買う前に知っておきたい電球の口金サイズと種類。型番の見方や測るコツも確認しておこう – Onnela[オンネラ]|おうちのなかを、もっとしあわせに。  

買う前に知っておきたい電球の口金サイズと種類。型番の見方や測るコツも確認しておこう

この人に聞きましたmashley

インテリア家具コンシェルジュ 最適な家具を提案する家具コンシェルジュでさまざまな媒体にインテリア・ライフスタイル記事を寄稿するライター。ブログ「北欧ミッドセンチュリーの家づくり」ではデザインの小話や家づくり・暮らしに役立つ情報を発信中。椅子コレクターで、現在26脚の椅子とともに楽しく暮らす。最近空き家付きの山林を購入し、セルフリノベーションやアウトドアも満喫中。

電球切れは突然起こります。いざという時に電球の選び方がわからず困った経験はないでしょうか?電球にはたくさんの文字や数字が表記されていますが、その見方がわかれば簡単に電球交換ができます。口金サイズや種類について知り、コツを押さえて買い間違いを防ぎましょう。

電球を買う前に知っておきたい2つのポイント

電球にはさまざまな種類やサイズがあります。大きさや形が全く異なるので選び方に迷いますが、2つのポイントを押さえれば選びやすくなります。その2つのポイントとは、「口金サイズの見方」と「型番の見方」です。

ポイント①口金サイズの見方を知る

口金とは電球の根本にある金属部分のことです。口金にはさまざまサイズがあり、「E26」など「E+数字」で表記されます。Eはエジソンの頭文字で、数字は口金の直径サイズを表します。日本の一般家庭で使われる口金サイズはE26、E17、E11です。

日本の一般家庭で使われる口金サイズの種類

口金サイズの種類 E26 E17 E11
直径の大きさ 直径26mm 直径17mm 直径11mm

電球選びのコツは正しい口金のサイズを選ぶこと

ガラス球の形や大きさが多少違っても取り付けは可能ですが、口金だけは必ず同じ大きさを選びましょう。口金のサイズが合わないと照明に取り付けできません。また口金は電球の落下を防ぎ電気を流す大切な役割を担います。口金の大きさを合わせることが選び方のコツです。

ポイント②電球に表記された型番の見方を知る

電球の口金やガラス球には「KR100V22W」など数字とアルファベットを組み合わせた型番が表記されています。これは電球の種類、ボルト数、ワット数を表します。例えばKR100V22Wの場合、KRが電球の種類、100Vがボルト数、22Wがワット数です。

型番の見方

表記

アルファベット

〜V

〜W

特殊記号

E〜

LCやGWなど

100Vや100/110Vなど

40Wなど

(G)50など

E26、E17など

表記の意味

電球の種類

定格電圧の大きさ

定格消費電力の大きさ

ガラス球のサイズなど

口金のサイズ

型番の位置は製品によってさまざま

型番の位置は電球の根本の口金に表記されることもあれば、電球のガラス球の上部に表記される場合もあります。また表記方法も製品によって異なり、GWなどの電球の種類が表記されていないものもあります。困ったら古い電球を店に持ち込み、お店の方に相談しましょう。

ワット数の大きさに注意しよう

ワットとは消費電力の大きさを示す単位のことです。電球交換の際は元の電球と全く同じ大きさのワット数を選ぶか、照明器具の規格よりも小さいものを選びます。注意したいのは規格より大きいワット数を選ぶことで、高い熱に耐えられず事故につながる危険性があります。

口金サイズの調べ方とコツ

電球の買い間違いを防ぐコツは、口金サイズの調べ方を知ることです。口金サイズの調べ方は4通りで、見方は簡単ですが先に知っておいた方が電球交換がスムーズになります。ではサイズの調べ方とコツについて詳しく解説しましょう。

口金サイズの調べ方①切れた電球をチェックする

最も簡単な口金サイズの調べ方は、切れた電球を見ることです。口金部分やガラス・プラスチック部分に「E26」「E17」などサイズが表記されています。新しい電球を買う前に処分するとわからなくなるので、切れた電球は交換まで取っておくのがコツです。

口金サイズの調べ方②照明器具をチェックする

切れた電球をうっかり処分した時の口金サイズの調べ方は、照明器具を見ることです。必ず表記されているわけではありませんが、大手メーカーの照明なら目立たない場所に記されています。わが家の照明には、シェードの内側にE17と記されたサイズ表記がありました。

口金サイズの調べ方③電球が入っていた箱をチェック

口金サイズの調べ方の3つめは電球の箱を見ることです。電球の箱には「E26」や「E17」など口金サイズの表記があります。箱は邪魔になるので電球を取り付ける時に捨ててしまいがちですが、電球本体にサイズ表記がない場合は取っておくと交換時に便利です。

口金サイズの調べ方④口金サイズを測る

切れた電球や箱を処分し、照明器具にも表記がない場合の調べ方は、口金サイズを測ることです。詳しくは後述しますが、自宅にあるものを使うので測り方は簡単です。ただし他の調べ方と比べて手間がかかるので、電球や箱を取っておいた方がサイズの見方が楽になります。

口金サイズの測り方とコツ

口金サイズの基本の測り方は、定規を使う測り方とメジャーを使う測り方です。日本の口金サイズの多くはE26かE17なので、計測して大体の大きさがわかれば問題ありません。精密な測り方は必要ありませんが、E11などの小型サイズはやや丁寧な測り方が必要です。

口金サイズの基本の測り方①定規で測る

定規を平らな場所に置き、目盛りの上に口金の出っ張り部分がのるようにして測ります。正確に測るコツは、真正面から目盛りを読むことです。この画像では目盛りが26mmとなっているので、E26サイズです。

定規での測り方を簡単にするコツとは?

ボール型の白熱電球は、平らな場所に置くと転がって測りにくいですよね。その場合の測り方のコツはペンで電球を固定することです。定規の上に2本のペンを置いて電球を固定すると、転がりにくく目盛りの見方が簡単になります。

口金サイズの基本の測り方②メジャーで測る

メジャーを使う方法では、口金の円周を測ります。隙間がないように巻くのがコツです。サイズの判別には円周の計算「直径×3.14」を使います。例えばメジャーで測ると円周が82mmだった場合、82÷3.14=26.11…なのでE26サイズとわかります。

簡単に口金サイズがわかる表

一般的な口金の大きさはE26なので、円周82mm=E26サイズと覚えておけば口金の大きさがすぐにわかります。ただ、それ以外の口金サイズを測る際に毎回計算するのは面倒ですよね。そこで、以下に一般的な口金サイズと円周がひと目でわかる表を作成しました。

メジャーで測る場合の口金サイズと円周

口金サイズ

E26

E17

E11

円周

82mm

54mm

35mm

口金サイズにはこんな測り方も

口金サイズの基本の測り方は定規とメジャーですが、実はそれ以外に2つの測り方があります。

基本以外の測り方①ノギスで測る

ノギスとは長さや太さを正確に測れる計測器のことです。機械加工や家具製作などでプロが使う工具ですが、最近はDIYブームにより自宅での工作に使う方もいます。挟んで計測できるため、正確な口金サイズを計測可能です。

基本以外の測り方②定規と紙で測る

小型電球の口金の大きさを知りたい場合、定規よりも目盛りが見やすいメジャーがおすすめです。メジャーが家にない場合は、紙、定規、ペンを使うと簡単に測れます。細く切った紙を口金に巻いてペンで印をつけ、伸ばした紙の端から端までの長さを定規で測りましょう。

電球の種類と型番表記の見方

ここからは電球の種類と型番表記の見方について紹介します。電球の種類は「白熱電球」「LED電球」「電球型蛍光灯」の3つですが、その中にもさまざまな形があります。形によって型番のアルファベット表記が異なりますので、見方の参考にしてくださいね。

白熱電球とは?

白熱電球とは、ガラスの中にある金属製フィラメントに電流を流すと高温になって光る仕組みの電球です。昔から使われている一般的な電球ですが、後発のLED電球よりも寿命が短いデメリットがあります。LED電球よりも安いので照明の付属品としてよく使われます。

よく使われる白熱電球の形と型番表記

ナスのような形の透明ガラスが一般的で、型番表記はLです。白く塗装されると型番表記はLWとなります。またナス型よりも丸みを帯びたボールの形は、透明だとGC、白く塗装されたものはGWと表記されます。白いタイプはW、ボールの形はGと覚えておくのがコツです。

その他の白熱電球の種類と型番表記

白熱電球には他にもたくさんの形があります。レアな形もあるので全てを覚える必要はありません。ただ、知っておいた方が型番の見方や調べ方がスムーズになります。以下の表以外にも電球の種類はありますが、型番がメーカーごとに違うため省略しています。

電球の種類と型番表記

電球の種類

特徴

型番での表記

リネストラランプ

リネストラランプとは帯状の細長い電球のこと。 光が柔らかく広がる特徴がある。

LWT

ミニクリプトン電球

「クリプトンガス」を使った電球がクリプトン電球。 ミニクリプトン電球は小型サイズ。

KR

レフランプ

レフランプとは白熱電球の内側がアルミニウム反射鏡になったもの。 光を効率よく反射するためスポットライトなどに使われる。

RF(散光型) RS(集光型)

ビームランプ

ビームランプとは光を一方向に集めるのに適した電球のこと。 熱線をカットしたクールビームランプと カットしない通常のビームランプがある。

BRS(熱線をカットしないタイプ) CRS(熱線をカットしたタイプ)

 

LED電球とは?

LED電球とは半導体が光る性質を利用した電球のことです。白熱電球の寿命目安は約1,000時間ですが、LEDの寿命は約40,000時間で10年程使えます。消費電力が小さくて電気代の節約になるので、急速に普及しています。

LED電球と白熱電球を型番で簡単に見分けるコツ

LED電球は白熱電球よりも型番の見方が簡単です。LED電球の型番には、アルファベットの最初に「LD」がついています。これを覚えておくと電球選びが楽になります。

よく使われるLED電球の形と型番表記

ナスのような形の一般的なLED電球や、ミニクリプトン型のLED電球の型番表記はLDAです。丸みを帯びたボール型のLED電球はLDGと表記されます。

その他のLED電球の種類と型番表記

以下の表にその他のLED電球の種類と型番をまとめました。これ以外にもLED電球の種類はありますが、一般的ではないので省略しています。

その他のLED電球の種類と型番表記

電球の種類

型番

LEDのビームランプやレフランプ

LDR

シャンデリア用のLED電球

LDC

フラット型のLED電球

LDF

筒型のLED電球

LDT

電球型蛍光灯とは?

電球型蛍光灯とは口金が白熱電球と同じ形の蛍光灯のことです。蛍光灯の一種ですが、白熱電球を電球型蛍光灯に替えて使えます。白熱電球よりも長寿命で省エネなので以前は普及が進められていましたが、現在はLEDの方が主流です。

電球型蛍光灯の種類と型番表記

電球型蛍光灯の種類は3つです。ナス型の一般的な電球型蛍光灯の型番はEFA、ボール型はEFG、ガラス球がついてない蛍光管がむき出しのタイプはEFDです。蛍光管部分の形状や大きさは製品によって異なります。

白熱電球・電球型蛍光灯・LED電球の違いとは?

消費電力と寿命に大きな違いがあり、LED電球は省エネ性と寿命において特に優れています。電球型蛍光灯の消費電力は白熱電球の約1/4、LED電球は白熱電球の約1/7で、寿命の目安は電球型蛍光灯が白熱電球の約6〜10倍、LED電球は白熱電球の約40倍です。

白熱電球を選ぶメリットはある?

白熱電球は価格が手頃で、電球型蛍光灯やLED電球と違って全種が調光機能対応です。調光機能とは、光の明るさをスイッチなどで調整できる機能のことです。また演色性に優れています。演色性とは、物を光で照らす際に本来の色をいかに再現できるかを表す性質です。さらにインテリア性の高い電球など、デザインの種類が多いのも強みです。

白熱電球・電球型蛍光灯・LED電球の比較まとめ

3種類の電球の比較を以下の表にまとめたので、電球を選ぶ際に役立ててくださいね。

白熱電球・電球型蛍光灯・LED電球の比較

白熱電球

電球型蛍光灯

LED電球

白熱電球を1とした場合の 消費電力

1

約1/4

約1/7

寿命の目安

約1,000時間

(1日10時間の使用で約3ヶ月)

約6,000〜10,000時間

(1日10時間の使用で約1年半〜2年半)

約40,000時間

(1日10時間の使用で約10年) 

調光機能対応

全種対応

一部対応可

一部対応可

メリット

・導入コストがリーズナブル ・調光機能に対応 ・演色性が高い ・形やデザインの種類が多い

・白熱電球よりも長寿命・省エネ

・白熱電球や電球型蛍光灯より長寿命・省エネ

デメリット

・電気代が高くなりやすい ・寿命が短い

・市場がLED電球に移行して製品の種類が減った ・白熱電球より点灯に時間がかかり 空間を明るくするのに時間を要する ・調光機能に非対応のものがある

・白熱電球よりも導入コストがかかる ・寿命は長くても熱や湿気に弱いので故障することがある ・調光機能に非対応のものがある

調べ方や見方のコツを踏まえて適切な電球を選ぼう

口金サイズの調べ方や型番の見方のコツを押さえれば、電球の買い間違いを防げます。最近はLED照明の普及で以前より電球交換の機会が減りましたが、LEDにも寿命があり熱や湿気で故障するケースも。今回紹介した内容はいざという時に知っておいて損はないでしょう。 

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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