仲直りする方法が分からない!相手が急にそっけなくなったり怒ってしまったときの対処法

昨日まで普通に話していた人が怒ってしまったり急にそっけなくなったりすると、「私…何かしちゃったのかな?」と不安になることがありますよね。仲直りしようと思い立っても、真っ向から謝るべきなのか、それとなく伝えるべきなのか迷ってしまう場面も。

そこで今回は、大人でも使える仲直りできるコツや対処法について詳しく解説していきます。関係が悪化してしまった相手がいるときに参考にしてみてくださいね。

目次

大人の仲直りは準備が大切!仲直りを切り出す前にやるべきこと

大人の仲直りの難しいところは「ごめんなさい」という謝罪の言葉だけでは済まないケースが多いことです。謝罪の手順や仕方を誤ってしまうと、相手をさらに怒らせてしまい、最悪の場合には縁が切れてしまうこともあります。

謝罪する前には、あらゆる可能性を考えながら準備を整えておくことが重要です。相手との関係性をこれからも続けていきたいときは、やみくもに謝罪せず、今回起きたことをしっかり振り返っておきましょう。

まずは「自分がした失敗」を見つめるところから

子どものときの仲違いは、謝罪する側が明らかな間違いや失敗をしていることが多いです。まだ善悪の区別がついていなかったり、他人との距離感がうまく取れなかったりするからです。その反面、大人の揉めごとには「どちらかが一方的に悪い」というパターンは少ない傾向にあります。

誰かを怒らせてしまったときに考えるべきことは「自分のどこが悪かったのか」という振り返りです。致命的な行動だけでなく、その前後から思い出しましょう。いきさつが複雑なときは、ノートやスマホなどに書き起こすのも効果的です。

ここでポイントなのは、自省的になりすぎないことです。小説の書き手になったようなつもりで、情報を淡々と掘り起こしていくのが重要です。相手とのやり取りをよく思い出しながら、「ここは良くなかったかもしれないけど、こういう理由があってやったことだった」など、自分が考えていたことも添えておきましょう。

相手の態度や行動の変化を客観的に観察してみよう

自分への問いかけが終わったら、次は相手の態度や行動の変化を捉えていきましょう。些細なことでも良いので、揉めごとが起きる前と後で、相手に何か変化があったかをよく観察するのがポイントです。

直接的な態度ひとつを取っても、「怒っている」のか「よそよそしくなった」のかでは対処法が違ってきます。場合によっては、こちらが気にしているだけで、相手は何とも思っていない可能性もあります。

第三者から「○○さんと何かあった?」など気に掛けられた場合は、相手の様子を聞いてみましょう。解決の手掛かりになるかもしれません。

相手に対して不満がある場合は、誰かに打ち明けておこう

情報収集が終わったら、次に自分の中のガス抜き作業をしておきましょう。情報集めをした段階で、ほとんどの人は「自分も悪かったけど、相手も悪いところがあるのでは?(そこまで怒ることではないのでは?なども含む)」と感じていることと思います。大人の揉めごとはまさにこの通りで、明確な善悪がなく、自分たち自身で落としどころを決める必要があります。

謝罪において最悪なのは、「相手も悪いのでは?」ということに謝罪中に気づき、相手に怒りをぶつけてしまうことです。「相手のここも悪かった」と気づいているなら、謝罪前に必ず誰かに話を聞いてもらい、疑問やイライラを解消しておきましょう。

話を聞いてもらう相手は「謝ろうとしている人と関わりがない人」がおすすめです。また、なるべく信頼できる人(信頼している人)を選びましょう。必要であれば「これから謝罪をしようとする前のガス抜きに」と目的を伝えてもOKです。ご飯をご馳走したり、プチギフトを渡すなどの気遣いもお忘れなく。

「仲直り」自体が自分にとって本当に必要なことなのか考える

謝罪に向けた調整が終わったら、最後に「相手との関係修復は自分にとって必要なことなのか?」という問いを必ずしておきましょう。大人になった今、自分の生き方や属するコミュニティの決定権はすべて自分自身にあります。「この人との関係性が切れたら生きていけない!」ということは、自立している人ならまずあり得ません。

大人の揉めごとは、さまざまな理由や背景から起こります。価値観の違い、育った環境の違い、性格の違い、重要度の違い…。自分と100%同じ人はいません。相手との違いが露呈したとき、受け入れるかどうかを自分で選ぶのが大切です。すれ違いや揉めごとが起きたときは、相手との関係性を考える良いチャンスと捉えましょう。

よく考えたうえで、相手との関係性を望むのであれば、謝罪の段取りを進めていきましょう。関係性が切れても良いのであれば、軽く謝罪の言葉だけを入れて距離をおくのがおすすめです。

仲直りのおまじないをして自分の心を整えておこう

いよいよ謝罪するとき、大切なのは常に平常心でいることです。感情的になってしまうと伝わるものも伝わりません。怒ったり泣いたりしてしまうことがないよう、マインドリセットしておきましょう。

必要以上に緊張してしまう人は、願掛けやおまじないなども有効です。「きっと良い方向に進むだろう」という期待は、心の状態を整える作用があるからです。ここでは、効果があると言われているおまじないを1つご紹介します。

青いペンを使ったおまじない

引用:MIROR『「仲直りできる」おまじない15選!簡単で即効性が高くて絶対叶う!強力なおまじないを厳選しました』

  1. 白い紙と青いペンを用意します。
  2. 青いペンを使って、白い紙に仲直りしたい相手の名前をフルネームで大きく書きます。
  3. 相手の名前の下に、自分の名前をやや小さめに書きます。
  4. 2人の名前を囲むように、大きな円を1周描きます。なるべく正円に近くなるように囲みましょう。
  5. 2人の名前が内側になるように、紙を4つ折りにします。
  6. 仲直りが終わるまで、紙を財布やカバンなどに入れてつねに持ち歩きます。
  7. 仲直りが成功したら、紙にお礼を書き加えて、燃やします。

青い色には「冷静さ・平常心」、円には「人との縁を結ぶ」という意味があります。叶った後に何かをする必要がある、という手順は、日本古来の神道にも通じるものがあり、馴染みやすい・願掛けしやすい人が多いでしょう。

引用元のWEBサイトには、これ以外にもさまざまなおまじないが紹介されています。気になるものを探して、試してみてくださいね。

友達や恋人と仲直りしたいときのコツ

ここからは、友達や恋人と揉めてしまったときの仲直りのコツについて解説します。友達や恋人と円満に仲直りしたいときに参考にしてみてください。

友達や恋人はその人だけじゃないことを念頭におき、依存しない

人は社会性の強い生き物と言われています。日々、さまざまな他者とコミュニケーションを取りながら共存し合っています。人間同士の関係をうまく保つには、自分自身が自立していることと、相手に依存しすぎないことが大切です。

友達や恋人は、自分の周りの複数ある人間関係のうちの1人に過ぎません。そして、それは相手にとっても同じことです。自分もまた、相手にとっての仲の良い人間の1人でしかありません。

このことを念頭におかないと、相手とのバランス関係が歪になりやすいです。仲直りをする前に、「自分が相手に縋り付いていないか」しっかり振り返っておきましょう。

相手から自分への関心があるかどうかを先に見極めておく

自分が相手と仲直りしたいからと言って、相手も同じように思っているとは限りません。相手が怒っているのであれば、これを機に交流を切りたいのかもしれません。相手がそっけないのであれば、自然消滅を狙っていることもあります。相手が自分に対して何かしらのアクションを求めているのかどうか、見極めが大切です。

相手から釘を刺されている状態なら、謝罪も含め、それ以上何かアクションを起こすのはやめておきましょう。「もう話しかけないで」「別れよう」などと言われたら、受け入れるほうが得策です。

また、相手からの連絡がなくなってしまった場合も同様です。LINEが既読にならなかったり、話しかけても無視されるような状態では、こちらから積極的に動くのは悪い結果を招くことのほうが多いです。焦る気持ちもわかりますが、はやり過ぎないようにしましょう。

相手と同じコミュニティの知人・友人に相手への愚痴を言わない

謝罪を通じて相手との関係を修復したいときは、共通の知人・友人に相手への愚痴をもらさないよう注意しましょう。信頼できる人や口の固い人であっても、相手を責めるようなことは言わないのが鉄則です。

悪い噂は、どこからともなく広がり、相手の耳に入るリスクがあります。共通の知人・友人が気を遣って相手に伝えてくれたとしても、自分が愚痴を言っていた事実は伝わってしまいます。相手から「謝罪する気あるの?」「本当は悪くないと思ってるくせに」などと勘繰られてしまうでしょう。

人の関係性が特定されやすいSNSに投稿するのもあまりおすすめできません。冷静になるためのガス抜きは、相手とは関わりのない人に聞いてもらいましょう。

相手の不満の内容が分からないときは直接聞いたほうがいいことも

どれだけ考えても、「相手が怒っている理由がわからない」「自分がミスをした覚えがない」ときは、素直に相手に聞くのもアリです。その場を取り繕うために仲直りをしても、また同じ状況になってしまうからです。

理由がわからないまま謝罪をするのは、仲直りにおいて1番の悪手です。自分が変わることもできませんし、相手と向き合う機会も逃してしまいます。相手との関係性をこの先も望むなら、「相手が何に対して不快になったのか」について、自分もしっかりと向き合わなければいけません。

真摯に謝罪をしても許してもらえなかったら、関係を諦めることも必要

相手のことを考えて、自分の無礼や過ちを詫びたとしても、許してもらえない可能性があります。「許してもらえないかもしれない」ことは必ず念頭におきましょう。

相手に謝罪するか、関係性を切ってしまうかは、すべて自分に選択権があります。それと同様、謝罪を受け入れるかどうかは相手に選択権があります。「自分から謝罪しよう!」と思えるほど、相手は尊敬できる人なはずです。相手の拒絶を素直に受け止めて、尊重しましょう。

人間関係を築くことのできる相手は、この先も必ず現れます。今回の相手とは縁がなかったと考え、執拗以上に相手を追い回したり、自分を責めたりしないようにしましょう。自分自身と相手にしっかり向き合ったこと自体を「経験や成長になった」と考えると良いですよ。

親子同士など、家族と仲直りしたいときのコツ

次に、より身近な家族と仲直りしたいときのコツを紹介します。早めに関係を修復したいものの、関係性が近いからこそ言えないことも多いはず。どう切り出せば良いかわからず悶々としてしまっているときに、ぜひ参考にしてみてくださいね。

家族だとしても、違う人間同士であることを忘れないようにする

家族同士の揉めごとで1番厄介なのは「家族だから分かってくれるはず」という気持ちが一方または双方にあることです。確かに、家族は一緒に過ごす時間が多く、人生で1番長くそばにいる人とも言えるでしょう。

しかし、家族とは言え他人は他人です。自分と同じ人間は、この世界に1人もいません。あなたがAと思うことでも、両親や子どもはBと考えるかもしれません。「なぜ私と同じじゃないの!?」「家族なのになぜ分かってくれないの!?」と責め立てると、相手を苦しめてしまうことになるでしょう。

家族と仲直りをするときは、「当たり前なことはひとつもない」「家族だからこそ、しっかり言葉で伝えないとわからないこともある」と肝に銘じておきましょう。人間同士が揉めごとを起こすことの主な原因はコミュニケーション不足です。“暗黙の了解”を減らすことを心がけておくことで、スムーズに仲直りできる可能性がアップしますよ。

できるだけ早めに解決するようスピーディに

同居する家族との仲は、できるだけ早めに修復しておいたほうが良いです。生活上で関わる機会が多く、わだかまりがあるまま日常生活を送るのはお互いにとって大きなストレスになるからです。

「謝罪や話し合いが必要だ」と感じたら、自分の中での優先度を最大限まで上げましょう。ときには、会社や学校、その他の用事などを休む選択も必要です。

仲裁してくれる人やフォローしてくれる人を見つけておく

家族との話し合いは、お互い距離が近い分、感情的になりやすい傾向があります。謝罪する相手に対して少なからず思うところがあるのであれば、他の家族や親戚、そのほかに頼れる人などにフォローを頼んでおくと良いでしょう。

第三者に事情を話すときは、今自分が相手に対して思っていることを、良い・悪い問わず細かく話しておきましょう。特に、「相手は多分ここに怒っていて、自分も気持ちは分かっている」ということを強調して伝えておくと効果的です。自分が反省していることを、謝罪というポーズだけでなく、第三者からのフォローという形で間接的に相手に伝えることができるでしょう。

自分が不満に思っていることがあれば、しっかりと伝えておく

家族との仲直りの場で大事なのは、自分が相手に不満に思っていることを伝えておくことです。同じ環境で暮らすなら、日々ちょっとしたことで衝突するのはお互いに避けたいはず。自分がされたら嫌なことを相手にも知っておいてもらう必要があります。

謝罪が終わって相手が寛容的な雰囲気になったら、自分の考えていることも話しておきましょう。気をつけなければいけないのは、謝罪をしている最中に相手への不満をぶつけてはいけないことです。謝罪と許容が終わった後に、申し訳ない気持ちも添えつつ冷静に伝えるのがポイントです

相手が怒ってしまっていて、とりつく島のないときは

謝罪をしようと思っても、その機会ももらえないまま、相手が怒り続けてしまっているケースが稀にあります。頭ごなしに叱られてしまい、次の手を打ちようにないときもあるかもしれません。そんなときに役立つ応急処置的な対処法をご紹介します。

その場は謝罪をしつつ、相手が落ち着くまでやり過ごす

怒っている相手に対しては、それ以上刺激するのはやめておきましょう。「すみません」などの定型文で頭を下げ、可能であれば少し距離を置いてやり過ごすしかありません。言い返すのはもちろん、必要以上にへり下るのも逆効果です。相手に新しい怒りのきっかけを与えないようにしましょう。

喉元過ぎれば…という言葉があるように、大きな怒りは長続きしません。1日または数日ほどおけば、怒鳴り散らされるようなことはなくなるでしょう。

少し時間を置いて、相手の様子を見守ろう

相手との距離が取れたところで、現状把握をしましょう。自分がどんな原因を作ったかを考えるのは、すべてにおいて共通です。相手の怒りが激しいときは、普段から誰に対してもそうなのか、今回だけのケースなのかを調べておきましょう。

普段からそういった反応が多いタイプについては、相手の正当性がどれだけあるかを考えましょう。相手の主張にあまり正当性がないのであれば、それ以上の謝罪はせずに距離を置くのがおすすめです。

相手の主張がもっともな場合は、相手から叱られる状況が自分にとって負担になるかどうかを考えます。聞き流せる、言い返せる人なら付き合い続けても問題ありませんが、萎縮してしまう人は相性が悪いです。これ以上の誤解や溝を広げないためにも、距離をおきましょう。

相手が自分だけにそういった反応を取るのであれば、距離を取るのがおすすめです。今回の直接的な揉めごとの原因より前に、相手から快く思われていない可能性が高いからです。こうなってしまうと相手の印象を変えるのは難しいので、すっぱり縁を切ったほうが良いでしょう。

相手が謝ってきたら、許す・労うなどが効果的

人に謝罪のスキを与えないほど怒ることは、大人としてあまり正しいこととは言えません。自分側によっぽど非のある場合でなければ、相手からの謝罪や手打ちの提案を待つのもアリです。

相手が詫びを入れてきたら、「こちらこそすみません」「気にしないでください」など、相手を気遣った発言をしつつ、自分側の非についても謝罪しましょう。感情が激しい人は、プレッシャーに弱く、人を信用するのが苦手な人が多いです。「あなたの味方ですよ」という気持ちを伝えることで、今後の態度がやわらかくなるかもしれません。

謝るそぶりや申し訳なさが相手から感じ取れないときは距離を取ろう

大人同士が揉める場合、どちらかが一方的に悪いことはほぼあり得ません。責任の比重はありつつも、ほとんどはお互いのコミュニケーション不足から発生します。そのため、どちらかが一方的に怒り続けもう一方が平謝りする構図は、多少違和感を感じるべきものです。

とはいえお互いに人なので、ついカッとなってしまうシーンもあり得ます。しかし、「怒りすぎたかも」「自分も悪かったのかも」と後から振り返る人がほとんどです。

自分を顧みることも大事ですが、相手にまったく悪びれた様子がないときは、相手から見下されている・嫌われている場合や、相手自身に問題のあることもあります。謝罪をせずに距離を置くこともときには必要です。関係性を続けるかどうかは自分に決定権があることを忘れないようにしましょう。

どうやって仲直りを切り出す?仲直りの方法について

仲直りの準備や相手別のコツを抑えたところで、いよいよ最後は仲直りの具体的な方法について解説します。自分のスタンスや相手の気持ちを尊重しつつ、仲直りの方法を考えてみてくださいね。

ロジカルな怒りや悲しみには、LINEやSNSでの素早い謝罪がおすすめ

人には誰しも、失敗や間違いがあります。明らかに自分が悪い、かつ、相手が不快に思うのも無理はないと判断できるときは、とにかく早く、素直にズバッと謝罪しましょう。方法はLINESNSなど、非対面のコミュニケーションツールでもOKです。

例えば、約束に遅刻してしまったときや、相手に怪我をさせてしまったときなどに有効です。恋人であれば「記念日を忘れてしまっていた…」などもあるあるトラブルですね。率直に謝罪しつつ「次からここに気をつけるようにする」など反省点を添えておくと良いでしょう。

感情的なもつれには、電話や対面などのダイレクトコミュニケーションで対応

人としての違いやコミュニケーション不足からくる揉めごとでは、電話対面など、自分の気持ちが言葉以外でも伝わりやすい方法がおすすめです。文章だけのやり取りをしてしまうと、お互い行間を読もうとして、かえって不信感が増してしまうことがあるからです。

ただし、ダイレクトコミュニケーションは相手にも自分にも負担がかかりやすい点が難点です。自分の主張や謝罪のポイントは事前にまとめておきましょう。同時に、あらかじめ時間を決めておくなどして、会話がズルズル続かないよう相手に配慮しておくことも大切です。

数ヶ月〜数年空いてしまったことを謝罪したいなら手紙でもOK

後から自分の間違いに気づいて、「今更だけど謝りたい」と思うこともあるかもしれません。そういったときは、手紙メールで相手に謝罪の気持ちを伝えましょう。

このとき、LINEや電話などはNGです。相手に”コンタクトを受け入れる”選択と、”謝罪に応じる”選択を迫っているからです。後から謝るのは、ある意味で自分の身勝手な気持ちであり、それに対して相手に行動を求める権利はありません。「嫌だったら読まずに捨ててもいい」「返事を返さなくてもいい」といったコミュニケーションの余白を残しておきましょう。

自分の気持ちを伝えるだけの謝罪は迷惑になることも

謝罪するときに絶対してはいけないことは、「許してくれなくても良いけど謝りたい」といった、自分の気持ちを一方的に伝えるだけの謝罪です。仲直りの目的は相手との関係性を続けていくことです。「(これからも仲良くしたいから)許してください」と言えないものは謝罪ではありません。

「許してくれなくても良い」という気持ちは、相手の気持ちを慮っているように見えて、実は相手を貶める行為に他なりません。相手のことを「些細なことで怒っている人」「プライドが高くて許してくれない人」と決めつけていることと同じです。

自分の謝罪に対して、許すかどうかは相手が自由に決めるべきことです。許さない=悪いこと、と相手に思わせるような物言いはNGです。許されるつもりがないのであれば、謝罪そのものをやめて相手との関係継続は諦めましょう。

まとめ|自分の失敗を振り返りながら、相手との関係性を考えていこう

人はそれぞれ独自の考え方や価値観を持っています。どんなに気の合う人でも、接していく中ですれ違いや衝突が起きるのは当然のことです。何かがきっかけで相手との関係が揺らいだときは、自分や相手について向き合う良いチャンスと捉えましょう。

謝るときは、相手との関係性や、拗れてしまった経緯をよく考え、最適な方法を選びましょう。自分の凡ミスレベルであれば、LINEやSNSなどのチャットツールで謝ってしまっても問題ありません。相手とよく話し合う必要があるときは、ダイレクトなコミュニケーションが効果的です。

「相手と仲直りしよう」と思う気持ちは相手を大切に思っている気持ちの裏返しです。今回ご紹介したコツをふまえて、自分の素直な気持ちを相手に伝えられると良いですね。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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