑巾

一般的に、蒸気で汚れを落とすスチームクリーナーなどの使用は厳禁です。水拭きも極力避け、水分を与えない方法で掃除しましょう。

無垢材フローリングの掃除方法

無垢材フローリングの適切な掃除方法・手順は以下の通りです。

  1. 掃除機やフローリングワイパーでホコリを取る
  2. 木目に沿って乾拭きをする
  3. 隙間の汚れをかき出す
  4. 目立つ汚れは固絞りした雑巾で拭き取る
  5. すぐに乾いた雑巾で水気を拭き上げる

それぞれの手順を詳しく解説します。

1.掃除機やフローリングワイパーでホコリを取る

まずは、掃除機やドライタイプのフローリングワイパーで表面のホコリ、髪の毛などを取り除きましょう。柔らかい無垢材の場合、力を入れて掃除機を押し付けると傷がつく可能性があります床の表面をなでるように、力を入れずに掃除機をかけましょう。

2.木目に沿って乾拭きをする

掃除機などで取り切れなかったホコリは、乾いた布で拭き取りましょう。木目に沿って行うことで、汚れが落ちやすくなりますよ。

3.隙間の汚れをかき出す

つまようじや歯ブラシなどを使い、フローリングの溝に挟まったホコリやゴミをかき出すようにして取り除きましょう。無垢材フローリングは湿度によって膨張や収縮を繰り返すため、溝にゴミがたまりやすいのが特徴です。

梅雨の時期や雨の日などは床材が膨張し、隙間が狭くなります。晴れた日や冬場など乾燥しやすい時期は、床材が収縮して隙間が広がりやすいため、隙間の掃除がしやすいですよ。

4.目立つ汚れは固絞りした雑巾で拭き取る

目立った汚れがあるときは、固く絞った雑巾で拭き取ります。水分量が多いと木材に染み込んでしまうため、しっかり絞ることが重要です。床材に傷がつかないよう、力を入れすぎない点に注意してくださいね。

5.すぐに乾いた雑巾で水気を拭き上げる

床材に水気を残さないよう、すぐ乾いた雑巾で拭き取りましょう。拭き上げがおろそかになると、床材が傷んだりシミになったりするなどして、黒ずみにつながります

無垢材フローリング掃除の注意点

掃き掃除にモップを使う場合、モップの種類によっては無垢材フローリングの使用に向いていないものがあるので注意しましょう。

例えば、モップにホコリが吸着しやすいように、「着塵材」と言われるような油分を含む薬剤を染み込ませている場合があります。このようなモップを床の上に置いたままにすると、着塵材がフローリングに浸透してしまい、逆に床にホコリや塵が着きやすくなってしまうのです。薬剤によってシミになる可能性もあるため、モップに使われている成分を確認するようにしましょう。

また、ロボット掃除機の使用にも注意してください。ロボット掃除機のブラシや底面の部品の固さによっては、床に傷がつく恐れもあります。特にパインやスギといった柔らかい無垢材や、ウォールナットやオークなどの濃い色の無垢材では傷が目立つことも。心配な方は、無垢材フローリングの部屋ではロボット掃除機の使用を避けた方がいいでしょう。

無垢材フローリングの掃除頻度

掃除機やフローリングワイパー(ドライタイプ)などでの日常的な掃除は、できるだけ毎日行うのがおすすめです。砂や塵などが残っていると、イスなどに引きずられたときに小さな傷がつきやすくなります

細かくても傷に汚れがたまると黒ずみとなりやすいため、少なくとも週に2~3回は掃除機をかけるようにしましょう。

また、半年~1年程度に1回を目安に、オイル塗装やワックスがけを行いましょう。ワックスがけのメリットやポイントについては後述しますので参考にしてください。

汚れが染み込んでいる場合はサンドペーパーで削っても

無垢材フローリングに限りますが、汚れが染み込んで黒ずみになっている場合は、サンドペーパーなどで床の表面を削って落とす方法もあります。無垢材のほとんどはオイルを塗装して仕上げてあるため、汚れを削ったあとにオイルを塗り込んであげると自然な仕上がりになります

目の粗いサンドペーパーで大体の黒ずみを削ったら、徐々に目の細かいもので表面を磨きます。掃除機で木くずを取り除き、仕上げ用のオイルを塗り込んで完了です。

ただし、床の表面を削りすぎると、その部分だけ凹んでしまう可能性があります。汚れが深く染み込んでいそうな場合は、行わないようにしてください。

複合(合板)フローリングの掃除方法と手順

複合(合板)フローリングは、しっかり拭き上げれば洗剤を使うことも可能です。掃除には、以下のような道具を使うのがおすすめです。

  • フローリングワイパー(ドライ・ウェットともに可)
  • 掃除機
  • ほうき
  • 雑巾
  • 床用クリーナー(弱アルカリ性・中性)

洗剤を含んだフローリングワイパーも使えます。ただし注意点もあるため、次の掃除方法を参考にしながら行ってください。

複合(合板)フローリングの掃除方法

複合(合板)フローリングの掃除の適切な掃除方法・手順は以下の通りです。ここでは中性洗剤を使用した掃除方法を紹介します。中性洗剤を使うことで油汚れも簡単に落とせますよ。

  1. 掃除機やフローリングワイパーでホコリを取る
  2. 中性洗剤で汚れを落とす
  3. 水拭きで洗剤を拭き取る
  4. 乾いた布で拭き上げる

それぞれの手順を詳しく解説します。

1.掃除機やフローリングワイパーでホコリを取る

まずは掃除機やフローリングワイパーを使い、床表面のホコリ、髪の毛などを取り除きましょう。

2.中性洗剤で汚れを落とす

バケツに水を入れ、食器用の中性洗剤を少量入れて混ぜます。そこに雑巾を浸して固く絞り、気になる部分を拭き取りましょう。

3.水拭きで洗剤を拭き取る

洗剤の成分が残っていると、床の変色・変質の原因になります。中性洗剤を使った後は、洗剤の成分が残らないようにしっかり水拭きを行いましょう。洗剤を含んだフローリングワイパーの場合は、商品によって仕様が異なるため、パッケージなどで使い方をよく確認してください

4.乾いた布で拭き上げる

水拭きをした後は、乾いた布で拭き上げましょう。最終的に、フローリングに水気を残さないことが大切です。窓を開けて換気をしながら、素早く行いましょう。

複合(合板)フローリングの掃除頻度

複合(合板)フローリングの日常的な掃除は、無垢材フローリングと同様に少なくても週に2~3回は行うようにしましょう。

ただし、水拭きは週に1回までにとどめてください。頻繁に水拭きをしてしまうとコーティングが剥がれやすくなり、フローリングが傷んだり変色したりすることがあります。

キレイなフローリングを保つためについ水拭きをしたくなってしまいますが、日ごろのお掃除は掃除機やフローリングワイパーをメインにしましょう

フローリング掃除のNG例!変色やワックスの剥がれに注意しよう

無垢材フローリングの取り扱いについては前述したとおりですが、ここからは、無垢材・複合(合板)フローリングのどちらにも当てはまる、フローリング掃除における3つ掃除のNG例について解説します。

複合(合板)フローリングであっても洗剤の種類によっては床材の変色やワックスの剥がれにつながるため、しっかり確認するようにしましょう。

重曹・酢・クエン酸を使う

重曹・酢・クエン酸の使用については賛否両論ありますが、いずれも濃度や使い方を誤るとフローリングを傷める可能性があります。

重曹

重曹の研磨効果によって、ワックスやコーティング剤が剥がれやすくなります。水に溶けにくい性質を持つため、床に白く拭いた跡が残ることがあります。

また、重曹の細かい粉がフローリングの溝に入り込み、取りにくくなることも。取りきれずに残った重曹がフローリングの表面に細かい傷をつけることも考えられます。アルカリ性のため油や皮脂の酸性の汚れは落とせますが、ワックスをかけ直すことを前提に使用した方がいいでしょう。

酢の使用もフローリング掃除には向きません。酢の酸性によって、ワックスやコーティング剤を剥がしてしまう可能性が高いためです。

無垢材の場合は白くなってしまったり、酢の高い揮発性によって木の割れにつながる可能性もあります。殺菌作用があるためカビの予防には効果的ですが、コーティングが剥がれることで黒ずみやすくなり、フローリング表面のツヤも失われてしまいます

クエン酸

クエン酸もフローリングの色が抜けて白くなる恐れがあるため、使用を避けた方が無難です。

また、フローリングの汚れの大半は酸性です。酸性×酸性は相性が悪く、お目当ての汚れが取り切れないこともあります。床を傷めるリスクに対して汚れを落とす効果が薄いため、床掃除にはあまり適していないと言えるでしょう。

カビ取り剤を使う

カビが原因の黒ずみの場合も、市販のカビ取り剤の使用は避けた方がいいでしょう。カビ取り剤は塩素系漂白剤を使用しているため、フローリングの色まで落としてしまう可能性があります。

カビを除去する場合は、カビが発生している箇所にアルコール除菌水を吹きかけてカビを取り除いたあと、しっかり乾拭きをするなどして対処しましょう。

ただし、アルコールはワックスを溶かしてしまう可能性があるため、あとからワックスをかけ直す必要があるかもしれません。また、カビ取り剤の塩素系洗剤と酢の成分が混ざると有毒ガスが発生することがあります。同時に使用しないように注意してください。

メラミンスポンジで強くこする

メラミンスポンジで強くこすることも、フローリングを傷める原因になります。メラミンスポンジは、洗剤を使わず研磨剤の力を使って汚れを落とす掃除用品です。フローリングのようなデリケートな素材に使用するとワックスが剥がれるだけでなく、その下の木材も傷つけてしまう恐れもあるため、使用するのは避けましょう。

黒ずみのないキレイなフローリングをキープするには?

日ごろの小さな心がけが、フローリングを黒ずみから守ると言っても過言ではありません。ここからは、きれいなフローリングをキープするコツについて解説します。

水拭きをしすぎない

無垢材フローリングの掃除になるべく水を使わないのはもちろん、複合(合板)フローリングであっても、頻繁な水拭きは避けましょう。

キレイにしたいあまり毎日水拭きをしたくなりますが、毎日のように行えばワックスやコーティング剤が剥がれ、逆に黒ずみやすくなってしまいます

複合(合板)フローリングの水拭き掃除は、多くても1週間に1回程度を目安にしましょう。毎日の掃除は、掃除機やフローリングワイパーで、ホコリを取り除く程度にしてくださいね。

液体をこぼした場合はすぐに拭き取る

フローリングに液体をこぼしてしまった場合は、放置せずにすぐに拭き取りましょう。特に無垢材フローリングの場合は、水分が染み込んで黒ずみや割れ、反りの原因になります。

また、コーヒーやジュースなど糖分が含まれる液体はベタついてホコリが付着し、シミや黒ずみができやすくなります

結露を防いでカビを発生させない

黒ずみの原因の1つであるカビを発生させないために、窓の結露を防ぐことも重要です。以下のような工夫をして、できるだけ結露を防ぎましょう。

  • こまめに雑巾で拭き取る
  • 結露防止シートを使用する
  • 窓のサッシに吸水テープを貼り付ける
  • 窓のサッシに新聞紙を挟んでおく

結露を防ぐには、こまめに雑巾で拭き取ることや結露防止シート、吸水テープを活用するのが効果的です。貼るだけで結露した窓の水気を吸収しカビを防いでくれますよ。

ただし、水分を吸収したシートやテープを交換せずそのままにしておくと、そこからカビが発生する恐れがあります。定期的に交換するようにしましょう。

定期的にワックスをかけ直す

定期的なワックスがけは、キレイなフローリングをキープする上で非常に重要です。ワックスは経年劣化してしまうため、定期的にかけ直すようにしましょう。

ワックスをかけるメリット

ワックスをかけるとフローリング自体が傷つきにくくなるだけでなく、ワックスの膜によって床表面が守られるため、摩擦などからも守ってくれます。

すでについてしまった小さな傷も、ワックスによって埋められる点もメリットです。溝が埋まって床の凹凸が滑らかになれば、光沢とツヤが出て美しさが蘇ります。清潔感のあるフローリングになるでしょう。

特に無垢材フローリングの場合、初めの数年間はワックスやオイルが染み込みやすく、汚れ防止の効果も高まります。これから現れる木の変化が、より美しいものになりますよ。

ワックスをかける頻度

メリットが多いといえど、頻繁なワックスがけは必要ありません。フローリングの状態を確認しながら、半年~1年に1回のペースでワックスがけを行いましょう

ワックスがけをする際のポイント

自分でワックスがけを行う場合は、ムラにならないよう効率良く行うことが肝心です。キレイに仕上げるために、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 家具はあらかじめ移動しておく
  • 掃除機がけなど基本的な掃除を済ませておく
  • フローリング専用のワックスを使用する
  • 部屋の奥から手前に向かってワックスをかける
  • 木目に沿ってワックスをかける
  • ワックスが乾きやすい、気温が高い日に行う
  • 必ず換気しながら行う

ワックスをかけた部分を踏まないよう、部屋の奥からかけるようにしましょう。ワックスがけは、失敗すると剥離や塗り直しが必要になることもあるため、慎重に行ってくださいね。

どうしても落ちない黒ずみはリフォームするのが正解

さまざまな方法を取り入れても、どうしてもフローリングの黒ずみが落ちない場合は、思い切ってリフォームするのが正解です。その理由を詳しく解説します。

黒ずみが広がると清潔感が失われることも

黒ずみが広がってしまえば、どうしても清潔感がなく見えてしまいます。黒ずみが目に入るたびに、残念な気持ちになることもあるでしょう。来客があっても、「汚いと思われたらどうしよう」と自宅に招き入れるのを躊躇してしまう方もいるかもしれません。

しかし、むやみに強い洗剤などを使うと、フローリングが傷んでさらに黒ずみができやすくなる可能性もあり、根本的な解決からは遠のいてしまいます。さまざまな方法を試しても黒ずみが改善しなかった場合は、リフォームで床を張り替えることも検討してみましょう。

カビを放置するのは体に悪影響

カビによる黒ずみは見た目が悪くなるだけでなく、病気やアレルギーの引き金になるため、放置するのは危険です。

例え床表面のカビは取り除くことができても、木の内部にまで浸食したカビは自力で取り除くことが困難です。目に見えないところでカビが広がっていれば、建物の重要な構造にまで影響を与え、建物の寿命を短くしてしまうことも。

また、早めに対処していれば簡単なリフォームで済んだのに、放置したことで腐食が進み、リフォーム代が高額になった事例も少なくありません。カビが発生している場合は早めに専門業者などに依頼し、新しいフローリングに張り替えてもらった方がいいでしょう。

まとめ|黒ずみのないフローリングで気持ち良く過ごそう

フローリングの黒ずみの原因は、油や皮脂、ワックスの剥がれ、カビなどです。黒ずみが落とせず徐々に広がっていくことで、どうしても清潔感は失われてしまうでしょう。黒ずみを予防するには、自宅のフローリングの種類に合わせて掃除をすることが重要です。この記事を参考に、適切なお手入れをしてくださいね。

どうしても黒ずみが落とせない場合は、専門業者などに依頼してフローリングを張り替えるのがおすすめです。新しいフローリングに張り替えることで、清潔感のある自宅を取り戻すことができますよ。

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