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使いやすい修正液とは。タイプ別におすすめの商品も紹介!

子どもの学校や職場に提出する大切な書類を書き間違えたとき、あると重宝するのが修正液です。しかし適当に選んで使うと修正箇所を汚くしてしまうこともあるのです。修正液の種類や選び方を知って、たとえ書き間違えてもきれいに書類を仕上げましょう。

修正液のタイプは大きく2種類

大切な書類を書き間違ってしまったとき、頼りになるのが修正液です。修正液には2種類あり、ハケタイプとペンタイプがあります。修正したい範囲に応じて使い分けると便利でしょう。

広い範囲を消すにはハケタイプが便利

ふたに付いたハケで、マニキュアのように修正液を塗るのがハケタイプの修正液です。ハケを紙に押し付けるようにして使えば、一度に広い範囲を消せるので修正箇所が大きい場合に便利です。

また、ハケに含ませる液量を調整したり、ハケの先だけを使ったりすれば細かい部分を修正できます。ハケが柔らかいことで筆のように使えて、曲線に沿って塗ることもでき、イラストの修正にも向いています。

また、イラストのハイライト効果を出すのにも重宝します。

ペンタイプなら細かい部分の修正も楽々

小さな文字など細かい部分を修正したいなら、ペンタイプの修正液がおすすめです。修正液の出てくる先端部分はボールペンのようになっていて、細く少量ずつしか出てこないので消したい部分だけをきれいに消せます。

ペン先の太さには種類があるので、使いやすさや用途に合わせて選ぶとよいでしょう。ペンのようにスリムな形状のものなら、ペンケースに入れてもかさばりにくく持ち運びがしやすい点も魅力です。

使用するペンや紙によって選び分けを

(出典) photo-ac.com

修正液には水性・油性・両用タイプといった種類がある他、液の色にも種類があります。書き損じた書類をよりきれいに修正するためには、インクの種類や紙の色に合わせたものを選んで使い分けるとよいでしょう。

ペンによって水性と油性を使い分ける

修正液には水性のものと油性のものがあります。どちらのタイプを選ぶべきかは、ペンのインクに合わせましょう。

万年筆や水性ペンなど水性インクで書いた文字を消したいなら、修正液も水性タイプを使うのがおすすめです。

水性インクはにじみやすいため、水性タイプ以外の修正液を使うと文字がにじんで書類が汚くなってしまうことがあります。しかし水性タイプの修正液ならインクがにじんでしまうことなく、きれいに仕上げられるでしょう。

一方、油性ペンで書いた文字やプリンターで出力した書類の文字を修正したいなら、油性タイプの修正液を使うのがよいでしょう。カバー力が高いので、濃い文字でも透けることなくしっかり消せます。

また、最近では両用タイプの修正液も販売されています。

文字通り、水性インクでも油性インクでもどちらのタイプにも対応できるので、万年筆にも油性フェルトペンにも使いたい場合や、水性と油性のどちらを選ぶべきか迷った場合などに選ぶとよいでしょう。

紙の色に合わせて修正液の色を選ぶ

修正液の色には一般的なオフホワイトのものだけでなく、特殊な色に加工された商品もあります。紙の色と近い色の修正液を使うことで、書き間違えた箇所をきれいに修正できるでしょう。

たとえば、はがきには一般的なコピー用紙よりも少々黄色っぽい、はがき専用の修正液を使うときれいに仕上がります。修正箇所を目立たせずに修正できるので、書き損じてもはがきを無駄にせずに済んで便利です。

また、茶封筒の宛名書きを間違えた場合には、茶封筒用の修正液があります。クラフト紙に合わせた茶色で、たとえ宛名を書き間違えても書き直さずに済むでしょう。

他には、色の付いた修正テープもあり、手帳やノートに書いた文字を消すのに便利なクリーム色をしたタイプなどが販売されています。

塗ってすぐに書けるタイプも人気

(出典) photo-ac.com

修正液を塗った後、すぐに上から文字を書くと修正液がよれて汚くなってしまうものです。十分に乾くまで待つ必要がありますが、急いでいるときは悠長に待っていられないこともあります。

そんなときに便利なのが速乾性タイプや修正テープなど、待たなくても書けるタイプです。

速乾性タイプ

通常の修正液よりも、塗ってから乾くまでの時間が短くて済むのが速乾性タイプです。多少の時間は待たなくてはいけませんが、通常タイプよりも早く乾くので、急いでいる場合や、修正後すぐに他の書類を上から重ねる場合などに便利でしょう。

十分に修正液が乾いていないところに文字を書いて、修正箇所を汚くしてしまうことも減るはずです。効率的に美しく書類を修正できるでしょう。

修正テープ

書き間違えた箇所を消してすぐに書きたいなら、修正テープが便利です。テープ状になっていて幅があるため、消したい面積が大きい場合にも活躍します。

また、使用箇所に凹凸ができることがないので上から文字が書きやすく、コピーをしても影が映りません。

ただし、幅がある分、余計な部分まで消してしまったり、テープをきれいに貼れずによれてしまったりすることがある点はデメリットといえます。

困ったときの対処法

(出典) photo-ac.com

修正液はとても便利なものですが、書き間違えたときにしか使わないため、しばらく使わないうちに出なくなって困ることもあるでしょう。

また、基本的に落ちないように作られているものであるため、誤って服に付けてしまい困った経験をしたことはありませんか?ここではそんな困ったときの対処法をご紹介します。

液が出なくなったとき

修正液をしばらく使用していないと液が出てこなくなってしまうことがあります。これは時間の経過とともに修正液の粘性が強くなってしまい、内部で固まってしまうことが原因です。

そのような場合はキャップをしたまま、よく振ってみることで解消されることがあります。ハケタイプもペンタイプも、内部でカチカチという音がすれば出てくるはずです。

また、ペンタイプの場合、振るとカチカチと音がするのに修正液が出てこない場合は、ペン先で修正液が固まっていることが原因の可能性があります。その場合は、ペン先を紙に押し当てながら、胴部分を強く押してみると出てくることがあります。

汚してしまったとき

修正液は落ちないように作られているものであるため、誤って服に付けてしまっても容易には落とせません。特にデリケートな素材である場合は、ドライクリーニングに出すしかないでしょう。

丈夫で繊維が荒い布の場合は、修正液がすっかり乾いてからもんでみましょう。粉状になって剥がれ落ちていくことがあります。さらに歯ブラシでこすれば、よりきれいに落とせるでしょう。

また、修正液が付いてしまった部分に、歯磨き粉を塗り込んで洗い流す方法もあります。何度か繰り返せば、徐々にきれいになることもありますが、素材によっては歯磨き粉の漂白作用によって、変色する可能性があるので注意しましょう。

ハケタイプのおすすめの修正液

(出典) photo-ac.com

一度に広範囲を消したいときに便利なハケタイプは、先端部分を細く整えることで小さな部分にも対応でき、いろいろな箇所に使えます。ペンタイプよりも修正部分が目立ちにくいのも魅力でしょう。

コクヨ 修正液 コピー・油性インキ用

コピーした書類や油性ペン、油性ボールなどで書いた文字をしっかり消せるハケタイプの油性インキ用修正液です。PPCコピー用紙や感熱紙に使っても、インクが溶けてにじむ心配がありません。カチカチ音がするまでボトルを振ってから使用します。

また、しばらく使わなかったために液が濃く、粘性が強まったときは、水を少量ずつ加えて薄めることで最後まで使えます。

コクヨ 修正液 コピー・油性インキ用

税込378円

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ライオン事務器 修正液 ミスノン 油性インキ用

事務用品やオフィス家具の老舗メーカー・ライオン事務機の修正液です。広い範囲の修正はもちろん、ハケが繊細に作られていることで細かい文字を修正するのにも向いています。

ペンタイプや修正テープでは対応しにくい小さな文字や汚れもきれいに塗りつぶせるでしょう。同じシリーズでは、他に油性・水性インキ共用タイプもあります。使用するインクに合わせて使い分けるのもよいでしょう。

ライオン事務器 修正液 ミスノン 油性インキ用

税込314円

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ペンタイプのおすすめの修正液

(出典) photo-ac.com

細かい箇所を修正することが多いなら、ペンタイプの修正液が使いやすいでしょう。ペンタイプの修正液は本体を振ってから使うものが多くありますが、よりスムーズに修正できるよう配慮された商品も販売されています。

自分が使いやすいと感じるものを選ぶとよいでしょう。

ぺんてる ノック式修正ボールペン パワコレXZL15-WC

ノック式になっており、使用時にキャップを外す必要がないボールペンタイプの修正液です。片手で素早く修正できるので、急いでいるときにもストレスなく間違えた箇所を消せるでしょう。

クリップ部分が上がるとペン先が戻る構造になっているので、ペンケースの中で液漏れする心配もありません。ペン先は0.7mmと非常に細いので、手帳などの小さなスペースに書き込まれた文字でも、他の部分に影響せずきれいに消せます。

詰め替え用リフィルもあるので、長く使えるでしょう。本体の前軸部分から修正液の残量を確認できるので詰め替え時がわかりやすいのもポイントです。

ぺんてる ノック式修正ボールペン パワコレXZL15-WC

税込963円

※2022年02月28日時点

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ゼブラ 修正ペン ケスティック P-CA200-W

使用時はキャップをペンのお尻部分にはめてから押せば、修正液が出るキャップポンプ式が採用された修正ペンです。軸部分を押さなくても出るので、修正箇所をスムーズに消せます。

最大直径は10.5mmとスリムなのでペンケースに入れてもかさばらず、持ち運びしやすいのも魅力です。軸部分は1.0mmで使いやすい太さでしょう。

ゼブラ 修正ペン ケスティック P-CA200-W

税込158円

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セーラー万年筆 修正字消しペンスーパー(茶封筒用)

茶封筒用の修正液です。インクの色が茶封筒の色に合わせて作られているので、修正箇所が目立ちにくくなっています。オフィスなどで、日常的に茶封筒に宛名書きが必要なときなどに活躍するでしょう。

スーパーキャップ加圧方式を採用しており、使用時はペン先をキャップの頭部分にある穴に数回押し込めばインクが出てくる仕組みになっています。軸を押さなくてもインクを出すことができるので、スムーズに修正できるでしょう。

ペン先はボールペンのようになっているので、細かい箇所の修正にも対応できます。

セーラー万年筆 修正字消しペンスーパー(茶封筒用)

税込162円

※2022年02月28日時点

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修正液で書類をきれいに仕上げよう

(出典) photo-ac.com

修正液は頻繁に使うことはなくても、あると安心な文具の一つです。大切な書類を書き間違えてしまっても、修正液があればきれいに仕上げられます。しかしペンの性質を考えず適当に選んで使うと、インクがにじむなどして汚くなってしまうこともあるでしょう。

きれいに仕上げるためには、水性か油性のどちらのインクに対応したものかを確認の上で、自分が使いやすいタイプを選ぶことが大切です。きちんと選んだ修正液を使えば、たとえ書き間違えてもきれいに仕上げられるでしょう。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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