最近の水筒は、飲みやすい形状のものや見た目が可愛いものなど、さまざまなタイプの水筒がたくさんあります。ただ、飲みやすさや可愛さが重視された水筒は洗いにくいのが難点。洗いやすく、かつおしゃれな水筒が見つかれば嬉しいですよね。
そこで今回は、使うときも洗うときもストレスを感じさせないおしゃれな水筒を12種類紹介します。使用する目的や使う人に分けて紹介するので、洗いやすい水筒を探している人は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
失敗しないための選び方!洗いやすい水筒の特徴とは?
水筒が洗いにくかったり、水筒の奥底やパッキン部分に汚れがついたりするのは、水筒の構造やサイズが原因です。毎日時間をかけて水筒を洗うのが難しい場合は、洗いやすいタイプの水筒を選べば問題が解決しますよ。
洗いやすい水筒のポイントを6つ紹介します。
- 奥まで手が届くサイズ
- 握りやすい形状
- パッキンなしやパーツが少なく分解しやすい
- 飲み口が抗菌加工タイプ
- 食洗器に対応している
- 内側がテフロン加工されている
ぜひ、水筒選びの参考にしてくださいね。
奥まで手が届くサイズ
水筒の奥までしっかり洗うためには、口径が広く、奥まで手が届くサイズのものを選びましょう。口が狭いとスポンジが入らないばかりか、スポンジが届いたとしても力が入らず奥底の汚れをしっかり落とせません。
ただ、口径が広いとそのぶん筒が太くなり、カバンなどに入れて持ち運びにくいといったデメリットが生じてしまうことも。口径が広い水筒を選ぶ場合は、デスク専用の水筒にしたり、水筒が入るサイズのカバンに変えたりして工夫しましょう。
また、水筒の形が複雑だと、スポンジが届かない箇所に汚れが溜まってしまいます。できるだけ凹凸のない円柱型の水筒を選びましょう。パッと見「複雑で洗いにくそうだな」と思う水筒は、避けると良いですよ。
握りやすい形状
片手で握りやすい形状の水筒は、洗いやすいのでおすすめです。片手で握っても滑り落ちにくいため、スポンジで洗う→水で洗い流すといった動作がスムーズにおこなえます。
口広タイプは洗いやすい形状ですが、筒が太すぎるとかえって握りにくいと感じることも。握りやすく、なおかつ洗いやすさも重視するなら、口径5〜6cmの水筒がおすすめです。
パッキンなしやパーツが少なく分解しやすい
洗いやすい水筒を探しているなら、形状だけでなくパーツにも注目しましょう。汚れは奥底だけでなくフタの溝や飲み口部分にも溜まりやすいため、パッキンのないタイプや、パーツが少ないタイプがおすすめです。
パッキンで採用されているゴムやシリコン素材はカビやすいため、パーツが1つ減ることでお手入れが楽になります。パッキンを付け忘れて「飲み物がこぼれてしまった」といったミスも防げますよ。
また、パーツが少ないと、溝に溜まった水がなかなか乾かないストレスから開放されたり、分解する手間を省けたりします。汚れ防止だけでなく「時短」という面でも大きく貢献するでしょう。
飲み口が抗菌加工タイプ
水筒は1日に何度も口をつけて飲むため、飲み口が抗菌加工されているものを選びましょう。菌の発生を抑える加工が施されていれば、1日中使っていても安心です。
水筒には、タイプの異なる飲み口がたくさんあります。どの部分が抗菌加工されているのか、購入時にチェックしてくださいね。
水筒の飲み口のタイプ
- スクリュー式:フタを開けて直飲みができるタイプ
- ワンタッチ式: 片手で簡単にフタが開けることができ、飲み口はすべて取り外して洗えるタイプ
- コップ付き:飲み物をフタの容器に移し替えて飲むタイプ
食洗機に対応している
食洗機を日々活用しているご家庭であれば、食洗機対応の水筒を選んでみてはいかがでしょうか。食器と一緒に洗うことができれば、水筒洗いという面倒な家事を1つ減らせます。口径が狭いタイプは奥まで手が入らないので、食洗機の水圧で奥までしっかり洗うことができれば安心です。
また、洗浄から乾燥まで一気におこなう食洗機なら「水筒の奥に水が溜まってなかなか乾かない」といったストレスも解消してくれるでしょう。
内側がテフロン加工されている
水やお茶だけでなくコーヒーや紅茶を水筒に入れて飲むことが多い人は、テフロン加工が施してある水筒がおすすめです。テフロン加工された水筒はニオイ移りしにくいため、日によって飲み物を変えても、水筒に入っている飲み物の香りに影響しません。
洗剤を変えたりつけ置き洗いをしたりしても匂いが取れなくて困っている人は、ぜひテフロン加工された水筒に買い替えてみてください。
【キッズ用水筒】子供にとって使いやすいかも重視しよう!
子供用の水筒は、子供にとって使いやすいかどうかを重視しながら選ぶのがポイントです。子供用の洗いやすいおしゃれな水筒を3つ紹介します。
- 【Skater】食洗器対応
- 【THERMOS】ストローの取り外しが可能
- 【Skater】保冷スティック付き
順にみていきましょう。
【Skater】食洗機対応
Skater(スケーター)が取り扱うこちらの水筒は洗いやすい広口タイプで、食洗機に対応しています。プラスチック素材でできた軽量タイプなので、小さなお子さんでも持ち運びやすいのが利点です。
また、ワンタッチ式ですぐに飲めるのも大きなポイント。使いやすさと洗いやすさを兼ね備えた子供用の水筒です。
Skater クリアボトル
容量:480ml
重量:160g
付属品:肩から掛けられるショルダーベルト・名前シール
【THERMOS】ストローの取り外しが可能
魔法びんのパイオニアとも呼ばれるTHERMOS。子供用の「真空断熱ストローボトル」は、広口タイプで凹凸の少ない洗いやすい水筒です。
ストロータイプは取り外しができなかったり汚れが溜まりやすかったりと、洗いにくいのが難点。しかし、真空断熱ストローボトルは、ストローと飲み口部分が一体化している洗いやすい作りです。洗うときのパーツが少ないのも嬉しいですね。
肩にやさしいショルダーパッド付きなので、持ち歩く際に子供の負担になりにくいメリットもありますよ。
THERMOS 真空断熱ストローボトル
容量:400ml
重量:200g
付属品:ショルダーパッド
【Skater】保冷スティック付き
保冷スティック付きのこちらの水筒は、プラスチック製でありながら冷たさをキープできる優れモノ。口径がやや狭く手を突っ込んで洗うことは難しいですが、シンプルな形状なので溝に汚れが溜まる心配はありません。
軽量かつ保冷性のある子供用の水筒を探している人におすすめです。
Skater 保冷スティック付水筒
容量:580ml
重量:120g
付属品:-
【アウトドア用水筒】多機能かつ飲みやすさがポイント
キャンプや山登りをする際に活躍する水筒を3つ紹介します。今使っている水筒が普段使いするには良いけれどアウトドア向きではないなら、買い替えてみてはいかがでしょうか。
- 【RIVERS】メモリ付きだから調理器具としても重宝する
- 【象印】フタとパッキンが一つになったシームレスせん
- 【KINTO】コーヒーや紅茶を入れてもOK
それぞれみていきましょう。
【RIVERS】メモリ付きだから調理器具としても重宝する
RIVERS(リーバス)は、ドリンクウェアにフォーカスしたプロダクトを展開する日本のブランド。400ml・550ml・1,000mlの3サイズ展開の「スタウトエア」はパーツが少なく、凹凸のないシンプルな形状が特徴です。フタはシリコンストラップと一体化しているため、紛失する心配もありません。
また、飲む量をコントロールしたり料理時に水を測ったりするのに便利なメモリ付きです。山登りやキャンプで重宝するでしょう。
RIVERS スタウトエア
容量:550ml
重量:135g
付属品:-
【象印】フタとパッキンが一つになったシームレスせん
調理器具の製造販売をおこなう象印は、機能性に優れた水筒を数多くそろえる会社としても有名です。
今回紹介する水筒は、フタとパッキンが一つになった「ステンレスキャリータンブラー」。分解いらずなうえに広口なので、奥まで手を突っ込んで汚れを落とすことができます。
フタには持ち手が付いており、バッグに収まらないときでも楽に持ち運べます。「使いやすさと洗いやすさのどちらも妥協したくない」という人におすすめです。
象印 ステンレスキャリータンブラー
容量:300ml
重量:250g
付属品:-
【KINTO】コーヒーや紅茶を入れてもOK
日々の生活に寄り添う道具を販売・製造するKINTOの「トラベルタンブラー」。ボトルの内側には、匂いや茶渋などの汚れがつきにくい電解研磨が施されています。広口で凹凸の少ない形状なので、とにかく洗いやすい便利な水筒です。
また、高品質なステンレス製なので、コーヒーや紅茶など本来の香りを楽しむことができます。カラーバリエーションが豊富なのも、うれしいポイントですね。
KINTO トラベルタンブラー
容量:500ml
重量:310g
付属品:-
【容量1L(リットル)以上の水筒】口広タイプを選ぼう
「子供用に部活で使える大きめの水筒が欲しい」「外出先でも安心できる大容量の水筒が欲しい」という人は、容量が1L以上の水筒がおすすめです。
大容量ならではの水筒選びのポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
【タイガー】口径約7cmだから底まで洗える
【ドウシシャ】パーツが少ないから洗いやすい
【STANLEY】おしゃれなワンポイントマーク付き
上記を順にみていきましょう。
【タイガー】口径約7cmだから底まで洗える
水筒や炊飯器などの調理器具メーカーで有名なタイガー。今回紹介する水筒の口径は7cmあり、容量が大きく高さがあるものの奥までしっかり洗えるのが利点です。
水筒ポーチの底は衝撃に強い作りになっています。使っているときに思わず落としてしまっても安心です。持ち運びに便利なポーチベルトも付いていますよ。
タイガー ステンレスボトル
容量:1L
重量:310g
付属品:ポーチベルト・ネームタグ
【ドウシシャ】パーツが少ないから洗いやすい
ドウシシャの「スクイズボトル」は、パーツが少ないシンプルな構造です。本体の重さは100gと軽量タイプ。片手で持ちながら洗えるため、重さに耐えきれず手から滑り落ちてしまう心配もありません。
ただ、「スクイズボトル」はフタがなく飲み口がむき出しになっているため、持ち運び用には不向きといえます。長時間同じ場所で作業をしたりスポーツをしたりする際に使用すると良いですよ。
本体を握ればすぐに飲み物が出てくるので、忙しい合間の水分補給に役立ちます。
ドウシシャ スクイズボトル
容量:1L
重量:100g
付属品:-
【STANLEY】おしゃれなワンポイントマーク付き
1913年にアメリカのマサチューセッツ州で誕生したブランドSTANLEY(スタンレー)。今回紹介する「クラシック真空ボトル」は、真空断熱構造で保温保冷に優れており、食器洗い機に対応しています。
口径は手が奥まで入る広さではないものの、凹凸のない円柱型なので、長い柄の先にスポンジが付いているボトルブラシを使用すればきれいに洗うことができます。
熊をモチーフにしたロゴが「おしゃれでかわいい」と人気を集めています。
STANLEY クラシック真空ボトル
容量:1L
重量:800g
付属品:-
【軽量タイプの水筒】コンパクトサイズまたはプラスチック素材がおすすめ
仕事柄、移動が多い人には、軽量かつコンパクトな水筒がおすすめです。小さいながらも洗いやすい水筒を3つ紹介します。
- 【KINTO】シンプルな構造だからとにかく洗いやすい
- 【東亜金属】高さはたったの143cm
- 【タイガー】抗菌仕様の200mlサイズ
上記を順にみていきましょう。
【KINTO】シンプルな構造だからとにかく洗いやすい
KINTOの「ウォーターボトル」は、フタ・パッキン・本体の3つのパーツで構成されています。パッキンは簡単に取り外すことができ、本体を洗う際にパッキンも一緒にサッと洗えるのがうれしいポイントです。
水筒の底は汚れが溜まりやすい箇所ですが、「ウォーターボトル」の内底は丸みを帯びていて汚れが溜まりにくくなっています。
また、フタに取っ手が付いた持ち運びやすいデザインで、おしゃれな透明感が人気を集めています。「ペットボトルくらい軽い水筒が欲しい」という人におすすめです。
KINTO ウォーターボトル
容量:300ml
重量:60g
付属品:-
【東亜金属】高さはたったの143cm
60年の歴史を持ち、包丁・ボトルなどの家庭用品を取り扱う東亜金属。今回紹介する「ポケミニボトル」は、高さ143cm、容量140mlの超スリム型の水筒です。
パーツはフタ・パッキン・本体の3つで構成されています。スリムな円柱型なので、洗いにくい箇所がありません。
花柄や北欧柄など、さまざまなデザインを取り揃えており、自分用だけでなく贈り物としてもぴったりです。
東亜金属 ポケミニボトル
容量:140ml
重量:130g
付属品:-
【タイガー】抗菌仕様の200mlサイズ
「真空断熱ボトル」はパーツが少ないため、洗いやすいのが特徴です。
本体内部は特殊加工がされており、ニオイや汚れが付きにくくなっています。さらに、フタとパッキンは菌の増殖を抑える加工が施されているため、毎日サッと洗うだけできれいな状態を保つことができます。
高さ約13cm、容量200mlと持ち歩きやすい極小サイズなので、荷物を少しでも減らしたい人にぴったりの水筒です。
タイガー スクリューマグ
容量:200ml
重量:110g
機能:-
まとめ|洗いやすさを重視するなら広口でシンプルな構造の水筒がおすすめ
水筒はさまざまな形や大きさのものがありますが、洗いやすさを重視するなら広口で凹凸のないシンプルな構造の水筒を選びましょう。パーツが少ないと洗う時間を短縮できるため、パッキンとフタが一体型になったタイプもおすすめです。
最近では、持ち歩きやすさに特化したおしゃれなデザインの水筒も多数販売されています。ぜひ、あなたのライフスタイルに合った水筒を見つけてくださいね。