【戸建用】給湯器の寿命や交換時期の目安など知っておくべき基礎知識を紹介【お得な補助金情報あり】


この人に聞きました河野由美子

nook interiors代表。二級建築士。住宅設備メーカーや住宅コンサルタント会社、大手リノベーション設計企画会社での勤務を経て独立。日常の中に非日常を感じられる空間づくりをコンセプトとし、住宅やオフィス・医療施設・店舗などの設計およびインテリアコーディネートに携わっています。建築インテリア関連記事の企画執筆や監修業務、研修講師、インテリアコーディーネーター資格対策テキスト監修、工務店の施工事例集ディレクションなどの実績も多数。

「お湯が出にくい」「お湯を出している途中で温度が下がることがある」など、給湯器の調子が悪いと感じることはありませんか?何度かそういったことがあると、もし急にお湯が出なくなってしまったら…と不安になりますよね。

もし使いづらいことが増えてきたら、給湯器の寿命が近づいているサインです。「まあ大丈夫だろう」と放置せず、早めに適切な対処をすることが大きなトラブルを避ける対策になります。

この記事では、給湯器の交換タイミングが分かる寿命のサインや、次に交換する際のヒントになる給湯器の種類、交換を依頼する施工業者の特徴などを紹介します。給湯器の交換工事がお得にできる補助金情報もまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

給湯器の寿命は設計上は10~15年

給湯器の寿命は、おおよそ10年から15年とされています。

給湯器メーカーは、標準的な使用方法で安全上の問題なく使える設計標準使用期間を定めており、基本的には10年です。給湯器本体は定期的にモデルチェンジを行い、部品の製造は通常発売後10年を目安に終了します。修理部品の保有期間も10年程度なので、製造後10年以上経った給湯器が故障すると部品がないため修理対応ができないことが多いのです。

とはいえ、給湯器の使用頻度や設置位置、設置場所の環境などの条件によって給湯器の寿命は異なるため、あくまでも参考と考えておきましょう。

給湯器の寿命が30年と言われる理由

「うちの給湯器は30年使えていますよ」といった声をネットで見かける時があります。通常の寿命は約10年とされているのに30年も使えているという話を聞くと、「なんだ、本当は30年使えるんだ」と考えてしまうかもしれません。

先ほども触れたように給湯器の寿命はさまざまな条件によって異なることを考えると、「使い方や設置場所などの条件がうまく重なった結果、30年使えている」というケースがあってもおかしくはないでしょう。ただし、30年使えるケースはかなり珍しいことを頭に入れておくことが大切です。

たとえば「パイプスペース内に給湯器を設置してあり、雨風の影響をほとんど受けなかった」「設置後数年で子どもが独立するなど家族の人数が減り、使用頻度が大幅に減った」など、給湯器が劣化しにくい条件が複数重なると、結果的に30年使い続けることができるケースが稀にあるかもしれません。しかし、決して一般的ではないと捉えておく方がいいでしょう。

給湯器メーカーは、これまでの製品データや設計時の実験結果にもとづいて設計上の寿命を10年と打ち出しています。長持ちするのはもちろんいいことですし、使い方によって寿命10年とされている商品が15年使えたということは珍しくありません。

しかし、給湯器は部品の経年劣化が避けられない熱や水を使うので、平均的な商品寿命の3倍近く使えるというのはかなりのレアケースです。「30年使えると聞いたから」と寿命の前兆を見逃して、「ある日突然お湯が出なくなった」といったトラブルが起きてしまうのは避けたいですね。

寿命がきている給湯器を使うリスク

寿命が近づいている、またはすでに寿命がきている給湯器をそのまま使い続けると、次のようなさまざまな弊害が起こる可能性があります。

【弊害1 頻繁に修理が必要になる】

設計標準使用期間である10年が近づいてくると、日頃使っている中でトラブルが起きやすくなります。給湯器は多くの部品で構成されており、使用年数や頻度に応じて同じように劣化していくため、ある部品を交換してひとつのトラブルが解消してもすぐ別の部品の不具合によってまたトラブルが発生する事態が起こりやすいです。

部品交換と聞くと簡単そうですが、その都度交換部品の手配と交換工事を依頼しなければいけません。交換後に不具合が直ったどうかの確認が必要なので、工事日は在宅している必要があります。頻繁に修理するとこうした手間がかかる上に費用もかさみ、「あの時新しい給湯器に交換しておいた方が安かったかも」ということになりかねません。

【弊害2 光熱費が高くなりやすい】

給湯器は使い続けることで少しずつ劣化します。それぞれの部品が消耗していくので部品同士の連動性が悪くなり、同じようにお湯を作り出すためには負荷がより大きくなっていくのです。

また、新しい給湯器に変えると本体価格や工事費など一時的な支出が発生しますが、給湯器の性能は改良されるたびに向上していきます。新しい方が燃費がよく、交換前よりもランニングコストが下がるのが一般的です。

「冷蔵庫やエアコンなどは新製品に買い替えることで省エネ効果がある」という話を聞いたことはないでしょうか。古い給湯器を使い続けることで支払うランニングコストやメンテナンス代の方が割高になる可能性は高いと言えるでしょう。

【弊害3 事故発生のリスクがある】

給湯器にはガス漏れや漏電といった重大事故につながる原因を防止するために、安全装置がついています。安全装置は現在使用している給湯器にももちろんついていますが、使用年数や頻度に応じて徐々に劣化していくのは他の部品と同じです。

古い給湯器の場合は、定期点検を受けていても安全装置の急な故障によって事故が起きるリスクが高くなります。不具合が起きた時点で早急な交換を検討しましょう。

寿命のサイン!給湯器が壊れる時の前兆

快適に使っていたのに突然給湯器が故障するという場合もゼロではありません。しかし、経年劣化は徐々に進んでいくため、故障前に何らかの前兆が出ることが多いです。給湯器が壊れる主な前兆をまとめましたので、早めに対処しトラブルを防ぐための参考にしてください。

【壊れる前兆1】異音がする

お湯を出し始めると「ポンッ」「キーン」「シュー」などいつもとは違う音が聞こえる場合は要注意です。

「ポンッ」という音は、給湯器内で不完全燃焼を起こしている時に聞こえます。この音がした後ガスの臭いもしているなら、高い確率でガス漏れが起きていると考えられます。すぐに給湯器の使用を中止して、電源を切りましょう。その後ガスの元栓を閉めて、急いで修理業者に連絡してください。

「キーン」という音がしたら、配管に問題が起こっている可能性が高いです。お湯を急に止めると、配管の中を勢いよく流れているお湯の圧力が急激に変化し、配管にぶつかって衝撃音が出ます。この現象をウォーターハンマー現象と言いますが、それが給湯器内で起こっていると考えられます。

「シュー」という音が出た場合は、水漏れが起こっているかもしれません。「給湯器と接続している配管に亀裂が入っている」「給湯器と配管の間にすき間がある」といった不具合が起きている可能性があるため、一度給湯器周辺をチェックしましょう。

「ピーピー」という笛のような高い音が出ている時は、ファンモーターに異常が起きているかもしれません。ガス給湯器の場合、空気とガスのバランスが崩れて燃焼状態が悪い状態になっている時もこの音がします。

「ゴー」という音が吸排気口部分から出ていたら、ゴミや虫などの異物が混入している可能性があります。台風の後など強風が長時間吹いた時に起こりやすく、放置していると異物が原因で不完全燃焼を引き起こすことも少なくないので、早めの点検がおすすめです。

【壊れる前兆2】温度調節ができない

「給湯器のリモコンや水栓金具で温度設定をしているのにお湯がぬるい」「お風呂の追い炊きができなくなった」などの現象は、給湯器が壊れる前によく起こります。シャワーを使っている時、キッチンで食器を手洗いしている時などにお湯の温度が安定しないと、体が温まらなかったり危うく火傷しそうになったりして使いにくいですよね。設定温度のとおりに追い炊きができないと、ご家族の入浴時間にばらつきがあり、間隔が空くご家庭は困るでしょう。

温度調節ができないのは、主に温度調節センサーに不具合が起きている可能性があります。ただし、ガス栓や給水元水栓が何らかの理由で全開していない状態だと、ガスや水の循環が滞って温度が上がらないケースも考えられます。まず、ガス栓や給水元水栓が全開になっているかを確認しましょう。問題がなければ、劣化した部品の交換が必要なので、施工業者に修理を依頼してください。

【壊れる前兆3】異臭がする

給湯器周辺で焦げ臭さを感じたり、給湯器が作動し始めるとガスの臭いがするといった現象が起きていたら、不完全燃焼を起こしている可能性が高いです。配管の劣化によって正常な燃焼ができなくなり臭いが発生しています。

万が一、不完全燃焼によって発生した一酸化炭素に引火すると、火災が発生し大変危険です。異臭に気づいた時点で至急交換を依頼しましょう。

【壊れる前兆4】水漏れを起こす

給湯器の周辺が水で濡れている場合は、水抜き栓部分から排水しているか、給湯器から水漏れしているかのどちらかが考えられます。給湯器からの水漏れは、「熱交換器部分」や「給湯器本体と配管の接続部品」、「配管そのもの」が劣化しているか破損している可能性があるため早急な対応が必要です。

ひとまず部品交換で様子を見てもいいですが、経年劣化が原因であれば今後も不具合が頻発する可能性が高いと言えます。交換を視野に入れておいた方がいいでしょう。

【壊れる前兆5】点火しづらい

水栓からお湯を出そうとしても給湯器がなかなか点火しない時は、いくつかの原因が考えられます。

1つめは点火装置の故障です。給湯器には、火花を起こしてガスと組み合わせて発火させる点火装置が内蔵されていますが、この装置の部品が経年劣化を起こすと点火しづらくなります。このケースは点火装置の交換によって解消します。

2つめは水分の侵入です。前日に大雨が降っていたり雨が強い台風がきたりすると、給湯器内に水が入り、火花が起きにくくなって点火しづらくなります。急がない場合は放置して自然乾燥させれば回復しますが、すぐ使いたい場合は専門業者に依頼するのがおすすめです。自分で給湯器を開けて乾燥させるのは危険なため避けましょう。

3つめは断水による不具合です。追い炊き機能がついている給湯器の場合、通水が止まると空炊きを防ぐために一時的に動作を停止する機種があります。降水量が少ない夏場や自然災害発生時など、断水が解消された後も点火しづらいことがあるので、専門業者に点検してもらいましょう。

【壊れる前兆6】給湯器の排気口にサビが出てきた

給湯器の排気口周辺にサビが出てきたら、排気口内部が腐食している可能性があります。排気口周辺は使うたびに蒸気が触れる場所なので、長年使用していると少しずつ錆びてきます。

外から見てサビが見えるということは、給湯器内部にも腐食が広がっていると考えていいでしょう。サビは故障の原因につながりやすいので、早めの交換が望ましいです。

【戸建用】給湯器の種類と値段

「不具合が多くなってきたからそろそろ給湯器を替えようかな」と思ったものの、種類がいくつかあってどれがいいのか迷ってしまう方も多いでしょう。戸建住宅で設置可能な給湯器の種類について、それぞれの特徴と一般的な本体価格について紹介します。

ガス給湯器

ガス給湯器はプロパンガスや都市ガスを熱源とする給湯器です。戸建では外壁面に設置する壁掛けタイプがよく採用されますが、据置きタイプもあります。

出湯能力は水温+25℃のお湯を1分間で出す量を示した号数で表示され、いくつか種類がある中で一般家庭用として採用されることが多いのは16号、20号、24号の3種類です。16号は複数箇所での同時使用がない単身世帯、20号は夫婦など使用量が少なめの世帯、24号はキッチンとお風呂などお湯を複数箇所で同時使用する回数が多い3人以上の世帯に適しています。

ただし、号数はあくまでも目安です。たとえば、夫婦世帯でも頻繁に来客があり宿泊するなら24号が適していることもあります。使用人数や同時使用の頻度などを考慮して選びましょう。

本体の値段は20号で8~11万円、追い炊き機能付きで10~13万円が相場です。熱交換率が1割以上高いエコジョーズの場合は14~18万円が主な価格帯です。

石油給湯器

石油給湯器は灯油を熱源とする給湯器です。ランニングコストがガス給湯器や電気温水器よりも安く抑えられますが、灯油を切らさないよう残量を確認し補充する手間がかかります。熱交換器を加熱してお湯をつくる直圧式と、タンクに貯めた水を沸かしてお湯をつくる貯湯式があるので、設置場所や使用量などを考慮して選ぶといいでしょう。

本体の値段は壁掛けタイプで10~18万円、据置きタイプで6~14万円です。排熱を利用してお湯を沸かすエコフィールは20~25万円が相場となっています。

電気温水器

電気温水器は電気を熱源とする給湯器です。貯水タンク内にある電熱ヒーターを通電によって加熱させてお湯をつくります。必要な量だけお湯をつくり、湯と水の比重差を利用してタンクに貯めておく積層湧き上げタイプと、タンク下部のヒーターで水を温め対流によって全量をお湯にし保温する滞留式の2種類です。

タンク容量はいくつか種類がありますが、一般家庭では370Lタイプか460Lタイプが主流です。機能別では、給湯のみ行う給湯専用、給湯と浴槽の自動お湯張りを行うセミオート、給湯・自動お湯張りに加えて追い炊きや保温や足し湯まで行うフルオートに分かれます。

本体の値段は370Lのセミオートで18~25万円、370Lのフルオートで20~28万円が相場です。

エコキュート

エコキュートは電気温水器と同じく電気熱源で、貯水タンク内の水を沸かしてお湯をつくる方式も同じです。ただし、電熱ヒーターではなくヒートポンプを使いますので熱効率が高く、ランニングコストが抑えやすいのが特徴です。

エコキュートは電熱ヒータータイプよりも10~12万円ほど高い価格が相場でしょう。

【必見!】戸建の給湯器交換に使える補助金

給湯器の交換を検討する際、交換にかかる費用も気になりますよね。給湯器本体の費用と、古い給湯器の撤去や新しい給湯器の設置にかかる工事費用が必要ですが、できる限り金額を抑えたいものです。

実は、給湯器の交換の際に利用できる補助金があります。お得に給湯器を交換するためにも知っておきたい補助金についてまとめましたので、交換工事を依頼する前に参考にしてください。

こどもエコすまい支援事業(国土交通省)

こどもエコすまい支援事業は、エネルギー価格の高騰の影響を受けやすい子育て世帯や若者夫婦世帯が高い省エネ住宅を新築する場合と、全世帯において住宅の省エネにつながる改修工事を行う場合に補助金を交付する事業です。

給湯器の交換工事で補助金を利用するには、高効率給湯器を選ぶことが必須となります。高効率給湯器はエコジョーズ、エコフィール、エコキュート、電気式ヒートポンプとガス補助熱源機を併用してお湯をつくるハイブリッド給湯器が該当します。

申請する金額が5万円以上、子育て世帯や若者夫婦世帯の場合は上限45万円、その他の世帯は上限30万円の工事が対象となり、交付対象に認定されると住宅1軒につき24,000円の補助金が交付されます。

高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金(経済産業省)

高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金は、高効率給湯器の導入を促進する目的で取り組みが行われている補助金事業です。2025年度目標基準値以上の性能であるエコキュートと、一般社団法人日本ガス石油機器工業会で定められた規格において年間給湯効率が108%以上のハイブリッド給湯器が対象となります。

補助金額はエコキュート・ハイブリッド給湯器とも1台5万円です。

【戸建の給湯器交換】どこに頼む?施工業者の特徴

毎日使う給湯器が不調だと、できるだけ早く新しい給湯器に交換したくなりますね。とはいえ、どこに工事を依頼したらいいか分からない人も多いでしょう。給湯器の交換工事ができる施工業者は複数のタイプがあります。それぞれのメリットや特徴をまとめてみました。

リフォーム会社

リフォーム会社は住宅のリフォーム工事全般を請け負う施工業者のため、給湯器の交換工事と合わせて複数の工事を依頼する計画であればまとめて依頼できる点が大きなメリットです。キッチンや浴室、洗面化粧台といった水まわり設備のリフォームと一緒に給湯器を交換すれば、工事を同時に進められますし、単発で依頼するよりも工事費が割安になるケースが多いでしょう。

リフォーム会社は設備単体ではなく、周辺機器にも目を配って対応してくれます。そのため、まだ不具合がなく使える設備についても「この機会にまとめて替えませんか?」といった提案を受ける場合があります。もし、同時に交換するつもりがないなら無理に提案を受けず、こちらの要望をしっかり伝えるようにしてくださいね。

ガス会社

ガス会社はガスやガス給湯器に関する知識、施工経験が豊富なので安心して依頼できる施工業者です。社員の営業・技術教育が行き届いている点や、展示会などのイベントを頻繁に行うため給湯器の実物を確認できる点もメリットですね。

ただし、他の施工業者と比べると費用がやや割高になる、取り扱っている機種が限定されているといった特徴があります。また、ガス会社は電気温水器やエコキュートを取り扱っていません。

次に使う給湯器をガス給湯器にするかどうかをまず決めて、ガス給湯器を選ぶのなら検討対象に入れるといいでしょう。

家電量販店・ホームセンター

多くの商品を取り扱う家電量販店やホームセンターは、いろいろな商品を検討できるのがもっとも大きなメリットです。リフォーム部門を設けている店舗だと、給湯器以外の住宅設備も取り扱っています。そういった店舗であれば、「リフォームに関する知識がある」「まとめ買いによる割引を受けられたり、ポイントを一気にためられる」などもメリットとして挙げられます。
一方で、家電量販店で給湯器の交換工事を依頼した場合、実際に工事を行うのは下請業者であることが多いです。店頭で打ち合わせた担当者と現場の担当者が異なるため、連絡ミスが生じると工事が滞ることがあります。アフターサービス体制が簡易的な店舗も見受けられるので、検討する場合は価格だけでなく、工事やアフターサービスもしっかり確認することが大切です。

インターネット販売業者

最近はインターネット上で給湯器本体の販売や交換工事の手配ができるようになってきました。取り扱っている給湯器の一覧を自宅で確認できて、注文や工事手配まですべてネットで完結できる手軽さが最大のメリットです。インターネットのみで給湯器の販売や交換工事を請けているため、コストが抑えられる分が還元されて、本体価格も他の施工業者より安いことが多いでしょう。
一方で、低価格での提供をめざすために交換工事を行う下請業者に対してもコストカットを行っている場合があり、工事後の保証がつかない、アフターサービスが受けられないケースもあります。インターネットで探した業者に依頼する場合は、故障などトラブルの際に対応してくれることを確認しておきましょう。

給湯器はライフスタイルや光熱費を考えて選ぼう

給湯器の部品は消耗品なので、今は問題なく使えていても急に不調になることも考えられます。現時点で給湯器の調子が悪く「大丈夫かな」と不安に思いながら使い続けるのはストレスがたまりますし、万が一の事故につながる恐れもあるため、早めの対処が必要です。

使い始めてそろそろ10年が近づいてきているなら、給湯器の交換のタイミングだと考えましょう。早めに次の給湯器や工事を依頼する施工業者について調べておくと、いざという時に慌てずにすみます。家族の人数やライフスタイルに合った機能があるか、光熱費を安く抑えられるかなど、こだわりたいポイントを踏まえて給湯器選びを進めていきましょう。

この記事を参考に、より適した給湯器を選んで快適なお湯ライフを楽しんでくださいね。

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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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