外出先の飲食店などでバッグの置き場所に困ることはないでしょうか。そのような場合には、バッグハンガーが便利です。キーホルダーやチャームなど手軽に持ち運べるものも多いので活用してみましょう。各タイプの特徴や選び方、おすすめ商品を紹介します。
目次
バッグハンガーとは?
レストランやカフェに入ったときや、外出先でお手洗いを使ったとき、バッグの置き場所に困った経験がある人も多いのではないでしょうか。バッグハンガーはそんなときに活躍してくれるアイテムです。
バッグをテーブルに引っ掛ける便利アイテム
バッグハンガーとは、テーブルなどにセットするだけで、バッグをつるしておける便利なアイテムです。
セットできる箇所さえあれば、飲食店はもちろん、トイレの個室などでも使えます。さらに、形状によってはベビーカーやショッピングカートのハンドル、フェンスなどさまざまな場所で活躍させられるでしょう。
サイズも小さく軽量なため、バッグに入れて持ち歩いても負担になりません。また、キーホルダーやチャームになっているものを選べば、より携帯しやすいでしょう。
バッグハンガーの種類
(出典) photo-ac.com
バッグハンガーには大きく分けて4種類のタイプがあります。タイプによって特徴が異なるので、引っ掛けたいバッグの重量や自分が重視することなどを考慮しながら、自分に合ったタイプを選びましょう。
安定感が魅力のフックタイプ
フックタイプは、シンプルで使いやすいバッグハンガーです。
土台部分をテーブルにセットすれば、土台から伸びたフック部分にバッグを引っ掛けるだけ、と誰でも簡単に使えます。土台部分にはゴムなどが付けられていることが多く、滑りにくい構造になっているので、安定感があるのも魅力です。
しかしややサイズが大きく、折り畳めないのでバッグに入れて持ち歩くには少々かさばる点はデメリットといえるかもしれません。バッグに収納しやすいサイズか確認の上、選ぶとよいでしょう。
リーズナブルな商品が多く、スリムなテーブルから厚みのあるテーブルまで、どんな厚みのテーブルでも対応できるものも多いので、バッグハンガーを気軽に取り入れてみたい人におすすめです。
コンパクトに持ち歩ける折り畳みタイプ
使わないときは折り畳んでコンパクトにすることができ、携帯に便利なのが折り畳みタイプです。
土台部分にはマグネットが付いていて、折り畳み時にフックをしっかり収納しておけるものなら、知らない間にバッグの中でフックが伸びていることもありません。バッグのポケットなどに入れて持ち運べて便利でしょう。
使用時は、フックタイプと同様、土台をテーブルにセットし、土台に巻き付くように収納されたフックを伸ばせば、バッグを掛けておけます。
キーホルダーやチャームになったタイプも多く、携帯性に優れる上、おしゃれなデザインのものが豊富にそろうことも特徴です。利便性だけでなく、デザイン性も重視する人にはうれしいタイプでしょう。
収納スペースを取らないリングタイプ
リングタイプもコンパクトで携帯性に優れたタイプです。バッグの持ち手に付ければ、かさばらずに持ち運べるので、便利でしょう。
使用時は、リングを展開してテーブルにセットするだけと使い方が簡単なのも魅力です。おしゃれなデザインのものも多く、チャームのようなものの他にブレスレットとして使えるものもあります。
ただし、土台部分があるタイプと比べると、テーブルとの接地面が小さいため安定感に欠けるでしょう。重い荷物は引っ掛けにくいかもしれません。
掛けたバッグが落ちにくいカラビナタイプ
重いバッグを掛けても不安定にならないタイプがよいなら、カラビナタイプがおすすめです。フック部分がカラビナになっていて、バッグをしっかりホールドしてくれるので、いつの間にか落ちてしまうことがありません。
元々は登山などのアウトドアシーンで使われるアイテムで、揺れや衝撃にも強いため安心して引っ掛けておくことができます。
一方、他のタイプと比べると、バッグの取り外しに少々時間がかかる点はデメリットといえるかもしれません。
バッグハンガーの選び方
(出典) photo-ac.com
バッグハンガーを選ぶときは、実際に使う場面を想定することが大切です。せっかく購入しても、バッグが重過ぎたり、バッグの持ち手にフックがうまく対応できなかったりすると使えません。
また、外出先で使うものなので、携帯性を意識して選ぶことも重要なポイントです。
耐荷重を確認
特に普段からバッグにたくさんものを入れて持ち運ぶ人は、必ず耐荷重を確認しましょう。耐荷重を超えた重さのバッグを掛けると、バッグハンガーが破損するおそれがあります。
バッグハンガーの耐荷重は2kg程度のものから20kg以上のものまであり、商品によってかなり差があるものです。使いたいバッグの重さに応じて選ぶ必要があります。
また、仕事用のバッグは重いけれど、オフのときに愛用しているバッグはコンパクトで軽いなど、シーンによってバッグを使い分けている人は、バッグごとにバッグハンガーを入れておくのも便利です。
バッグが落ちにくい形状を選ぶ
バッグを掛けるフック部分の形状も使いやすさに大きく影響します。特にバッグの持ち手が太い場合、フックが小さかったり、曲がり具合が浅かったりすると、うまく引っ掛けられず落ちやすいでしょう。
また、バッグの持ち手へのダメージが心配な場合は、幅の広いフックの付いたバッグハンガーを選ぶのがおすすめです。フックにある程度の幅があれば、重さが分散するので持ち手に跡が付いたり、傷んだりするのを避けられます。
さらには、フックの向きも重要です。内側にしか向けないタイプの場合、厚みのあるテーブルだと、スペースが足りずにうまくバッグを引っ掛けられないことがあります。どんな箇所でも使えるものがよいなら、外向きのフックを選んだ方が無難でしょう。
持ち運びやすさも重要
外出先で使うことの多いバッグハンガーは、持ち運びのしやすさも重要なチェックポイントです。バッグに収まりやすいコンパクトサイズのものや、使わないときは小さく収納できる折り畳みタイプやリングタイプなどが便利でしょう。
また、折り畳めないフックタイプなら、バッグのフチに引っ掛けて携帯できるタイプを選ぶのも便利です。
フックタイプのおすすめバッグハンガー
(出典) photo-ac.com
フックタイプのバッグハンガーは、折り畳むことはできませんが、コンパクトサイズのものを選べば持ち運び時に不便に感じることもありません。
シンプルでリーズナブルなものが多いので、試しにバッグハンガーを使ってみたいという人も手に取りやすいでしょう。
リヒトラブ SMART FIT バッグハンガー A7595
サイズは幅53×奥行12×高さ104mmとコンパクトで、バッグに入れてもかさばりにくい大きさです。耐荷重は5kgと薄型のビジネスバッグでも安定して引っ掛けられます。
土台部分にはシリコンゴムが付いているので、テーブルから滑り落ちる心配もありません。マグネットが付かないテーブルでも使えて便利です。
さらに、フックが外側に向くように設計されているので、どんなところでも使えるでしょう。土台部分のカラーは、オレンジ・ブラック・ベージュの3種類あります。
リヒトラブ SMART FIT バッグハンガー A7595
無印良品 バッグハンガー
無印良品らしいシンプルなデザインのバッグハンガーです。収納時のサイズは、95×48×6mmと、バッグに入れておいても邪魔になりにくいでしょう。耐荷重は3kgで、小さめのバッグは荷物が少ないときに使うのに向きます。
土台部分にはシリコンゴムが使われており、ハンドルは外向きになるので、どんな箇所にセットしてもバッグを安定して引っ掛けられます。ケース付きなので携帯時に便利です。
無印良品 バッグハンガー
折り畳みタイプのおすすめバッグハンガー
(出典) photo-ac.com
使わないときはコンパクトに折り畳めるタイプのバッグハンガーは、バッグに入れて携帯するのに便利です。
バッグのポケットに入れられる小さなサイズのものの他、キーホルダーやチャームとしてバッグに付けられるタイプのものなら、かさばることなく持ち歩けるでしょう。
kwmobile 2x バッグハンガー 折り畳み
直径3.4cmと非常にコンパクトなサイズなので、バッグの中に入れておいても邪魔になることがありません。バッグのポケットに収めることもできるでしょう。
耐荷重は3kgで、土台部分の裏側には滑り止めコーティングが施されているため、安定してバッグを引っ掛けておけます。素材は耐久力の高いアルミ合金なので、頻繁に使用しても傷みにくく、長く使えるのもうれしいポイントです。
2個セットなので、予備として置いておいたり、家族や友人と一つずつ分けたりするのもよいでしょう。
kwmobile 2x バッグハンガー 折り畳み
無限フック 3way キーホルダー
キーホルダーになっているので携帯しやすく、バッグハンガーの他、スマホスタンド、つり下げハンガーとしても使えます。バッグハンガーとして使用する場合は、本体部分を開いて引っ掛けるだけと簡単です。
耐荷重は12kgで、テーブルとの接地面には滑り止めラバーが付いているので、落ちる心配がありません。
本体を開いた状態でテーブルに置けばスマホスタンドに、付属のカラビナを使えばつり下げハンガーになり、一つで3役こなします。さまざまなシーンで活躍させられるでしょう。
無限フック 3way キーホルダー
アストロ バッグハンガー シルバー ネコ
ネコの形がかわいらしいバッグハンガーです。チャームとしてバッグのサイドやフロントに付けて持ち歩いてもおしゃれでしょう。
耐荷重は5kgで、土台部分の裏面はゴム製になっているので滑りにくく設計されています。安定してバッグを引っ掛けられるでしょう。バッグの他、折り畳み傘をつり下げておくのにも便利です。デザインは他に、ホワイトとブラックのアニマル柄もあります。
アストロ バッグハンガー シルバー ネコ
リングタイプのおすすめバッグハンガー
(出典) photo-ac.com
リングタイプも持ち歩きのしやすいタイプです。デザイン性の高いものも多く、バッグの持ち手に付けたり、ブレスレットとして身に付けられたりするおしゃれなものもあります。
アークトレーディング clipa 2
サイズは7.2×6.9×1cmとコンパクトなのに、15kgまでの荷物を掛けられます。テーブルなどとの接地面にはパッドが付いているので、バッグハンガーごと滑り落ちてしまう心配もありません。
テーブルの他にもトイレの壁やドア、ベビーカーハンドル、乗り物の座席トレイなど、さまざまなところで使えるのも魅力です。バッグを引っ掛けたまま持ち上げれば、自然にヒンジが閉じるので、そのままバッグを持って移動できるのも便利でしょう。
カラーはブラックシルバー・シルバー・ゴールドの3種類で、それぞれつやなしとつやありがそろいます。
アークトレーディング clipa 2
bobino バッグフック
サイズは105×15×75mmとバッグの中に入れても、持ち手に引っ掛けておいても、邪魔にならない大きさです。耐荷重は25kgとかなり重い荷物を引っ掛けることができます。
テーブルとの接地面にはラバーが付いているので、滑り落ちる心配も、テーブルを傷つける心配もありません。おしゃれなカラーは、チャコール・バーガンディー・スレートグレー・クリームの4種類があります。
bobino バッグフック
Stream Trail クリフハンガー
アウトドアブランド『Stream Trail』の鮮やかな色味がおしゃれなバッグハンガーです。サイズは13.2×9×2.6cm、耐荷重は10kgあります。
レストランやカフェのテーブルで荷物を引っ掛けておくのはもちろん、アウトドアの際に車などのバッグドアで使うのもよいでしょう。ラバー付きなので、滑りにくくなっている上、接地面を傷つける心配もありません。
使わないときは磁石でロックされるので、バッグの持ち手部分に付けて携帯してもよいでしょう。カラーは全部で10種類あります。
Stream Trail クリフハンガー
HUKURO ハンガーブレスレット
レザー製で、おしゃれなブレスレットのように持ち歩けるバッグハンガーです。本体重量は約15gと非常に軽量である一方、耐荷重は6kgもあります。
特殊な芯材によってバッグや荷物を型崩れさせることなく、しっかり引っ掛けておけるので使いやすいでしょう。丸みを帯びた形状をしていることもあり、テーブルなどの平面だけでなく、ポールや手すりなど円形をしたところでも使えます。
カラーは5種類あり、サイズはM・Lの2種類用意されています。
HUKURO ハンガーブレスレット
enGMOLPHY 水滴型カバン用デスクフック
素材には環境に優しい耐腐食性亜鉛合金製が使われ、どことなくエレガントさを漂わせるバッグハンガーです。バッグの持ち手に付けておくのはもちろん、水滴型のブレスレットとして持ち歩くのもよいでしょう。
フックの最大開口部は85mmあるので、さまざまな厚みのテーブルに使えます。他にもショッピングカートやベビーカーのハンドル部分、カーシートのヘッドレスポストやフェンスなど、色々な場所で活躍させられるでしょう。
接地面には滑り止めゴムパッドが付いており、耐荷重は20kgもあるので、重い荷物も安定して引っ掛けておくことができます。
enGMOLPHY 水滴型カバン用デスクフック
カラビナタイプのおすすめバッグハンガー
(出典) photo-ac.com
カラビナタイプはバッグをしっかりホールドしてくれるので、いつの間にかフックから落ちてしまう心配がありません。元々アウトドア用の製品であることもあり、耐荷重も大きく頑丈なものが多いのも特徴です。
ハイマウント HEROCLIP SMALL
折り畳み時のサイズは高さ7.8×幅6.2cm、本体重量は34gとコンパクトで軽量なのに、耐荷重は約22kgもある頑丈なバッグハンガーです。材質には航空機グレードのアルミニウム合金を使用しており、耐久性にも優れます。
テーブルなどにセットするフックの先端には、グリップ力の高い素材が採用されており、さまざまな場所に引っ掛けやすいでしょう。カラーは全部で8種類から選べます。
ハイマウント HEROCLIP SMALL
Achy JP カラビナ型 バックハンガー
折り畳み時のサイズは高さ5.9×幅4.9cm、本体重量は34gと携帯しやすいサイズです。耐荷重は18kgと重い荷物もしっかり引っ掛けられます。つのジョイントが360度回転可能なので、バッグハンガーの他、S字フックとして使えるのも便利です。
カフェなどのテーブルではもちろん、キャンプやサイクリング、登山など、荷物の多いアウトドアシーンでも活躍するでしょう。カラーはブラック・イエロー・ブルー・レッドの4種類があります。
Achy JP カラビナ型 バックハンガー
バッグハンガーでバッグを汚れから守ろう
(出典) photo-ac.com
外出先でバッグの置き場所に困ることは意外に少なくないものです。しかし、バッグハンガーがあれば、そのような悩みは簡単に解決できます。
持ち運ぶものなので、コンパクトでバッグに収まりやすいサイズのものの他、キーホルダーやチャーム、ブレスレットにできるものなど、携帯性の高いものを選ぶとより使いやすいでしょう。
ぜひバッグハンガーを活用し、お気に入りのバッグを汚れから守りましょう。