おしゃれなサイディング外壁の選び方3ステップ!おすすめ事例も紹介

この人に聞きました吉本えり

二級建築士・整理収納アドバイザー1級資格保有。大学院まで建築学を専攻し、ハウスメーカーでの勤務を経てWebライターとして独立。建築、不動産、インテリアなど住まいに関する記事を執筆しています。ストレス解消法は家中の整理整頓と掃除をすること。おうち時間を快適に楽しく過ごすためのコンテンツをお届けします。

新築やリフォームを計画するなら、おしゃれな外観にしたいですよね。ところが外壁材のサイディングには多くの種類があり、何を選べば良いか迷う方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、サイディング外壁の選び方をわかりやすく3ステップで紹介します。おしゃれにまとめるコツや失敗しないためのポイント、また実際の事例を画像付きで紹介するので、ぜひ参考にしてください。

サイディングとは

サイディングとは

外壁選びに失敗しないためにも、まずはサイディングの概要と外壁材としての特徴を確認しておきましょう。

サイディングは外壁素材の一種

サイディングとは外壁素材の一種で、板状の仕上材のことです。工場で成形した厚み15mmほどのパネル(サイディングボード)を現場で張り合わせ、外壁を仕上げます。

外壁材には他にモルタル(セメント、砂、水を練り合わせたもの)、タイルなどがありますが、新築住宅の約9割の外壁はサイディングです。

サイディングにはさまざまなデザインがあり、本物のモルタルやタイルの外壁と見間違える場合もあります。シーリング(サイディングボード同士をつなぐゴム材)が使われていればサイディングと判断すると良いでしょう。

参考:日本サッシ協会「2022年3月版『住宅用建材使用状況調査』の概要」

サイディングのメリット・デメリット

サイディング外壁のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット デメリット
  • デザインバリエーションが豊富
  • 価格が安い
  • 品質が安定している
  • 施工しやすく工期が短い
  • 耐火性・耐候性が高い
  • メンテナンスコストがかかる
  • タイルに比べると耐用年数が短い

サイディングの一番の魅力は、豊富なデザインから選べる点です。好みの色や柄を組み合わせて、オリジナルのおしゃれな外壁を作れます。

また、工場で量産化されているサイディングは、安価で品質が安定している点もメリットです。左官工事(現場で塗り固める作業)が必要なモルタル壁などと異なり、天候や湿度の影響も少なく短期間で施工できます。

一方、サイディングは他の外壁材よりメンテナンスコストがかかる点がデメリットです。各外壁材の主な耐用年数を見てみましょう。

サイディング

サイディング

耐用年数 メンテナンス頻度
約40年 シーリング補修:約5〜10年ごと
再塗装:約7〜10年ごと

モルタル

モルタル

耐用年数 メンテナンス頻度
約30年 再塗装:約8〜10年ごと

タイル

タイル

耐用年数 メンテナンス頻度
約40年 基本メンテナンス不要

外壁は適切にメンテナンスしないと建物内部に雨水等が侵入し、大きな被害につながる可能性があります。サイディングを使用する場合は事前にメンテナンス計画を立てておくことをおすすめします。

おしゃれなサイディング外壁の選び方を3ステップで紹介

おしゃれなサイディング外壁の選び方を3ステップで紹介

ここからは、おしゃれなサイディング外壁を選ぶ方法を、以下の3ステップで解説します。

  1. サイディング外壁の種類を選ぶ
  2. サイディング外壁の色を選ぶ
  3. サイディング外壁のデザイン柄を選ぶ

順番に見ていきましょう。

【ステップ1】サイディング外壁の種類を選ぶ

最初に、サイディング外壁の種類を選びましょう。サイディングは原料により以下の4種類に分けられます。それぞれの特徴を確認し、最適なサイディングを見つけてみてください。

窯業系サイディング

窯業系サイディング

窯業系サイディングの特徴
  • デザインバリエーションが豊富
  • 工期が短い
  • 防火性・遮音性・耐震性など性能面のバランスが良い
  • 比較的安価(目安となる材料単価:3,000円/㎡〜)

窯業(ようぎょう)系サイディングは、主にセメント質と繊維質を原料としたサイディングです。窯の中で高熱処理して製造されるため、「窯業系」と呼ばれています。

4種類のサイディングの中でも安価かつデザインが豊富で人気があり、新築戸建の約8割で窯業系サイディングが使われています。

耐久性の面では金属系サイディングや樹脂系サイディングに劣りますが、好きなデザインを選びたい方やコストパフォーマンスを重視する方におすすめです。

参考:日本サッシ協会「2022年3月版『住宅用建材使用状況調査』の概要」

金属系サイディング(ガルバリウム)

金属系サイディング

金属系サイディングの特徴
  • 断熱性が高く寒暖差に強い
  • 腐食しにくい
  • 軽量(窯業系の約4分の1程度)
  • 価格は窯業系よりやや高い(目安材料単価:4,000円/㎡〜)

金属系サイディングは、スチールやアルミ、ガルバリウム鋼板など金属の表面に塗装やデザインを施したサイディングです。

寒暖差に強く、窯業系サイディングではひび割れが生じやすい寒冷地でよく使われます。また、軽量で建物への負荷が小さいため、重ね張り工法(既存外壁の上から新しい外壁を重ねて張る工法)での外壁リフォームに使われることも多いです。

デザイン面では金属特有のシックな雰囲気が好まれ、モダンな建物に採用される傾向にあります。機能面を重視する方や都会的なデザインを好む方におすすめです。

樹脂系サイディング

樹脂系サイディング

樹脂系サイディングの特徴
  • メンテナンスの手間やコストが少ない
  • 凍害や塩害に強い
  • 取り扱いメーカーが少ない
  • 価格は高め(目安となる材料単価:9,000円/㎡〜)

樹脂系サイディングは、プラスチックの一種である塩化ビニル樹脂から作られたサイディングです。アメリカなどで普及していますが、日本ではまだ取り扱いメーカーが多くありません。

外壁素材そのものに顔料(色味)を練り込んでおり、色あせしにくい特徴があります。また、施工にシーリングを使わないため、メンテナンスの手間やコストが少ない点がメリットです。

凍害や塩害に強い性質があり、寒冷地や海沿い地域のリフォームで採用される事例が増えています。デザイン面でも、アメリカやヨーロッパの住宅の雰囲気を好む方におすすめできるサイディングです。

木質系サイディング

木質系サイディング

木質系サイディングの特徴
  • 独特の木の風合いを出せる
  • 耐熱性が高い
  • 水に弱くこまめなメンテナンスが必要
  • 価格はやや高い(目安となる材料単価:6,000円/㎡〜)

木質系サイディングは、板状にした木材に塗装を施し、耐火性や耐候性などの性能を加えたサイディングです。天然木は熱を吸収しにくい性質があるため、高い断熱性能も確保できます。

一方、水に弱く腐食や劣化が進みやすいため、こまめなメンテナンスが必要になります。価格も窯業系サイディングに比べて高く、コストがかかりやすい点がデメリットです。

しかし、木質系サイディングにしか出せない独特の木の質感は魅力的です。自然を感じられる温かい外観にしたい方はぜひ検討してみてください。

【ステップ2】サイディング外壁の色を選ぶ

サイディング外壁の種類が決まったら、次は色を選びましょう。外壁の色は家の印象に大きく影響します。おしゃれな外壁によく使われる色の系統は以下のとおりです。

同じ系統の色でも明度や彩度により印象は変わります。施工会社にシミュレーションしてもらうなど試しながら、好みの色を見つけてみてください。

グレー系

グレー系サイディング

印象や特徴

  • 落ち着いた印象。
  • ライトグレーなら爽やか、ダークグレーならシックと色味により多様な表現ができる。
  • 汚れが目立ちにくく、どんなデザインにも合わせやすい人気カラー。

ベージュ系

ベージュ系サイディング

印象や特徴

  • 温かみがあり、優しく落ち着いた印象。
  • どんなデザインとも合うためベースとして選びやすい万能カラー。
  • 汚れも目立ちにくい。

ブラウン系

ブラウン系サイディング

印象や特徴

  • 落ち着いた親しみやすい印象。
  • 濃淡で印象が変わり、暗めの色でも重くなりすぎない。
  • 汚れや色あせが目立ちにくく、年月とともに味のある外観になる。

モノトーン系

モノトーン系サイディング

印象や特徴

  • スタイリッシュ、シンプル、洗練された印象。
  • 白が多いと明るく清潔で爽やかに、黒が多いと重厚感や高級感が出る。
  • 汚れや傷は比較的目立ちやすい。

グリーン・ブルー

グリーン・ブルーサイディング

印象や特徴

  • 個性的な印象。
  • 北欧風、ヨーロピアン風など独特の雰囲気になる。
  • グリーンは植栽と相性が良く、ブルーは外国の雰囲気やリゾート感を演出できる。

【ステップ3】サイディング外壁のデザイン柄を選ぶ

最後に、サイディング外壁のデザイン柄を選びます。サイディングの種類やメーカーごとに選べる柄は異なりますが、主に家の外観に用いられる柄には以下のようなものがあります。

  • 木目調
  • レンガ調
  • ストライプ柄
  • ストーン柄
  • タイル柄
  • 塗り壁風
  • プレーン(無地)柄

近年は、本物のレンガやタイルとほとんど見分けのつかないおしゃれなデザインのサイディングが増えています。

ぜひお気に入りの柄で外観をコーディネートしてみてください。

サイディング外壁をおしゃれにコーディネートするコツ

サイディング外壁をおしゃれにコーディネートするコツ

ここまでサイディング外壁の選び方を紹介してきましたが、種類が多く迷ってしまいますよね。そこで、おしゃれにコーディネートするコツを紹介します。

以下、ポイントを詳しく見ていきましょう。

外観コンセプトを明確にする

おしゃれな外観にするためには、サイディング外壁の色や柄を選ぶ前にコンセプトを明確にしておきましょう。コンセプトとは、外観全体のデザインイメージです。

理想の雰囲気や印象を最初に決めると、自然に選択肢を絞り込めます。代表的なコンセプトと特徴を紹介するので、好みのイメージを見つけてみてください。

モダン

モダンとは、現代的でスタイリッシュな印象がおしゃれなコンセプトです。シンプルさを追求し、装飾をできるだけ控えて落ち着いた色を採用します。

サイディング外壁を選ぶなら、モノトーン、グレー、ダークブラウン、ネイビーなどの色が似合います。柄は無地もしくはストライプを選ぶと良いでしょう。また、金属系サイディングのガルバリウムを採用することも多いです。

幅広い世代に人気で、特に都会的なおしゃれさを求める方におすすめです。

和モダン

和モダンとは、日本の伝統的な「和」と現代的な「モダン」の要素をかけ合わせたコンセプトです。モダンスタイルと同じシンプルな色、デザインをベースにし、木、瓦、塗り壁など自然を感じられる素材をポイントに使います。

サイディング外壁は、ベージュ、ブラウンなど明るめの落ち着いた色を選べばやわらかい雰囲気に、ネイビーやブラックを選べばシックな雰囲気にできます。アクセントには木目調や塗り壁風の柄の外壁を組み合わせましょう。

和テイストを好み、かつ洗練された外観にしたい方におすすめです。

北欧

北欧コンセプトは、フィンランドやスウェーデンなどの北欧住宅のように三角屋根と太めの窓枠を取り入れ、絵本の世界を連想させるデザインで作ります。

サイディング外壁は、明るいツートンカラーを選ぶ場合が多いです。ホワイト、ベージュ、パステルカラーなどをベースに、アクセントにブルーやグリーンを組み合わせると北欧感のあるおしゃれな外観になります。

かわいさがありながら飽きが来ないコンセプトとして人気です。

ナチュラル

ナチュラルコンセプトでは、木目調など自然を感じられる素材を積極的に取り入れます。やわらかく温かみのある印象が魅力です。

サイディング外壁は、ベージュ、ホワイト、アースカラーなど落ち着いた暖色系が似合います。また、石目調、木目調、レンガなどの柄をポイントとして組み合わせましょう。

植栽とも相性が良いため、エクステリアを楽しみたい方におすすめです。

ヨーロピアン

ヨーロピアンは、ヨーロッパの街並みに似合うエレガントな外観コンセプトです。

サイディング外壁のメインカラーにはホワイト、クリーム、ベージュなど爽やかな明るい色を選び、ポイントにレンガ調、タイル調、ストーン柄などを組み合わせます。

窯業系サイディングでも十分再現できますが、樹脂系サイディングを用いるとさらに雰囲気が出るでしょう。

パリの街並みやリゾート感のある外観を好む方におすすめです。

家の形に合わせる

家の形によって、似合う外壁デザインや色は異なります。代表的な家の形とおしゃれに見えるおすすめのサイディング外壁を紹介するので、参考にしてみてください。

スクエア型の家

陸屋根(水平な屋根)で軒がないスクエア型の家は、モダンスタイルなどで多く見られます。スクエア型の家の場合は、直線やシンプルさの魅力を引き出すサイディング外壁を選ぶのがポイントです。

おすすめはモノトーンやネイビーなどの落ち着いた色に、ストライプ柄を組み合わせたコーディネートです。また、1階と2階の上下ツートーンに仕上げると、落ち着いたおしゃれな印象になります。

凹凸の多い形の家

敷地形状が複雑で間取りが入り組んでいる場合などは、凹凸の多い外観の家になります。見た目に変化があり個性的な家になりやすく、デザインの自由度も高いです。

おしゃれにまとめるには、凹凸の形状に合わせて複数のサイディング外壁を使い分けるのがポイントです。同系色でまとめれば落ち着いた上品な印象に、対照的な色を組み合わせれば引き締まったスタイリッシュな印象にできます。

平屋の家

平屋の家は、基本的に1種類のサイディング外壁で仕上げるとおしゃれに見えます。2階以上の家に比べて外壁の面積が小さく、シンプルにまとめた方がスッキリするためです。

アクセントを加えたい場合は、玄関ドアや軒下、窓枠、エクステリアなどの色で組み合わせるか、ポイントを絞って別のサイディングを使うのがおすすめです。

色・柄をバランス良く組み合わせる

おしゃれな外壁にするためには、サイディングの色と柄のバランスも重視しましょう。

複数の色を組み合わせる際は、以下の比率を参考にしてみてください。

色の黄金比率「7:2:1」

  • ベースカラー:7
  • アソートカラー(ベースを引き立てる色):2
  • アクセントカラー:1

ベースカラーとアソートカラーをサイディング外壁で構成し、残りのアクセントカラーは玄関ドア、窓枠、軒裏、雨樋などの色で合わせるとバランスが良くなります。

また、柄入りのサイディングを複数組み合わせる場合は、似たデザインにするとぼやけた印象になります。素材感の違いがはっきりわかる組み合わせにするとおしゃれに見えますよ。

おしゃれなサイディング外壁にするために気をつけるポイント

おしゃれなサイディング外壁にするために気をつけるポイント

ここからは、サイディング外壁をおしゃれにするために気をつけたいポイントを紹介します。完成した外観を見て後悔しないためにも、しっかりチェックしておきましょう。

それぞれ詳しく解説します。

使う色は原則2色まで

サイディング外壁の色を選ぶ際は、原則2色までにおさえるようにしましょう。色をたくさん使いすぎると視覚情報が多く、雑然とした印象になります。

まずメインカラーを決め、相性の良い色をアクセントに加えて変化をつけるのがおすすめです。2色を使ったコーディネートには以下の例があります。

  • 同系色でまとめる:穏やかで落ち着いた印象。寒色系、暖色系でまとめるなど。
  • 対照的な色を組み合わせる:シャープで洗練された印象。モノトーンなど。
  • ツートーンで分ける:階ごとに分けると安定感のある印象。上下で異なる色に分けるとスタイリッシュな印象。

2色だけでも、選び方や配置の仕方でおしゃれな表現ができますよ。

人気だけで選ばない

人気ランキングや最新トレンドだけを頼りにサイディング外壁を選ぶと、年月とともに古い印象に変わる可能性があります。長く愛せるデザインを選びましょう。

迷う方は、メーカーカタログの標準商品をチェックしてみてください。メーカーの豊富な実績から、外壁に似合うおしゃれなデザインや色が厳選されています。さらに、標準商品は住宅展示場やショールームで使われることが多く、実物を確認しやすいという利点もあります。

また、汚れや経年劣化の目立ちやすさもチェックしておきましょう。例えば、サイディング外壁が劣化すると、以下のような症状が出てきます。

  • 色あせする、黒ずむ
  • ツヤが無くなる
  • カビ、コケが生える
  • チョーキング(サイディングに触ると手に白い粉がつく現象)が見られる
  • 表面がはがれたり、ひび割れたりする

ホワイト、ブラックなどのサイディングはおしゃれなものの、このような劣化症状や汚れが目立ちやすく、古びた印象になりやすいです。代わりにグレーやブラウンなど、汚れが目立ちにくい色を選ぶことも考えてみましょう。

どうしても使いたい好みの色がある場合は、汚れ防止加工がされた商品を検討するのもおすすめです。

近隣と調和するデザインを選ぶ

サイディング外壁を決める前に、必ず近隣住宅など周囲の環境を確認しておきましょう。

例えば、純和風の家が立ち並ぶ地域に、ヨーロピアンスタイルや強烈な明るい色の外壁を選ぶと、おしゃれというより悪目立ちしてしまいますよね。

外壁の色が原因で、近隣トラブルから裁判にまで発展した事例もあります。快適に住み続けるためにも、近隣と調和するデザインを選びましょう。

サンプルだけで判断しない

サイディング外壁を検討する際は、サンプルだけで判断するのは危険です。外壁の色の印象は、面積効果や日の当たり方で異なります。

面積効果(面積によって色の見え方が変わる現象)

  • 淡い色の場合:広い面積ほど明るく見える
  • 濃い色の場合:広い面積ほど暗く見える

できれば、住宅展示場やショールームなどに行き、実物の大きさで確認してから選びましょう。ショールームでは、経験豊富な住宅のプロのアドバイスも受けられますよ。

おしゃれなサイディング外壁事例5選を画像で紹介

おしゃれなサイディング外壁事例5選を画像で紹介

最後に、サイディング外壁を使った事例を画像で紹介します。サイディングの色や柄をうまく組み合わせたおしゃれな家ばかりなので、ぜひ参考にしてください。

【事例1】高級感あふれるおしゃれな家

【事例1】高級感あふれるおしゃれな家

出典:住友不動産のリフォーム

ダークカラーのサイディングを外壁全面に使っておしゃれに仕上げた家です。暗い色の外壁を使うと重厚感や高級感がある外観になります。

大きな窓があるため重くなりすぎず、ポイントに木目デザインを加えたことで圧迫感をおさえていますね。

木目デザインが庭の植栽と調和し、スタイリッシュながらもやわらかな雰囲気のある家になっています。

【事例2】モダンテイストがおしゃれな家

【事例2】モダンテイストがおしゃれな家

出典:住友不動産のリフォーム

シンプルなモダンテイストがおしゃれな家です。金属系サイディングを採用し、スタイリッシュでシックな印象を演出しています。

周囲がひらけて日が当たりやすい環境のため、サイディング外壁に断熱材を施している点に注目です。

暗い色は熱を吸収しやすく、冬は暖かいものの夏は暑くなってしまいます。この家のように外壁の色と立地条件に応じて、サイディングの断熱・遮熱性能にも配慮しましょう。

【事例3】和テイストがおしゃれな家

【事例3】和テイストがおしゃれな家

出典:住友不動産のリフォーム

純和風の古民家を和モダンテイストでリフォームした家です。ガルバリウム合板の屋根と金属系サイディングを使い、和とモダンの両方の要素をうまく組み合わせています。

アクセントには明るいレンガ調のデザインを選び、親しみやすくやわらかな雰囲気も残していますね。古民家再生の見本にしたいおしゃれな外観です。

【事例4】ヨーロピアンテイストがおしゃれな家

【事例4】ヨーロピアンテイストがおしゃれな家

出典:ナサホーム

エレガントさがおしゃれなヨーロピアンテイストの家です。白さが際立つ窓枠や雨樋と、少し温かみのあるアイボリーのサイディング外壁が絶妙に調和しています。

リフォームの際に、耐久性と汚れ防止効果が期待できるシリコン系樹脂塗料を使っている点も注目ポイントです。ホワイト系のサイディング外壁を検討している方は、ぜひ検討してみてください。

【事例5】ツートーンカラーがおしゃれな家

【事例5】ツートーンカラーがおしゃれな家

出典:ナサホーム

ベースにシルクホワイト、アクセントに落ち着いたチャコールブラックのサイディングを使った家です。リフォームをきっかけに外壁の色を1色から2色に変え、雰囲気が大きく変わっています。

メリハリのある2色を組み合わせ、暗い方の色をベランダの凸部分に使っているため引き締まって見えますね。ツートーンをセンス良く取り入れたおしゃれな外観です。

サイディング外壁で外観をおしゃれにコーディネートしよう

サイディングはおしゃれな外観を作れる魅力的な外壁材です。多くの種類がありますが、最初に作りたい外観のコンセプトを明確にし、種類、色、柄の順に選ぶと決めやすくなります。

コンセプトを決めるのが難しい方は、今回紹介した事例などを参考に、好みの外観の家をたくさん見つけてみましょう。すてきだと感じる家には共通点があるはずです。

ぜひお気に入りのサイディング外壁を見つけて、おしゃれな家にコーディネートしてくださいね。

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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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