運動会シーズンになると、「運動会に着ていくパパのコーディネートってどうすればいいの?」という声が多く聞こえてきます。
かわいい我が子の成長が見られる運動会は、パパも張り切っておしゃれしたくなるところですが、あくまでも学校行事ということを忘れないようにしましょう。運動会は、子どもの担任やクラスメイトの保護者も参加しています。そのため、当日のパパコーデは、シンプルで清潔感があり程よくおしゃれなコーディネートにまとめるのがおすすめです。
この記事では、運動会のパパコーデのポイントや、開催時期別のおすすめアイテム、年齢別のコーディネートのポイントについて解説していきます。運動会コーデに迷っているパパやママはぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
【ここだけは押さえたい】運動会パパコーデのポイント5つ
運動会でのパパの役割は、場所取りや子どもの撮影、競技参加だけではありません。担任の先生や子どものクラスメイトの保護者の方と挨拶する場面も出てくるでしょう。ここでは、運動会のあらゆるシーンで対応しやすく、好感を持たれやすいコーディネートの5つのポイントを解説していきます。
動きやすい素材を選ぶ
特に小学生以下の運動会では、パパが参加する競技もいくつかあることでしょう。競技参加以外にも、場所取りや子どもの撮影、テントの組み立てなど、当日は動き回ることが多くなります。そのため、動きやすい素材の洋服を選ぶのはマストでしょう。運動会で快適に動ける素材選びのポイントは、ストレッチのよくきいた素材、カットソー素材などがあげられます。そのほかにも、汗をしっかり吸収してくれるコットン素材や接触冷感素材なども、汗を気にせず動ける素材といえるでしょう。
シンプルなカラーや柄を選ぶ
運動会には、子どもの担任やクラスメイトの保護者たちもいます。普段あまり面識がないパパは、挨拶をする機会も増えるでしょう。そのため、好感を持たれやすいコーディネート選びが重要です。好感を持たれやすいコーディネートのポイントとしては、シンプルなカラーや柄のアイテムを選ぶことです。奇抜すぎないシンプルなカラーやデザインのアイテムなら悪目立ちせず、清潔感を出しやすいです。好感を持たれやすいコーディネートに近づけましょう。
具体的には、黒、白、ネイビーなどのベーシックカラーで統一された無地のアイテムがおすすめです。ボーダーやストライプ程度の派手すぎない柄をワンアイテム取り入れるのも良いでしょう。程よいカジュアル感を出せますよ。
程よくおしゃれに
運動会はたくさんの人が集まります。シンプルなコーディネートを意識しすぎて、地味になってしまうのは少しもったいないですよね。特に初めての運動会の場合、パパも張り切っておしゃれをしたくなるかもしれません。しかし、やりすぎには注意しましょう。
当日は、子どもの担任やクラスメイトの保護者の方とお話ししたり、ご挨拶したりすることもあります。悪目立ちせず、好感を持たれやすいコーディネートを心がけることが大切です。そのため、個性が強すぎるファッションや奇抜なアイテムを取り入れるのは避けたほうがよいでしょう。
サングラスは派手すぎないものを
運動会は、紫外線が多い時期に開催されることが多く、サングラスをかけていく方もいるでしょう。しかし、運動会はあくまでも学校行事のため、色付きのサングラスや、派手すぎるフレームは避けた方がいいでしょう。かけるなら、プレーンでシンプルなサングラスがおすすめですよ。
ママのコーデとのバランスも考える
運動会のパパコーデを考える上で忘れがちなのが、ママのコーディネートとのバランスです。運動会ではパパとママが一緒に行動することも多いので、並んだ際のバランスは意外にも大切です。もちろん夫婦間でも洋服の趣味が全く違う場合は無理に合わせる必要はありません。でも、なんとなく色のトーンが揃っている、コーディネートの雰囲気が合っているご夫婦は、並んだ時に統一感があり、自然と好感度も上がるものです。そのため、コーディネートに迷ったらママのコーデの色使いなどを参考にするのもいいでしょう。
春の運動会コーデに使えるアイテム
ここでは、春に開催される運動会におすすめのアイテムを紹介します。春はさわやかな季節で運動会にぴったり、と思われがちですが、実はかなり強い紫外線が降り注いでいる季節でもあります。また、日中は気温が上昇する日も多くなってくるため、風通しのよい服装を心がけることも大切です。
また、春開催の運動会の場合は、入学したばかり、クラス替えがあったばかりのタイミングになります。そのため、新しいメンバーと過ごす初めての行事、ということになるでしょう。パパママにとっても当然、新しいクラスの担任や保護者と顔を合わせる初めての行事となります。ご挨拶をしたりする機会も多くなりますので、できるだけ悪目立ちしないシンプルで清潔感のあるコーディネートを心がけることが大切です。
それではおすすめのアイテムについて、詳しく見ていきましょう。
シンプルなTシャツ
清潔感を感じるシンプルな無地のTシャツが、春の運動会のトップスにおすすめです。色もベーシックな白や黒、ネイビーなどがよいでしょう。シンプルな無地のTシャツは清潔感がありますし、年代問わずに着れるため、運動会のコーディネートに使うのにぴったりです。
さらに、子どもの運動会は場所取りやテントの設置、競技参加に撮影など、朝から忙しく動き回ることが多くなります。汗をかきやすいため、吸水速乾の素材のものを選ぶと、より快適に過ごせるでしょう。また、競技参加後などは汗だくになってしまうことも多いため、できれば着替え用のTシャツも1枚持っていくと安心ですよ。
UnitedAthle ドライアスレチックTシャツ
短すぎないハーフパンツ
適度な抜け感の出るハーフパンツは、春の運動会コーデにぴったりです。ただしハーフパンツは選ぶ丈感や柄によって印象が大きく変わってしまいますので、注意しましょう。
運動会は公式な学校行事であることを考慮して、丈は膝丈以上のものを選びましょう。膝が少し見えるくらいなら問題ありませんが、丈が短すぎるとカジュアルすぎる印象を与えてしまいます。
また、柄は無地を基本にして、派手な柄は避けましょう。
GENELESS ストレッチチノパン
キャップ
春は紫外線がとても強い時期です。長時間校庭にいる場合には、直射日光を避けるためにも必ず帽子をかぶりましょう。
運動会のパパコーデは、Tシャツにパンツという、カジュアルなコーディネートになることが多いです。キャップをかぶることで、コーディネートのアクセントになるため、取り入れてみるのもよいでしょう。
また、キャップは男女問わず使えますので、ママとお揃いにしてリンクコーデを楽しんでみるのもおすすめです。さらに、最近はUVカット機能がついたキャップも多く出ていますので、チェックしてみてくださいね。
UVカットキャップ
秋の運動会コーデに使えるアイテム
秋の運動会コーデのポイントは、「暑さ対策」と「寒暖差対策」です。秋の運動会が開催される時期の多くは9月〜10月が一般的ですが、まだまだ残暑が厳しいこともあり、日中は暑さ対策を考えたコーディネートがマストです。しかし、同時に寒暖差対策が必要な時期でもあります。
日中は体を動かすと汗をたくさんかくほどの暑さですが、朝晩は肌寒くなることが増えてきます。そのため、運動会が始まる午前中や運動会が終わった後は寒暖差対策として、羽織るものが1枚あると安心です。ここからは、秋の運動会コーデにおすすめのアイテムを詳しく見ていきましょう。
シンプルなロングTシャツ
シンプルなコットンのロングTシャツは、秋の運動会コーデにおすすめのアイテムです。シンプルな無地のロングTシャツは汗を吸収しやすく、日中の暑い時間帯でもサラッと着ることができます。他のアイテムとのコーディネートがしやすい強みもあります。年代を問わずに使えるところもメリットですね。
Champion ロングスリーブTシャツ
シンプルなスウェットやジャージ
秋の運動会コーデにおすすめのボトムスは、シンプルなスウェットやジャージです。スウェットやジャージを選ぶ際には、素材やサイズ感が重要です。薄い生地のものや、大きすぎるサイズを選んでしまうと、安っぽく見えてしまうだけでなく、清潔感もなくなってしまいますので注意してくださいね。
スウェットやジャージは体型に程よくフィットした、少し厚手の生地のものがおすすめです。黒やチャコールグレーなどのダークカラーを選ぶと、こなれ感のある大人カジュアルな印象にしまります。汚れも気になりにくいのも嬉しいですね。
SWEAT PANTS
カーディガンやパーカー
寒暖差が激しい秋の運動会では、カーディガンやパーカーなどの羽織りものがあると安心です。日中はロングTシャツ1枚でも十分ですが、朝晩はぐっと気温が下がる日が増えます。場所取りなどで開会式より前から活躍するパパには、必須アイテムといえますね。
カーディガンやパーカーを選ぶ際にも、シンプルなデザインを選ぶのが無難です。しかし、トップスやボトムが黒や白のシンプルなアイテムの場合には、少し明るめのカラーや派手すぎない柄を取り入れてみても良いでしょう。使用しない日中は肩に掛けたり、腰に巻いたりしておけば、こなれ感のあるコーディネートになります。
JIGGYS SHOP ジップアップパーカ
ニット帽
日中は少し暑さを感じることもあるかもしれませんが、羽織りものを着用するタイミングに合わせて、秋らしくシンプルなニット帽を合わせるのもおしゃれです。できるだけシンプルな色やデザインのニット帽を選んで、コーディネート全体に統一感を出しましょう。
Champion ニットキャップ
【年代別】運動会パパコーデのポイント
パパの運動会コーデといっても、年齢によって似合うアイテムやコーディネートのポイントなども少しずつ違います。ここでは、各年代ごとに運動会コーデのポイントを解説していきます。
【30代パパ】適度にカジュアルなコーデでOK
30代パパの場合は、適度にカジュアルさを取り入れたコーディネートがおすすめです。ハーフパンツを履いたり、キャップやニット帽をかぶったり、カジュアルなアイテムを少し取り入れるとバランスよくまとまります。ただし、ハーフパンツは丈感によって印象が大きく異なるので、膝丈くらいを選ぶと、大人カジュアルなコーディネートになりますよ。そのほかにも、ボーダー柄のトップスを取り入れるなど、奇抜すぎない柄物をひとつコーディネートに加えるのもよいでしょう。
【40代パパ】シンプルなコーデにスポーティさを少し取り入れて
40代パパのコーデポイントは、シンプルさとスポーティさを程よくミックスさせることです。スポーティなだけのコーディネートだと、元気なパパには見えますが、おしゃれ感や清潔感のある印象にはなりにくいでしょう。反対にシンプルに寄りすぎてしまうと、清潔感はあるもののどこか近寄りがたい印象になりがちです。
例えば、トップスとボトムはシンプルなベーシックカラーのアイテムにして、キャップやスニーカーなどでスポーツテイストを取り入れるのもおすすめです。小物を上手に使って素敵なパパコーデに近づけてみてくださいね。
【50代パパ】品の良さと清潔感を大切に
50代のパパが運動会コーデで大切にしたいポイントは、品の良さと清潔感です。品の良さが感じられるポイントは、シンプルなデザインを選ぶことと、体型にあったアイテムを着ることです。体型にあっていなかったり、奇抜すぎるデザインのものだったりすると、せっかくの高価なブランド服も野暮ったい印象に。
清潔感を感じさせるアイテム選びをする場合、シワになりにくい素材のものや、汚れが目立ちにくいダークカラーを選ぶのがポイントです。シンプルで体型にあったサイズのアイテムでも、シワがよっていたり、シミがついていたりすると清潔感を感じられませんよね。運動会などの学校行事では立ったり座ったりすることが多く、汚れがつきやすいタイミングも多々あるでしょう。そのため、清潔感をキープしやすいアイテム選びが重要です。
まとめ|年齢や季節に合わせたコーディネートで、程よくおしゃれがポイント
運動会のパパコーデを考えるときには、動きやすさと程よいおしゃれさが大切です。運動会当日は、場所取りや競技参加などでパパが体を動かすシーンも多いため、動きやすいコーディネートにするのはマストです。しかし同時に、運動会は担任の先生やクラスメイトの保護者の方とお話しする機会もたくさんあるため、好感の持たれるコーディネートにすることも大切です。
奇抜なファッションは控え、シンプルなデザインや柄のアイテムを選び、程よくおしゃれにまとめましょう。そのほかにも、パパの年齢や運動会の開催時期によってもポイントは異なります。そのときの状況に合わせたコーディネートを考えてみるのも楽しいですよ。