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キッチン周りの手強い汚れを「0円」できれいにしよう
油汚れを筆頭に、食べかす、タンパク質汚れ、水垢などなど、あらゆるガンコ汚れが集まってしまうキッチン。しかもキッチングッズは刃物がついていたり、細かい場所だったりで、洗いにくい部分が多々あります。専用の洗剤や掃除道具をそろえるのはなかなか大変です。
そんな手強い汚れ、「0円」で掃除できるとしたら嬉しいですよね!
食品の食べられない部位などでキッチンのがんこ汚れをすっきりきれいに落とすテクニックを紹介します。
ミキサーの刃をきれいにする
構造的に洗いにくい上、うかつに触れないミキサーの刃。気軽に分解して洗えるタイプならいいですが、そうでない場合も多いです。
そんなミキサーの刃の掃除に役立つのが、卵の殻!卵殻2個と水、食器用洗剤を少し垂らして、1分程度ミキサーを回してみてください。
細かく砕けた卵殻がクレンザーの代わりになり、ミキサーの刃をすっきりきれいにできました。
卵の殻はここにも使える!
卵の殻は細くて手が入りにくいウォーターボトルの掃除にも使えます。
細かく砕いた卵殻、水、食器用洗剤をウォーターボトルに入れてフタをしっかり閉め、数分しっかり振り洗いすれば、汚れや茶渋がすっきり落とせます。
シンクの赤錆を落とす
シンクの赤錆には、ケチャップを使ってみてください。適量を錆に塗り、10分ほど放置します。
アルミホイルを使って磨けば、赤錆が落ちてピカピカになります!
理由はケチャップに含まれる酸。
理科の自由研究などでお酢に10円玉をしばらく漬け、ピカピカに磨く実験をしたことがあるでしょうか。それと同じ原理で、酸性のものを塗ってしばらく置いておくと錆を落とすことができます。
ケチャップの他にもレモン汁や、絞った後のレモンの皮、お酢などを塗っても同じようにシンクの錆を落とすことができます。
シンクの曇りには大根が使える
気を抜くとすぐに曇ってしまうシンク。そんな曇りには、切り落とした大根のヘタをこすりつけてみてください。大根に含まれる酵素が油分やタンパク質を分解し、きれいにしてくれます。大根おろしを作った後の絞り汁も同様に掃除に使えます。
シンクにはジャガイモの皮も大活躍
ジャガイモの皮もシンク掃除に使えます。ジャガイモの皮には「サポニン」という界面活性剤に似た成分が含まれており、油分や水垢を落とすことができます。
シンクの曇りのほか、コップの水垢なども落とせます。
お皿のギトギト油汚れを落とす
パスタをゆでた後は、ゆで汁を捨てずに残しておきましょう。
脂っこいソースがたっぷりついたお皿も、10分漬けておけば汚れがスルリと落ちます。
パスタのゆで汁には、ジャガイモの皮の紹介で登場したのと同じ「サポニン」が含まれています。サポニンは界面活性剤に似た性質を持っているため、油汚れを落ちやすくしてくれます。
米のとぎ汁にも同様の効果あり
お米のとぎ汁も、パスタの汁と同じように使えます。界面活性剤に似た成分「γグロブリン」が含まれているので、しばらく漬け置きすると油汚れがスッキリ。
環境にもお財布にもエコ!「0円お掃除テク」を活用しよう
キッチンは口に入る食材を毎日調理する場所なだけに、あまり強い洗剤は使いたくないですよね。食材を使って掃除すれば、安全性は文句なし。手荒れの心配も少なく、洗剤よりも環境負荷を低く抑えられてエコにつながります。
もちろん新しく買わなくていいので、お財布にも優しいです。余った食材でちょこっと掃除ができるのも嬉しいポイント。今夜からぜひ始めてみてください。