湯たんぽは充電式とお湯のどっちを選ぶべき?メリット・デメリットとおすすめ商品を6つ紹介!

湯たんぽといえば、容器にお湯を入れて使用する暖房器具ですが、最近ではお湯を使わない充電式が人気を集めています。

ただ、使用感や便利さを考えると、お湯タイプと充電式のどちらを選べばいいのか分からない人も多いでしょう。

今回は、お湯タイプと充電タイプのメリット・デメリットを比較しながら、おすすめの商品を計6つ紹介します。それぞれの湯たんぽがどんな人におすすめなのかも紹介するので、どちらを購入しようか悩んでいる人は、この記事をぜひ参考にしてくださいね。

充電式は体に悪い?お湯タイプは危険?各湯たんぽのメリット・デメリットを紹介

タイプに関係なく、湯たんぽには乾燥しにくい・体を芯から暖められるなどの利点があります。ただ、「充電式は体に悪い」「お湯タイプは低温やけどしやすい」などといわれており、本当なのか気になる人も多いでしょう。

それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

  • 充電式湯たんぽのメリット・デメリット
  • お湯を入れるタイプの湯たんぽのメリット・デメリット

メリットばかりではない点を考慮しながら、自分に合ったタイプを選ぶと良いですよ。

充電式湯たんぽのメリット・デメリット

充電式湯たんぽは、あらかじめ充電しておけばすぐに使うことができます。外出時に持ち歩き、寒くなってきたタイミングで使用するなど、すぐに温まりたいときに重宝するでしょう。

お湯タイプとは違い、温度をキープできるのも利点の1つです。熱湯で火傷をする心配がなく、子供や年配の方も安心して使えるでしょう。

メリット

  • お湯が不要である
  • 使いやすい
  • 外出時に持ち歩ける
  • 安定した温度を保てる

デメリットとしては、電化製品なだけに使用回数に限度があることです。過充電は使用期間を短くする要因になり得ることから、使い方には注意しなければなりません。

大きさやブランドによって異なりますが、お湯タイプの湯たんぽよりも高い値段で販売されていることが多いです。

デメリット

  • 故障することがある
  • 最高温度に制限がある
  • お湯タイプよりも高い値段で販売されている

お湯を入れるタイプの湯たんぽのメリット・デメリット

お湯を入れるタイプの湯たんぽは、シンプルな構造ゆえに壊れにくく、価格が安いのがメリットです。充電式と違ってコードがないので、付属品を管理したり保管場所を確保したりする必要がないのもうれしいポイントです。

入れるお湯の温度を調節し、その時々で温かさを変えられるのも魅力の1つといえるでしょう。

メリット

  • 価格が安い
  • コードがない
  • 温度を自分で調整できる

高温のお湯を使用する際、火傷のリスクを伴います。お湯を注ぐときはこぼさないように気をつけましょう。使用中も、口がしっかり閉まっているか注意しておく必要があります。

また、お湯タイプには、時間の経過とともに温度が下がってしまうデメリットもあります。就寝時に使用した場合、「明け方にはお湯が冷めてしまい、温かさを感じられなかった」なんてことも考えられます。

お湯タイプを選ぶ際は、素材や耐熱温度などをチェックしてから商品を選んでくださいね。

デメリット

  • 時間の経過とともに温度が下がっていく
  • お湯を入れる際に火傷をするおそれがある
  • お湯を入れることで重たくなる
  • 素材によっては割れやすいものもある

湯たんぽは充電式とお湯のどっちがいい?各湯たんぽはどんな人におすすめ?

お湯タイプと充電タイプにはそれぞれメリットだけでなくデメリットもあり、人によって使いやすいと感じるタイプは異なるでしょう。自分のライフスタイルに合うタイプを見つけて、寒い冬を乗り切りましょう。

  • 外出先でも使いたい人は充電式湯たんぽがおすすめ
  • 温度を自分で調節したい人はお湯タイプの湯たんぽがおすすめ

充電タイプとお湯タイプ、それぞれどんな人におすすめなのか紹介します。

外出先でも使いたい人は充電式湯たんぽがおすすめ

外出する機会が多い人や、屋外で長時間作業することが多い人には、充電式湯たんぽがおすすめです。出かける前に充電しておけば、必要なときにサッと使用できるので便利でしょう。

外出先にコンセントがあれば充電することも可能ですし、USBタイプならコンセントがない状況でもモバイルバッテリーやパソコンに繋げて充電できます。

出勤や在宅など、日によって仕事場が変わることが多い人にもうってつけです。

充電式湯たんぽがおすすめの人

  • 外出先でも使いたい人:充電しておけば必要なときにすぐ使用できる
  • 長時間使うことが多い人:外出先で充電すれば、使用時間が延長する
  • 電気代を抑えたい人:1回の充電、約2円程度の電気代で済む
  • 軽量タイプが欲しい人:お湯を入れずに使用できるので、軽い
  • 火傷の心配がある人:お湯を使わないので、火傷をするリスクは低い
  • 使用時間を調整したい人:電源オンオフが手軽にできる

コードを使って充電する必要があるものの、比較的簡単に扱えるので、年配の方へのプレゼントにもおすすめですよ。

温度を自分で調節したい人はお湯タイプの湯たんぽがおすすめ

お湯タイプの魅力は、入れるお湯の温度によって温かさを調整できる点です。温かさを自分で調節したい人にぴったりの湯たんぽといえるでしょう。

少しだけ体を暖めたいときにも使えるので、寒い冬だけでなく、冷房による体の冷えが気になるときにも重宝しますよ。

お湯タイプの湯たんぽがおすすめの人

  • 温度を自分で調節したい人:入れるお湯の温度によって温かさを調整できる
  • 高温を求める人:高温での利用が可能
  • 湯たんぽを使ったことのない人:安い値段で購入できる

また、湯たんぽを使ったことのない人にとって、「本当に使いやすいのか?」「本当に温まるのか?」と疑問に思う人も多いでしょう。いきなり数千円払って購入するのは勇気がいりますよね。

お湯タイプの湯たんぽは安くて数百円で購入できるものもあり、初期費用を抑えられますよ。

使用場所や温めたい場所によってお湯タイプのサイズや素材を選ぼう!

湯たんぽは充電式もお湯タイプもともに楕円形が多く、お腹や膝の上に置いて使用できるサイズがほとんどです。

ただ、お湯タイプの湯たんぽは、温まり方や耐久性の違いからさまざまな素材に分けることができます。

メリット デメリット
金属
  • 熱伝導率が高い
  • 安価
  • 壊れにくい
  • 本体が熱くなる
  • 錆びやすい
陶器
  • 保温性が高い
  • 高級感のある見た目
  • 重い
  • 高価
  • 熱伝導率が高い
  • 耐久性が高い
  • 高価
  • 本体が熱くなる
プラスチック
  • 安価
  • お手入れがラク
  • 保温性に欠ける
  • 熱湯を入れられない
ゴム
  • 厚みがない
  • 素材が柔らかい
  • 自立させることができない
  • 熱湯を入れられない
  • ゴム特有のニオイ

しっかりと体を暖めたい人は、金属製・陶器製・銅製の湯たんぽをチョイスしましょう。熱いお湯を入れて、長時間使用することが可能です。

金属製と銅製は熱伝導率が高く、すぐ温まることができます。ただ、本体が熱くなりすぎる点には注意が必要です。熱伝導率の高さがマストではない人は、陶器製の湯たんぽがおすすめです。

また、湯たんぽを使ったことがない人や、あまり金額をかけられない人は、プラスチック製やゴム製の湯たんぽを選ぶと良いでしょう。熱湯を入れられないのが難点ですが、手入れがラクなので、使いやすいですよ。

【お湯タイプ】おすすめの湯たんぽ3選

お湯タイプの湯たんぽを3つ紹介します。昔ながらのデザインの湯たんぽが欲しい人や、自分で温度調節できる湯たんぽが欲しい人は、ぜひ参考にしてくださいね。

  • 湯たんぽ Aエース 2.5L
  • 陶器の湯たんぽ
  • 呼吸する湯たんぽ 1.8L

順にみていきましょう。

湯たんぽ Aエース 2.5L

マルカの湯たんぽは、懐かしい雰囲気のある、昔ながらのデザインです。肌触りの良い袋に入れて使用すれば、ほどよいぬくもりを感じられます。

直火・IH対応可能で、キャンプなどのアウトドア時に使用することができます。付属品として予備パッキンがついており、長く愛用できるのもうれしいポイントですね。

サイズ

  • 約21.6×29.5×7.4cm

陶器の湯たんぽ

保温性のある陶器の湯たんぽが欲しい人には、こちらの商品がおすすめです。高級感のあるおしゃれな見た目で、使いながら体も心も落ち着かせることができるでしょう。

陶器の湯たんぽは表面がツルツルしており、滑りやすいのが特徴です。付属のカバーを使えば、思わず手が滑って落としてしまうようなトラブルを防げるでしょう。

呼吸する湯たんぽ 1.8L

プラスチック素材の湯たんぽは、湯量が少なかったりお湯が冷めると変形してしまったりするのが難点。しかし、タンゲ化学工業の呼吸する湯たんぽは、呼吸することで内部圧を調整し、変形を防ぎます

また、自立する形状なので、カバーがかけやすく、お湯をラクに捨てられるメリットもあります。本体重量49gと超軽量なので、お腹や膝の上にのせても重たいと感じにくいでしょう。

サイズ

  • 約22×25×9cm

【充電式】おすすめの湯たんぽ3選

充電式湯たんぽを3つ紹介します。外出先でも使用したい人や、安全に使用できるタイプが欲しい人は、ぜひ参考にしてくださいね。

  • 蓄熱式エコゆたんぽ
  • 湯たんぽ 充電式
  • 蓄熱式 エコ湯たんぽ

順にみていきましょう。

蓄熱式エコゆたんぽ

湯たんぽを約15分間通電するだけで、最長8時間も温もりが続く、蓄熱式のエコ湯たんぽ。両サイドから手を入れられる筒形で、お腹だけでなく指先までぽかぽかと暖めることができます。末端が冷えやすい人におすすめです。

モフモフ生地のカバーと、もっちりとしたクッション性のあるカバー内部は、思わず抱きしめたくなるほどの心地良さです。自分用はもちろんのこと、友人の誕生日や母の日のプレゼントにぴったりの贈り物ですよ。

サイズ

  • 約29×20×10cm

最長8時間もあたたかさが続く、モフモフクッションの「蓄熱式エコゆたんぽ」

湯たんぽ 充電式

Pankamanの湯たんぽは、約15〜20分の充電で約4時間も温かい状態が続きます。メーカー保証が1年間ついており、故障や不具合があればすぐに対応してもらえるでしょう。初めて充電式の湯たんぽを使用する人でも安心ですね。

カバーは高級人造ウサギ毛を採用しており、ふわふわとした触り心地に思わずうっとり。手洗い可能で衛生的なのも、うれしいポイントです。

サイズ

  • 約26.4×18.3×10.6cm

蓄熱式 エコ湯たんぽ

クッション代わりに使えるようなかわいい湯たんぽが欲しい人には、スリーアップの蓄熱式エコ湯たんぽがおすすめです。動物柄が愛らしく、ソファに置けばインテリアグッズとして使用できます

約15分の充電で、4〜8時間使用可能ですよ。

サイズ

  • 約23×28×5cm

湯たんぽで使ったお湯は使い回しできる?再利用する方法を紹介

お湯タイプの湯たんぽの購入を検討している人にとって、「使ったお湯は使い回しできるのか?」と気になっている人は多いでしょう。

結論からいうと、一度湯たんぽに入れたお湯は、雑菌や細菌が繁殖している可能性があるため、使い回さないほうがよいでしょう。再度沸騰させて死滅する雑菌もいれば、死滅しない雑菌もいます。

とはいえ、1日に何度も湯たんぽを使用していると、「お湯を捨てるのはもったいない」と感じますよね。どうしても捨てられない人は、湯たんぽではなく、洗濯物や植物への水やりなど別の方法で再利用しましょう

湯たんぽのお湯の再利用方法

  • 洗濯
  • 植物への水やり
  • 掃除
  • 食器や汚れもののつけ置き

必ずしも安全と言い切れるわけではありませんが、お湯の無駄使いを減らすことができます。洗濯機に使用する場合は「洗い」だけに使用し、食器や汚れもののつけ置きに使用する場合は念入りにすすぎ洗いをしてくださいね。

以下の方法での再利用はおすすめしません。

やめたほうがいい湯たんぽのお湯の再利用方法

  • 加湿器
  • 洗顔
  • 料理

電子レンジ湯たんぽ!お湯を沸かす・充電するのが面倒な人におすすめ!

湯たんぽの種類は、充電式やお湯を入れて使用するタイプだけではありません。電子レンジで暖めて使う湯たんぽもあり、お湯を沸かしたり充電したりする必要がありません。繰り返し使えるのも電子レンジ湯たんぽの魅力でしょう。

充電タイプやお湯タイプよりも熱くなりにくく、じんわりと体を暖められるのが特徴です。体が冷えるときだけでなく、ほっと一息つきたいときにもぴったりでしょう。

電子レンジ湯たんぽの中身には、ジェルや小豆、ビーズなどがあります。自分の好みに合わせて選んでくださいね。

保温材の種類

  • ジェル:体にフィットするタイプが欲しい人におすすめ
  • 小豆・ビーズ:自然な温かみを感じたい人におすすめ

電子レンジ湯たんぽは、持ち歩きやすい小さめサイズが多いのもうれしいポイントです。就寝時やお腹周りに使用したいなら幅25cm以上のタイプ、足先や指先に使用したい場合は幅15cm以下のタイプがおすすめです。

まとめ|湯たんぽ選びに迷ったらメリットとデメリットを比較しよう

充電式とお湯タイプのどちらを選べばいいのか悩んだら、メリットとデメリットを比較しましょう。

充電式は外出時に持ち歩ける利点がありますが、値段が高い傾向にあります。お湯タイプは温度を自分で調整できるのが利点ですが、お湯を入れる際に火傷をするおそれがあります。

充電したりお湯を入れたりするのが面倒だと感じる人は、じんわりとした温かさが心地よい電子レンジタイプもおすすめです。

湯たんぽの購入を検討している人は、今回紹介した商品や、各湯たんぽのメリットとデメリットを参考にしてくださいね。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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