アクションカメラのおすすめ商品13選。選び方のポイントも紹介

アクションカメラは、アウトドア・スポーツ・旅行などの趣味がある人には、嬉しいアイテムです。さまざまなメーカーから販売されており、種類も豊富です。普通のカメラとの違いや選び方のポイント、おすすめの機種を見ていきましょう。

アクションカメラとは

アクションカメラは、従来のビデオカメラとは違った使い方ができるアイテムとして注目されています。アクションカメラの定義や、一般的なカメラとの違いを見ていきましょう。

体に装着して使うビデオカメラ

体に装着し、ハンズフリーで撮影可能なビデオカメラのことを、アクションカメラといいます。アクティブなシーンで撮影することを考えた作りになっていることが特徴です。

手持ちで撮影するだけでなく、頭部や車体のハンドル部分など装着したい場所に合わせて、カメラを取り付けられる仕様となっています。装着には『マウント』と呼ばれる器具が必要です。

カメラを身につけた状態で撮影でき、取り付け場所を選ばないことから『ウェアラブルカメラ』とも呼ばれています。

また、アウトドアスポーツで使用されることが多いため『スポーツカメラ』という名称で販売されていることも珍しくありません。

通常のカメラと比較した特徴

機種によってサイズはさまざまですが、一般的なビデオカメラと比較すると、軽量で小型です。一般的なコンパクトデジタルカメラよりも小型なものも多く、撮影中の移動や持ち運びが苦になりません。機能面もシンプルに設計されていることが多いです。

また、バイク・スノーボード・サーフィンなど、アウトドアスポーツやアクティブな場面などで使用することを考慮し、高い『防水性』や『耐久性』を備えているタイプがほとんどです。

さらに、広角レンズを採用していて、広い範囲に対応したダイナミックな映像を撮れるところも特徴の一つとなっています。

手振れ補正の機能も備えているので、小さな子どもや動物などを追いかけながらの撮影や、イベントや旅行の記録などに活躍するでしょう。

アクションカメラの選び方

アクションカメラは価格帯や機能がさまざまなので、どれを選んだらよいか迷ってしまいがちです。購入してから後悔しないように、初心者が押さえておくべき基本の選び方を紹介します。

画質や解像度は十分か

アクションカメラの解像度は機種によってさまざまですが、以下の3種類が基本となっています。

  • HD画質(1270×720)
  • フルHD画質(1920×1080)
  • 4K(3840×2160)

ビデオカメラの標準的な解像度はフルHDとなっていますが、高い画質で映像を残したい場合や、撮影後の映像を編集したい場合は4Kがおすすめです。画像が劣化しにくいので、きれいな映像を残せます。

美しい映像を撮るには、フレームレートも重要な要素です。フレームレートは画像の滑らかさに関係しており、解像度の隣などに『fps』の値で表されています。

1秒あたり30枚の画像で表現される場合『30fps』と表し、数値が高いほど滑らかな映像を撮影できることが特徴です。

利用シーンに合ったスペックか

利用したいシーンに合ったスペックかどうかを確認すると、失敗が少ないです。どんな目的で使用するかを明確にしましょう。

例えば、水辺や水中で使用する場合、防水性は重視したいポイントです。ダイビングで撮影する場合、水深も対応しているかチェックしましょう。本体にアクセサリーを加えることで、さらに防水性を高められるタイプもあります。

バイクや車に乗っている状態のように、動きが激しい場面では高機能な『手振れ補正』が欠かせません。

手振れ補正は大きく二つのタイプに分けられます。光学式の手振れ補正がついているタイプは、本体のサイズがやや大きめな場合が多いです。電子式の手振れ補正はサイズが小さく安価ですが、画質は劣化しやすいでしょう。

予算と機能のバランスも確認

一口にアクションカメラといっても価格帯はさまざまで、安いものは『数千円~1万円台』で入手できるので、気軽に使えます。

ただし、安価なものは画質や機能面で劣る場合が多く、映像の質にこだわりたい場合は満足できないかもしれません。

撮影した映像に手を加えない場合は別ですが、動画投稿するにあたって編集したい場合は画質が劣化することを考え、それなりの高画質で撮影できるものを選びましょう。

また、多くのアクションカメラは専用アプリをダウンロードし、スマホで動画の編集やプレビューできます。使用しているスマホの機種がアプリに対応しているかどうかもチェックしておくと安心です。

製品選びはここにも注目しよう

画質の良さは優れた映像を撮る上で重要ですが、良いカメラを選ぶには、画質だけで決めることはおすすめできません。お気に入りのアクションカメラを入手するために、押さえておくべきポイントをチェックしましょう。

使いやすいか

アクションカメラは一般的なカメラとは違い小型な設計となっているため、本体に『液晶モニター』がついていないことがあります。

撮影した映像をすぐにその場で確認し、設定の変更を行って最適化したい場合、液晶モニターがついているタイプを選びましょう。

また、『カメラの操作性』も重要なポイントです。タッチパネルによる直感的な操作や、少ないボタンで操作できる設計となっているタイプが少なくありません。

撮影中のストレスを減らすには、スムーズに設定の変更ができるかなどの使いやすさもチェックしましょう。

アクセサリーが豊富か

アクションカメラは単体でも楽しめる仕様となっているものがほとんどです。しかし、使用する場面によっては、取り付ける場所を変えたいといったことも出てくるものです。

そんなとき、対応するアクセサリー類が豊富なものの方が、さまざまな場面での撮影に対応できます。

そのため、自撮り棒・リストストラップ・各種マウントなど、使いたいアクセサリーに対応しているかどうかもチェックしましょう。

例えば、水中で使用する場合は、防水性を高める『ハウジング』や『フロートグリップ』があると便利です。

フロートグリップとは水中で浮かせられるタイプのグリップのことで、撮影中に手を放してしまっても、カメラが水中に沈んでしまうことがなく、手放しで撮影したいときにも役立ちます。

Go Proのおすすめ機種紹介

Go Proはアクションカメラの中でも、知名度と人気が高いシリーズです。手のひらサイズでコンパクトな上、防水性・耐衝撃性共に優れています。

アクセサリー類も豊富で、さまざまなシーンに対応しているところも魅力です。おすすめの機種を見ていきましょう。

HERO9 BLACK CHDHX-901-FW

前面ディスプレイと大型のタッチスクリーンを搭載した、2020年秋発売の最新モデルです。直感的に操作しながら、ライブプレビュー機能で、すぐに動画を確認できます。

画質は最高で『5K』に対応し、細部まで鮮明な画像を撮影できるので、撮影した動画を編集するときも画質の劣化を減らせるでしょう。また、20MPの鮮明な静止画を撮影でき、印刷用の画像が欲しいときも重宝します。

シリーズ史上、最も広い視野角を備え、155度の超広角撮影も可能です。後から別売りのレンズを取り付けられる、いままでにない仕様となっています。

水深10mまでの防水性能があるので、マリンレジャーの撮影にもぴったりです。

HERO9 BLACK CHDHX-901-FW

税込64900円

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HERO8 BLACK CHDHX-801-FW

高度な手振れ補正と、内蔵式のマウントを備えたアクションカメラです。4Kに対応しており、激しい動きでも滑らかで美しい映像を残せます。

ライト・ディスプレイ・高性能マイクなど、さまざまなモジュラーの取り付けが可能となっているので、自分だけの仕様にカスタマイズでき、どんなシーンにも柔軟に対応してくれるでしょう。

スーパービュー・狭角・歪みが少ないリニア・広角と、四つのレンズモードを切り替えられ、シーンに相応しい視野角で撮影できます。

映像のブレを軽減する『HyperSmooth 2.0』や、アプリ内に水平維持機能を備えているので、安定感があり見やすい映像を楽しめるでしょう。

HERO8 BLACK CHDHX-801-FW

税込39300円

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GoPro Fusion CHDHZ-103-FW

360度全方面を捉えた、ダイナミックな映像を撮影できるアクションカメラです。プロ仕様の『5.2K』の高画質で、美しい映像を撮れます。また暗い場所の撮影に強く、夜景や星空など夜間の撮影にもおすすめです。

VR映像を撮影するだけではなく、お気に入りの場面を選んで通常の画角の動画や静止画としても再生できます。編集機能の『OVERCAPTURE』を通じて直感的に編集できるため、専門的な知識は不要です。

さらに、カメラ本体に高性能オーディオを搭載し、臨場感のある立体的なサウンドを実現します。延長ポールや三脚など、専用のアクセサリーが充実しているところも魅力です。

GoPro Fusion CHDHZ-103-FW

税込33333円

※2020年12月24日時点

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水中撮影におすすめのアクションカメラ

小型で防水性を備えたアクションカメラは、水中撮影をこれまでよりも身近なものにしてくれます。一度使うと、マリンレジャーで手放せないアイテムになるでしょう。

機種によって対応している水深が違うため、潜る深さに合ったものを選ぶことがポイントです。水中撮影におすすめのカメラを紹介します。

SONY Cyber-shot DSC-RX100

画質2020万画素に対応した、デジタルスチルカメラです。ブレやノイズを抑える、光学式手振れ補正を搭載しています。

本体に防水性はありませんが、別売りの防水ハウジングケース『MPK-URX100A』を使用すれば、水深約40mまでの水中撮影が可能です。

F1.8レンズを搭載し暗い場所でも明るい写真を撮れるので、海の生物のディテールをしっかりと捉えられるでしょう。

SONY Cyber-shot DSC-RX100

税込41500円

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DJI OSMO Action

小型ながら、デュアルスクリーンを搭載したモデルです。『水深11m』までに対応した防水設計となっています。

シンプルなユーザーインターフェースを採用し、頻繁に使用する撮影モードや露出の設定などを保存しておけるので、スムーズに撮影できるでしょう。

水中での撮影に便利なフローティングハンドルや、最大水深60mまでの撮影が可能になる防水ケースなどがセットになった『Osmo Action Diving Kit』と併用すれば、さらに水中撮影の楽しみが広がります。

DJI OSMO Action

税込30280円

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初心者向け2万円以下の安いカメラなら

最初から高価なアクションカメラを購入しても、使いこなせるか不安だという人は、リーズナブルなエントリーモデルがおすすめです。初めてアクションカメラを使う人でも操作しやすい、2万円以下のアイテムを紹介します。

SAC AC600

170度の広角で撮影できる、リーズナブルなアクションカメラです。本体重量が約58gと非常に軽量なので、さまざまな場面で使えるでしょう。

防水ケース・ヘルメットマウント・自転車用ブラケットなどの付属品がセットになっているので、購入したその日からさまざまなアクティビティに利用できます。

また、自動電源オフ設定が搭載されており、電源の切り忘れによる電池の消耗を防げます。

SAC AC600

税込7320円

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AKASO V50 PRO

最高画質は『4K/60fps』で、2000万画素の画像撮影が可能な170度の広角レンズを搭載したアクションカメラです。

電子式手振れ補正よりも画質劣化が少ない、光学式の手振れ補正を採用し、素早く動く物体もきれいに撮影できます。タッチパネル式のユーザーインターフェースで、直感的な操作が可能です。

最大39mまでの水深に対応しており、撮影モードをダイビングモードに切り替えれば素人でもクリアに水中撮影できるでしょう。

AKASO V50 PRO

税込12950円

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Apexcam アクションカメラ

リーズナブルでありながら170度広角レンズや6G魚眼レンズが搭載され、より臨場感のある映像にこだわったモデルです。『4K/30fps』の画質で鮮明な映像を楽しめます。

15mまでの遠隔操作に対応したリモコンが付属しているので、さまざまな撮影方法に対応できるでしょう。

また、水深40mまで対応している防水仕様となっており、耐衝撃性も高いためサーフィンや水泳などの激しいスポーツにもぴったりです。防水ケースをはじめとした、各種装着用具が付属しています。

Apexcam アクションカメラ

税込4980円

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360度撮影対応のアクションカメラ

360度撮影が可能なアクションカメラを使用すると、目の前の空間を余すことなく撮影できます。旅先で景色と人物の両方を、生き生きと映したいときにぴったりです。

また、店内撮影やプレゼンなど、ビジネスシーンでも活用の幅が広いアイテムだといえます。おすすめのアイテムを見ていきましょう。

リコー THETA SC2

映像をナチュラルな色合いで表現できるようにこだわった、360度撮影対応のカメラです。画質は『4K/29.97fps』となっており、『顔検出機能』でポートレートもきれいに撮影できます。

また、夜景モード・車窓モードなどを搭載しているので、明暗差のある空間でもはっきりと映せるでしょう。専用のアプリを使用すれば、編集やSNSへの投稿もスムーズです。

電源オンから起動するまでの時間が素早く、約1.5秒で撮影可能になるので、大事な一瞬を逃しません。

リコー THETA SC2

税込33455円

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Insta360 Insta360 ONE X2

『5.7K』という超解像度での撮影が可能なアクションカメラです。360度カメラモードの他にも、『ステディカムモード』の使用で被写体を集中的にとらえ、印象的な映像を撮れます。

視点が異なる二つのアングルを表示できる『マルチビュー機能』もあり、動画配信に役立てることも可能です。

また、高機能な手振れ補正で激しい動きに対応しているだけでなく、水平維持機能も搭載されており、安定した映像を撮影できるでしょう。

さらにエディタ機能を活用すれば、各種動画投稿サイトにぴったりのアスペクト比にリフレームできるので、より手軽に動画投稿できます。

Insta360 Insta360 ONE X2

税込55000円

※2020年12月24日時点

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360fly 4K VRアクションカメラ

継ぎ目のない、スムーズな映像を撮影できるアクションカメラです。水平方向は360度、垂直方向は240度に対応しています。イベントや旅先などで利用すれば、思い出を丸ごと残せるでしょう。

また、30fpsの360度録画モードの他にも、アスペクト比16:9での通常撮影や静止画での撮影も可能です。さらにクリップ型のマウントや3wayアームマウントをも使用でき、さまざまな撮影場所に対応しています。

撮影した映像は、別売りの『モバイルVRビューワー』を使用すれば、ワンタッチでVR映像として楽しめるでしょう。

360fly 4K VRアクションカメラ

税込27800円

※2020年12月24日時点

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アクションカメラでアウトドアを楽しもう

アクションカメラを使用すると、視野が広く臨場感がある映像を簡単に撮影できます。アウトドアシーンはもちろん、旅先やイベントでの思い出作りにももってこいのアイテムです。

アクションカメラは、マウントを利用することで、頭部や車体などにフレキシブルに取り付けられる点や、防水性・防塵性が考慮され、耐久性に優れている点が一般的なデジカメとの違いとなっています。

また、さまざまなアクセサリーを取り付け、使い勝手を高められるところも魅力です。使いたいシーンに合わせ、自分だけの一台にカスタマイズできます。

アクションカメラを選ぶ際は、画質だけでなく、使いやすさも重視して選びましょう。使いたいシーンによっても選び方が変わってくるので、どんなときに使うかも考えながら選ぶことをおすすめします。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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