nook interiors代表。二級建築士。住宅設備メーカーや住宅コンサルタント会社、大手リノベーション設計企画会社での勤務を経て独立。日常の中に非日常を感じられる空間づくりをコンセプトとし、住宅やオフィス・医療施設・店舗などの設計およびインテリアコーディネートに携わっています。建築インテリア関連記事の企画執筆や監修業務、研修講師、インテリアコーディーネーター資格対策テキスト監修、工務店の施工事例集ディレクションなどの実績も多数。
新築で家を建てる時、建築することを決めてから引き渡しまでどれくらいかかるのか、前もって把握しておきたいと考えている人は多いのではないでしょうか。家づくりに関するさまざまな項目を検討するのに費やせる時間の目安にもなりますね。
この記事では、家を建てる期間の目安や家づくりの流れなどを紹介します。家を建てる期間を長引かせないコツもお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
家を建てる期間はどれくらいかかる?
家づくりにかかる期間は、どんな家を建てたいのかによって異なります。とはいえ、家づくりの計画を進めていく上で、期間の目安は知っておきたいですね。
家を新築する時の期間について、まずは目安をつかんでおきましょう。
新築の家を建てる期間の平均は8~15ヶ月
家づくりは、情報収集から始まって、完成した家の引き渡しを受けるまでには、多くのステップがあります。一から計画を進めていかなければいけないので、すでに完成している建売住宅を購入するよりも時間がかかると考えておきましょう。
建てたい家の構造や広さ、デザイン、仕様などによりますが、新築の家を建てる期間としては8~15ヶ月必要と言われています。すべての過程がスムーズに進んだとしても、6~7ヶ月はかかるのが一般的です。こだわって検討に時間をかける項目が多いほど、完成までの期間は長引きやすくなります。
大きなこだわりがなかったとしても、予想以上に打ち合わせに時間がかかったり、着工した後天候に左右されて工事が滞ったりすると、完成が延びます。住み始めたい時期が決まっている場合は余裕を持ったスケジュールの確保が必要です。
ローコスト住宅は3ヶ月前後で完成する場合も
間取りや仕様が規格化されているローコスト住宅は、一般の住宅と比べると家づくりにかかる期間は短いです。家を建てる土地がすでにある場合は、建築契約から着工まで2ヶ月前後、着工から完成までが2~3ヶ月前後、家づくり全体にかかる期間は4~5ヶ月というケースが多いと言われています。間取りや設備などの決定がスムーズなら、3ヶ月前後で完成というケースもあります。土地がなく、建築にあたって探し始めるなら、土地探しにかかる期間が加わります。
ローコスト住宅は、あらかじめカットされた部材を使うなどの工夫によって、現場での施工作業が省力化されています。間取りが規格化されているため、使用する部材の手配が早く、追加工事に対応しないことでスピードアップを実現しているのです。
建築基準法に沿って設計施工されるので、住宅性能についても問題はありません。建築価格を抑えるために最低限必要な品質の部材を使うため、
- 断熱性や耐震性には限界がある
- 「契約後の変更や追加はできない」「内装や設備は標準仕様からのみ選択する」といった制限がある
などの面もありますが、家を建てるのに時間をかけたくない人や、家の性能・設備などの仕様に強いこだわりがない人にはおすすめです。
土地があると期間を短縮させやすい
家を建てる期間の長さは、土地があるかないかで大きく変わります。すでに土地を持っている場合は、その土地の建築条件を確認して設計段階にすぐ入れますが、土地を持っていない場合は、どんな家にしたいかを考える前にまず家を建てるための土地を探さなければいけません。
家は建て替えができますが、土地は一度手に入れたらずっとその場所で暮らすことになるので、慎重に進めたいもの。ただし、完成時期を優先させたいなら、期限を決めて土地探しをすることが大切です。
家づくりの流れ
家づくりの計画が予定から大きく後ろにずれていかないよう、家づくりの流れを把握しておくことが大切です。ここからは、家づくりのそれぞれの工程について詳しく見ていきましょう。一般的な期間も紹介しますが、あくまでも目安として参考にしてください。
情報収集・予算決め:1~3ヶ月
家づくりの工程は、どんな家を建てたいのかをできるだけ具体的にイメージし、まとめていく作業から始まります。
家の構造や間取りをいきなり考えるのではなく、「自然光がたくさん入る広いリビングの家にしたい」「庭でガーデニングを楽しめる家にしたい」「家事が効率的にできる間取りにしたい」といったように、どんな住まい方をしたいのかを軸に考えるとイメージしやすいです。
建てたい家のイメージがある程度まとまったら、次は情報収集です。インターネットや雑誌、建築業者のホームページなどを見て、イメージした理想の家に近い施工事例をチェックします。広さや間取り、建築費用、工事期間などが希望に近い施工事例があれば、自分の家づくりの参考になりますね。チェックした施工事例を手掛けた建築業者の資料を取り寄せたり、いろんな建築業者のモデルハウスが集まっている住宅展示場に足を運んだりするのもいいでしょう。
住宅展示場に行く際に注意したいのは、複数の建築業者で話を聞く時に、同じ内容で相談するということです。建てたい家のイメージを軸として、統一した内容で相談すると、建築業者からの提案内容が比較しやすくなります。
情報収集の段階で、チェックした施工事例を参考に大まかに予算を計算しておくのもおすすめです。計画の初期段階で予算を把握しておくと、今後複数の建築業者から見積をもらった時に違いを比較しやすいですし、建築費用の相場を理解しておくことで建築業者と交渉しやすくなります。
土地探し・建築業者探し:3~4ヶ月
情報収集がある程度進んだら、具体的に建築業者を絞り込む段階に入ります。
すでに土地を持っているなら、建築業者選びにすぐ入ってかまいません。土地を持っていない場合は、希望に合う土地がすぐに見つかるケースは少ないため、まずは土地探しを優先させましょう。特に、都心や人気の住宅街に限定して探す場合や、住みたいエリアにこだわりがある場合は、早めに土地探しを始めることが大切です。
土地探しの方法としては、「不動産情報のポータルサイトを使って自分で探す」「希望エリアで長く営業している地元の不動産業者に依頼する」「取り扱っている情報が多い不動産業者に相談する」などの方法がありますが、土地探しと家の建築をあわせて担当してくれる建築業者もいるので、資料請求やモデルハウス見学の時に問い合わせしておくといいですね。
土地探しと同じく重要なのが、建築業者探しです。家の建築だけでなく、完成した後のメンテナンスも含めると数十年のお付き合いになるため、家づくりの考え方が合うか、建築だけでなく完成後のアフターメンテナンス体制が整っているかなど、気になるポイントを確認しながらじっくり検討しましょう。
土地が見つかったら、その段階で住宅ローンの事前審査を申し込みます。建築業者から出してもらった概算見積をもとに、金融機関へ事前審査を申請をしておくと、どれくらい借り入れができるのかの目安がつかめるので、プラン設計時の判断基準を決めやすいです。金融機関によって審査に通りやすい条件は異なるため、建築業者と相談しながら金融機関を選ぶといいでしょう。
プランや見積の検討:2~4ヶ月
土地が決まり、住宅ローンの事前申請で借入金額の目安がつかめたら、詳細な設計段階に入ります。間取りや設備などの詳細が決まってくると、見積内容がより具体的になり、建築費用がほぼつかめてくるでしょう。希望の住宅設備や必ず置きたい家具がある場合は、この時点でショールームや店舗で実際に見ておき、具体的な検討を始めるのがおすすめです。
ただし、この段階では、家へのこだわりや予算などを踏まえて詳細な打ち合わせを行うので、かなり長い期間を要することもあります。最初に決めていた理想の家のイメージから大きく変わっていくことも珍しくありません。焦って妥協しないためにも、時間がかかることをあらかじめ理解し、余裕をもって打ち合わせに臨むようにしましょう。
そして、この段階で意識しておきたいのが、担当者との相性です。「自分のこだわりや好みを理解してくれるか」「建築費用や住宅ローン・税金などの金額面で無理のない提案をしてくれるか」「自社商品のメリットだけでなくデメリットも説明してくれるか」など、顧客目線に立って打ち合わせをしてくれる担当者がベストです。そのような担当者なら、今後の打ち合わせもスムーズに進む可能性が高いでしょう。
逆に、同じ内容を何度説明しても伝わらなかったり、施主の要望とは違う内容を自己判断で勧めてきたりする担当者は、注意が必要です。コミュニケーション不足や認識のすれ違いによって、完成までに何らかのトラブルが起こるかもしれないので、感覚的な相性の良し悪しは無視しないことが大切です。
契約の締結・住宅ローンの本審査:2週間~1ヶ月
プランがある程度固まってきて、施工を依頼する建築業者を1社に絞り込んだら、建築工事請負契約を結びます。契約時には、多くの書類を建築業者と取り交わすだけでなく、難しい専門用語がたくさん出てくるので、理解しにくい点や不安な点があったらその都度担当者に確認して、疑問を残さないようにしましょう。
建築工事請負契約が完了し、建築確認申請が下りたら、住宅ローンの本審査を金融機関に申請します。事前審査の内容に間違いがないことのチェックに加えて、申請者の収入とその安定性、返済能力、他の借り入れの有無、申請時の健康状態などかなり細かい項目において審査されるので、2週間前後はかかると考えておくといいでしょう。
着工・建築工事:3~6ヶ月
住宅ローンの本審査を通過した後は、設計内容の最終確認に入ります。この段階で最終的な工程がほぼ確定します。
その後はいよいよ着工です。最近は少なくなりましたが、地域によっては着工前に地鎮祭を行ったり、着工後に棟上げまで済んだ後に上棟式を行う場合があります。地鎮祭とは、着工前に土地の神様に工事の安全を願う神事で、上棟式とは、着工後に柱や梁を組み立て、屋根の一番高い位置に棟木(むなぎ)を組み上げた日に、家が無事完成するよう願う神事です。神主や工事関係者との打ち合わせが必要なので、希望する場合は早めに建築業者と相談しておきましょう。
建築工事は、基本的に平日と土曜日の日中に進められます。工事の様子を外から見学したり、棟梁の許可があれば現場内に入ることも可能です。雨が続く梅雨時期や、台風が多い秋口は、悪天候によって工事が中断することもあります。しかし、そういった事態も踏まえた工程表が作られていれば、大きな遅れは出ないでしょう。
引き渡し
建物が完成すると、内覧を兼ねた完成検査が行われます。設計内容と異なる部分がないか、傷や汚れなどの不具合がないかを施主立ち会いで確認し、問題がある場合は手直し工事を行った後再検査をします。問題がなければ、建物の登記手続きを行い、物件が引き渡されて完了です。
住宅ローンは引き渡しと同時に実行されます。返済開始時期については、あらかじめ金融機関に確認しておくといいでしょう。
家づくりが長引きやすい原因
家が完成するまでにはさまざまな工程がありますが、家づくりの期間が長引く原因のほとんどは打ち合わせ段階で発生します。
家づくりが長引きやすい主な原因を3つ紹介します。
【長引きやすい原因1】土地探しに時間がかかる
「家を建てたいけれど土地がない」という場合は、土地探しを早めに始めるのが鉄則ですが、希望に近い土地を自分で探し出すのはなかなか難しいでしょう。というのも、好条件の土地は、売りに出た時点で不動産業者やハウスメーカーなどに情報が流れるので、チラシや不動産のポータルサイトに掲載された時点ですでに売れていることが多いからです。
一から建築する家とは違って、土地は一度手に入れると変更がきかないため、できるだけ希望に近い土地を手に入れたいですよね。しかし、土地探しを自分だけで進めたり、希望条件をすべてクリアする土地を見つけようと粘ったりしていると、いつまでも決断できず、時間だけが経過してしまうという状況になりやすいのです。
【長引きやすい原因2】建築業者選びに迷う
多額の予算をかけて家を建てるだけに、工事を任せる建築業者選びは迷ってしまいますね。候補の建築業者が複数いる場合は、なおさら決断しにくいかもしれません。
建築業者選びにおいて、何を重視するのかを事前に決めていないために長引いてしまうケースは多いです。「建築費用」「構造」「住宅性能」など、建築業者選びでこだわるポイントは人によって違うので、あらかじめ重視するポイントを決めておく必要があります。
【長引きやすい原因3】間取りや内装・設備の仕様決定に時間がかかる
数十年住む家の間取りや内装、設備にはこだわりたいものです。注文住宅だと細かい部分まで打ち合わせをしますし、こだわりが強い部分は時間をかけて検討するので、家づくりの工程の中でも長引きやすいところです。
家族の間で意見がまとまっていないまま打ち合わせを続けていると、決定まで時間がかかります。建築業者との打ち合わせの場で家族の意見を出し合い、打ち合わせが長時間になった結果、疲れて結論が出ずに終わってしまうことも。こうした打ち合わせを繰り返していると、完成までの期間はかなり長くなってしまうでしょう。
家づくりの期間を短縮させるコツ
家づくりの工程は複雑なだけに、予定通りには進まないこともあります。しかし、できるだけ効率的に打ち合わせを進めて、期間を長引かせずに家を完成させたいですね。
家づくりの期間を短縮させるために有効な5つのコツを紹介します。
引き渡し希望時期から逆算してスケジュールを立てる
家の完成時期にこだわりがない場合は、家づくりの工程で納得するまでじっくり時間をかけても問題ありません。しかし、「子どもが小学校に入学するまでに引っ越したい」「会社の定年退職後すぐに新生活を始めたい」など、家族のライフステージに合わせて引き渡しの希望時期を決める人が多いのではないでしょうか。
家づくりを計画する段階で、希望する引き渡し時期をざっくりとでも決めておくと、そこから逆算して全体の工程を決めやすくなります。特に、土地探しから始める場合は、購入したいと思える土地を見つけるまでに時間がかかる可能性が高いので、早めに計画を開始するのがおすすめです。
完成までの期間が1年以上だと、「まだまだ時間があるな」と油断しがちですが、各工程の期限を決めると意外に余裕がないことが多いものです。引き渡しというゴールを決めて、その後で各工程にかけられる期間の目安を大まかにでも割り振っておくと、何をいつ決めたらいいかの目安が把握できて、期間が長引くのを防げます。
各工程の遅れは数日でも、積み重なると1~2ヶ月の遅れにつながりかねないので、小さなゴールを細かく決めておくといいですよ。
家族でこだわりの優先順位を話し合っておく
建てる家に求める条件やこだわりが、家族の中でずれていることはよくあります。新しい家での住まい方の基準をどこに置くかは、家族それぞれ違うからです。かと言って、家族一人一人のこだわりを100%取り入れることはほぼ不可能なので、家族会議を開いて条件やこだわりのすり合わせをこまめに行いましょう。
特に家族全員で話し合っておきたいのが、間取りです。「生活動線が効率的か」「朝の忙しい時間帯に複数の家族の動線が重ならないか」「介護が必要な家族がいる場合にトイレや浴室での介助がしやすいか」「道路からの視線が気にならない配置か」など、間取りの内容は家族全員に影響を与えます。各自で優先したい項目と妥協できる項目を整理し、家族会議で意見を出し合って、全員が納得できる間取りにしたいですね。
「家づくりが長引きやすい原因3」でもお伝えしたように、家族それぞれが意見を出し合うのは大切ですが、打ち合わせの場で話し合うと工程が長引きやすくなります。打ち合わせで見つかった課題は、次の打ち合わせまでに家族会議で話し合ってまとめておくと、スムーズに計画を進めていけるでしょう。
完成時のイメージを具体的に持つ
家を建てようと決めた時は、どんな家にしようか決まっていない人がほとんどでしょう。しかし、家づくりの初期の工程である情報収集の段階から、できるだけ具体的に理想の家のイメージをまとめておくのがおすすめです。
なぜイメージづくりが必要かというと、建築業者選びを進めやすくなるからです。イメージが曖昧なまま相談すると、希望に沿った適切な提案を受けにくいだけでなく、「○○がいいですよ」と勧められた提案が自分の求めている内容に合っているかの判断がしにくくなります。イメージが固まっていれば、建築業者からの提案に対して「必要か必要でないか」を判断しやすくなり、建築業者選びがスムーズに進みます。
具体的なイメージを持っておくと、工程の初期段階だけでなく、最終決定までに繰り返される打ち合わせ段階においても話し合いがスムーズに進むという効果も。建築業者からプラスαの提案が出された時に、検討に値するかを冷静に判断できるので、何となく提案を受け入れて気づいたら見積金額がかなり予算オーバーしていたといった事態も避けられます。
イメージしにくい場合は、インターネットや雑誌、建築業者のホームページなどの施工事例から、いいなと思う画像を集めておくといいでしょう。言葉ではなかなか的確に表現できなくても、画像なら伝わりやすく、建築業者との認識のずれを防げます。
予算の上限を確定させておく
念願の家づくりとなると、できるだけ理想に近い家を建てたいと思うもの。しかし、新築の家を建てるには高額なお金がかかるため、予算を大きくオーバーすることは避けたいですよね。
家づくりにかかるお金は、家本体の建築費用のほかに、土地がない場合は土地の購入費用、外構工事や地盤調査費用などの付帯工事費用、建築業者との契約手数料や住宅ローン・税金関連費用などの諸費用がかかります。新築の家に合わせて家具やカーテンなどを新調するための費用や、完成後の引っ越し費用も必要です。
いろいろな費用を積み上げていくと、予想以上の金額になることも珍しくありません。準備できる自己資金の金額や、住宅ローンで借り入れる予定の金額も踏まえて、「出せるのはここまで」という予算の上限を確定しておきましょう。上限を決めておけば、設計や見積の段階で工事項目や内装・設備のグレードなどを選択する際に迅速に判断できて、家づくりの工程が短縮できますよ。
住宅ローンの事前審査を早めに受けておく
「家づくりの流れ」でもお伝えしましたが、住宅ローンの審査は2段階あります。家を新築する場合、土地を持っている場合は建築業者から建築工事の見積を提示してもらった後、土地を持っていない場合は土地を購入した後に事前審査を申請するのが一般的です。
事前審査は、本審査に通らないかもしれない問題点を確認し、改善点を見つけるために申請します。万が一本審査に落ちてしまうと、住宅ローンが利用できず家を建てる計画を中止しなければならない可能性が出てくるので、それを避けるのが主な目的です。
事前審査にかかる時間は、通常3~5日です。ただし、契約者の年収から見て希望する借入額が多すぎる場合や、他にローンを複数利用している場合は、審査に時間がかかる可能性もあります。追加書類の提出を求められると、提出後にさらに審査が再開されるので、結果が出るまで通常より長くかかってしまいます。
事前審査に落ちるかもしれないと思ったら、複数の金融機関に同時に事前審査を申請しておくといいでしょう。A銀行に事前審査を申し込み、落ちたと分かったらB信用金庫に事前審査を申込む…といった進め方をしていると、住宅ローンを組むまでに時間がかかり、家を建てる期間が長くなってしまいます。事前審査の申請は早めにスタートしておきましょう。
計画的に家づくりを進めて理想の家を最短で手にしよう
家を建てる期間には個人差があり、土地の有無や家へのこだわりなどによって変わります。家を建てようと決めた初期の段階で理想の家をしっかりイメージし、各工程で検討する期限を決めて、家族で都度話し合いながらこまめに意見をまとめていくと、計画がスムーズに進みます。
その結果、家を建てる期間を短縮できる可能性が高くなるでしょう。こだわるところはしっかりこだわりつつ、理想の家を建てるための判断基準を明確にしておくといいですね。
この記事を参考に、できるだけ短い期間で家づくり計画を進め、理想の家を手に入れてくださいね。
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