庭にベンチがあれば植物のお手入れの合間に休んだり、子どもと遊んだりするときに役立ちます。自宅に合った商品を見つけるために、野外用ベンチの選び方のポイントを知っておきましょう。ちょっとした休憩に適したおすすめの商品も紹介します。
目次
屋外用のベンチを選ぶポイント
屋外用のベンチを購入する前に、まずは選び方を知っておきましょう。
屋外用のベンチを選ぶ際にチェックすべきポイントは、素材・サイズ・機能性です。自宅にぴったりの商品を見つけるために、それぞれどのような点に注意すべきかを紹介します。
素材の特徴をチェック
ベンチに使われる素材は、木・プラスチック・金属が主です。それぞれに異なるメリット・デメリットがあるので、自分に合った素材のものを選ぶようにしましょう。
木製のベンチは温かみのあるナチュラルな雰囲気が魅力で、植物の多い庭によくマッチします。座り心地もよいので、のんびりした時間を過ごせるでしょう。
ただし、雨などでぬれると、カビの発生や腐敗が起こる可能性があるため、水に強い素材や防腐処理されたものを選ぶ方が長く使えます。
移動させて使うことが多いなら、プラスチック製がおすすめです。軽いので扱いやすく、雨や水でぬれても劣化しにくい点も魅力でしょう。また、汚れてもぬらした布でふくだけできれいになります。
しかし、軽いため強風で飛ばされる可能性があり、台風など荒れた天気のときには注意が必要です。紫外線によって劣化しやすい点もデメリットといえるでしょう。
金属製のベンチなら、イングリッシュガーデンのようなアンティークでおしゃれなお庭にできます。
中でも鉄製のものだと重厚感があり、風に飛ばされる心配もありません。ただし、重いため移動させるには少々不便でしょう。
頻繁に移動させたい場合は、同じ金属でも軽量なアルミ製を選ぶのがおすすめです。さびにくい素材なので、雨や水でぬれるのを気にする必要もありません。
サイズは置く場所や人数に合わせて
ベンチを選ぶ際はサイズをチェックすることも大切です。
まずは設置場所に置けるサイズかどうかを確認しましょう。できれば実際に設置予定のスペースの幅や奥行を測った上で選ぶと失敗しません。
また、何人で座りたいかもサイズをチェックする際には重要なポイントです。大人1人で座るなら幅が50~60cm、2人で座るなら100~120cm、2~3人で座りたいなら120cm以上を目安に選ぶとよいでしょう。
機能性も確認しよう
自分がどんな使い方をしたいかに合わせて、機能性もよくチェックして選びましょう。
ゆったり座ってリラックスしたいなら背もたれ付きのものがよいでしょうし、座面下が収納スペースになったものならガーデニング用品やアウトドアグッズを収納しておくのにも便利です。
また、設置スペースに余裕がなく使うときだけ出したい場合やアウトドアレジャーに持っていくなら、折り畳み式タイプを選ぶのがよいでしょう。さらに組み立て式の場合は、組み立ての難易度もチェックの上購入するのがおすすめです。
中にはDIYが苦手な人には難しいものや、1人では組み立てにくいものなどもあります。必ず口コミやレビューなどを確認して組み立てやすいかどうかも確認しておきましょう。
木製の屋外用のベンチ
(出典) photo-ac.com
温かみを感じさせるナチュラルな雰囲気が魅力の木製のベンチなら、緑の多い庭はもちろんどんな場所でもなじみやすく設置しやすいでしょう。座り心地もよい素材なので、ベンチに座ってのんびりリラックスした時間を過ごせるはずです。
ガーデンガーデン デッキ風縁台 コンパクト
天然木無垢材を素材として使用したベンチです。緑の多い庭でベンチとして置けばよくなじみ、和風の出窓の前に設置しても縁側のように見えて違和感なく置けます。
サイズは幅107×奥行34×高さ40cmと大人2人くらいが座れる大きさです。脚底には防水用のゴム板が付いており、ベランダなどに置いても床を傷つけずに置けます。
カラーはライトブラウンとダークブラウンの2種類があり、どんな場所にもマッチしやすいでしょう。
ガーデンガーデン デッキ風縁台 コンパクト
山善 ガーデンベンチ MSB-100
耐久性に優れ、見た目に高級感のあるアカシア材を使用して作られたベンチです。アカシア材はシロアリに対する抵抗力を備えた素材でもあるので、腐りにくいでしょう。
座部の下は97Lの大容量収納ボックスになっており、ガーデニング用品や掃除道具、子どものおもちゃなどを収納しておくのに便利です。
取っ手付きなので開け閉めがしやすく、支え棒が付いているので開けたまま固定しておくこともでき、使い勝手がよいでしょう。本体サイズは幅111×奥行48×高さ98cmと大人2人がゆったり座れる大きさです。
山善 ガーデンベンチ MSB-100
不二貿易 木製ベンチ
どんな場所でも合うシンプルなデザインが特徴の、アカシア材で作られたベンチです。
サイズは幅128.4×奥行58.6×高さ90×座面高43cmと、大人2~3人で座れます。背もたれと肘かけが付いているので、ゆったり座れるでしょう。
オイルステイン仕上げになっており、程よいナチュラル感もすてきです。組み立て式ですが、特別な工具は必要なく付属のドライバーを使えば簡単に組み立てられます。難しい工程もないので、女性でも組み立てやすいでしょう。
不二貿易 木製ベンチ
金属・プラスチック製の屋外用のベンチ
(出典) photo-ac.com
水に強い金属製やプラスチック製の屋外用ベンチなら、雨が降っても気にすることなく屋外に置いておけます。さまざまな機能性を備えたものも多くあるので、自分にぴったりなものも見つけやすいでしょう。
旭興進 人工木アルミ縁台
出窓の前に置けばぬれ縁台として活躍するアルミ製ベンチです。アルミ製なので腐食する心配もなく長く使えるでしょう。
サイズは幅130×奥行60×高さ40cm、耐荷重は150kg以下としっかりした作りになっており、大人2~3人で座れます。
脚部分には約10mmの範囲で高さを調整できる機能が付いており、設置場所の高さに合わせて安定して使用できる点も魅力です。組立工程もシンプルなので誰でも簡単に短時間で組み立てられます。
旭興進 人工木アルミ縁台
テラモト スタッキングブローベンチ
脚部を折り畳むことができ、収納しやすい樹脂製の折り畳みベンチです。
同じベンチなら積み重ねて収納することもできるので、スポーツイベントやアウトドアイベントなどで複数のベンチを用意しなくてはならない場合にもよいでしょう。
使用時のサイズは幅180×奥行40×高さ36.5cmと大人が2~3人で座ってもゆったり過ごせます。落ち着いたデザインなので、さまざまなシーンで使えるでしょう。
テラモト スタッキングブローベンチ
Rui-hong ガーデンベンチ
真ん中の座面を持ち上げればコーヒーテーブルになる機能的な金属製のベンチです。コーヒーテーブルは持ち上げやすいデザインになっており、使いたいときにすぐに出すことができます。
背もたれの傾斜具合やアームレストの高さなど、人間工学に基づいて快適な座り心地を味わえるようデザインされているので、リラックスして過ごせるでしょう。
座面のサイズは幅150×奥行60cmと大人2~3人が座れる大きさです。カラーはブラックのほかにホワイトがあります。
Rui-hong ガーデンベンチ
おしゃれなデザインの屋外用ベンチ
(C) Shutterstock.com
デザインがおしゃれなベンチなら、空間が一気にあか抜けます。一つ置くだけでお庭やベランダをすてきな雰囲気にできるでしょう。
ドリス バンビー ベンチスツール
座面がクッション性の高いファブリック素材で覆われており、座り心地のよいベンチです。座面は取り外しができ、裏面には強度の高いMDF天板が使用されているのでサイドテーブルやフラワースタンドにして使うこともできます。
ファブリック素材が使われているため、屋外に設置する際には軒下など雨がダイレクトにかからない場所にするのがよいでしょう。
サイズは幅約125×奥行約60×高さ約38cmと2人で座るのにちょうどよい大きさです。カラーはグリーン・ネイビーブルー・ブラックの3種類があります。
ドリス バンビー ベンチスツール
東谷 ベンチ TTF-923 L1
ラタンでできたアジアンリゾート風のベンチです。ラッカー塗装が施されているので、傷や汚れが付きにくく、長くきれいな状態を保てます。
サイズは幅121×奥行39×高さ45.5cmと大人が2人でも座りやすい大きさです。アジアンデザインのクッションと組み合わせて置いておいてもおしゃれでしょう。
奥行が39cmとコンパクトなので、小さいベランダなどにも設置しやすく、気軽に取り入れやすいアイテムだといえます。
東谷 ベンチ TTF-923 L1
アウトドアでも活躍する屋外用のベンチ
(C) Shutterstock.com
アウトドアシーンで使いたいなら、軽量で折り畳みも可能な持ち運びやすいタイプがよいでしょう。
座り心地もよいベンチなら自然の中でゆったり過ごすことができ、さらに心地よい時間を楽しめます。
コールマン リラックスフォールディングベンチ
フレームは軽量なアルミ製なので持ち運びがしやすい上、折り畳みもでき、キャンプなどのアウトドアイベントに便利なベンチです。
使用時のサイズは幅約108×奥行58×高さ67cmと2人で座りやすい大きさで、フレーム構造になっているので安定感もあります。
ウッドアームレストも付いており、テントの中で食卓を囲んだりくつろいだりする際に活躍するでしょう。
コールマン リラックスフォールディングベンチ
スノーピーク FDベンチ LV-071
折り畳めば薄くなるので、荷物の多いアウトドアイベントの移動シーンでもかさばりにくく、持ち運びもしやすいでしょう。
開いて地面に置くだけで簡単に設営でき、クーラーボックスなどの荷物をちょっと置いておくのにも便利です。
座面生地は丈夫なポリエステル帆布で、腰をかければ座る人の自重で適度な張り具合が生まれ、安定して座れます。
使用時のサイズは幅109.5×高さ36×奥行33cmと大人2人がゆったりと座れる大きさです。カラーはレッドとグレーの2種類があります。
スノーピーク FDベンチ LV-071
ベンチがあれば屋外がリラックス空間に
(出典) pexels.com
庭やベランダにベンチがあれば、屋外でもリラックス空間を作れます。ガーデニングの合間に休憩するのもよいでしょうし、子どもと遊ぶ際に座るのもよいでしょう。
お天気のよい日にはあえて外で読書をしたりお茶を楽しんだりするのもよいかもしれません。
そんなベンチを選ぶ際には、素材やサイズなどをしっかりし、自分にぴったりのものを探すことが大切です。さらに機能性にも注目して選べば、よりお気に入りのものが見つかるでしょう。
屋外にベンチを置いて、外でゆったり過ごす時間を楽しみましょう。