足が冷えて眠れない人必見!原因や対策方法、おすすめグッズで心地よい睡眠を

寒い時期になってくると、「足が冷えてなかなか眠りにつけない」という声をよく聞きます。

足が冷えて眠れない原因はたくさんあります。冷え性以外にも、身につけている下着や洋服が原因だったり、運動不足による筋肉量の低下だったり、人によってさまざまな原因が考えられます。

この記事では、足が冷えてしまう原因や対策方法について解説します。また、足の冷えにおすすめのグッズも紹介していますので、お悩みの方はぜひ参考にしてみてくださいね。

足が冷えて眠れない原因

足が冷えて眠れない原因は、おもに3つあります。冷え性は、日本人の約6割が感じているといわれるポピュラーな症状です。冷え性以外にも、身につけている下着や洋服が足の冷えに繋がっていることもあります。また、まれなケースですが、病気が隠れていることもありますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

  • 冷え性
  • 身につける下着や洋服
  • 病気が原因のことも

冷え性

私たちの体は、体温が下がり始めることで眠くなるようにできています。しかし、身体が冷えていることで、布団に入ったときすでに体温が低い場合は、体温が下がりずらくなるため、眠くなりにくくなってしまうのです。

足の冷えは、冬に起こる症状だと思っている人も多いでしょう。しかし、実際には季節問わず出る症状です。

冷え性の原因は、血行不良・筋肉量の低下・基礎代謝の低下・ストレスなどがあげられます。

足の冷えに悩む方は、適度な運動を取り入れてふくらはぎの筋肉を鍛えたり、ストレッチを習慣化して血行不良の改善を心がけたり、日常的に体を動かす習慣をつけるといいですよ。

身につける下着や洋服

日常的に身につけている下着や洋服が、足の冷えに繋がっていることもあります。

足元の露出が多いスカートやショートパンツを日常的に着用したり、薄手のトップスなどを着用する機会が多かったりすると、慢性的な冷えに繋がります。

また、締め付けの強い下着や肌着をよく着る方は、血流が滞りやすいため、血行不良を起こしやすくなります。

「おしゃれは我慢」と、無理を続けることで慢性的な冷え性を招くこともあります。冷えを避けるアイテムも上手に取り入れながら、ファッションを楽しみましょう。

病気が原因のことも

一般的に足の冷えは、冷え性が原因である場合が多いです。そのほかに、運動不足や自律神経の乱れなどもよくある原因として考えられます。

足が冷える原因の多くは、運動不足・慢性的な冷え症・自律神経の乱れなどによって起こることが多くなります。

しかし、足だけの冷えが2週間以上続いたり、冷え以外にも歩くとおしりや足が痛くなったりする場合には、少し注意が必要です。

足だけの冷えが長く続く場合には、足の動脈が詰まってしまう病気である「バージャー病」や、おなかから足に向かって伸びている動脈に異常が起こる「末梢動脈疾患」などの可能性もあります。症状が気になる場合は、循環器内科などを受診してみましょう。

足が冷えて眠れないときの対策5つ

ここからは、足が冷えて眠れないときにおすすめの対策を5つ紹介します。これらの対策は、日常的に継続することで、冷えの改善が期待できるものです。ライフスタイル上手に取り入れながら、継続してみてくださいね。

  • ストレッチで血行不良を解消する
  • 下半身を常にあたためる
  • 体を温める食べ物を取り入れる
  • 38〜40度くらいの湯船に浸かる
  • 足が熱くて眠れないときは軽い運動をする

ストレッチで血行不良を解消する

スマホやパソコンを見る時間が長い人は、前傾姿勢が多くなり、体がこりやすくなります。とくに、長時間のデスクワークが多い人は、足を動かす機会も少ないため、下半身の血行不良も起こりやすくなります。

慢性的なこりや血行不良を改善するには、寝る前のストレッチがおすすめです。寝る前にストレッチを行うことで、血液の巡りが良くなり、体の緊張がほぐれて体温が適度に上がりやすくなります。寝る前に少し体温を上げることが体の放熱を助け、快適な入眠を促します。

下半身を常にあたためる

足の冷え改善には、下半身を常に温めておくことが大切です。

オフィや自宅では、足元にデスクヒーターやパネルヒーターを置いたり、ブランケットなどを常備したりして、寒いときにさっと足元を温められように準備しておくと安心ですよ。

冷えがひどい人は、下半身の中でも、特にふくらはぎを重点的に温めましょう。ふくらはぎは、心臓に血液を戻すポンプの役割があります。ふくらはぎをしっかり温めることで、温かい血液を心臓に戻すことができます。結果的に、足先だけでなく体全体を温めることに繋がります。

体を温める食べ物を取り入れる

表面から温めるだけでなく、体を内側から温めることも大切です。

体を温める食べ物を日常的に意識してとることで、血行不良を改善したり代謝が上がったりなど、冷えの改善につながります。体を温める食べ物と体を冷やしやすい食べ物を、以下の表にまとめました。

体を温める食べもの 体を冷やしやすい食べもの
  • 未精製の炭水化物(玄米、全粒粉パンなど)
  • 冬が旬または寒冷地の野菜(にんじん、レンコン、ごぼう、生姜など)
  • 肉(牛肉、豚肉、鶏肉)
  • 赤身魚や青魚
  • 発酵食品(納豆、キムチなど)
  • 炭水化物(白米、うどんなど)
  • 夏が旬または温暖な地域の野菜(レタス、なす、きゅうりなど)
  • 夏が旬または温暖な地域の果物(すいか、パイナップルなど)
  • 乳製品(牛乳、バター、ヨーグルトなど)

体を温める食べ物には、冬が旬の食べものや、水分が少ない野菜、発酵食品などが多くなります。反対に、体を冷やしやすい食べものには、夏が旬のものや、水分が多く含まれている野菜などが該当します。

また、体を温めやすい飲み物もあります。紅茶やしょうが湯、カモミールティーは体を温めやすいため、冷えが気になる方は取り入れてみるのがおすすめですよ。お酒を飲む方は、ビタミンEが豊富なナッツ類などをおつまみに選ぶと、血行促進に繋がり体が冷えるのを防ぐことができます。

38〜40度くらいの湯船に浸かる

身体を芯から温めることで、冷え改善効果が期待できます。

身体を芯から温めるには、38〜40度くらいの少しぬるめのお湯に20分程度つかるのがおすすめです。私たちの身体は、体温を一定に保つ働きがあります。体温より少しだけ高いお湯にしっかり浸かることで、身体が芯から温まります。

41度以上の熱めのお湯に入ると、体が体温を下げようと働くことがあります。そのため、熱いお湯に入ったときは湯冷めしやすくなり、逆に身体が冷えやすくなるので注意しましょう。

また、熱すぎるお湯の場合は、長い時間ゆっくりと浸かるのが難しいデメリットもあります。身体が芯から温まる前に湯船から出てしまう状況になりかねません。身体をじっくり温めたいときには、少しぬるめのお湯が効果的ですよ。

足が熱くて眠れないときは軽い運動をする

足の火照りで眠れないときは、冷えが原因になっていることがあります。

身体の内部が冷えていると、人間の体は体温を上げようと働きます。そのため、特に冷えている足元などが体温を上げ、火照りを感じてしまうため、眠れなくなってしまうのです。

冷えによる火照りを和らげるためには、就寝したい時間の数時間前にストレッチなどの軽い運動をするのが効果的です。

ポイントは、ゆっくりと動く軽い運動であることです。就寝数時間前に激しいエクササイズをしてしまうと、アドレナリンが出てしまい、逆に眠れなくなってしまうことがあるので、注意しましょう。

足の冷えで眠れない人におすすめ寝具関連グッズ

足の冷えで眠れないのは、つらいですよね。ここからは、足の冷えで眠れない人におすすめしたい、寝具まわりのアイテムを紹介します。

特に冬場は、足先だけでなく身体全体を温めることも大切です。寝具自体を冬仕様にすることで、足元や体が温まり、快適な睡眠時間を確保できますよ。

「ニトリ Nウォーム2枚重ね毛布」

冬の定番アイテムでもある、ニトリのNウォームシリーズ。その中でも特におすすめしたいのが、2枚重ね毛布です。

2枚合わせになった毛布が温かいだけでなく、吸湿発熱生地によって体から発散される水分が熱に変わる仕様になっています。肌に触れている部分がじんわり温かいので、就寝数時間前から、足先だけ毛布に入ってゆったり過ごすことで自然と眠くなるでしょう。

さらに、2枚重ね毛布はエリ元の中綿が2倍になっているのも特徴。内部の熱を逃がしにくく、首元を常に温めてくれるのもポイントです。

Nウォーム2枚合わせ毛布

「吸湿発熱敷きパッド」

吸湿発熱繊維を使用した敷きパッドがおすすめです。吸湿発熱繊維は、体から発散する水分を吸収し、熱に変換する素材のため、温かさが長く続くのもポイントです。掛け布団や毛布などをたくさんかけるよりも、背中をしっかり温めることで、効率的に全身を温めることができますよ。

マイクロファイバー吸湿発熱敷きパッド

「ganen 布団乾燥機」

布団乾燥機は、布団の隅々まで温風が行き渡るので、天日干ししたあとのような温かい布団で眠ることができます。布団乾燥機は、布団に入ったときが一番温かく、徐々に温かさが落ち着いてくるという特徴があります。体温が下がるタイミングで自然と眠くなる人のメカニズムにあっているため、眠りにつきやすい環境を作ることができます。

ganenの布団乾燥機は、持ち運びに便利な取っ手つきのコンパクトなシリーズ。コンパクトながらも機能が充実しており、乾燥モードや暖房モードが切り替えられるほか、2段階の出力調整やタイマー機能が付いています。家族が多い方でも、それぞれの好みの温かさに合わせて調整できるのが便利ですね。

センサー部分が65度以上になると、自動的に運転を停止する安全装置が付いています。小さいお子さんがいるご家庭でも安心して使えますよ。

足の冷えで眠れない人におすすめのグッズ

ここからは、足の冷えが気になる方に向けて、足元を中心に温めるおすすめグッズを紹介します。用途やライフスタイルに合わせて、好みのアイテムを選んで見てくださいね。

「Mofua ホットマット」

冷えた箇所を効率的に温められるホットマット。椅子に置いて腰回りを温めたり、床に敷いて足先を温めたり、好みにあわせた使い方ができる点が魅力です。冬場は床が冷えていることが多いため、冷えやすい足元を効率よく温められるコンパクトなマットは重宝するでしょう。

ふんわりなめらかな肌触りで、適度なクッション性もありますので、座り心地も快適です。2枚買って、オフィス用と家庭用で使い分けるのもおすすめですよ。

「ふわぽかルームシューズ」

約45度のヒートパットがスリッパの中に内蔵された、ルームシューズです。熱すぎない快適な温度のパッドが、冷えた足元をじんわりと心地良く温めてくれます。

使い方は、ヒートパッドを電子レンジで温めるだけ。1度温めると30分ほどほかほかと温かい状態が続きます。かかとまですっぽり包んでくれるつくりなので、足先だけでなく、足全体を温めてくれますよ。

裏面には、すべり止めが付いているので、フローリングのお家でも安心して履けますね。

レンジでチンして足もとあったか「ふわぽかルームシューズ」

「雑貨の国のアリス 充電式湯たんぽ」

足元が冷えて眠れない人は、湯たんぽがおすすめです。人は体温が下がるタイミングで、眠くなります。湯たんぽは使いはじめが一番温かく、そのあとゆっくりと温度が下がっていく仕様になっています。

こちらの湯たんぽは、水がもともと内蔵されているので、お湯の入れ替えが不要です。充電式で簡単に温めることができるのもポイント。持ち運びに便利なコードレスタイプなので、旅行に携帯したり、オフィスに持って行ったり、自由に使い回しができるのも特徴です。

カバーは柔らかく、ふわふわの素材なので、肌触りもよく心地よく温まることができますよ。一度の充電で最長12時間ほど使えるので温め直し不要で、便利です。

夏なのに足が冷えて眠れない人におすすめのグッズ

冷えは、冬に起こると思っている方も多いでしょう。

しかし、足の冷えは、冷房が効いている室内で長時間過ごすことが多い夏場にもよく見られます。下半身が冷えて血行不良を起こすことで、夏場でも足先が常に寒い状態になってしまうのです。

ここでは、夏場に足が冷えて眠れない方におすすめのグッズを紹介します。

「Carique シルクレックウォーマー」

夏場の足の冷えをさりげなくサポートしてくれるのが、シルクのレッグウォーマーです。ふくらはぎを温めることで、足先全体や上半身の冷え改善が期待できます。

シルク素材は、吸湿性や放湿性に優れているため、適度な保温効果があります。さらに、肌に優しい素材のため、汗などで肌が敏感になっている人でも安心して使用できる点もポイントです。

夏の足元は、汗をかくことで余計に冷えが悪化することがあります。適度な厚みのアイテムを着用することが、夏の冷え改善に繋がります。

シルクレッグウォーマー

「ゆびダンロ」

パンプスを履いたときにも便利な、冷え対策グッズが「ゆびダンロ」です。ゆびダンロは、つま先を温かく保ってくれる5本指のソックスです。ストッキングや靴下の下に履いておくこともできるので、仕事でパンプスなどを履く人にも便利。

ゆびダンロは、遠赤外線を放射するセラミックが含まれた素材と、天然シルクを組み合わせた素材のため、温かい上にお肌に優しいのが特徴です。

伸びがよく、締め付け感がないので、足が疲れにくいのも嬉しいですね。

まとめ|足の冷えは日々ストレッチや入浴を心がけ、あったかグッズを上手に取り入れて対策しよう

慢性的な足の冷えは、血行不良や筋肉量の低下で起こりやすくなります。ストレッチをする習慣をつけたり、シャワーだけでなく湯船に浸かる日を増やしたりするなど、日々のちょっとした心がけで冷えが改善しやすくなります。

ライフスタイルに合ったあったかグッズも上手に取り入れながら、毎日快適に眠れるよう冷え対策をしていきましょう。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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