ファッショナブルなメンズから人気を集めているマンバン。髪の毛を束ねたヘアスタイルのことを指しますが、「厳密にいうとどんな髪型なのか?」「誰でも似合う髪型なのか?」気になる人は多いでしょう。
今回は、マンバンとそのセット方法について解説します。失敗しないためのポイントなども紹介するので、マンバンに挑戦してみたい人は、この記事をぜひ参考にしてくださいね。
目次
マンバンとは何の略?どんな人に似合うヘアスタイル?
マンバンとは、男性を表すManとお団子ヘアを表すBunが組み合わさった造語で、直訳すると「男性のお団子ヘア」です。
人気の髪型ではありますが、個性的なシルエットなだけに「挑戦して似合わなかったらどうしよう」と不安になる人もいるのではないでしょうか。
マンバンはどんな人に似合うヘアスタイルなのか解説します。
- マンバンとはお団子ヘアのこと
- マンバンが似合う人の特徴
順にみていきましょう。
マンバンとはお団子ヘアのこと
髪を後頭部でまとめたお団子ヘアであるマンバン。江戸時代以前の日本でみられた「ちょんまげ」に似ていることから、サムライヘアと呼ばれることもあります。
襟足や耳の周りはバリカンで刈り上げるのが主流ですが、マンバンには「パーマ×マンバン」など多種多様なアレンジ方法があります。
海外セレブが流行らせたともいわれているマンバンには、以下のようなメリットがあります。
マンバンのメリット
- 清潔感がある
- 大人の色気を引き出せる
- ワイルドな印象を与える
- ヘアセットが手軽にできる
- さまざまなタイプのメンズに似合う
髪の毛を束ねることで顔周りがスッキリし、清潔感が出ます。髪の毛を下ろせば、また違った雰囲気を与えることもできますよ。
また、セットをするときに、髪のボリュームを出したり分け目をつくったりする必要がなく、比較的簡単にセットすることができるのも大きな魅力といえるでしょう。ヘアセットに時間も手間もかからないのは、うれしいポイントですね。
マンバンが似合う人の特徴
マンバンは人を選ばないヘアスタイルですが、以下の特徴がある人は特に似合うといえるでしょう。
マンバンが似合う人の特徴
- 顔の骨格がしっかりした人
- 髭を生やしている人
- 顔が濃い人
ワイルドさが際立つマンバンは、骨格の太い人によく似合います。顔の大きさやエラが張っていることにコンプレックスを感じている人にぜひおすすめしたい髪型です。
マンバンといえば「外国の人がする髪型」というイメージがあるように、髭を生やしている人や顔が濃い人にもよく似合いますよ。
マンバンのセット方法!必要な長さはどのくらい?
マンバンに必要な髪の長さは、結ぶ位置によって変わります。高い位置で結びたいなら耳の下あたりまで伸ばし、低い位置で結びたいなら肩につくくらいの長さが必要です。髪が長いほどいろいろなアレンジに挑戦できます。
高い位置で結ぶマンバンは、ワックスの量と結び方に注意が必要です。ワックスの量が少ない、または緩く結んでしまうと、時間が経つにつれてセットが崩れてしまう場合があります。500円玉くらいの量のワックスを手に取ったら髪全体にしっかり馴染ませ、ゴムできつくしばってくださいね。
マンバンのセット方法
- 髪全体にワックスを馴染ませる
- クシを使って髪を後ろにとく
- 手のひらで髪を押さえながら形を整える
- 好きな位置で髪の毛を束ねて完成
マンバンのセットは比較的簡単なので、ヘアアレンジが苦手な人でも時間をかけずにセットすることができるでしょう。
マンバンのアレンジ方法4選!結び方の違いで雰囲気がガラリと変わる!
マンバンは髪をしっかりかき集め、頭の後ろで団子を作るのが基本のスタイルです。このヘアスタイルをベースにパーマをかけたりツーブロックにしたりすることで、雰囲気をガラリと変えることができます。
「アレンジを取り入れてマンバンをしてみたい」「いろいろなマンバンスタイルを試してみたい」という人は、ぜひ参考にしてくださいね。
- 刈り上げなし×マンバン
- パーマ×マンバン
- ツーブロック×マンバン
- ロング×マンバン
上記4つのアレンジ方法を紹介します。
刈り上げなし×マンバン
マンバンといえば刈り上げのイメージが強いですよね。しかし、刈り上げなしで作ったマンバンも人気が高く、柔らかな雰囲気を出したい人におすすめのスタイルです。
また、低めの位置で髪を結び、ルーズ感を出すのも良いでしょう。セット力の低いスタイリング剤を使ってあえて緩く束ねれば、大人な雰囲気漂う髪型の完成です。
パーマ×マンバン
パーマにもいくつか種類がありますが、中でも細かいパーマが印象的なスパイラルパーマは、マンバンとの相性が抜群です。トップや結び目にボリュームが出てオシャレに仕上がります。
くしで髪をとくとパーマがとれてしまうため、束ねるときは手でサッとまとめるだけでOK。セットが短時間で済むので、ヘアセットに時間をかけたくない人やヘアセットが苦手な人にぴったりの髪型です。
ツーブロック×マンバン
ツーブロックとは、上の髪の毛と下の髪の毛にしっかり段差をつけるスタイルのことです。耳から上の髪の毛を残したり、頭のトップ部分だけ髪の毛を残したりするなど、段差をつける境目によって雰囲気が変わります。
刈り上げた部分に剃り込みラインを入れて、バリカンアートを楽しむのもおすすめです。剃り込み部分のアレンジでデザインの幅が広がるため、飽きることなくマンバンを楽しむことができますよ。
ロング×マンバン
ロングヘアはマンバンとの相性が良く、いかつい印象を抑えたマンバンヘアをしたい人にうってつけです。緩くまとめると後ろ姿はラフな雰囲気に仕上がりますが、顔周りはすっきりしているので、清潔感が出て好印象を与えるでしょう。
セットする際、髪の毛をざっくりまとめて緩く束ねるのがポイントです。オイルワックスなどを使用し、髪全体にツヤが出るようにセットするとよりおしゃれ度がアップしますよ。
マンバンに失敗しないためのポイント!伸ばし途中の髪型はどうすればいい?
伸ばし途中の髪型に違和感を感じ、髪を伸ばすのを途中で断念してしまう人も少なくありません。
髪の毛が伸びてきてスタイリングに悩んできたら、ハーフアップにしたりパーマをかけたりしてみましょう。髪のうねりやクセが気になる人は、帽子を被って髪全体を隠すのもありですよ。
前髪の長さが気になり始めたら、前髪を記号のコンマのように内側にカールさせる「コンマヘア」や、前髪が真ん中で分かれておでこがオープンになっている「センターパート」などの髪型がおすすめです。
マンバンにするためには、最低でも耳の下あたりまで髪の毛を伸ばす必要があります。髪が伸びてきたからといってきれいにカットしてもらうのではなく、あくまでも毛量や不揃いな長さを調整する程度に留めておきましょう。
また、最終的にしたいマンバンの形が決まっている場合は、定期的なメンテナンス段階で美容師に伝えておくのも大事なポイントです。「伸ばす予定だった部分まで切られてしまった」といった失敗を防げますよ。
マンバンを下ろしたときのヘアセット!
髪を下ろすと、うまくまとまらなかったり髪の毛がボサボサに見えたりするのが、マンバンの難点です。
とにかくセットが苦手な人は、髪の毛の長さに関係なくパーマをかけることをおすすめします。下ろしたときも、手でサッと整えるだけで形が決まります。
セット力が強いジェルやワックスを使用して髪を下ろすと、髪全体が重たく感じられてしまいます。ぺちゃんとした髪型を避けるためにも、ムースなどでボリューム感を出すことを意識してくださいね。
パーマをかけずにマンバンを作りたい人は、髪の毛を下ろしたときの分け目に注意してセットするのがポイントです。生え際が目立たないようにかき上げながら、7:3で分けるか片側にガッと寄せるなどしてセットすると良いですよ。
まとめ|マンバンは髪の長さや結び方によってアレンジができる
マンバンとは、後頭部で髪の毛をお団子にしてまとめる髪型のことです。ワイルドさを際立たせることができる・顔周りがスッキリするなどのメリットがあります。
マンバンは髪の長さや結ぶ位置によって、雰囲気をガラリと変えることができます。やわらかい雰囲気を出したいなら髪を肩くらいまで伸ばし、低い位置で髪をまとめると良いでしょう。ワイルドな印象に仕上げたいなら、ツーブロックにして髪の毛をしっかり固めてまとめるのがおすすめです。
マンバンに挑戦してみたい人は、今回紹介したセット方法やアレンジ方法などをぜひ参考にしてくださいね。