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キャップで前髪がつぶれるお悩みに!効果的な髪のしまい方やアレンジ方法をチェック

キャップをかぶったときに、せっかくセットした髪がつぶれてしまって「スタイルがなかなか決まらない!」といった経験をしたことはありませんか?

「角度を変えてみて…」「もっと浅めにかぶって…」とセットに余計な時間を取られてしまうことも。勤務先でキャップが必須なときは、仕事前から少しナーバスな気分になってしまうかもしれません。

そこで今回は、前髪や髪のセットがつぶれにくいキャップのかぶり方のコツをご紹介します。髪型がくずれてしまったときの対処法についても解説します。頻繁にキャップをかぶる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

前髪ぱっつんのレディース向け!目にかからない前髪のしまい方&キャップのかぶり方

前髪ぱっつんの人がキャップをかぶると、前髪の根本が押されることで前髪がベタっとなってしまいます。やぼったいだけでなく、自然にカールしていた前髪が押し伸ばされて、目にかかることも。見た目もダサく、作業もしづらくなってしまいます。

特に厚めの前髪を作っている人にとって、キャップは天敵とも言える存在でしょう。なかなかスタイリングが決まらないときは、ここから紹介する方法を試してみてくださいね。

前髪の量を減らして透け感を出す

前髪ぺったんこを防ぐために、前髪の量を極力減らすことにチャレンジしてみましょう。前髪をつくっている人は、おでこを出すことに抵抗がある人もいるかもしれません。完全に横分けにする必要はないので、前髪の「量を減らすこと」にポイントを置いてみましょう。前髪を薄くしておくだけで、キャップをかぶったときに毛先が扱いやすくなります。

まずは、前髪を外側と内側の半分ずつに取り分けます。外側の部分を上に持ち上げると、内側の部分だけが薄い前髪として残ります。内側の前髪は生え際に近い箇所なので、外側の前髪と比べると形がつぶれにくいです。そのため、内側の髪だけをキャップをかぶったときの前髪として使います。

持ち上げた外側の部分を左右で二つにわけ、それぞれの毛先をヘアゴムで留めます。毛束から漏れてしまう髪がないように注意してください。この状態でキャップを軽めにかぶります。前髪がつぶれないように、キャップの角度を決めましょう。

キャップを完全にかぶったら、ヘアゴムで留めた毛束を左右それぞれ帽子に入れ込みます。毛束が見えなくなった位置で、ピンでしっかり固定しましょう。

前髪をカールさせて、ぺったんこを防止

前髪を少しカールさせると、キャップで前髪がつぶれてしまったときに目にかかるトラブルを防ぐことができます。ストレートの後ろ髪にも似合うアレンジなので、やったことのない人はぜひ試してみましょう。中央からまっすぐカールを作ればかわいらしい印象に、左右のどちらかに流すと大人っぽい印象に仕上がります。

カールアイロンを弱めの温度に設定し、短時間だけサッと前髪に通しましょう。うまくクセがつかなかったときは、そのままの設定で何度か同じ動作を繰り返して調整します。カールを作ったあとには、熱が取れるまで前髪を手のひらに乗せて形をキープしましょう。

前髪カールを作るとき、薄い前髪ほどカールがかかりやすく形がくずれにくい傾向があります。前髪を減らす作業をしておくと、よりカールが作りやすくなります。

ワックスやスプレーで癖づけをする

髪型を特定の形にスタイリングするときは、ワックスやスプレーなどの整髪剤が役立ちます。前髪ぱっつん&ストレートヘアの人は使い慣れないかもしれませんが、安価なもので良いのでそれぞれ用意しておくと便利です。

種類に迷ったときは、ソフト&軽くまとまるタイプのものから試していきましょう。つけすぎないよう、それぞれの用法・用量をしっかりと守ることが大切です。

ワックスを使って髪の毛にまとまりをプラス

髪の毛にコシのある人や1本1本が太い人は、少量の髪をまとめにくいことがあります。外側の髪の毛をゴムやピンで留めにくいときは、あらかじめ髪の毛にソフトワックスを馴染ませておくと良いでしょう。帰宅するまでキャップを取る予定がないのなら、ハードワックスで固めてしまっても構いません。

前髪として残す部分にも、ソフトワックスをほんの少しだけつけておきましょう。前髪の量を減らした分、風などの影響を受けて変なクセがつきやすくなります。ワックスをつけることで、くずれたときに手ぐしで戻しやすくなります。

ただし、ワックスをつけすぎるとベタッとした印象になってしまいます。手でよく伸ばしてから、髪の毛を1本ずつ摘むようにしてちょこちょことつけましょう。

スプレーで前髪のカールをキープ

前髪にカールを作るときは、アイロンを使い終わったあとにスタイルキープ用のスプレーを軽くかけておきましょう。ひたいは汗をかきやすく、そのせいで前髪のセットも崩れやすくなります。スプレーで固定することにより、前髪のカールを長時間保つことができます。

スプレーをかけるときは、軽く目を閉じて、前髪から20cmほど話した位置からさっと振りかけましょう。集中的に一箇所にかけ続けると、髪が不自然な形に固まってしまいます。また、顔に近すぎると粘膜や肌にも良くありません。前髪からは少し離して素早く振りかけることがスプレーのコツです。

キャップを後ろから浅めにかぶる

キャップのかぶり方も少し工夫してみましょう。キャップをかぶるときは必ず後ろから。最終的な見た目が変にならない程度に浅くかぶりましょう。その後、上下左右に軽く首を振って、帽子が落ちなければOKです。

首を振ったときに帽子が動いてしまうときは、耳の裏あたりなどの目立たないところにヘアピンをつけて帽子と髪の毛を固定しましょう。ヘアピンを2本使って、バッテン型になるように重ねて留めると効果的です。

キャップのアジャスターを緩めにする

キャップのアジャスターを緩めにしてキャップをゆったりかぶると、前髪がつぶれにくくなります。風が穏やかな日や、激しい動きをする予定がないなら、ワンサイズ大きいアジャスター設定にしておくと良いでしょう。キャップの重量が軽いものであれば、前髪をセットせずにそのままかぶることもできます。

前髪が長めのメンズにおすすめ!セットを維持できる前髪のしまい方&キャップのかぶり方

ちょうど良い長さにしている前髪が、キャップによって中途半端に押し伸ばされてしまうと、スタイル全体のバランスがくずれてしまいます。キャップ装着時もいつものバランスを保ちたいときは、以下の方法を取り入れてみてくださいね。

普段よりハードな強めのワックスを使ってスタイリングする

男性向けスタイリングの場合、キャップの圧によって髪が押しつぶされて形がくずれてしまうことが最大の問題です。まずは髪型のキープ力アップを目指してみましょう。一番簡単なのは、普段使っているワックスより1段階強めのものを使うことです。しっかり固めてしまえば、軽くキャップをかぶった程度では影響を受けなくなるでしょう。

それでも前髪がつぶれてしまう場合は、キャップをかぶったまま前髪を左右のどちらかに流して固めましょう。手で軽く抑えた状態でスプレーを吹きかけて固定すれば完了です。

前髪の分け目を逆にする

ハードワックスをあまり使いたくない人、もしくは、髪質に馴染みにくい人は、分け目を変える方法を試してみましょう。普段のスタイリング剤を使って、前髪の分け目を逆にセットします。前髪が元に戻ろうとする反発力を利用して、キャップによるくずれを防ぎます。

この方法のデメリットは、キャップを取ったときに逆側の分け目にクセが残ってしまうことです。軽いクセがついた程度であれば手ぐしで元の分け目に戻すことができます。しかし、汗をかいたときなどは再セットが必要になることがあります。キャップを取った後のことも考えるなら、ハードワックスで固めてしまうほうが安心でしょう。

キャップを後ろから浅めにかぶる

女性と同様、キャップは必ず後ろから浅めにかぶるようにしましょう。男性の場合、ヘアピンを使うことに抵抗のある人もいるかもしれません。ピンでの補強をしたくないときは、キャップが落ちないかどうかのチェックは入念にしておきましょう。風が強い日は特に注意してくださいね。

セットを直すためのミストを携帯しよう

セットをしなかった場合や、弱めのセットをしたときには、キャップをかぶっている間にクセがついてしまう恐れがあります。仕事先など、ピンポイントでキャップをかぶる必要がある場合は、クセ直し用にミストを用意しておきましょう。

キャップを取ったあと、ミストを髪に数回プッシュして一度髪をくしゃくしゃにします。その後、普段のセットに戻るよう、1箇所ずつ形を整えましょう。このとき追いワックスをしてしまうと、髪の毛がベッタリ重い印象になってしまいます。ワックスは極力使わず、ミストと手ぐしだけで髪型を戻すようにしてください。

リセットが難しい場合は、別のキャップに代えて隠してしまうのもアリです。家に帰るだけなら、無理に直さずにキャップで誤魔化してしまいましょう。

前髪を完全にアップしてしまうのもあり

ひたいを出すことに抵抗がなければ、思い切ってアップにしてしまうのもアリです。仕事でキャップの着用が義務付けられているときなどは、ジェルを使ってぴっちりと固めてしまいましょう。

初めは慣れないスタイルに戸惑うかもしれませんが、仕事用と割り切ってしまえばそのうち違和感も無くなります。前髪を完全に上げるスタイルは、清潔感の演出にも役立ちます。人と関わることの多い人はこれを機にチャレンジしてみてくださいね。

【帽子の種類別】前髪アリでもダサくならないアレンジ術

ここからは、キャップ以外の帽子のかぶり方や前髪アレンジのコツをご紹介します。日差しが強い日に帽子をかぶりたいときや、帽子ファッションを追求したいときの参考にしてくださいね。

バケットハットに似合う前髪アレンジ術

探検隊のようなラフな感じが可愛いバケットハット。帽子の印象が強く、前髪が多く残っていてもバランス良く仕上がるシルエットです。ピッタリすぎない大きめのサイズを軽めにかぶれば、前髪はそのままでOKなことも。前髪をなるべく残したい、前髪のスタイルを活かしたい人におすすめです。

着こなしのコツは、どの角度からも同じように見えるバケットハットの形をうまく活かすことです。顔周りに非対称感(イレギュラー感)を出すとオシャレ度がぐんとアップします。普段は分け目を作らない人も、左右どちらかの眉をチョイ見せする程度に前髪をさりげなく分けると良いでしょう。

ストローハット(麦わら帽)に似合う前髪アレンジ術


ギラギラした日差しを柔らかくしてくれるストローハット。通気性がよく、暑い夏にぴったりの帽子です。軽く爽やかな印象が強いストローハットには、軽めの前髪のほうがイメージに合うでしょう。しかし、ワックスで固めすぎてしまうとナチュラル感が失われてしまうのが難しいところです。

はじめに、なるべく後ろに深くかぶって前髪の状態を確認しましょう。つぶれてしまっている箇所があれば、その部分だけを左右どちらかに分けて帽子に入れ込んで調整してください。これを繰り返して、自然な形になっている前髪だけを残しましょう。風が吹いたときにサラッと前髪が流れるくらいの軽さが理想です。

ニット帽に似合う前髪アレンジ術

冬場のおしゃれ帽子&防寒具としても人気の高いニット帽。ニット帽は頭にピッタリとくっつく作りなので、重め前髪とは相性の悪い帽子です。まずはキャップと同様、前髪の量を減らし、残った髪の毛をカールさせて印象を軽くしておきましょう。

ニット帽はかぶった後にも髪の毛を入れ込みやすい点が特徴です。髪がまだ重たく感じるときは、毛束をひとつまみすくって、ニット帽の中に入れ込みましょう。ところどころに隙間のある前髪を目指してみてください。それぞれの毛束の間に余裕があれば、髪の毛が多少ペタッとしてしまっても気にならなくなります。

ハンチング帽に似合う前髪アレンジ術

おしゃれな反面、かぶりこなしが難しいと言われるハンチング帽。かぶり口がピッタリしているデザインなので、前髪を出したアレンジは至難の技でしょう。

ハンチング帽をかぶるときは、前髪は完全に分けてしまうか帽子に入れてしまったほうが無難です。眉くらいまでの前髪を上手に見せたいときは、真ん中分けにせず、8:2、7:3程度の位置から横に流すのがおすすめです。

飲食系のバイトで役立つ!前髪をきっちり留める方法

仕事の職種や業務内容によって帽子の外に髪が出ることがNGとされている場合があります。仕事中に注意を受けないために、前髪をきっちりと留める方法についても確認しておきましょう。

食品を直接扱う仕事では、帽子の外に髪が出ないようにしよう

飲食店のキッチン、食品の製造ラインなど、食品に直接触れる場合は、帽子の外に髪が出るアレンジは避けたほうが良いでしょう。前髪はもちろんサイドや後ろ髪も、可能な限り外に出さないようにしましょう。髪の長い女性の場合は、お団子ネットにしまうのも効果的です。

職場によってはそこまで頭髪に厳しくない環境もあるかもしれません。しかし、万が一食品に髪の毛が入ってしまったとき、後から肝を冷やすのは自分自身です。クレームを避けるためにも、ワックスやヘアピンを駆使してきっちりと留めておきましょう。

ぱっつん前髪を帽子の中に完全にしまう方法

前髪を左右中央の3つに取り分けて、根本と毛先のそれぞれをヘアゴムでしっかりと結びます。中央の毛束は頭頂のほうへ折り返し、根本のヘアゴムと毛先のヘアゴムの中間地点で、ヘアクリップ(パッチンピン)を使ってしっかりと固定します。

左右の毛束はそれぞれサイドに分けて、中央の毛束と同様、根本と毛先の中間でヘアクリップを使って固定します。固定がゆるい場合にはアメピンを刺して補強してください。

セットをする前に、前髪にワックスをつけておくと効果的です。くずれが不安なときは3つの毛束に分けた後、それぞれにセット用のスプレーをかけておくと良いでしょう。

比較的髪の短い人なら、ジェルを使ってオールバックに固めてしまうのもアリ。衛生帽に髪を完全に入れ込む必要がある場合、ピンを使うよりジェルで固めたほうが確実です。仕上げにスプレーをかけておけばさらに強固に固定できるでしょう。

クセがつきにくいピンの選び方&留め方

帽子を取ったときになるべくクセが残らないようにしたいときは、幅の広いヘアピンを使うようにしましょう。アメピンより大きめのヘアクリップ(パッチンピン)がおすすめです。

クセは、髪の毛に強い圧力がかかるほどつきやすくなります。細いピンは、髪の毛の1点に強い力をかけてしまうので、結果的にクセがつきやすくなってしまいます。幅広のヘアピンを使うことで、髪の毛にかかる圧力を分散させることができます。

髪質によっても、クセがつきやすい人とクセがつきにくい人がいます。クセがつきやすい人は、幅の広いクリップや、留める力がやさしいクリップを使ってもクセがついてしまうことがあります。クセがつかないよう気を配るより、スタイルをセットしなおす前提で考えておいたほうが良いかもしれません。

前髪がつぶれてしまったときの対処法

前髪がつぶれてしまったときは、クセ直しのミストを使って髪の毛を整えましょう。前髪を軽めに作っている人なら、少しミストで湿らせてから手ぐせで整えるだけで十分です。そのうちに髪が乾き、スタイルが元に戻ります。

重めの前髪の人には、携帯用のアイロンの使用がおすすめです。ミストで髪のクセを戻した後、アイロンをさっと通して髪を乾かしましょう。

しかし、それなりの手間と時間がかかり、スタイリングをし直す空間も必要です。その場で直すことは諦めて、帰宅用の帽子にかぶり代えてささっと帰るほうが良いケースも多いでしょう。

まとめ

前髪をしっかりめに作っている人にとって、キャップで前髪がぺったんこになることはスタイリングの天敵です。そこで、キャップをかぶるときは、前髪の量を減らすことと、自然なカールを作ることから始めてみてください。キャップは後ろから浅めにかぶるのがコツです。

帽子の種類によって、似合う髪型は変わってきます。おしゃれな帽子をかぶりたいときには、帽子に合わせた前髪のスタイリングを意識することも必要です。

状況によっては、前髪を完全に分けたり隠したりしたほうが良い場面もあります。クセがつきにくい髪留めや、クセがついてしまったときのミストの用意もお忘れなく。日々のヘアアレンジを楽しみながら、前髪がつぶれるトラブルをしっかり回避していきましょう。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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