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大学生に必要なものリスト&準備するときのコツを男女別に徹底解説

冬の厳しい寒さを抜け、梅や桜といった花々が開き始める春先。受験期を終えた学生たちにとっては気持ちがほんの少し楽になる時期ですが、今度は進学の準備に追われる季節でもあります。特に、高校生から大学生になるまでの間は、変化がもっとも多く忙しい時間です。

そこで今回は、春からの大学生に必要なものや、入学準備に関するポイントを解説していきます。大学生になる本人はもちろん、子どもの進学が不安でたまらない人にもきっと役立つはずです。きっちり準備して、春からの大学生活に臨みましょう。

目次

入学準備のチェックリスト!大学入学前に準備するもの&選び方のコツ

大学生になると、中高のように自分のクラスや固定席で1日中授業を受けるということはなくなります。また、科目も細分化され、教授や教員によって教え方や進度もバラバラです。今までと比べると、より効率的で小回りの効くような道具が必要になります。

そこでまずは、男女共通の必須アイテムや入学前に準備しておくことについて解説します。それぞれの選び方のコツもご紹介するので、参考にしつつも自分らしさを出せるように選んでいきましょう。

パソコン選びはどうする?デスクトップVSノート

入学準備の中で1番気になるのは、まずはパソコンの種類でしょう。必須になる持ち物の中ではもっとも高価であり、種類が多すぎるゆえに自分に合ったものを探しにくいです。ここでは、パソコンの選び方に関するポイントを1つずつ解説していきます。

パソコンは必須?スマホやタブレットで代用できない?

大学生活において、パソコンはほぼ必須です。論文やレポートなど、1万字を軽く超えるような執筆作業はスマホやタブレットに不向きです。多くの大学ではパソコンルームが開放されていますが、他の利用者との兼ね合いやデータの管理といった面において不便さが先立ちます。

最近では、タブレットにキーボードを接続して擬似パソコンとして活用する人も増えてきました。しかし、タブレットの欠点はCPUの弱さとアプリケーションの少なさにあります。出先でメモを取るくらいなら十分ですが、パソコンと同等の運用は難しいでしょう。

デスクトップとノートはどちらが良い?

パソコンにあまりこだわりがない場合、デスクトップを選んでおくのが無難です。同じスペックのものを比べたとき、デスクトップのほうが安い傾向があるからです。低コスト帯のノートパソコンはCPUのパワー不足・作業メモリ不足・バッテリー持ちの悪さが目立ちます。

大学は自分の興味や可能性を広げる場でもあります。入学するときは「低スペックでも十分」と思っていても、後からプログラミングや動画編集といった、パソコンを使った研究や趣味に目覚めることもあるかもしれません。ノートパソコンを選ぶときも、中性能・中コスト帯のものを選んでおくのがポイントです。

ノートパソコン向きの人と、選び方のポイント

学校での過ごし方によってはノートパソコンのほうが合っている人もいるでしょう。ノートパソコンの強みは、外に持ち出すことができる点です。大学内や外出先で自分のマシンを使いたい人はノート向きと言えます。

  • 授業中や研究室でパソコンをほぼ毎日使うタイプ:データ解析、コーディングなどを主に専攻する人など
  • 空き時間に執筆活動をしたいタイプ:在学中に書籍の出版を目指したい人など

つねに自分のマシンを持ち歩きたい人は、ノートパソコンのほうが使い勝手が良いでしょう。ただし、ノートパソコンのスペックには注意が必要です。特に、解析・コーディング・動画編集・DTMなどで専門的に使いたいときは、最低でも15万円以上の新品モデルを選ぶか、安価な中古モデルを改造しましょう。

持ち歩くという目的だけなら、タブレットとの2台使いも視野に

「パソコンを持ち歩いていないと不安…」という人は、タブレットとの併用を検討してみましょう。研究や趣味に集中するときは家のパソコンで、普段使いには小回りの良いタブレットでといった使い分けが便利です。最近では、出先のタブレットから自宅パソコンにリモート接続をする技術も普及しています。

ただし、講義での電子機器の使用は、あると便利ですが必須というレベルではまだありません。入学後に「やっぱり携帯できるものもほしい」となったときに検討しても遅くないでしょう。

文系・理系で違う?持ち運ぶ文房具やノートの選び方

大学での持ち物は基本的に自由です。また、教授や教員によって授業内容が異なるのも大学の講義の大きな特徴です。正直、文房具やノートなどの授業で使う持ち物は、講義を受けてみてからでないと最適化できません。

文房具やノートについては、高校生に使っていたもののままでOKです。講義のスタイルに合わせて、自分のやりやすいようにカスタマイズすると良いでしょう。レジュメ(プリント資料)を配布する教授が多いので、クリアファイルやバインダーの持参を忘れずに。

文系、理系について、使用する文房具やノートの種類に大きな違いはありません。ただし、理系学生の場合は、学校側から特定の持ち物を持参する指示が出る場合が多いです。科目要項によく目を通してからオリエンテーションに出席し、必需品の説明を聞き逃さないようにしましょう。

携帯する文房具の例

  • B5版ノートまたはルーズリーフ
  • シャープペン、替芯、消しゴム
  • ボールペン黒・赤
  • A4クリアファイル
  • A4バインダー(講義のレジュメが増えてくると必要)
  • スマホ、デジカメなど写真が撮れる機器(講義スライドの記録に便利)
  • 関数電卓や白衣など、持参するよう指示があったもの *主に理系学生

制服がなくなる!服選びのポイント

大学へは基本的にどんな服を着て行っても問題ありません。服装や持ち物を通して「自分をどう見せたいか考える/どう在りたいか考える」のも、大学での学びのひとつと言えるでしょう。

高校時代からおしゃれが好きで自信のある人なら、自分らしいスタイルでOKです。高校生ではあまり自由にできなかったファッションをお披露目するチャンスです。転居をともなう進学の場合、気候の具合が今までとは変わるので、体に無理のないように心がけましょう。

おしゃれに自信がない・あまり興味のない人は、少しおしゃれなコーデを2種類、コスパの良いシンプル&カジュアルコーデを3種類〜5種類ほど用意して着回しましょう。無理に初めから揃えようとせず、周りのコーデを見ながらだんだんと増やしていくほうが無難です。

講義・サークル・バイトで持ち物を使い分けよう

大学生になると、行動範囲が一気に広がります。講義はもちろん、部活やサークル、バイトなど日々のイベントが盛りだくさんです。行き先に合わせて持ち物が変わるので、1つのバッグですべてを回すのは厳しくなってきます。

月曜は講義だけ、火曜日は講義+バイト、水曜は講義+サークル…日曜はサークル+バイト、などその日どこに向かうかによって、必要な持ち物を分けておきましょう。毎朝の準備が楽になりますよ。

入学用のスーツは時流に合わせたものを/レンタルでもOK

入学式は、服装に特に指定はないものの、男女ともにスーツで出席するのが一般的です。高校までは制服で済んでしまう場面が多いので、多くの人が新調することになるでしょう。

大学生の間は、スーツを着る機会はあまりありません。入学式の次に必要になるのは成人式や就活のときですが、デザインやサイズが合わなくなってしまうこともあります。

入学用のスーツを買うときは、「入学のときの思い出を残すため」と割り切って、今の自分に1番似合うタイプを買うのが良いでしょう。1回きりになる可能性が高いときはスーツレンタルでも十分です。

お金周りの準備を入念に!銀行口座やクレジットカードについて

住所が確定した時点で、銀行口座の開通とクレジットカードの申請をしておきましょう。支出や収入が多くなる大学生には必須の準備事項です。

都市圏へ引っ越す場合、大手銀行の口座を開設しておこう

お年玉の管理などで、小さい頃から自分の口座を持っていることは珍しくありません。地方出身者の場合は、地元の地銀や信金を利用している人も多いでしょう。しかし、都市圏ではメガバンクや大手銀行のほうが使い勝手が良いです。

地銀や信金に比べると、引き下ろし手数料や、同一銀行への振込時に有利になる場面が多いです。銀行口座はいくつ持っていても支障はないので、その土地でよく使われている口座をメインバンクにしておきましょう。

限度額50万程度のクレジットカードを作っておこう

銀行口座ができたら、次はクレジットカードを作っておきましょう。初期は家財や服の購入などでまとまったお金が必要になることが多いです。最低限度額の10万円では心許ないので、50万円程度に設定しておくのがおすすめです。

どの会社のカードを使っても損をすることはありません。サービスを見比べたうえで自分に合ったものを選んでください。カード種類のおすすめは、VISAとMastercardです。決済可能店舗が多く、海外での使い勝手も良いためです。

なお、収入が不安定な大学生にリボ払いはおすすめできません。両親などの大人に確認してもらいながら、リボ払いにならないよう設定を変えておきましょう。

PayPayやLINE Payがあると学生同士のやりとりが便利に

銀行口座と決済アプリを紐づけておくと、大学生活がより便利になります。複数人で施設を借りたときや食事をしたときなどの割り勘払いで、お金のやりとりがスムーズに。利用費がかからない決済アプリをインストールしておきましょう。

引越し前にチェック!一人暮らしを始める大学生が入学前に買うものとは

次に、転居をともなう進学時に確認しておきたい、一人暮らしに必要なものについてご紹介します。初めて一人暮らしを始めるときは、家電、家具、日用品などさまざまなものを自分で用意しなければなりません。失敗がないよう、選び方のコツを押さえておきましょう。

必須の白物家電!冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機は生活に合ったものを

生活に必要な白物家電ですが、高級で大きければ良いというわけでもありません。大きすぎるとかえって邪魔になってしまうことも。自分の生活スタイルをよく想像してから選びましょう。

  • 冷蔵庫、電子レンジ:自炊をどれだけするか
  • 洗濯機:毛布や布団を自宅で洗うか/週の着替え回数が多いか

白物家電は性能さや価格差が激しく、選び方次第で資金を節約できるポイントでもあります。必要なものにはお金をかけて、簡易的で良いものは廉価品を使うなど工夫しましょう。

入学祝いのプレゼントに最適!あると便利なプチ家電

あると便利なプチ家電は、何気ない生活シーンで活躍します。プレゼントにもちょうどいい、1万円以下で使い勝手の良いものが手に入るおすすめプチ家電は以下の通りです。

  • 電気ケトル
  • IHコンロ
  • チューナーレステレビ
  • 小型のコードレス掃除機
  • 加湿器

調理道具では、お湯をすぐ沸かせる電気ケトルの利便性がダントツです。また、友達と鍋パーティーをするときなどに移動式のIHコンロがあると便利です。

室内には、今人気のチューナーレステレビを従来のテレビやゲームモニタ代わりに。一人暮らしのこぢんまりした空間には、引き回しのないコードレス掃除機が役立ちます。インフルエンザなど季節性の感染症予防に、加湿器があると良いでしょう。

衣類やタオルは必要に応じて増やしていこう

衣類やタオルは、まずは実家のものを持ち出しましょう。その後、足りないと感じたら必要に応じて増やしていくのがおすすめです。

一人暮らしの間取りは収納が限られていて、あれもこれもと買い込んでしまうと部屋の中がモノで溢れてしまいます。むやみに新調するよりも、だんだんと増やしていくほうが暮らしやすくなりますよ。

失敗が多い!?照明はおしゃれさより機能性を重視すること

実家に暮らしているときは、ドラマで一人暮らしの社会人が使っているような、おしゃれな間接照明に憧れますよね。しかし、この間接照明が一人暮らし最初の失敗になることも。

部屋でくつろぐだけなら、間接照明レベルの明るさでも問題ないでしょう。しかし大学生のうちは、家の中で課題をしたり資料を読んだりする時間も多いです。また、雨が降ると昼間でも部屋の中が意外と暗くなります。日中に部屋にいることが多くなる大学生にとって、機能性の高い照明は必須と言えます。

特にこだわりがなければ、部屋全体が明るくなるシーリングライトが使いやすくておすすめです。間接照明を取り入れたいのであれば、メインのライトとサブのライトを雰囲気に応じて使い分けましょう。

生活の充実度が変わる!寝具には特にこだわろう

毎日の睡眠は、身体や脳のはたらきに影響を与えます。高校自体とは生活習慣が変わることで、大学生活に慣れるまでストレスを抱える新入生が多いです。GW明けは5月病の時期とも呼ばれており、入学後の数ヶ月間を健康に生き抜くことが最初の難関と言っても良いでしょう。

質の良い睡眠をとることを日課にすれば、大きな病気やうつ病にかかるリスクが減ります。運動習慣や食習慣も大切ですが、まずは改善しやすい睡眠習慣から整えてみることをおすすめします。引越し予算に余裕が出そうなときは、マットレスや枕にお金をかけてみましょう。

こんなプレゼントはNG!本人の趣味や嗜好を大切に

大学生へのプレゼントでよくある、バッグや財布などのブランド小物。これらは、本人のことをよく知っている人以外にはあまりおすすめできないプレゼント候補です。

「使いやすさ」や「好みのデザイン」は人によってさまざまです。大学では持ち物に縛りがなくなるので、自分の気に入ったものだけを選んで持ち運ぶことができるようになります。「高級ブランドなら喜ぶはず!」という考えが通用しない場面も増えてきます。

新大学生の特に難しいところは、「使いやすさ」「好みのデザイン」を自分の中で確立できていない人が多いことです。ブランド小物は、大学生活に馴染んできた後の誕生日祝いなどで、本人のリクエストを聞きながらプレゼントするのがおすすめですよ。

【男子編】大学生に必要なもの&あると役立つもの

ここからは、それぞれの性別に合わせた大学生の必需品についてご紹介していきます。まずは男子編からお届けします。

大学に入ると急にいろいろなものが自由になって、身だしなみや持ち物に悩む男子学生が多いです。生活をちょっと便利にするためにも、適度なデザイン性がありつつ役立つアイテムをチェックしておきましょう。

ポケットサイズの小物を活用してバッグフリーに

近所にふらっと出かけるときや友達と出歩くとき、荷物がほとんど必要ない場面が出てきます。しかし、スマホや財布など貴重品は必須。ズボンのポケットに詰め込んで、ポケットが破れてしまっている男子学生もちらほら見かけます。

バッグなしで出歩きたいときは、ポケットサイズのスマートな小物を持ち歩くのがおすすめです。今はキャッシュレスで利用できる店舗も増えてきているので、スマホとカードケースだけで済んでしまうことも。いつも持ち歩くものと、バッグが必要なものを仕分けして、場面に応じて使い分けましょう。

電気シェーバーで毎朝のヒゲ剃りを時短

大学では髭を生やしていても問題ありませんが、バイト先によっては髭剃りが必須なことも。毎日髭を剃るつもりなら、普通のカミソリよりも思い切って電気シェーバーを買ってしまうのがおすすめです。

電気シェーバーは早く剃れて失敗も少ないうえ、刃の自動洗浄までしてくれます。大学生にとって、時は金なり。カミソリの交換費用を考えるとコスパも悪くありません。初期費用が少々高いのが難点ですが、トータルコストに照らし合わせて検討してみてくださいね。

シックな折りたたみ傘のススメ

大学生になると、行動範囲が広くなり、1日の移動時間や活動時間も多くなります。講義、サークル、バイトなどをハシゴするときに厄介なのが突然の雨。大学には置き傘ができないので、天気予報をマメにチェックしておく必要があります。

そこでおすすめなのが、いつどこで雨に降られても心配のない折りたたみ傘です。最近の折りたたみ傘はコンパクト・軽量仕様のものが増えていて、男性でも持ち歩きやすいシックなタイプも販売されています。1日中外出するときに1本持っていると安心ですよ。

強風にも強い、67グラムの「超軽量折りたたみ傘」

体臭対策には運動が効く!動きやすいウェアやシューズを用意しよう

学生時代は新陳代謝が活発で、汗っかきなのを気にしている人が特に多い年代と言えます。デオドラントシートなどで対策していても実際の臭いが分かりにくく、夏場は特に不安ですよね。

体臭改善のポイントは、日常的に汗をたくさんかくことです。嫌な汗の匂いの原因は、肌の老廃物などが汗腺につまって身体の表面に残ってしまうこと。軽い運動をすることで汗腺の詰まりを解消し、運動後にシャワーを浴びることで老廃物を流しやすくなります。自分の体臭が気になる人は、動きやすいウェアやシューズを用意して、定期的な運動習慣を作りましょう。

PC好き、ゲーム好きはテレビよりモニタがおすすめ

近年はネット環境だけで閲覧できる配信サイトが増え、テレビを使わない人が増えています。高校時代からそこまでテレビは見ていなかったという人には、テレビよりモニタがおすすめです。

各種配信サイトの閲覧やゲームのモニタとして使えて、パソコンのデュアルディスプレイにすることもできます。テレビがなくてもモニタが1台あれば安心です。

【女子編】大学生に必要なもの&あると役立つもの

ここからは女子大学生に必要なものやあると役立つものをご紹介します。大学生ではメイクや服装など、いろいろなものが自由になります。嬉しい反面、どうするべきか迷ってしまう人はぜひ参考にしてみてくださいね。

初めてメイクをする人は注意!メイク道具はプチプラ品を必要最低限に

高校生時代からメイク慣れしている人は、大学生になって何か特別に変える必要はないでしょう。だんだんと肌が傷みやすくなるので、基礎化粧品に少しお金をかけ始めてみても良いかもしれません。

メイクが初めての人は、まずは必要最低限のものをプチプラ品で揃えましょう。とりあえず使ってみて、「これは違うかも…」と思ったら別のものをだんだんと試していくのがおすすめです。

いざというときのために高い化粧品を大事にとっておいても、化粧品にはそれぞれ使用期限があります。古いものを使うと肌を痛める原因にもなります。自分のスタイルが決まるまでは、なるべくプチプラ品で試行錯誤していきましょう。

おしゃれ着だけでなく、着やすい服や履きやすい靴も忘れずに

クローゼットの中すべてが外行きのおしゃれな服である必要はありません。コンビニやスーパーに適当に買い出しに行ける服も必要です。これは靴も同様で、スニーカーやサンダルを持っておくことをおすすめします。

特に一人暮らしを始める場合、病気にかかったり災害にあったりしたとき、初動をひとりで乗り切らなければいけません。緊急時でもサッと用意できる服や靴が必要です。1〜2着(足)だけでも良いので、必ず用意しておきましょう。

常備薬や薬箱を用意しておこう

女性は男性に比べ、一般的に体が弱い傾向にあります。何かあったときのために、常備薬や薬箱を手の届くところに用意しておきましょう。

10代〜20代前半までは女性ホルモンがまだ不安定で、頭痛、腹痛、出血に悩まされることもしばしば。特に、新生活のストレスでこれらの症状が急に出てしまうことが多いです。「高校生のときは大丈夫だった!」と楽観せず、基本的な薬や処置道具を一通り揃えておきましょう。

ヘアドライヤーは価格より性能で選ぶこと

ヘアドライヤーは、安いものなら2,000円程度から高いものなら数万円と、毎日使う家電の中では価格差が激しい機器のひとつと言えます。悩みどころではありますが、ヘアドライヤーは高性能なものほどおすすめです。髪をセットする時間は毎日少しずつかさんでいき、最終的に大きなロスになるからです。

ドライヤーの性能は、8000円程度〜、20,000円程度〜、40,000円程度〜でそれぞれ1段階ずつ変わります。長く使うことを前提にして新しく選ぶなら、最低でも8,000〜10,000円程度の価格帯のドライヤーを選びましょう。

外干しが気になる人は部屋干し環境を整えておこう

女性の一人暮らしで注意したいのは、変質者に目をつけられてしまうことです。昔から、女性ものの洗濯物を外に干さないほうが良いと言われていますよね。

とは言っても、一人暮らしの部屋には十分な部屋干しスペースがないことがほとんどです。部屋の中で洗濯物を干すときは、部屋干し専用の物干しや洗剤をあらかじめ用意しておきましょう。家を借りる前に、浴室乾燥機能が付いているか確認するのも有効です。

勉強してなくても大丈夫?大学入学前に予習をする/しないの選択肢

受験を終えたのも束の間、次は大学準備に大忙しになる春の時期。生活の準備を一通り終えたところで、「そういえば予習って必要なのかな…?」と不安に思う人も多いはずです。

そこで最後に、大学入学前の予習や情報収集について解説していきます。万全の状態で大学生活に臨みましょう。

大学から課題が出ているものは最優先で

大学や学部によりますが、入学前にプレ課題が出されている場合があります。入学時の要項をしっかりとチェックして、何が課されているかを把握しておきましょう。

量はそこまで多くないことがほどんどですが、3月中は他の入学準備に時間を取られて手が回らなくなってしまう危険もあります。しっかりとスケジュールを立て、無理のない範囲でコツコツ進めていきましょう。

講義の予習は特に必要ないが、要項確認と科目選択が必要

課題がない場合、それぞれの講義の予習は必要ありません。講義の進め方は教授や教員によって違うからです。指定の教科書があるものの、講義で使わない教授もいます。教科書等を事前に読んで損をすることはありませんが、やや効率の悪い時間の使い方です。別のことに時間を使ったほうが良いでしょう。

課題や予習とは別に、ほとんどの学部で科目選択が必要です。講義の情報は、学校からの科目要項に加え、生徒同士の口コミからも集められます。有志のサークルが授業評価本を発行していたりSNSに情報が掲載されていたりするので、申請前にチェックしておきましょう。科目の登録は3月末〜4月頭ごろに締め切りがくるので、申請はなるべくお早めに。

入学前の説明会や懇親会にはなるべく顔を出そう

学校生活が本格的に始まる前に、学校側が説明会や懇親会を用意してくれていることがあります。今はオンラインで受講できるケースも増えてきましたが、人が実際に集まる場所があれば顔を出しておきましょう。

大学生活では、カリキュラムに沿って真面目に勉強すること以外に、新しいチャンスを掴み取ることも大切です。チャンスのきっかけを手繰り寄せるために必要なのは「情報」です。情報を集めて使いこなす能力が、自分のこれからの可能性を引き出すことにつながります。

情報は、人が存在する場所に集まります。新入生のときはサークル勧誘などで誰かが気にかけてくれるので、人との関わりを持ちやすい強みがあります。コミュニケーションがあまり得意でない人ほど、入学前や直後のイベントごとには出席しておきましょう。

SNSで情報収集をしておくと役立つことも

ゼミやサークルの情報は、今では学生発信のSNSから得ることができるようになりました。気になるアクティビティがあれば、入学前からSNSをチェックしておくと良いでしょう。活動のブログや動画をUPしている団体も多いです。

ただし、個人同士の情報交換や、新入生だけが集まるグループには少し注意しましょう。宗教やマルチ勧誘をしたり、犯罪に巻き込もうとしたりする悪質なアカウントも存在します。こちらからアクションをとるときは、信頼できる相手かどうか考えてくださいね。

今の友達との時間を大切に

大学合格から入学までの短い時間は、今まで一緒に高校生活を送ってきた仲間たちと、なるべくたくさん過ごすことを何よりおすすめします。どれだけ仲の良い相手でも、距離が離れてしまったり生活スタイルが変わってしまったりすると、だんだんと疎遠になってしまうからです。

中には、大人になってもずっと関係が続く相手もいるでしょう。しかし、心から通じ合っているような無敵感は薄れていきます。良い意味でお互いに自立し、違いを認めたうえで尊重し合うことができるようになるからです。

高校生のノリで友達とはしゃぐことができるのは今しかありません。少しでも一緒の時間を作って、思い出を残しておきましょう。

まとめ|始めてみれば何とかなる!自分だけの大学生活を楽しもう

大学生で新しく必要になるのは、パソコンとお金周りの準備です。一人暮らしを始める場合は、自分の生活にあった家電や寝具を新調しましょう。それ以外は、基本的には高校生のときのままでも問題ありません。「何かが足りない」「今までのものだと合わない」と感じたときに買い足していくのがおすすめです。

大学進学前の学習は、大学からの課題以外は特に必要ありません。情報収集のため、大学主催の集まりにはなるべく顔を出しておきましょう。同時に、高校までの友達と少しでも長く時間を過ごすことも忘れずに。

不安の大きい大学生活ですが、始めてみると意外となんとかなることも。大学時代は、自分と向き合って新しい可能性やチャンスを生み出す絶好の機会です。たくさんの刺激的な経験を通じて、豊かな人間性を育んでいきましょう。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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