前髪を真ん中で分けるヘアスタイル「センターパート」。近年多くの有名人やモデルがしているヘアスタイルですが、いざ自分がしてみると「なんか似合わない」「このやり方で合っているのかな」と不安に感じている人は多いのではないでしょうか。
実は、センターパートは難易度の高いヘアスタイル。失敗しやすく、作り上げるにはコツがいります。
今回は、センターパートが似合わない人の特徴と、似合わない人でもおしゃれに見えるセンターパートの作り方を紹介します。これからセンターパートに挑戦したい人も、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
目次
おしゃれメンズがしているセンターパートとは?特徴や魅力を解説!
センターパートとは、前髪が真ん中で分かれておでこがオープンになっており、おでこと髪の毛に空間があるヘアスタイルのことを指します。清潔感があり爽やかな印象を受けやすい髪型で、プライベートシーンでもビジネスシーンでも合わせやすいですよ。
また、センターパートは大人の色っぽさを感じる髪型ともいわれています。ボリュームのある長めの前髪の抜け感に、思わずドキっとしてしまう女性も多いようですよ。
センターパートが似合わない?自分の骨格や髪質と比べながら診断しよう
センターパートは、誰しもが似合う髪型ではありません。なぜ自分は似合わないのか、センターパートが似合う特徴と似合わない特徴を比較しながらチェックしてみてくださいね。
- センターパートが似合わない男性の特徴3つ!動画付きで解説
- センターパートが似合う男性の特徴3つ!
センターパートが似合う特徴に当てはまっているにも関わらず似合わないと感じる場合は、セット方法が間違っているかもしれません。後ほどセットのやり方を紹介するので、記事の後半も参考にしてくださいね。
センターパートが似合わない男性の特徴3つ!動画付きで解説
センターパートが似合わない人やダサい印象になってしまう人には、共通する3つの特徴があります。「自分には似合わないかも」と思ったときは、以下の特徴に当てはまっているかどうか確認してみましょう。
- くせ毛
- 面長
- おでこが狭すぎるor広すぎる
以下の動画もぜひ参考にしてくださいね。
くせ毛
前髪にボリューム感を出す際、毛の癖が強過ぎると理想の毛流れを作れません。少々ダサく見えてしまう場合もあり、センターパートはくせの強い髪の毛の人には不向きの髪型といえます。
面長
センターパートは顔の縦のラインが強調される髪型なので、顔が面長の人にはあまり似合いません。
また最近では、サイドの髪を押さえたタイトなシルエットが主流です。こういったヘアスタイルは、さらに顔の長さを際立たせてしまうことから、面長の人には不向きの髪型といえます。
おでこが狭すぎるor広すぎる
センターパートは比較的顔全体が見える髪型であり、おでこが極端に狭いまたは広いと、顔のバランスが悪く見えてしまいます。
特におでこが広すぎる人は要注意。真ん中分けでおでこがオープンになるセンターパートは、そもそもおでこの縦の長さが強調されやすい髪型です。つまり、元々おでこが広い人がセンターパートをすると、おでこの広さが過度に目立ってしまうのです。
また、前髪を持ち上げると髪が薄く見えてしまうこともあるため、おでこが広い人はなるべくセンターパートにしないほうが良いでしょう。
センターパートが似合う男性の特徴3つ!
センターパートが似合う男性の特徴を3つ、詳しく紹介します。以下の特徴に当てはまる人は、センターパートに挑戦してみましょう。
- 顔のバランスが整っている
- 韓国男子のようなすっきりした顔立ち
- 丸顔・逆三角・卵型
顔のバランスが整っている
顔の左右のバランスが整っている人は、センターパートとの相性抜群です。目や鼻などのパーツのバランスの良さも、センターパートが似合う人の特徴に当てはまります。
ショートマッシュや直線的なストレートヘアなどとセンターパートを組み合わせたハードルの高い髪型も、顔のバランスが整っている人ならカッコよく決まるでしょう。
韓国男子のようなすっきりした顔立ち
センターパートは、韓国男子や塩顔と呼ばれるすっきりとした顔立ちで、なおかつシャープな輪郭の人におすすめです。
センターパートといっても、髪の長さや動きの付け方によってさらに細かくスタイルを分けられますが、韓国男子や塩顔の人であれば、どんなヘアスタイルでもよく似合うでしょう。
丸顔・逆三角・卵型
センターパートがよく似合う顔の形は、丸顔・逆三角・卵型です。前髪をやや長めにして作るセンターパートは、横幅のある顔の形に合わせることで顔全体のバランスを取りやすくなります。
センター分けが似合わない人でも大丈夫!工夫次第でおしゃれに見える
センターパートが似合わない特徴に当てはまったとしても、安心してください。工夫次第でおしゃれに見せることができますよ。
- くせ毛の人は縮毛矯正したり乾かし方を工夫したりしよう
- 面長の人はボリューム感を出せばOK
- おでこが狭すぎるor広すぎる人は前髪の長さを調整する
上記の内容を順に紹介します。
くせ毛の人は縮毛矯正したり乾かし方を工夫したりしよう
くせ毛の人は、縮毛矯正で髪の毛をサラサラにすることで、自由自在にヘアセッティングしやすくなります。
ただ、直毛だとおしゃれなセンターパートが作れない場合があります。自然なストレート感を出せるよう、「うねりが気にならない程度のストレートにしたい」「ボリューム感が失われるほどの直毛は避けない」など、美容師に要望を伝えましょう。
また、くせが弱い人であれば、乾かし方に気を付けるだけで、センターパートに必要な質感を作ることができます。乾かし方のポイントは、後ほど詳しく紹介します。
面長の人はボリューム感を出せばOK
面長の人は、サイドの髪に丸みを持たせて横幅を作りましょう。パーマをかけたり毛先を動かしたりして横にボリュームを出すことで、縦の長さをカモフラージュできますよ。
おでこが狭すぎるor広すぎる人は前髪の長さを調整する
おでこが狭い、または広い人は、前髪を少し短めに切りましょう。最近では耳にかかるほど前髪が長いセンターパートが流行っていますが、おでこが狭い、または広い人は、目の上あたりでカットするのがおすすめです。
前髪を短めにすることでおでこが強調されずに済み、おでこが狭い人でも広い人でもセンターパートを楽しむことができますよ。
センターパートの失敗例!ポイントを押さえながらセットのやり方を解説
センターパートは似合う人が限られるうえに、スタイリングを失敗しやすい髪型でもあります。「センターパートがうまく作れない…」という人は、ぜひ以下のポイントに注意しながらヘアセットしてみてくださいね。
- 前髪がしっかり立っていない
- 分け目にボリュームがない
- おでこの生え際が見えている
それぞれみていきましょう。
前髪がしっかり立っていない
前髪がしっかり立っていないセンターパートは、、ダサく見えやすくなります。
前髪は風や重力の影響で落ちてきやすいため、ドライヤーを使って根元から立ち上げましょう。ポイントは、思い切って前髪を後ろに引っ張りながら乾かすことです。
前髪の立ち上がりに変化が現れると、キープ力も上がり髪型が崩れにくくなりますよ。
分け目にボリュームがない
センターパートにおいて、分け目のボリューム感はとても重要です。ぺちゃっとした分け目は、全体のバランスを崩してしまいます。横に流しながら髪の毛を乾かすと分け目が目立ってしまうため、前髪と同様、後ろに引っ張るようにして乾かしましょう。
ただ、ボリュームを出しすぎると縦ラインが強調されてしまうので要注意。面長の人は、分け目のボリュームをつけすぎないのがポイントです。
おでこの生え際が見えている
おでこの角にあたる生え際が見えていると、顔の大きさが強調されてしまいます。前髪の中心部分は立ち上げつつ、黒目より外側の前髪はやや内側に向かってヘアセットしましょう。
特に顔の形が逆三角形や丸顔の人は、前髪をうまく利用して顔を隠すことで、横の幅を自然にカバーできますよ。
まとめ|センターパートはセット次第で誰でも似合う!
センターパートは、くせ毛・面長・おでこが狭すぎるor広すぎるといった特徴がある人にはあまり似合わない髪型です。しかし、それぞれの特徴をカバーしながらヘアセットをすれば、誰でもセンターパートを楽しむことができます。
これまでセンターパートを上手に作れなかった人や自分は似合わないと思っていた人も、この記事を参考にしてセンターパートに再度挑戦してみてください。