おすすめのセラミックヒーター12選。サイズや消費電力もチェック

セラミックヒーターの購入を検討していても、何を基準に選べばよいのか分からない人は多いのではないでしょうか？セラミックヒーターを選ぶ際は、サイズだけでなく、消費電力や付加機能をチェックすることも大切です。選び方やおすすめ商品を紹介します。

セラミックヒーターとは？

セラミックヒーターとは、一体どのようなものなのでしょうか？セラミックヒーターの特徴を見ていきましょう。

電気で動く暖房器具

セラミックヒーターとは、石油やガスといった燃料を使用することなく、電気のみで動く暖房器具です。特殊加工されたセラミックに電気を通して暖めることで発熱し、さらにそこへ風を通過させることで、暖かい風が吹き出す仕組みになっています。

非燃焼系の暖房器具なので、火事を起こす心配がほとんどなく、室内の空気がよどみにくいこともメリットです。スイッチを入れればすぐに温風が吹き出すので、短時間で空間を暖めることができます。

また、コンパクトなものが多いので、脱衣所やトイレなど狭い空間に設置しても邪魔になりにくいでしょう。さらに、機器の価格もリーズナブルなものが多く、導入しやすい点も魅力です。

一方、消費電力は大きいため、電気代がかさむのはデメリットといえるでしょう。

セラミックヒーターの選び方

(出典) photo-ac.com

セラミックヒーターを選ぶときは、使用場所に合わせたサイズ・対応畳数のものを選ぶことが大切です。

また、電力のみで稼働するセラミックヒーターは、電気代がかかってしまうものです。ランニングコストも考えて、消費電力もしっかりチェックしておきましょう。

サイズ・対応畳数が使用場所に合っているか

セラミックヒーターには、小型から大型のものまで、さまざまなサイズの商品があります。セラミックヒーターを選ぶ際は、使用場所に合ったサイズ・対応畳数かどうか、しっかりチェックして選びましょう。

脱衣所やトイレなどの狭い空間であれば、薄型・小型のものが最適です。薄型・小型のものは場所を取らず、狭いスペースに置いても邪魔になりません。一方、リビングなどの広い部屋で使いたい場合は、部屋の畳数に合った大型のものを選びましょう。

なお、セラミックヒーターは同じ商品であっても、コンクリート住宅か木造住宅かによって、対応畳数が異なります。そのため、セラミックヒーターを購入する前に、自宅の構造をきちんと把握しておきましょう。

消費電力をチェックしよう

セラミックヒーターは、電力のみで空間を暖める分、消費電力が大きくなりやすいアイテムです。その分、電気代もかさんでしまうので、商品を選ぶ際には消費電力もチェックしておくようにしましょう。

消費電力は、ワット数を確認すると分かります。ワット数が高いほど、消費電力は大きくなり、電気代がかかることを意味します。

目安としては、脱衣所やトイレくらいの狭い空間なら200～500Wもあれば十分ですが、広い部屋を暖めるのに使いたい場合は1000W以上必要です。

消費電力を抑えたい場合は、メインで使う暖房器具が稼働するまでの短時間だけ使うなど工夫をするのも、上手な使い方です。

追加の機能も要確認

セラミックヒーターを選ぶ際は、あると便利な追加の機能もチェックするとよいでしょう。

中でもおすすめなのは、加湿機能付きのものです。ただでさえ乾燥しがちな冬に暖房器具を使うと、部屋の湿度はさらに下がります。加湿機能が付いていれば、部屋の温度だけでなく湿度も上げられ、より過ごしやすい空間になるでしょう。

また、電気代の節約を重視するなら、人感センサー付きのものが最適です。人の動きを感知して自動的に電源がオン・オフするので、消し忘れる心配がなく、無駄な電力を消費することがなくなります。

小さな子どもやペットがいて、より安全面を重視したいなら、転倒オフ機能付きのものだと安心です。コードに足を引っ掛けたり、地震が起こったりしてヒーターが転倒したときに、自動で電源が切れます。

さらに、チャイルドロック機能が付いていれば、子どもが触って誤作動してしまうことも防げるので、より安心して使えるでしょう。

人気ブランドのセラミックヒーター

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国内の人気家電メーカーのセラミックヒーターは、やはり信頼性が高く、安心して使えます。機能性に優れ、使いやすいものも多いので、寒い季節には大いに活躍してくれるでしょう。

シャープ プラズマクラスター 加湿セラミックファンヒーター HX-PK12

対応畳数が、断熱材がないコンクリート住宅約4.5畳・木造住宅約3畳まで、断熱材入りのコンクリート住宅約8畳・木造住宅約6畳までと、広い空間に対応したセラミックヒーターです。

『足元ロング温風』によって、温風が上昇することなく遠くの足元までしっかり届くので、効率よく暖められます。

さらに、加湿機能搭載で、最大加湿量は約650ml/h（50Hz）です。もちろん、プラズマクラスター機能も搭載されており、清潔で潤った空気を部屋に満たしてくれるのも魅力でしょう。

 

Panasonic 加湿機能付きセラミックファンヒーター DS-FKX1205

1250Wの温風とともに、約600ml/h（50Hz）の加湿量で、潤いもたっぷり届けてくれます。セラミックヒーターを使わないときは、加湿器としても使えるので長く活躍させられるでしょう。

ナノイー機能も搭載され、暖かい空気を送り出しながらカビ菌・花粉・ダニなどのアレル物質、さらにはウイルスや臭いも抑制してくれます。

さらに、人がいるかどうかを感知して自動で電源を切り替える『ひとセンサー』や、部屋の温度をチェックして暖め過ぎを防止する『室温センサー』も搭載されています。無駄な電力の消費を防止するのに役立つでしょう。

 

アイリスオーヤマ 大風量セラミックファンヒーター JCH-12TDSW1-W

対応畳数が、断熱材なしのコンクリート住宅約4.5畳・木造住宅約3畳まで、断熱材入りのコンクリート住宅約8畳・木造住宅約6畳までの、セラミックヒーターです。

大風量と、左右約80°ずつ首を振る『首振り機能』によって、広い範囲を暖められます。温風はシーンに応じて、ターボ・標準・静音の3段階に切り替えられるのも便利です。

また、人感センサー付きなので消し忘れる心配もなく、節電にもつながります。さらに、チャイルドロック付きで誤作動も防いでくれるので、小さな子どもがいても安心して使えるでしょう。

 

使いやすい小型のセラミックヒーター

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脱衣所やトイレなど狭い空間に設置したいなら、スペースを取らない小型のタイプがおすすめです。小さいながらハイパワーの商品も多く、足元をしっかり暖めてくれます。

デロンギ カプスーラ セラミックファンヒーター HFX30C11

安全性とデザイン性の両面で定評のある、イタリアのメーカー『デロンギ』のセラミックヒーターです。

サイズは、幅195×高さ275×奥行159mmとコンパクトサイズでありながら、1150Wのハイパワー出力で足元をしっかり暖めてくれます。重さは1.4kgと軽量な上、上部には持ち手も付いているので、持ち運んでさまざまな部屋で使うのに便利でしょう。

カラーは、ピンク・ブラック・ホワイトの3色があります。

 

山善 ミニセラミックヒーター DMF-SA067（T）

サイズが幅16×高さ26.5×奥行11.5cmと、ミニサイズのセラミックヒーターです。重量は1.5kgと軽いので、片手でも楽に持ち運べます。

電源スイッチと温度調節用つまみだけのシンプルな操作部も特徴的で、高齢者や子どもでも使いやすい設計といえるでしょう。スイッチを入れれば2秒で温風が吹き出し、温度は無段階で調節できます。

転倒オフスイッチも付いているので、万が一のときも安心です。

 

モダンデコ AND・DECO セラミックファンヒーター ベーシックモデル

サイズが約幅24×高さ33.3×奥行11.1cmと、スリムでコンパクトなセラミックヒーターです。スイッチを入れれば、約2秒で温風が吹き出てきます。

強（1200W）・弱（600W）・送風モードの3段階に温度調節が可能で、室温や好みに応じて使い分けられるでしょう。

また、よりしっかり部屋を暖めたいときには、最大4時間の連続運転モードも便利です。『人感センサー』も搭載されているので、無駄な電力を消費する心配もありません。

さらに、『温度制御装置』や『転倒時自動オフ機能』も搭載され、安全面にも配慮されています。

 

子どもがいても安全なセラミックヒーター

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非燃焼系のセラミックヒーターは、ほかのタイプの暖房器具よりも安全性が高いとはいえ、小さな子どもがいるとなかなか安心できないものです。ここでは、より安全面を重視したタイプのものを集めました。

デロンギ コンベクターヒーター HXJ60L12

消費電力は1200Wで、8～10畳の広い空間にも対応したセラミックヒーターです。部屋の中で自然な空気の対流を起こし、放射熱を生むことで部屋全体を均一に暖めてくれます。

自己温度制御機能を備えた『PTCセラミックヒーター』を搭載し、表面温度が高くなり過ぎないように設計されているので、子どもが触っても安心です。さらに、チャイルドロックも搭載されており、子どもが触って誤動作することも防げます。

また、『ECO運転モード』を選べば電力レベルを自動調節してくれて、約20%も節電できるのもうれしいポイントです。

 

ケノンヒーター KH358-01

1400～1500Wの電力で、6～11畳の空間を暖められるセラミックヒーターです。表面に開けられた6角形の穴の数や、特殊な波型形状によって、セラミックヒーターから出る遠赤外線が効率よく部屋を暖められるように設計されています。

セラミックヒーターの表面に搭載された左右のパネルは、最大出力でも40～50℃ほどと熱くなり過ぎないので、子どもが触ってもやけどしにくいでしょう。温風ではなく、遠赤外線で部屋を暖めるので、空気を乾燥させないのも魅力です。

 

デザインがおしゃれなセラミックヒーター

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「家電はデザイン性にもこだわって、インテリアとして見栄えがすることも大切」と考える人もいるでしょう。ここでは、おしゃれで機能性にも優れたものを紹介します。

 Dyson Pure Hot + Cool 空気清浄ファンヒーター HP04WSN

冬場は空気清浄ファンヒーターとして、夏場は空気清浄ファンとして一年中活躍させられるセラミックヒーターです。送風力がパワフルで循環力が高い上、最大350°の首振り機能も付いており、短時間できれいかつ暖かい空気が部屋全体に満ちます。

本体サイズは幅312×奥行312×高さ923mm、カラーはホワイト/ゴールドです。

 

モダンデコ 暖炉調照明付き セラミックファンヒーター

暖炉調の照明が付いた、スタイリッシュでおしゃれなセラミックヒーターです。奥行は約26cmとスリムなので、洗面所などの狭い空間に置くのにもぴったりでしょう。

一方、高さは約83cmと高いので、ソファや椅子に座ったときに横に置くと、膝元まで暖められます。温度調節は、強運転（約1160W）と弱運転（約750W）の2段階に調節できます。

また、首振りボタンを押せば、左右最大80°の範囲を自動で首振りするので、広範囲に暖かい空気を送れるでしょう。

さらに、前回電源オフ時の設定を記憶する『メモリー機能』やリモコン付きで、おしゃれなだけでなく機能面でも優れたセラミックヒーターです。

 

セラミックヒーターで寒い冬を乗り越えよう

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電力のみで運転するセラミックヒーターは、火事を起こす心配もほとんどない上、コンパクトでスリムなモデルも多いので、脱衣所やトイレといった狭い空間を暖めるのに便利です。

しかし、電気代はかさむため、選ぶ際はランニングコストも考慮する必要があるでしょう。また、人感センサーなどの電気代を抑えられる機能が付いているかも、チェックしたいポイントです。

セラミックヒーターを上手に選んで活用すれば、寒い冬をより暖かく快適な空間で過ごせます。ぜひ、使いやすいものを見つけて、寒い冬を乗り越えましょう。