運動会に必要なのはこれ!持ち物リストやあると便利なグッズもご紹介

子どもの成長を感じられる学校行事でもある「運動会」。運動会の醍醐味は、一生懸命練習をしてきた子どもたちの晴れ姿を楽しむことです。当日になって「あれを持ってくればよかった…!」ということがないよう、完璧な準備をして応援に行きたいですよね。しかし、初めて運動会に参加するママの中には、持ち物に悩む方もいるでしょう。この記事では、運動会に必ず必要な持ち物や、あると便利な持ち物についてご紹介します。また最近では、午前中だけ開催する運動会も増えてきています。午前だけの場合に必要な持ち物についてもあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

運動会に必ず必要な持ち物

運動会に必要な持ち物というと、ランチタイムに必要なものを思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、実際に必要な運動会の持ち物は、開始前や競技の待ち時間撮影に必要なものなどさまざまな持ち物があります。ここでは、運動会に必ず必要な持ち物を、シーン別に解説していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

開始前や待ち時間に必要な持ち物

実は運動会は待ち時間がとても長い学校行事のひとつです。実際に子どもの競技や演目を見ている時間よりも、待ち時間のほうが長いといっても過言ではないほどです。例えば、子どもの競技と競技の間の待ち時間、運動会の開始前など、運動会を見に行った家族は、多くの待ち時間を過ごす必要あります。以下のアイテムは、長い待ち時間を少しでも快適に過ごすための持ち物ですので、ぜひチェックしてみてください。

  • レジャーシート
  • 折りたたみ椅子
  • クッション
  • 折りたたみ式小型テント

レジャーシートは待ち時間に腰を下ろしたり、荷物を置いたりするのに使用するため、最低でも1つは持っていく家庭が多いでしょう。このときに忘れがちなのが、さっと広げられる折りたたみ式の椅子です。シートを敷いていても、硬い園庭の上に長時間座ると腰も痛くなりますし、あまり快適に過ごせません。

簡易的な折りたたみ椅子を用意しておけば、長い待ち時間でも腰を痛めず快適に過ごせるでしょう。さらに、コンパクトなクッションもあるとより安心です。クッションは、長時間座っていてお尻が痛くなってしまったときや、小さい赤ちゃんを連れていく場合などにも役立ちます。

折りたたみ式の小型テントは、紫外線や直射日光を避けるだけでなく、風よけとしても活躍します。小型テントを持っている方は、運動会でぜひ活用してみてください。

暑さ・紫外線対策に必要な持ち物

運動会は、5月〜6月の春から初夏にかけてや、9月〜10月の秋中盤に開催されることが一般的です。春〜秋の運動会は「暑さ対策」と「紫外線対策」が必須です。特に夏に開催される場合には、熱中症対策も含めてしっかり暑さ対策をおこないましょう。暑さや紫外線対策に必要な持ち物は以下の通りです。

  • 日傘
  • 帽子
  • 日焼け止め
  • タオル
  • ハンディファン
  • UVカットの羽織り

日陰が少ない園庭や校庭で長時間運動会を見学する場合、直射日光を避ける日傘や帽子を必ず持っていきましょう。UVカットになっているカーディガンやパーカーなどもあると、さらに安心です。また、日焼け止めはUVカット効果の高いものを選びましょう。水に濡らすだけの冷却タオルやハンディファンがあると暑さをしのぎやすくなりますよ。

ランチタイムに必要な持ち物

運動会の楽しみのひとつといえば「ランチタイム」ですよね。ここでは、運動会でのランチタイムを楽しく過ごすために必要な持ち物を紹介します。

  • ペットボトル飲料
  • 折りたたみ式テーブル
  • 使い捨てのカトラリー
  • ウェットティッシュ
  • ゴミ袋
  • クーラーボックス

運動会は比較的暑い季節に開催されることがほとんどのため、ペットボトル飲料などは少し多めに用意しておきましょう。「近くのコンビニで当日購入すればいいか」と考えている方は要注意。近隣のコンビニなどでは、飲み物が売り切れてしまったり、レジが長蛇の列になってしまっていたり、ということも十分考えられます。必要なものはなるべく事前に用意しておきましょう。

また、折りたたみ式のテーブルがあると、食べ物や飲み物を服にこぼさずに済むので安心です。子どもたちの衣装や体操着などを汚さないためにも、簡易的なテーブルがひとつ持っていくとよいでしょう。カトラリー類は使い捨てタイプを選びましょう。帰りに荷物を少なくできますし、帰宅後の食器洗いが少なく済むのでおすすめです。

また、運動会のランチタイムにクーラーボックスはとても役に立ちます。ペットボトル飲料だけでなく、お弁当やデザート、果物類なども入れて保管おくことができるため、必ず持っていくようにしましょう。

撮影に必要な持ち物

子どもの成長が見られる運動会は、大切な思い出になる行事ですよね。当日は、子どもの姿をカメラやビデオカメラで撮影するご家庭も多いと思います。ここでは、運動会での撮影に必要な持ち物を紹介していきますので、参考にしてみてください。

  • モバイルバッテリー
  • カメラやビデオカメラの予備バッテリー
  • 三脚(あれば)

今やスマートフォンはデジタルカメラ顔負けの画素数を誇ります。そのため、スマートフォンで動画も静止画も撮影するご家庭も多いでしょう。スマートフォンで撮影する場合、モバイルバッテリーを必ず持っていきましょう。スマートフォンを連絡用と撮影用の両方で使っていると、普段よりもバッテリーの消耗が早くなります。

カメラやビデオカメラで撮影する場合も、フル充電した予備バッテリーの用意もしっかりと。「肝心なときに充電切れで撮影できなかった!」ということがないようにしたいですね。

さらに、離れた場所から撮影することが多い運動会では、三脚も便利です。手ぶれ補正機能がついているカメラやスマートフォンも多いですが、やはり三脚に置いている状態が一番ブレがなく、きれいな動画や写真が撮れます。三脚に遠隔操作できるシャッターリモコンがついているタイプをお持ちの方は、シャッターリモコンの充電も事前に忘れないようにしてくださいね。

運動会の準備をする前に確認すること

ここでは、運動会の準備を始める前に確認しておいたほうがよいことを解説していきます。

運動会の案内やプログラムを確認しておく

園や学校からもらう「運動会の案内」と「運動会のプログラム」には事前にしっかりと目を通しておきましょう。

「運動会の案内」には、当日の禁止事項やゴミ捨てのルールなど、各家庭へのお願い事項が書かれていることが多いです。特に、小型テントは設置が禁止されていることがあります。知らずにうっかり持っていくことのないように気をつけましょう。

「運動会のプログラム」では、当日のスケジュール感を把握できます。子どもが出場する時間帯を事前に確認しておけば、家族内で撮影の役割分担を決めておくこともできますよ。

誰を連れて行くのかを決めておく

運動会でよくあるのが、運動会当日や前日に急遽祖父母や親戚が参加することです。突然のサプライズで子どもたちは喜ぶかもしれませんが、お弁当の量や飲み物、椅子の数など当日の大幅な持ち物変更に対応しきれないこともあります。

近隣に祖父母や親戚が住んでいる場合には、誰を呼ぶのかなども計画的に考えておく必要があります。それでも直前に人数が増えそうなご家庭は、あらかじめお弁当や飲み物などだけでも多めに用意しておくと安心でしょう。

あると便利な持ち物

運動会は保育園や幼稚園から始まり、高校卒業まで毎年開催される学校行事です。あると便利な持ち物については、早めに購入するのがおすすめです。その先の運動会でも毎年役に立ちますよ。下記で紹介するアイテムをまだ持っていないご家庭は、購入を検討してみてもいいかもしれませんね。

救急セット

運動会では子どもが競技中に、転んで軽いケガをしてしまうこともあります。それ以外にも、親子で参加する演目で親側が転んでしまったり、応援中にケガをしてしまったりすることもあるでしょう。そのため、小さめの救急セットをひとつ持っていくと、小さなキズをさっと消毒したり、絆創膏を貼ったり、すぐに応急処置が出来るのでとても便利です。特に暖かい時期は、園庭や校庭に虫がいることもよくあります。救急セットの中に虫刺されの薬と虫除けスプレーも1本ずつ入れておくとさらに安心ですよ。

キャリーカート

「運動会にキャリーカート?」「アウトドアでもないのに必要?」と思う方もいるでしょう。しかし、クーラーボックスや折りたたみの椅子、テーブル、テントをはじめ、お弁当などの細かいものを全て持っていくとなると、実はかなりの荷物になります。

また、最近ではゴミは全て持ち帰るように促す幼稚園や保育園、学校が増えています。そうなると、帰るときも来たときと同等の荷物を持ち帰ることになるでしょう。運動会の持ち物をアウトドア用のキャリーカートに入れてまとめて運ぶだけで、移動がかなりらくにできますよ。

Coleman アウトドアワゴンマックス

午前中だけ開催の場合は?

近年では、運動会の開催を午前中のみとする学校も増えています。主な理由は「共働き世帯が増えたことによる保護者の負担軽減」「授業数の確保」「熱中症対策」を掲げる学校が多いようです。午前中だけの開催では、必要な持ち物も変わります。不要なものまで持っていくことがないよう、チェックしておきましょう。

持ち物リスト

午前のみ開催される運動会の場合、開催時間は3〜4時間程度となる場合がほとんどですので、必要な持ち物は以下となります。

  • レジャーシート
  • 折りたたみ椅子
  • カメラやビデオカメラ
  • 飲み物
  • 日傘
  • 帽子
  • 日焼け止め
  • タオル
  • ハンディーファン

開催時間は午前中のみですので、当然家族ごとに集まるランチタイムもありません。そのため、お弁当やカトラリー、テーブルなども必要ないでしょう。必ず必要となる持ち物は、暑さ対策グッズや紫外線対策グッズ、必要な撮影機材に加えて、シートと折りたたみ椅子があれば十分でしょう。

あると便利なグッズ

開催時間が短いと、持ち物をできるだけ減らしたいと考える方もいるかもしれません。しかし、以下のグッズが運動会中にあるととても便利です。余裕があれば持っていくことをおすすめします。

  • カメラなどの予備バッテリー
  • 冷却グッズ

短時間の開催とはいえ、暑い時期に4時間日陰の少ない園庭や校庭に居続けることになるため、暑さや紫外線対策はしっかりしておきましょう。水に濡らすだけで冷たくなるタオルや保冷剤など、熱中症対策グッズは家族の人数分準備しておきましょう。また、運動会はお子さんの成長を感じられる大切な行事のひとつでもあります。撮影機材の充電切れにより、途中で撮影を終了せざるを得ない、ということがないよう予備のバッテリーはしっかり準備していきましょう。

小学生・中学生・高校生の女子におすすめの持ち物

小学生以上の女子の場合、運動会や体育祭を楽しむことと同じくらい、身だしなみも気になりますよね。ここでは、小学生以上の女子に必要な、運動会や体育祭のときの持ち物を紹介していきます。

日焼け止め

お肌を気にする女子にとって、校庭で過ごす時間が長い運動会や体育祭では、日焼け止めは忘れずに持っていきたいアイテムですね。顔や体用の日焼け止めも必要ですが、忘れがちなのが唇の日焼けです。UVカット効果のあるリップクリームも持っておくと安心ですよ。

ヘアゴム

運動会や体育祭は夏であることも多いため、汗をたくさんかいてしまいます。特に髪が長い女子は、たくさんの汗で髪の内側が濡れてしまうと、髪型が大きく崩れてしまう原因にもなります。気になったら途中で髪を結べるように、ヘアゴムが1本あると便利ですよ。

ナプキン

ナプキンの携帯は運動会や体育祭に限らず必要ですが、頻繁にトイレに行くのが難しい運動会や体育祭では、必須の持ち物といえるでしょう。また、途中で生理がきてしまってもすぐに対応できるよう、小さいポーチや巾着に入れて持ち歩くと安心です。

まとめ|子供も大人も運動会を楽しめるよう、持ち物や便利グッズの準備は入念に

子どもの成長が見られる運動会は、子どもにとっても親にとっても楽しみな行事のひとつですよね。運動会は事前準備が本当に大切です。前日や当日の朝に慌てることがないように、運動会へ行く人数を把握し、事前に配布される運動会の案内をしっかりと読み込んでおきましょう。運動会当日は家族全員で楽しめるように、忘れ物をしないように注意してくださいね。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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