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白湯の簡単な作り方!作り置きの方法や白湯の効果も徹底検証

デトックス効果や代謝アップなど、多くの効果がある白湯。近年の健康ブームも重なり、白湯を生活に取り入れている人の割合は年々増加傾向にあるようです。

しかし、「白湯とお湯の違いがわからない」「白湯は水道水から作らないとダメなの?」など疑問の声も多く聞ききます。この記事では、白湯の簡単な作り方・正しい作り方・白湯の効果を中心に解説します。「今年こそは白湯生活を始めたい!」と考えている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

白湯とは?

そもそも白湯とはなんでしょうか?

白湯は、お水を10分以上沸騰させ、50度前後まで冷ましたお湯を指します。沸騰させたお湯を一定の温度まで冷まして飲むことから、「湯冷し」とも呼ばれています。

白湯は、体を温めて老廃物を排出する作用があるため、継続することで美容や健康に良い影響をもたらします。ここでは、白湯について多くの方が疑問を持ちやすい、下記の内容について詳しく解説します。

  • 白湯の効果
  • 白湯とお湯の違い
  • 白湯の正しい温度と冷まし方
  • 飲むタイミングは?

さっそくみていきましょう。

白湯の効果

白湯は毎日続けることで、多くの効果が得られます。おもな効果は以下のとおりです。

  • ダイエット効果
  • デトックス・美肌効果
  • 冷え性改善効果

温かい白湯を飲むことで、胃や腸などの内臓の温度が上がります。人間の体は体温が1度上がると、基礎代謝量が10%上がると言われています。基礎代謝量が上がるとより多くのエネルギーを消費するため、脂肪を燃焼しやすい体質になり、ダイエットにおすすめ。さらに、空腹感を抑える働きもあるため、食前や食間に飲むと食べ過ぎ防止になります。ダイエット中の人にとって、嬉しいメリットが多い飲み物ですね。

白湯を飲んで内臓温度が上がると、胃腸の働きが活発になります。胃腸がしっかり働き消化が促進されると、腸内環境が整い便秘が改善されます。便通が良くなると、体内の老廃物が排出されやすくなるので、デトックス効果も。便秘による肌荒れに悩んでいる方も、改善が期待できるでしょう。

冷え性は、血流が悪くなり温かい血液が行き届かなくなることで起こります。白湯を飲んで体温が上がると、血行が促進されますので、冷え性にも効果を生むといえるでしょう。

白湯は、体のちょっとした不調を和らげることができますので、ぜひ日常に取り入れてみてくださいね。

白湯とお湯の違い

「白湯とお湯の違いがよくわからない」という声をよく聞きます。白湯とお湯の大きな違いは、「水を一度沸騰させたかどうか」です。白湯は、水を10分以上沸騰させてから、50度前後まで冷ました状態のものを指します。一方でお湯は、40度以上の温かいお湯全般のことを指します。

水道水から白湯を作る場合は、10分以上沸騰させることが大切です。沸騰させることで、水道水に含まれる不純物やカルキ臭を取り除くことができます。正しい方法で作った白湯は、不純物が取り除かれているため、カルキ臭がなく口当たりも柔らかく飲みやすいのが特徴です。

白湯を作るときは、しっかりとした手順を踏んでくださいね。

白湯の正しい温度と冷まし方

白湯の最適な温度は、50〜60度前後です。飲むと胃のあたりがほんのり温かく感じるくらいの温度感です。ちなみに、ホットコーヒーを美味しく感じる温度は、70度前後と言われています。正しい温度の目安は、ホットコーヒーよりも少しぬるく感じる程度といえるでしょう。

白湯の冷まし方は、沸騰したあと自然に冷めるのを待つのが一般的です。時間がないときは、沸騰させたお湯にウォーターサーバーの水を入れて温度を冷ますと良いでしょう。ウォーターサーバーの水は不純物が取り除かれているので、割材としてそのまま使えます。お湯が冷めるまでの時間を短縮できますよ。さらに時短したい方は、ウォーターサーバーのお湯を水で割って適温にして飲む方法も。忙しいときでも白湯を飲みたい方におすすめです。

飲むタイミングは?

白湯を飲むおすすめのタイミングは、朝と夜の2回です。

朝は、寝起きのタイミングで飲むのがおすすめです。寝起きで白湯を飲むことで、寝ている間に冷えた胃腸を温め、動きを活発にする効果があります。内臓が動きだすことで体もすっきりと目覚められるため、1日の活動をスタートするのによい目覚まし代わりになりますよ。

夜は、就寝前にカップ1杯弱を飲むと良いでしょう。就寝前に白湯を飲むことで、体が適度に温まりリラックスした状態になります。寝つきが悪い方や、質の良い睡眠をとりたい方は、就寝前に白湯を飲んでみてはいかがでしょうか。ただし、就寝前は多くともカップ1杯弱までにしておきましょう。飲みすぎるとトイレが近くなったり、むくみに繋がったりするので気をつけてくださいね。

白湯の簡単な作り方

白湯は毎日続けることが大切です。継続するには、簡単にできるほうがいいですよね。ここでは、一般的な家庭によくある、以下のものを使って作る方法を解説します。また、外出先でも飲みたい方や忙しい方は、白湯を作り置きしておくのもおすすめです。ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • ミネラルウォーターを使用する場合
  • ウォーターサーバーを使用する場合
  • ポットやケトルを使う場合
  • 水道水を使う場合
  • 電子レンジを使う方法
  • 作り置きする方法

ミネラルウォーターを使用する場合

白湯はミネラルウォーターを使うと、簡単に作れます。水道水で作る場合には、不純物を取り除くため10分以上沸騰させてから冷ます必要があります。しかし、ミネラルウォーターは、不純物をあらかじめ取り除いてあるため、電子レンジで温めるだけで白湯が完成します。飲みごろの温度に調節できるので、冷めるのを待つ必要がなくなります。

飲むたびに水道水を沸騰させたり、冷めるまで待つのを面倒に感じる方は、ミネラルウォーターを使ってみるのがおすすめですよ。

ウォーターサーバーを使用する場合

自宅にウォーターサーバーがある場合は、ウォーターサーバーのお湯と水を混ぜるだけで白湯が作れます。水道水を使って白湯を作る場合、水をやかんやお鍋に入れて一定時間沸騰させ、冷めるまで待つ必要があります。飲むまでに30分前後かかってしまうこともあり、毎日継続するのを面倒に感じる方も出てくるでしょう。

その点、ウォーターサーバーであれば、お湯と水を混ぜるだけなのでとても簡単です。仕事や家事に追われている方や、朝が忙しい方におすすめの方法です。

ポットやケトルを使う場合

ポットや電気ケトルを使って白湯を作ることもできます。

しかし、ポットや電気ケトルは沸騰状態の維持ができず、水道水を使った白湯作りには不向きです。ポットや電気ケトルを使うときは、ミネラルウォーターや浄水器の水で作りましょう。ミネラルウォーターや浄水器の水は不純物が取り除かれた状態なので、沸騰させる必要がありません。温度調節が可能な機種であれば、あらかじめ50度前後に設定してから温めましょう。すぐに飲める状態に仕上がるので、忙しいときにもおすすめです。

水道水を使う場合

昔ながらのシンプルな方法で作るなら、水道水を使いましょう。まず、適量のお水をやかんや鍋に入れ、10分以上沸騰させます。沸騰後は、50度前後の温度に下がるのを待てば完成です。水道水を使う方法では特別な器具が必要ないので、お得に続けたい方にもぴったりでしょう。

電子レンジを使う方法

浄水器やミネラルウォーターを使えば、電子レンジでチンするだけで白湯を作ることができます。作り方は、カップなどにミネラルウォーターや浄水器の水を入れ、電子レンジで温めるだけです。温め時間の目安は、500Wで2分、600Wであれば1分30秒前後で良いでしょう。

作り置きする方法

白湯は作り置き可能です。外出中に白湯を飲みたい方や、毎回用意するのが面倒だと感じる方は、作り置きしておくのがおすすめ。方法は、作った白湯を魔法瓶や保温タイプのタンブラーなどに入れておくだけです。タンブラーなどの保温効果にもよりますが、半日ほどは温かさをキープできるでしょう。保存可能期間は、24時間を目安にしましょう。長時間保存してしまうと、温度が下がり白湯の効果が半減する上、雑菌も繁殖しやすくなります。使用後は、必ず保存容器を洗い、清潔に保つように心がけるのもポイントですよ。

白湯のメリットとデメリット

白湯は、飲み続けることで多くの効果が得られます。1番のメリットは、内臓や体を温めることができる点でしょう。体や内臓が温まることで、代謝が上がったり、デトックス効果を得られたりする嬉しいメリットがたくさんあります。ここでは、白湯を飲み続けることで得られる下記のメリットとデメリットについて、詳しく解説します。

  • 【メリット】基礎代謝が上がる
  • 【メリット】お腹の調子が良くなる
  • 【メリット】デトックス効果がある
  • 【デメリット】飲みすぎるとむくみに繋がることも

さっそくみていきましょう。

【メリット】基礎代謝が上がる

白湯を飲むことで胃腸が温まり、体の体温が上がります。人間は体温が1度上がると、基礎代謝量が10%上がると言われています。基礎代謝量が上がりはじめると、エネルギーの消費量が増え、脂肪を燃焼しやすい体質になるというメリットも。基礎代謝が上がるほど、効率よく脂肪が燃焼されますので太りにくい体を手に入れることにも繋がりますよ。

【メリット】お腹の調子が良くなる

体が冷えていると、胃腸などの内臓も冷えてしまい、内臓機能が働きにくくなります。白湯を飲んで冷えた胃腸を温めることで、胃腸の動きが活発になり、消化や吸収がスムーズになります。腸内環境も改善されやすくなるので、結果的に便秘しにくい体質になります。体が冷えやすい上に胃腸の調子がよくない方は、白湯を飲む習慣をつけると改善される可能性があるでしょう。

【メリット】デトックス効果がある

白湯にはデトックス効果があります。白湯を飲むことで、内臓が温められ胃腸の動きが活発になります。胃腸の動きが良くなると、消化吸収が促され便秘が解消されやすくなります。さらに、体の血行も促進されることで、体内の老廃物が排出されやすくなる効果も。老廃物が溜まりにくくなると、肌荒れや吹き出物ができにくくなり、肌質改善にも繋がりますよ。ダイエットや美肌に繋がる白湯は、女性にとって嬉しいメリットがたくさんありますね。

【デメリット】飲みすぎるとむくみにつながることも

白湯を飲むことの大きなデメリットは、特にありません。強いて言えば、飲みすぎてしまうとむくみに繋がることでしょう。白湯は、不純物を取り除いた状態のお湯です。体に優しく嬉しい効果が多いですが、水分なので飲みすぎれば当然体がむくみやすくなります。白湯の効果は、適量を毎日継続して飲み続けることで徐々に表れ始めます。1度に大量に飲んでもすぐに効果が出るわけではありません。過度な飲みすぎに注意してくださいね。

白湯が苦手な場合のおすすめアレンジ方法

白湯が体に良いことはわかっているものの、どうしてもお湯の味が苦手な方もいるでしょう。ここでは、白湯が苦手な方でも飲みやすくなるアレンジ方法を紹介します。

白湯が苦手な方だけではなく、毎日続けていて少し飽きてきた方にもおすすめです。白湯は、継続することで効果を感じやすくなるので、アレンジした白湯も取り入れながら上手に続けてみてくださいね。

はちみつを少し加える

「お湯の味が苦手」という方におすすめなのが、白湯に少しはちみつを加える方法です。沸騰直後やお水で割る前の、熱い状態の白湯にお好みの量を加えて溶かすのがポイントです。はちみつの優しい甘さが、空腹感も満たしてくれるので、ダイエット中の方にもおすすめのアレンジ方法ですよ。

レモンを加える

甘い味の飲み物が苦手な方は、レモンを加えるのがおすすめです。作り方は、白湯を入れたカップに、お好みのサイズに切ったレモンを加えるだけ。さっぱりと飲みやすい味になるので、寝起きや食後の口直しにもぴったりですよ。

まとめ|白湯はミネラルウォーターで簡単に作れる!

白湯を簡単に作りたい方は、ミネラルウォーターを使うのがおすすめです。

ミネラルウォーターで白湯を作る方法は、とても簡単です。カップに適量のミネラルウォーターを入れて電子レンジでチンするだけ。一定時間以上沸騰させたり、冷めるのを待ったりする必要がありません。ミネラルウォーターを使っている、ウォーターサーバーもおすすめ。ウォーターサーバーのお湯と水を適温になるように割るだけで完成です。

白湯は毎日継続することで、健康や美容などへの効果が出てきます。ライフスタイルにあった方法を見つけて、継続してみてくださいね。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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