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クッションファンデの正しい使い方。仕上がりをよくするコツも紹介

クッションファンデは、スポンジに染み込んだファンデーションをパフで取って使う化粧品です。他のファンデーションより手が汚れず、テクニックなしで美しい仕上がりを実現できます。クッションファンデの使い方を把握し、簡単・きれいにメイクしましょう。

クッションファンデの魅力

クッションファンデを使うこと場合、いくつかのメリットがあります。クッションファンデの魅力を中心に見ていきましょう。

時短メイクができる

クッションファンデの多くは、化粧下地・UV効果・ファンデーション・コンシーラーなどの役割が含まれているオールインワンタイプです。スキンケアをした後に下地や日焼け止めなどを塗ることなく、付属のパフで塗るだけですぐにベースメイクが完了します。

カバー力が高いため、コンシーラーを使わなくてもシミや赤みなどをカバーできるでしょう。サッと塗るだけで、理想の肌へと仕上がります。

使い方が簡単で短い時間で完了するため、忙しい朝にもぴったりのファンデーションです。

ツヤ感のある仕上がりになる

クッションファンデを使うことで、肌がツヤ感のある仕上がりになります。

クッションファンデは、ツヤっぽく立体感のある仕上がりが特徴です。同じツヤが出しやすいファンデーションでも、液体状のリキッドファンデーションは素肌のようなナチュラルな仕上がりになります。フレッシュで軽やかな印象を与えたいときに、クッションファンデがぴったりです。

パウダーファンデーションのようにパフをのせるだけで初心者でも簡単に、リキッドファンデーションよりもさらにツヤのある仕上がりが実現可能です。

手が汚れない

手を汚さずにメイクができるのも、クッションファンデの魅力の一つです。

メイクをしていると、一つ一つの工程で手が汚れるものです。汚れるたびにティッシュでオフしたり洗ったりしていると、時間がかかる上手も荒れてしまいます。

クッションファンデでは、ファンデーションが染み込んだスポンジに専用のパフを押し付けて、顔に塗っていきます。リキッドファンデーションのように手に出して広げる必要がないため、忙しい朝や出先でのメイク直しにもぴったりです。

クッションファンデの基本的な使い方

(出典) pexels.com

クッションファンデを正しく使うことで、きれいな仕上がりを実現できます。クッションファンデの基本的な使い方を見ていきましょう。

パフにファンデーションを少量取る

クッションファンデを塗るときは、少量を取るように意識します。パフを3回ほどバウンドさせ、パフの3分の1程度を目安にファンデーションを取りましょう。

パフ全体にファンデーションを取ってしまうと、厚塗り感が出てしまったりムラができやすくなったりして、せっかくのフレッシュなツヤ感が出しにくくなってしまいます。

パフの3分の1〜多くても半分程度を取ったら、蓋の裏や手の甲にパフをポンポンとなじませてから使うことで、より薄づきで自然な仕上がりになります。

もし足りなければ少しずつ足していくことができるので、まずは少量取るようにしましょう。

頬や額にタップしながら塗る

クッションファンデを塗るときには、顔の中心から外側に向かって少しずつ、やさしくタップしながら塗ります。

肌の上を滑らせるようにスライドしてしまうと、厚塗り感が出てしまいやすくなります。ポンポンとやさしくタップして広げていくことで、ファンデーションが毛穴や肌の凹凸にフィットしていき、きれいな仕上がりになるでしょう。

クッションファンデを塗る順番は、頬周りの内側から外側に向かって塗りましょう。カバーしたい顔の内側はしっかりと、自然に仕上げたい外側はやさしくタッピングすることで、より立体的な仕上がりになります。

最後に鼻周りや口もとにのせる

最後に、鼻周りや口もとにパフをのせていきましょう。

小鼻などの細かい部分は、パフを半分に折って細かくタップすることで、ファンデがしっかりと密着します。

鼻周りは皮脂の分泌量が多く、目元は動きが多いため、どちらもメイクがよれやすい部分です。崩れが気になるからと最初からファンデをのせ過ぎてしまうと、余計に崩れやすくなってしまいます。

顔の中で1番最後に付けることでファンデが付き過ぎることがなく、崩れを抑えることができるでしょう。

仕上がりをよくするコツ

(出典) pexels.com

仕上がりをよくするために、いくつかコツがあります。コツを押さえて、きれいな仕上がりを実現しましょう。

メイクの前に十分に保湿する

メイクの持ちやノリをよくするためには、メイク前に自分に合った化粧品で保湿し、しっかりとハンドプレスして肌になじませてから、メイクを開始しましょう。

保湿が足りない場合は、皮脂が出やすくなったりメイクが崩れやすくなってしまいます。また、肌が乾燥しているとバリア機能が弱まり、紫外線によるシミやシワが増えてしまうかもしれません。

季節を問わず、肌はしっかりと保湿してからクッションファンデをのせるようにしましょう。

化粧下地を使って崩れにくさをUP

クッションファンデの前に化粧下地を使うことで、メイクが崩れにくくなります。

化粧下地にはメイクのムラ・よれ・テカりを防ぎ、メイク持ちをよくする効果があります。クッションファンデにも化粧下地効果が含まれている製品もありますが、化粧下地を併用することでより効果を高めることができます。

化粧下地を塗ってベースを整えることで、クッションファンデ自体の効果もアップさせることができます。夏場の汗や冬の乾燥が気になる時期の皮脂などによる崩れも、化粧下地で抑えられるでしょう。

コンシーラーやパウダーを使う

クッションファンデとともにコンシーラーやパウダーを併用することで、さらにメイク持ちがよくなります。

コンシーラーはクッションファンデの後に使います。シミやニキビなどを上手に隠したい場合は、クッションファンデと同じ色のコンシーラーを使えばカバー力が上がります。乾燥しやすい目元には影が濃い部分のみにのせ、指の腹でしやさしくトントンとなじませましょう。

クッションファンデがフィットした後には、皮脂崩れしやすい額・鼻筋・小鼻を中心にフェイスパウダーを重ねましょう。薄く重ねることでツヤ感を調整できる上、よれにくくなりメイク持ちもアップします。

簡単にできるメイク直しの方法

(出典) photo-ac.com

クッションファンデを使えば、外出先でのメイク直しが簡単にできます。クッションファンデを使ったメイク直しの方法を見ていきましょう。

まずは崩れたメイクを取る

いくらしっかりとメイクをしても、時間の経過とともに皮脂などによってよれてしまうものです。メイク直しの際には、まずはメイクが崩れた部分を取り除きましょう。よれた部分にはティッシュをやさしく当て、肌が摩擦で傷つかないようにオフします。

肌には見えない汚れ・ホコリが付着しており、ティッシュオフだけでは汚れを取り除くことができません。ティッシュオフの際には美容液成分の入ったミスト化粧水などを使い、きれいに取り除いてあげましょう。

目と口を閉じた状態で20〜30cm離し、ミスト化粧水を顔全体に吹きかけます。ミストをかけた上から、こすらずティッシュで軽く押さえましょう。

中にはメイク崩れを防ぐ機能が含まれるミスト化粧水もあるため、メイク直し後にまたミストを吹きかけてもよいでしょう。

クッションファンデを薄くなじませる

崩れた部分を取り除いたら、クッションファンデを薄くなじませます。このとき、メイク直しの際にクッションファンデを全顔に塗ってしまうと、のっぺりとした厚塗り顔に見えてしまう可能性があります。

乾燥しやすい目元や気になる部分だけに、うるおいと肌色を与えるようなイメージでトントンと薄く重ねましょう。

仕上げにパウダーをなじませると自然な仕上がりになり、その後のメイク持ちもよくなるのでおすすめです。

クッションファンデを使うときの注意点

(出典) photo-ac.com

クッションファンデを使う際には、いくつか気を付けたいことがあります。肌へ思わぬダメージを与えてしまうことのないように、注意点についてもチェックしておきましょう。

1~2週間に1回はパフを洗う

パフは日々使用することで、雑菌がどんどん増えていくものです。直接肌に雑菌が触れることで肌荒れの原因となり、結果として化粧ノリが悪くなってしまうこともあります。清潔に使うためにも、パフは1〜2週間に1回は洗うようにしましょう。

パフを洗う際には、パフ専用洗剤・中性洗剤・クレンジングオイルなどを使用します。ここでは、除菌もできるパフ専用洗剤を使った洗い方をご紹介します。

準備するもの

  • クッションファンデの汚れたパフ
  • パフ専用洗剤
  • 清潔なタオル

パフ専用洗剤を使ったパフの洗い方

  1. 乾いたパフに洗剤を2〜3滴含ませる
  2. 汚れが浮き出るよう、よくもみ込む
  3. 水やぬるま湯ですすぐ
  4. 汚れが落ちるまで1〜3の工程を何度か繰り返す
  5. タオルではさんで水気を切る
  6. 風通しのよい場所で陰干しする

除菌もできるパフ専用洗剤なら、パフに繁殖した雑菌まで洗浄できて安心です。

直射日光が当たらない涼しい場所で保管する

クッションファンデは、直射日光の当たらない涼しい場所で保管しましょう。クッションファンデを高温多湿で直射日光の当たる場所に置いておくと、品質が劣化してにおいが発生したり変色したりすることがあります。

ファンデが変色すると仕上がりが変わってしまいますし、品質も劣化してしまうでしょう。特に水分・油分を多く含むクッションファンデなどは、成分が分離してしまう可能性があるため、注意が必要です。

変質を防ぐためにも、化粧台の引き出し・戸棚の中など、直射日光が当たらず温度変化が少ない場所で保管しましょう。

クッションファンデでツヤのある肌に

(出典) photo-ac.com

クッションファンデは誰でも時間をかけず、簡単にツヤ感のある美しい肌を作れる便利なファンデーションです。注意点を守りコツを押さえて使用することで、肌へのダメージを抑えながら、テクニック要らずできれいな仕上がりを実現できます。

クッションファンデを上手に活用して、毎日のメイクをもっと手軽に、きれいに仕上げましょう。



※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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