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春菊は上手に保存しよう!冷凍や冷蔵での保存方法や春菊のおすすめレシピもご紹介!

香りが高く、栄養価も高い春菊。お鍋やおひたし、天ぷらなどにするとさらに美味しくいただけますよね。一方で、春菊は乾燥や熱に弱く、傷みやすい野菜です。常温保存の場合には、2〜3日中に食べないと傷んでしまうので、長期的に保存するなら冷凍がおすすめです。

この記事では、春菊を正しく保存する方法や、冷凍春菊を使ったおすすめレシピなども紹介していきます。

春菊を冷凍保存する場合

春菊の冷凍保存が可能な期間は1ヶ月前後です。冷蔵保存よりも長く保てるため、一度に使いきれないときには、冷凍保存がおすすめです。冷凍保存する場合には、生のまま保存する方法と下茹でしてから保存する方法があります。

ここからは、冷凍保存の具体的な方法について詳しくみていきましょう。

生のまま保存する方法

生のまま冷凍保存する場合には、以下の手順で冷凍しましょう。

  1. 春菊を水洗いする
  2. ペーパータオルで水気を拭き取る
  3. 食べやすい大きさにカットする
  4. 冷凍用の保存袋に入れ、冷凍保存する

生のまま冷凍する際には、食べやすい大きさにカットしてから保存袋に入れるのがおすすめです。カットしておくことで、食べたい分だけ取り出して使うことができますし、使う分だけ解凍できるので便利ですよ。

解凍方法は、凍ったままの春菊をお鍋や汁物に直接加えて調理するだけです。ただし、冷凍保存した春菊は、生の状態よりも火が通りやすい状態になっています。加熱しすぎないよう、調理の最後に加えるのが良いでしょう。

茹でてから保存する方法

春菊を冷凍保存する際に、下茹でしてから冷凍すると、香りや食感を保つことができます。時間がある方は、さっと下茹でしてから冷凍するのがおすすめですよ。下茹でしてから保存する方法は以下の通りです。

  1. 沸騰したお湯に塩を入れ、春菊を30秒ほどさっと茹でる
  2. 茹でたらすぐに冷水で冷やし、水気をしぼる
  3. 食べやすい大きに切る
  4. 冷凍用の保存袋に入れて冷凍保存する

下茹でのポイントは、固めに茹でることです。解凍後の調理でも熱を加えるため、茹で加減を考慮しておきましょう。鍋物や汁物に使用する際には、凍った状態のまま加えれば大丈夫です。おひたしなどに使用する際には、自然解凍するか、気になる場合は電子レンジで少し加熱しても良いでしょう。

冷凍保存可能な期間は1ヶ月前後

春菊を冷凍した場合の保存可能期間は、1ヶ月前後です。生のまま冷凍しても、下茹でしてから冷凍しても保存可能な期間は変わりません。しかし、生のまま冷凍保存した春菊は、黒っぽく変色しやすく、食感もかなり柔らかくなります。調理した際の彩りや、食感の変化が気になる方は、下茹でしてから冷凍するのがおすすめですよ。

冷凍した春菊の解凍方法は?

冷凍保存した春菊の解凍方法は、調理の仕方によって異なります。鍋物や汁物などに使用する場合には、事前に解凍する必要はありません。そのまま調理中の鍋に加えるだけで、完成します。ただし、冷凍した春菊は熱を通しやすくなっているため、加えるタイミングは、できるだけ調理の最後にするとよいでしょう。

生のまま冷凍した春菊を使用しておひたしやナムルにする場合は、軽く茹でてから調理します。下ゆでしてから冷凍した春菊は、自然解凍するだけでも使用できます。

春菊を冷蔵保存する場合

春菊を冷蔵庫で保存する場合には、春菊を立てて置いたり、新聞紙に包んだりして工夫しながら保存することが大切です。正しく保存すれば、冷蔵庫内でも3日前後は日持ちします。

ここでは、春菊の正しい冷蔵保存の方法について解説していきます。

冷蔵保存方法

春菊を冷蔵保存する方法は以下の通りです。

  1. 春菊を多めの水に浸して洗う
  2. 春菊についた水分をしっかりふき取る
  3. キッチンペーパーを濡らし、春菊の根本にしっかり巻きつけ、ポリ袋に入れて口を結ぶ
  4. 冷蔵庫の野菜室に立てて入れておく

冷蔵保存する際のポイントは、ポリ袋に入った春菊を立てて保存しておくことです。寝かせて保存すると、茎が曲がり栄養分が減ってしまう原因になります。栄養分が減ると、おいしさも損なわれてしまうため、必ず立てて保存しましょう。

冷蔵保存可能な期間は3日前後

正しい冷蔵保存の方法であれば、3日前後は日持ちします。春菊は乾燥することで傷みやすくなるため、切り口を濡らしたキッチンペーパーで覆っておくことが大切です。さらに春菊全体をポリ袋に入れておくことで、水分が蒸発するのを防げるため、みずみずしい状態を保つことができます。

春菊は、茎が曲がると傷みが早くなるため、野菜室内では立てて置いておくようにしましょう。

冷蔵保存は新聞紙に包むのもおすすめ

春菊を冷蔵保存する際には、湿らせた新聞紙に包むのもおすすめです。新聞紙は厚みがあるため、濡らした部分が乾きにくいメリットがあります。また、新聞紙の大きさであれば、たくさんの春菊をまとめて包んでおきたい場合なども、便利ですよ。

冷凍春菊を活用したおすすめレシピ

ここからは、冷凍保存した春菊を使ったおすすめのレシピを紹介します。近年では、春菊は一年中スーパーなどで購入することができます。冬の定番メニューでもある鍋物以外にも、おひたしや天ぷらなど、冷凍春菊が活用できるメニューはたくさんあります。ぜひ参考にしてみてくださいね。

春菊のおひたし

副菜の定番でもある、春菊を使ったおひたしのレシピです。下ゆでしてから冷凍した春菊の場合には、自然解凍でも調理可能です。

<材料>2〜3人前

  • 冷凍春菊 1袋
  • A:だし汁 100ml
  • A:醤油 大さじ1
  • A:砂糖 小さじ1

<作り方>

  1. Aの調味料を混ぜ合わせておく
  2. 冷凍春菊を自然解凍または、沸騰したお湯にさっとくぐらせる
  3. 冷水にひたし、よく絞る
  4. Aの調味料とよく和えたら完成

冷凍した春菊は熱を通しやすくなっています。お湯にくぐらせたり、炒める際には、さっと短時間に済ませるのがポイントです。長時間加熱すると、やわらかくなりすぎてしまい、食感が損なわれるので注意しましょう。

春菊の天ぷら

春菊は香りが良いため、天ぷらにもぴったりの食材です。以下は冷凍春菊を使用した天ぷらのレシピです。

<材料>2〜3人前

  • 冷凍春菊 1袋
  • 薄力粉 大さじ3
  • サラダ油 適量
  • A:薄力粉 150g
  • A:卵 1個
  • A:水 250cc
  • A:氷 30g

<作り方>

  1. Aを混ぜ合わせ、天ぷら用の衣を作る
  2. 冷凍春菊をAと混ぜ合わせる
  3. 鍋に適量の油を入れ、温まったら衣をつけた春菊を揚げていく

冷凍春菊を使う場合、解凍は必要ありません。凍った春菊をそのまま天ぷら用の衣につけるだけで簡単にできます。えびやホタテ、玉ねぎなどを混ぜれば、かき揚げにアレンジすることもできますよ。

春菊と人参のゴマ味噌炒め

冷凍春菊と人参を使ったゴマ味噌味の炒め物です。春菊の香りが味にアクセントを加えてくれるので、ごはんが進むレシピです。

<材料>2〜3人前

  • 冷凍春菊 1袋
  • 人参 1本
  • A:みそ 大さじ1.5
  • A:酒 大さじ2
  • A:砂糖 小さじ1.5
  • A:すりごま 大さじ2
  • ごま油 適量

<作り方>

  1. Aを混ぜ合わせておく
  2. 人参を太めの千切りにし、ごま油で炒める
  3. Aと春菊を入れ、汁気がなくなるまで炒め、最後にすりごまを加えて完成

下ゆでした冷凍春菊を使う場合には、3の工程でAの調味料を入れたあとに、冷凍春菊を加えましょう。春菊を最後に加えることで、シャキッとした食感が残る仕上がりになります。 

小松菜や水菜なども冷凍保存がおすすめ

小松菜や水菜などの葉物野菜も、冷凍保存しておくのがおすすめです。冷凍保存すると、1ヶ月前後保存が可能になりますので、まとめ買いしたときなどにも便利ですね。小松菜は軽く下ゆでしてから保存し、水菜は適度な大きさに切ってから、そのまま冷凍するのがおすすめです。

それぞれの冷凍保存方法を詳しくみていきましょう。

小松菜の冷凍保存は軽く塩茹でしてから

小松菜は、軽く塩茹でしてから冷凍するのがおすすめです。茹でる際には、たっぷりのお湯を用意し、小さじ1程度の塩を入れましょう。塩を少し入れることで、色素の退色を防ぐ効果があります。

また、小松菜には水溶性のビタミンが多く含まれています。切ってから茹でてしまうと栄養素が溶け出してしまうため、切らずに茹でるのがおすすめです。

茹でる時間は、茎の部分から10秒ほどお湯に入れ、そのあと葉の部分も15秒ほど茹でれば十分です。茹ですぎるとやわらかくなりすぎてしまい、食感が悪くなるため、注意しましょう。

冷凍するときは、なるべく小分けにしてから冷凍用の保存袋に入れましょう。解凍時間を短縮できますよ。

水菜は適度な大きさに切ってから冷凍

サラダに入れたり、和え物に使ったり、生で食べることも多い水菜。みずみずしさとシャキッとした食感がポイントの野菜です。水菜は購入してから、そのまま冷蔵庫で保存すると、2〜3日でしなびてきてしまいます。

冷凍保存すると1ヶ月前後日持ちしますので、すぐに使いきれない場合には、冷凍するのがおすすめです。

冷凍する際には、使いやすい長さに切ってから、生のまま冷凍用の保存袋に入れて保存します。小分けの状態で冷凍しておくと、使う分だけ取り出せるので便利ですよ。使うときには、そのまま自然解凍するだけで調理可能です。

春菊は常温保存に向かない

春菊は乾燥や熱に弱いため、常温保存しようとするとすぐに傷んでしまいます。購入してからすぐに調理する場合は、少しの時間常温に置いておいても問題ありません。しかし、あとで使うなら必ず冷蔵庫や冷凍庫内で保存しておきましょう。

2〜3日以内に使いきれない場合には、冷凍しておくことで、1ヶ月前後保存が可能になります。

また、買い物の途中などで気が付かずに茎や葉が折れてしまった場合も、痛むスピードが早くなってしまうので、注意しましょう。

まとめ|春菊は冷凍保存するのが正解!正しく保存して美味しく食べよう

春菊は購入後2〜3日以内に食べきるなら、冷蔵庫内の野菜室で保存しても問題ありません。食べきれないときや多めに購入してしまった場合、冷凍保存がおすすめです。

冷凍保存であれば1ヶ月前後は保存がききます。さらに、軽く下ゆでしてから冷凍しておくことで、風味や食感を大きく損なうことなく保存が可能です。

栄養価も高く香りの良い春菊は、正しく上手に保存して、美味しく食べましょう。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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