パリパリに焼けた皮が美味しい羽根つき餃子。しかし、『難しいんじゃないの?』とためらってしまいがちです。作り方のコツを押さえれば簡単に羽根つき餃子を作れます!当記事では、焼き方から人気番組で紹介されたレシピまでご紹介!美味しい羽根つき餃子を楽しんでみませんか?
目次
意外と簡単!羽根つき餃子を作ってみよう!
人気TV番組で登場したレシピも!
パリパリに焼けた羽根つき餃子は、見ているだけでヨダレが出てきそうですよね。しかし、作り方にはコツがあります。
当記事では、羽根つき餃子「基本の焼き方」や人気番組「 なるみ岡村の過ぎるTV」で登場したレシピ、家庭でも試してみたい手作り餃子の作り方を徹底解説します!焼き方のコツを知って家族で美味しい羽根つき餃子を楽しみましょう!
美味しい羽根つき餃子「基本の焼き方」
コツを3つに分けて解説!
美味しい羽根つき餃子を焼くにはコツがあります。まずは、羽根つき餃子基本の焼き方をそれぞれポイントを3つに分けてご紹介していきましょう。小麦粉や片栗粉と水の分量や焼き方を間違えなければ失敗しませんよ。
基本の焼き方とコツ1:差し水の割合
餃子を焼く際、「差し水」をしますよね。差し水を入れて、蒸し焼きにすることで、中までしっかりと熱が通り、フライパンに接していない皮の部分が、モチモチの食感に仕上がります。
羽根付き餃子を作る場合、差し水に小麦粉か片栗粉を混ぜておきます。差し水に入れる小麦粉や片栗粉の分量は10対1で混ぜておくのが上手に羽根つきに仕上がるのコツです。
例えば、水100ccならば小麦粉・片栗粉は10gで混ぜましょう。小麦粉・片栗粉が多すぎるとドロドロになってしまいますし、少な過ぎても羽根ができません。
差し水は容器に粉と水を入れて、ダマにならないようしっかりと混ぜておきましょう。
基本の焼き方とコツ2:フタをして蒸し焼き
餃子を焼くとき、家庭では丸いフライパンを使うことが多いのではないでしょうか?縦や横一方向に並べるよりも、円を描くように並べるとお皿に移すときに、羽根が崩れにくいのでおすすめです。
焼く際はまず、フライパンにサラダ油をひき、餃子を約2分中火で焼きます。次に小麦粉を混ぜた差し水を入れ、フタをして蒸し焼きにしましょう。中火にして約5分焼いていきます。
小麦粉や片栗粉には「デンプン質」が含まれており、加熱すると粘りと気泡が発生し、餃子全体を包み込みます。この気泡がフライパンに触れていない皮の乾燥を防いでモチモチな食感に仕上がります。
基本の焼き方とコツ3:仕上げ
蒸し焼きをし、最初はドロドロしていた水から次第に羽根へと変わります。また、見た目以外に、グツグツとした音からパチパチと変化する音でも焼き上がりを伝えてくれますので、いずれかの方法で仕上げのタイミングを判断しましょう。
羽根をパリパリに仕上げるにはサラダ油を大さじ1を鍋肌から回しかけてください。サラダ油をゴマ油にするとより香ばしく仕上がります。
フライパンを軽く揺すったり、で羽根の淵を持ち上げるようにしたりすると油が全体に回り、パリパリな焼き上がりにできますよ!
「なるみ岡村の過ぎるTV」で紹介された羽根つき餃子のレシピ!
「青野敏行の中華武者修行」から学ぶレシピ!
中華がウマすぎるベテラン新喜劇座員の「青野敏行」さん。前回、うどんの名店へ道場破りを決行しましたが、連敗してしまう結果となりました。そのため、ANAクラウンプラザホテルにある中華料理店の「花梨」の副料理長に中華の王道「エビチリ」「酢豚」「餃子」の3つのレシピを学ぶ企画に急遽変更することに。
青野さんの実力を副料理長にチェックしてもらったところ、『普通』と評価。元々の味は悪くないので、見た目や食感を進化させる技法を直接伝授してもらう青野さん。果たしてどんな絶品中華へと進化するのか?青野さんの餃子を格段に引き上げるプロの羽根つき餃子レシピをご紹介します!
羽根の材料
おすすめ1:基本の手作り餃子 | |
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薄力粉 | 10g |
水 | 80g |
油30g | 30g |
作り方
青野さんの餃子は、『味のバランスは悪くない』と副料理長も評価しているため、そこへ食感と見た目の華やかさを加えるアレンジで、おしゃれな羽根つき餃子へと変身させます。
まず、羽根の生地となる薄力粉と水をダマにならないようにしっかりと混ぜ合わせてから、そこへ油を加えましょう。フライパンに大さじ1の油を引いてから、生地を流し入れて弱火で焼いていきます。
熱を加えることで、薄力粉と水に混ざっている油が外に出るため、ポツポツと羽根に穴が空き、見た目も面白い餃子の羽根ができますよ。焦がさないように3分焼き、取り分けておきましょう。
お皿に焼いた餃子を盛り付け、その上に羽根、食用花をあしらいます。周りにラー油を点々と垂らせば見た目にもおしゃれな餃子の完成です。
美味しい手作り餃子のレシピ2選!
おすすめ1:基本の手作り餃子
基本の手作り餃子のレシピをご紹介します。近くのスーパーで揃えられる材料、自宅にある調理器具で誰でも簡単に作れるのでおすすめです!いつも通りの差し水ではなく、紹介した片栗粉や小麦粉を混ぜた差し水へ変えるとパリパリの羽根つき餃子を簡単に作ることができますよ!
材料 (25個)
おすすめ1:基本の手作り餃子 | |
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豚ひき肉 | 150g |
ニラ | ひと袋 |
キャベツ | 1/4個 |
しょうゆ | 大さじ1 |
ごま油 | 大さじ1 |
ニンニク(チューブ) | 3cm |
しょうが(チューブ) | 3cm |
片栗粉 | 小さじ1 |
みりん | 大さじ1 |
塩コショウ | 少々 |
餃子の皮 | 25枚 |
水 | 少々 |
豚ひき肉にしょうゆ、ごま油、ニンニク、しょうが、片栗粉、みりん、塩コショウを入れ、粘りが出るまで混ぜましょう。ニラとキャベツは細かく刻みます。
混ぜた豚ひき肉とにニラ、キャベツを混ぜ合わせましょう。餃子の皮にタネを乗せ、縁に水を薄く塗ってから閉じ、形を整えます。フライパンに油をしき、餃子を入れて中火で焼き色が着くまで加熱しましょう。
焼き色が付いたら、餃子の3分の1が浸るくらいの差し水をし、フタをして強火で蒸し焼きにしてください。水分がなくなったら完成です。
おすすめ2:皮から作る!手作り餃子
時間があるときに試してもらいたいのが皮から作る手作り餃子です。少し手間と時間はかかりますが、子どもや家族と楽しみながらできるのもおすすめのポイントになっています。
手作りの皮は、市販品よりフライパンにくっつきやすい傾向にあるので、一度フライパンに油を入れて、しっかり温めたあと餃子を並べるとくっつきませんよ。
材料 (44個分くらい)
<餃子のたね>
おすすめ2:皮から作る!手作り餃子 | |
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豚ひき肉 (脂肪分20%) | 500g |
白菜 | 3/4個 |
スプリングオニオン | 125g |
しいたけ | 120g |
ニンニク | 3つ |
しょうが | ニンニクの1.5倍 |
オイスターソース | 大さじ3 |
しょうゆ | 大さじ3 |
白ワイン | 大さじ3 |
しょうゆ | 小さじ2 |
白ワイン | 大さじ3 |
塩 | 小さじ1 |
ごま油 | 大さじ1 |
引用元https://cookpad.com/recipe/6652970
まずは、タネから作ります。白菜、スプリングオニオン、生椎茸はみじん切りに、ニンニク、しょうがはすり下ろしてください。切った野菜に豚ひき肉とオイスターソース、しょうゆ、白ワイン、塩、ごま油を入れ、粘りが出るまでよく混ぜます。
次に皮作りです。薄力粉、強力粉、塩に熱湯をかけて箸を使い、かき混ぜます。少し冷めたら5分間程度、手につかなくなり、ツルツルの手触りになるまでこねましょう。
こねたらラップにくるんで30分置きます。生地を4つに分けて、片栗粉を敷いた台の上で生地を棒状に伸ばし、12等分に切り分けてください。
4つ×12個で48枚の皮ができます。生地一つ一つを丸めて、乾燥しないように濡れ布巾をかけておきましょう。片栗粉を敷いた台の上で、生地を薄く伸ばして丸型に形成します。
あとは基本のレシピと同じようにタネを乗せて餃子を成形し、焼き上げれば美味しい餃子の完成です。
手作り餃子ヘルシーレシピ3選!
おすすめアレンジレシピ1:豆腐ギョウザ
少しカロリーが気になる人におすすめしたい豆腐を使った手作り餃子のレシピです。豆腐は電子レンジを使って水切りすると、時短調理につながりますよ!
材料 (中サイズ30個分)
おすすめアレンジレシピ1:豆腐ギョウザ | |
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豆腐(木綿、絹どちらでも◯) | 50g |
合い挽きミンチ | 100g |
玉ねぎ | 1/8玉 |
青ネギ | 30g |
キャベツ | 100g |
塩 | 少々 |
鶏ガラスープの素 | 小さじ1 |
マヨネーズ | 大さじ1 |
片栗粉 | 小さじ2 |
しょうゆ | 小さじ2 |
ごま油 | 小さじ1 |
お麩(くだいたもの) | 大さじ山盛り1 |
しょうが、ニンニク | お好みの量 |
引用元https://cookpad.com/recipe/6830872
最初に豆腐を電子レンジで1分加熱し、水切りを済ませておきます。キャベツ、玉ねぎ、青ネギは細かくみじん切りにしてください。
切った野菜と豆腐、ひき肉をボウルに入れて、塩、鶏ガラスープの素、マヨネーズ、片栗粉、しょうゆ、ごま油、砕いたお麩、しょうが、ニンニクを加えてよくこねましょう。
タネをギョウザの皮で包み、ごま油を引いたフライパンを中火にかけて温めてから、餃子を並べ、少量の水を入れてフタをして蒸し焼きにします。焼き色がついたら、お皿に盛りつけて完成です。
おすすめアレンジレシピ2:モロヘイヤ入り餃子
よく餃子に使われるキャベツの代わりに、モロヘイヤをたっぷり入れたヘルシーなアレンジ餃子です。モロヘイヤに粘りがあるため、ニラの量でバランスを調整してみましょう。モロヘイヤには、疲労回復にピッタリなカロテンや豊富なミネラルが含まれているので、疲れが溜まっているときにもおすすめします。
材料 (3人分)
おすすめアレンジレシピ2:モロヘイヤ入り餃子 | |
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豚ひき肉 | 600g |
モロヘイヤ | 1束 |
ニラ | 1束 |
ネギ | 5本 |
ニンニク | 3かけ |
しょうが | 1かけ |
五香粉 | 3ふり |
ごま油 | 少々 |
塩 | 少々 |
ごま油 | 少々 |
しょうゆ | 大さじ1 |
ギョーザの皮 | 60枚 |
魚醤 | 少し |
酢 | 大さじ2 |
しょうゆ | 大さじ2 |
引用元https://cookpad.com/recipe/6405683
おすすめアレンジレシピ3:レタス餃子
キャベツの代わりにレタスを使った餃子はシャキシャキとした食感が魅力でレタスを大量消費したいときにもおすすめのレシピです。旬を見計らって作ってみてはいかがでしょうか?
材料 (4人分)
おすすめアレンジレシピ3:レタス餃子 | |
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レタス | 5枚 |
ひき肉 | 150g |
ニラ | 1/2束 |
ニンニク | 1片 |
しょうが | 1片 |
ごま油 | 少々 |
塩コショウ | 少々 |
餃子の皮 | 20枚 |
引用元https://cookpad.com/recipe/6892727
まず、レタスをみじん切りにし、水気を切っておきましょう。ニンニク、しょうがは粗く刻み、ニラは大きめのみじん切りにします。
ひき肉、ゴマ油と刻んだ野菜をよく混ぜ合わせ、塩・コショウで味付けしましょう。餃子の皮でタネを包み、フライパンで焼けば完成です。
手作り餃子アレンジレシピ3選!
おすすめアレンジレシピ1:ニラとキムチの餃子
いつもの餃子に、キムチを加えるだけでピリ辛味のキムチ餃子がつくれますよ。タネを作る際、キムチを最後に加えることで、キムチの味と風味をしっかりと残せるのがポイントです。
ラー油だけの辛みとは違った味わいとなりおすすめのアレンジレシピですよ。いつもの餃子に飽きてしまったら試してみてください!
材料 (大20個分)
おすすめアレンジレシピ1:ニラとキムチの餃子 | |
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豚ひき肉 | 150g |
ニラ | 1/2束 |
しょうが | 1かけ |
本技 凄旨キムチ | 大3 |
餃子の皮大 | 20枚 |
豚ミンチ | 200g |
餃子の皮(大きめ) | 25〜30枚 |
しょうゆ | 小さじ1/2 |
塩 | 小さじ1/4 |
コショウ | 少々 |
オイスターソース | 小さじ1 |
ごま油 | 小さじ1 |
サラダ油 | 少々 |
引用元https://cookpad.com/recipe/6784121
ボウルに、豚ひき肉、みじん切りにしたニラとしょうがを入れ、しょうゆ、塩、コショウ、オイスターソース、ごま油を加えて、よく混ぜましょう。そこへ粗くみじん切りにしたキムチを加えて、よく混ぜ合わせたら、タネは完成です。
あとは、餃子の皮に包んで、フライパンで焼けば美味しい「ニラとキムチの餃子」の完成です。キムチの味がしっかりとついているので、調味料をつけなくても美味しく食べることができます。
おすすめアレンジレシピ2:椎茸入り肉餃子
旨味たっぷりな椎茸を刻んで加えると食感、風味ともに増して美味しい手作り餃子を作ることができます。お弁当や冷凍保存にもおすすめです。
またガッツリ食べたいときは、大判の皮を使うのがおすすめです。失敗しないようにするには、少な目のタネから包んでみましょう。
材料 (25〜30個分)
おすすめアレンジレシピ2:椎茸入り肉餃子 | |
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干し椎茸 | 5g |
砂糖 | ひとつまみ |
キャベツ | 250g |
塩 | 小さじ2 |
にら | 1/4束 |
豚ミンチ | 200g |
餃子の皮(大きめ) | 25〜30枚 |
ニンニクすりおろし | 一欠片か2欠片 |
しょうがすりおろし | 小さじ2 |
片栗粉 | 小さじ2 |
酒 | 大さじ1 |
塩 | 小さじ1 |
コショウ | 少々 |
引用元https://cookpad.com/recipe/6685135
干し椎茸は軽く水洗いし、ひたひたの水と1つまみの砂糖に浸けて戻しておきましょう。その間にキャベツを半分に切り、よく洗ってから粗みじん切りにします。
切ったキャベツは、ボウルに入れ、塩を入れて軽く揉んで30分程置いて水を切ります。戻した干し椎茸、ニラをみじん切りにしてからキャベツの水気をよく絞り、ニラをと軽く混ぜましょう。
10分程置いて、再度水気を絞ったらニンニク、しょうが、片栗粉、酒。塩、コショウと豚ミンチ肉を入れてよく混ぜ合わせます。餃子の皮の端に水をつけ、餃子のタネを大さじ1ほどに入れ、成形して焼き上げれば椎茸入り肉餃子は完成です。
おすすめアレンジレシピ3:白菜でニンニク抜き餃子
ニンニクが苦手な人にとって市販の餃子は苦手なものかもしれません。手作り餃子であればニンニクを入れない作り方も自由自在ですよ。餃子によく使われるキャベツではなく、白菜を使うことででジューシーな仕上がりになります。ニンニクが苦手な人でも『家族揃って同じ餃子を食べたい!』と言う人におすすめです!
材料 (餃子45個分くらい)
おすすめアレンジレシピ3:白菜でニンニク抜き餃子 | |
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豚ミンチ | 400g |
しょうゆ | 大さじ3 |
ごま油 | 大さじ3 |
酒 | 大さじ3 |
コショウ | 2g |
すりおろしショウガ(チューブ可) | 5g |
青ネギ | 1束 |
白菜 | 1/4個 |
片栗粉 | 大さじ3 |
餃子の皮 | 45枚 |
引用元https://cookpad.com/recipe/6568349
豚ミンチに、しょうゆ、ごま油、酒、コショウ、すりおろしショウガを入れて混ぜます。肉が調味料と混ざり、ねばりが出るまで練り混ぜてください。
青ネギを小口切りにし、豚ミンチに絡ませるよう混ぜます。白菜は縦に切ってから、小口切りにし、片栗粉をまぶしてからさらに合わせてさっくりと混ぜます。
餃子の皮でタネを包み、フライパンに大さじ1の油を引き、餃子を並べてから、点火しましょう。餃子に焼き色が付いたら、餃子の1/2くらいまでかぶる熱湯を入れ、フタをして蒸し焼きにし、皮がパリッと焼けたら完成です。
美味しい羽根つき餃子を自宅でも!
まとめ
美味しい羽根つき餃子の材料の作り方やコツとアレンジレシピを解説しました。羽根つき餃子は、差し水と小麦粉・片栗粉の分量や焼く時間、タイミングを間違えなければ誰でも作れますよ。
人気TV番組で紹介された作り方もご紹介していますので、自宅でも美味しい羽根つき餃子の手作りに挑戦してみましょう!
▼紹介した番組はこちら!▼
【なるみ・岡村の過ぎるTV】
https://www.asahi.co.jp/sugirutv/