好きな選手やチームの応援についつい熱が入ってしまうスポーツ観戦。しかし、冬の屋外観戦の寒さは厳しく、観戦中に体が冷え切ってしまうことも。観戦を思いっきり楽しむには、何よりもまず寒さ対策をする必要があるでしょう。
今回は、寒さ対策を取り入れた冬のスポーツ観戦コーデを、年代別で紹介します。風邪をひいてしまっては、元も子もありません。今回紹介する寒さ対策や防寒アイテムなどを参考にして、楽しいひと時を過ごしてくださいね。
目次
冬のスポーツ観戦コーデのポイント!
スポーツ観戦をする際、「一大イベントだから、おしゃれな格好をしたい」と気合が入る人は多いでしょう。ただ、冬の場合、おしゃれだけを重視して服装を決めてしまうと、寒さに震えて結果的に後悔することもしばしば。
寒さ対策を優先しながら、観戦コーデを決めていきましょう。
- 3つの首を暖める
- 防寒アイテムを活用しよう
- チームカラーを取り入れておしゃれ度アップ
冬のスポーツ観戦コーデのポイントを3つ紹介します。
3つの首を暖める
首・手首・足首の3つの首は、冷やさないようにしましょう。
というのも、3つの首には、血流の多い太い血管が皮膚の近くにあります。皮膚の近くにあることから外気の影響を受けやすく、3つの首を冷やしてしまうと体全体の冷えにつながってしまうでしょう。
血流が多い3つの首を温めることで、熱を全身に行き渡らせることができます。指先やつま先などの冷えやすい末端も、血液の流れによって温まりやすくなりますよ。
防寒アイテムを活用しよう
どれだけ分厚いダウンを着ていても、首周りなどの隙間から冷気が入り込んでしまうと体は暖まりません。 顔周りや手首足首などの隙間をしっかり埋めて、空気に触れる面積をできるだけ少なくしましょう。
例えば、以下のような防寒アイテムがおすすめです。
おすすめの防寒アイテム
- ニット帽:耳まで隠れるタイプがおすすめ
- イヤーウォーマー:裏起毛付きがおすすめ
- マフラー:ウール素材がおすすめ
- ネックウォーマー:フリース素材やニット素材がおすすめ
- 手袋:防水性や通気性など、用途に合わせて選ぶのがおすすめ
- 靴下:保温効果や汗を吸収してくれる素材がおすすめ
- レッグウォーマー:ダウン素材がおすすめ
- ムートンブーツ:フェイクファーではなくウール素材がおすすめ
首周りの寒さ対策を重視するあまり、足元の防寒を忘れてしまう人も少なくありません。さらに、スポーツ観戦中、何時間も同じ場所にいると血流が悪くなり、体温が低くなってしまいます。
特に下半身は冷えやすいため、足元の防寒対策をしっかりおこないましょう。保温性に優れた靴下を取り入れるのはもちろんのこと、靴ごと冬用に変えることで、足元の冷え具合は格段に変わりますよ。
チームカラーを取り入れておしゃれ度アップ
応援するチームカラーを身に着けることで、試合会場の雰囲気やチームの一体感を感じることができます。ユニフォームを持っていない人は、すでに持っている服やアイテムからチームカラーが入っているものを探して身につけると良いでしょう。
ユニフォームを着て参戦したい人は、トップスの上から着られるよう大きめサイズを選びましょう。アウターの上から着たいのであれば、さらに大きめのサイズにしておきましょう。おすすめは、L以上のサイズです。
チームタオルを首に巻き付ければ、ネックウォーマーやマフラー代わりになります。しっかり結び、冷気が入り込まないようにするのがポイントです。
冬のスポーツ観戦に何着ていく?コーデのポイントを年代別で紹介
サッカーやラグビー、駅伝など、冬に屋外で開催されるスポーツはたくさんありますが、何を着ればいいのか分からない人は多いでしょう。一大イベント、せっかくならおしゃれをして出かけたいですよね。
防寒とおしゃれが叶うスポーツ観戦コーデを、年代別で紹介します。
- 【20~30代】スポーツ観戦コーデのポイント
- 【40代】スポーツ観戦コーデのポイント
- 【50代以上】スポーツ観戦コーデのポイント
順に紹介します。
【20~30代】スポーツ観戦コーデのポイント
スポーツ好きの彼氏や旦那とスポーツ観戦をするなら、なるべく動きやすい恰好を選びましょう。
映画デートに行くようなおしゃれな恰好をしてしまうと、「本当に応援する気あるのかな?」と思われてしまいかねません。ベースは動きやすい恰好で、おしゃれさを感じさせる着こなし方やアイテムを取り入れると良いですよ。
おすすめは、スウェットセットアップコーデやサロペットコーデ、ムートンコートやボアコートに厚手のタイツを合わせたコーデです。
タイツコーデをするときは、脚が冷えないよう保温性のある靴下やムートンでしっかり防寒対策をしてくださいね。
【40代】スポーツ観戦コーデのポイント
40代のスポーツ観戦コーデは、キレイめアイテムを使って大人っぽい印象を与えるのがポイントです。例えば、タートルニットやフレアスカートなどがおすすめです。
フレアスカートは少々動きにくく感じるかもしれませんが、短めのアウターに合わせれば全体が重くなりすぎず、バランスよく収まるでしょう。足元はスニーカーを選ぶなど、動きやすさも忘れないでくださいね。
【50代以上】スポーツ観戦コーデのポイント
50代以上の人は、しっかり防寒することを最優先にして服装を選びましょう。
おすすめは、ダウンジャケットです。ゴールドブラウンや白など、50代だからこそ品よく着こなせる色合いが良いでしょう。マットな質感をチョイスすることで、エレガントで上品な印象を与えることができますよ。
汚れてしまうおそれがあることから、バッグはブランドものではなくノンブランドのものを選ぶと良いでしょう。流行りのデザインを取り入れたバッグや柄物バッグなら、着こなしがどうしても単調になりやすいコーデをワンランクアップさせることができますよ。
スポーツ観戦などのアウトドアに便利!軽量・コンパクトな暖房グッズ3選!
サッカーや駅伝などの屋外でおこなうスポーツは、とにかく体が冷えます。ネックウォーマーやイヤーウォーマーでは体を暖めるのに時間がかかってしまい、結果風邪をひいてしまうこともあるでしょう。
電気式の防寒グッズを活用すれば、素早く体を暖めることができますよ。
- ヒーティングマット
- 電熱グローブ
- 充電式カイロ
上記3つのアイテムを紹介します。
ヒーティングマット
ヒーティングマットは、肌触りなめらかなエコスエード素材でできた、シート状のUSB給電式温熱マットです。わずか1.5mmの薄さで、くるくる丸めてコンパクトにまとめることができます。かさばりにくく、なるべく少ない荷物で出かけたいスポーツ観戦向きの暖房グッズといえるでしょう。
1分弱で温まりはじめ、自由に温度を調節することができます。
屋外の観客席はプラスチック製のものが多く、お尻から伝わる冷たさでお腹を壊してしまうこともあるでしょう。ヒーティングマットを使えば、快適にスポーツ観戦ができますよ。
USB給電式で温まる、シート状「ヒーティングマット」
電熱グローブ
手先が冷えやすい人には、ANICEMOONの電熱グローブがおすすめです。5VのUSBポートに差し込むだけで40〜50度まで温度が上昇します。
フード付きの2Way仕様になっており、フードを被せると防寒性がアップし、外すとスマホ操作が簡単にできます。しなやかで柔らかく、伸縮性に優れたウール混紡の素材でできているので、保温性も抜群です。
【ANICEMOON】電熱グローブ
充電式カイロ
BOIROSの充電式カイロは、わずか2秒で温まりはじめ、最大20時間温かさを感じられます。1日中外出するときでも、フル充電しておけば長時間使用できるので安心ですね。
表面温度は4段階切り替え式で、その日の気温や自分の体感に合わせて温度を調節できます。一般的なカイロのように、急に熱くなったり温度が下がったりすることがなく、一定の温度を常に保ってくれるのはうれしいポイントですね。
【BOIROS】充電式カイロ
スポーツ観戦は動きやすい恰好がマスト!重ね着で防寒対策しよう!
歩き回ることや応援のしやすさを考えると、スポーツ観戦コーデは動きやすい服装を選ぶのがポイントです。とはいえ、動きやすさを重視するあまり薄手のコートでスポーツ観戦をすると風邪をひいてしまいます。
おすすめの防寒対策は、重ね着です。以下の3つのウェアを順番に着ることで、体温が逃げていくのを防ぐことができます。
ウェアの特徴や役割
- ベースレイヤー(インナー):保温や吸汗に優れた素材を選ぼう
- ミドルウェア:保温や防寒に優れた素材を選ぼう
- アウターウェア:防水や防風に優れた素材を選ぼう
注意しておきたいのは、ベースウェアの選び方です。
寒い時期はベースレイヤーを何枚も重ねたくなりますが、着込み過ぎるとかえって汗をかいてしまうことも。厚着をした状態で汗をかいてしまうと、汗が冷えるときに風邪をひくおそれがあります。
ベースレイヤーは人前で脱ぐことができないので、長時間の外出時やスポーツ観戦時は重ね着を避けましょう。ミドルウェアやアウターウェアと組み合わせて、上手に温度調節してくださいね。
絹素材のベースレイヤーは汗をよく吸収しますが、体温を低下させるため防寒着としては不向きです。おすすめは、綿や吸湿発熱繊維です。
まとめ|しっかり防寒しつつチームカラーを取り入れたコーデをしよう
冬のスポーツ観戦コーデに悩んだら、まずは防寒を優先して服装を選びましょう。ネックウォーマーやニット帽などを着用し、できるだけ空気に触れる面積を少なくするのが寒さ対策のポイントです。
また、チームカラーを取り入れたコーデをすることで、試合会場の雰囲気やチームの一体感を感じることができます。ユニフォームを購入できなかった場合は、チームカラーが入った帽子やマフラー、ウェアを身につけてみてくださいね。
冬のスポーツ観戦コーデに悩んだら、今回紹介したおすすめの防寒アイテムや年代ごとのコーデを参考にしてくださいね。