おすすめのパネルヒーター9選!電気代は高いの?折りたたみタイプや大型タイプなどの特徴やメリットを解説!

暖房器具の1つとして人気の高いパネルヒーター。他の暖房器具よりも優れている点や、1日にかかる電気代などが気になりますよね

今回は、パネルヒーターの特徴とおすすめの商品を9つ紹介します。「パネルヒーターを買おうかな?」と悩んでいる人は、この記事をぜひ参考にしながら購入を検討してみてください。

パネルヒーターとは!温水タイプやオイルタイプとの違いを解説

パネルヒーターとは、内蔵された電気ヒーターで温まったパネルを使って部屋を暖める暖房器具です。灯油などの燃料を必要とせず、コンセントにつないで使うことができます。

パネルヒーターと見た目が似ている暖房器具として、温水タイプの「温水ルームヒーター」やオイルタイプの「オイルヒーター」があります。その名の通り、電気ではなくそれぞれ温水と温めたオイルの放熱を利用して、空間を暖める暖房器具のことです。

温水タイプとオイルタイプの仕組み

  • 温水タイプ(温水ルームヒーター):ボイラーなどで温めた温水でパネルをあたためる仕組み
  • オイルタイプ(オイルヒーター):内部に入った難燃性のオイルを加熱してパネルをあたためる仕組み

これらの暖房器具をパネルヒーターと呼ぶこともありますが、一般的にパネルヒーターといえば電気供給によってパネルをあたためるタイプのものを指します。パネルヒーターを購入する際は、その仕組みや燃料の供給方法などをしっかり確認しましょう。

デスク下や洗面所で使えるのはどのタイプ?特徴や使い方をタイプ別で紹介!

パネルヒーターは、大きさや使用用途によってさまざまなタイプに分けられます。各パネルヒーターの特徴と、どんな人におすすめなのかといった点も紹介します。

  • 大型タイプ
  • 小型タイプ
  • 折りたたみタイプ
  • マグネットタイプ
  • 壁掛けタイプ

5種類のパネルヒーターをみていきましょう。

大型タイプ

リビングやダイニングなどの広い部屋におすすめなのが、大型タイプのパネルヒーターです。サイズが大きいほど出力数も高い傾向にあり、部屋全体を暖めやすいといえます。

また、パネルヒーターは横に長いタイプがほとんどで、大きいもので、横幅70cm高さ50cmほどの商品もあります。実際に置いてみてから「部屋に圧迫感が生まれてしまった」といった失敗がないよう、パネルヒーターを置くスペースを確保できるかどうか、購入前に確認しておきましょう。

小型タイプ

小型タイプのパネルヒーターは、大型タイプの設置が難しい洗面所に置いたり、足元に置いてスポット暖房として使用したりするのがおすすめです。

軽くて持ち運びやすい点も小型タイプの魅力の1つ。立って作業するときや座ってご飯を食べるときに使うなど、使用用途を選ばないタイプが欲しい人は、小型タイプを選ぶと良いですよ。

折りたたみタイプ

折りたたみタイプとは、その名の通り折りたためるパネルヒーターのことです。畳んだときの厚みが薄く、収納場所に困らない利点があります。デスクで作業するときや、ソファに座っているときなどの暖房器具として活躍するでしょう。

3面タイプが主流ですが、床下パネルやトップカバーが付いた4面または5面タイプの商品もあります。屏風のように立てて足全体を囲むようにして設置すると、足元をしっかり暖めることができますよ

注意しておきたいのが、高さです。デスクの高さよりも縦のサイズが大きい折りたたみタイプを購入してしまうと、デスクに収まらなくなります。デスクの高さを測り、使用できるかどうか確認してから購入してくださいね。

マグネットタイプ

デスクワーク中に使えるパネルヒーターが欲しい人は、マグネットタイプを選びましょう。パネルヒーターの片側がマグネットになっており、デスクの下などに装着することができます。薄型なので、膝に当たることなく足元を温められます。

取り付けパーツが付属している商品を選べば、木製デスクに設置することも可能ですよ。

壁掛けタイプ

パネルヒーターを置くスペースを確保できない場合や、部屋をスッキリ見せたい場合は、床置きではなく壁掛けタイプを選んでみてはいかがでしょうか。直接壁に設置するので置き場所に困らず、スッキリ収まります

また、床置きタイプの暖房器具を使っていて「邪魔だな」と感じたことのある人にもおすすめです。床掃除のたびにパネルヒーターを移動させる手間がなくなりますよ。

パネルヒーターは薄型なので壁に設置しても悪目立ちしません。必要な釘やネジがセットになっている商品がほとんどなので、簡単に設置することができます。

パネルヒーターは部屋全体を暖めることができる?メリット・デメリットを紹介

パネルヒーターのメリットとデメリットを紹介します。エアコンなどの暖房器具と比較しながら紹介するので、パネルヒーターを購入するかどうか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。

  • パネルヒーターのメリット
  • パネルヒーターのデメリット

デメリットをカバーできる方法なども紹介します。

パネルヒーターのメリット

パネルヒーターにはたくさんのメリットがありますが、中でも「空気が乾燥しにくい」「安全性が高い」といった点が、パネルヒーターの大きな魅力といえます。

パネルヒーターのメリット

  • 空気が乾燥しにくい
  • 動作音が気になりにくい
  • 安全性が高い
  • 足元を暖めるなどスポット暖房に向いている
  • 手入れがラク

パネルヒーターはパネルから発する熱で部屋の空気を暖めるため、ファンヒーターやエアコンのような風による乾燥の心配がありません。これらの暖房器具のようにファンなどもないので、稼働による動作音が気になりにくい点もメリットとして挙げられます。

また、火を使わずに部屋を温められるといった安全性の高さも、大きな利点といえるでしょう。火が燃え移って火事になるリスクが少なく、パネルに直接触っても火傷しにくい構造です。小さな子供やペットがいるご家庭に、ぴったりの暖房器具です。

選ぶタイプによって異なる使い方ができるのは、エアコンや石油ストーブなどの暖房器具にはない点といえます。大型タイプを選べば、部屋全体が暖まりやすくなります。小型タイプやマグネットタイプを選べば、足元だけを暖めるといったスポット暖房として活用できますよ。

パネルヒーターのデメリット

出力数やパネルの大きさによって変わりますが、多くのパネルヒーターは部屋全体を暖めるほどのパワーがありません

さらに、電源を入れてから熱を発するまでに時間がかかります。早く温まりたい早朝での使用は、不向きといえます。速暖性が期待できる電気ストーブと併用すると良いですよ。

パネルヒーターのデメリット

  • 暖まるまでに時間がかかる
  • 部屋全体を暖めるほどのパワーはない
  • 掃除のときの移動が面倒に感じる
  • 電気代が高い

大型タイプのパネルヒーターを床において使用すると、部屋を掃除するときに邪魔になることがあります。そもそも置き場所に余裕がない場合は壁付きタイプを、ラクに移動させたい場合は取っ手付きやキャスター付きを選ぶと良いですよ。

また、電気代が高いのもパネルヒーターのデメリットです。後ほど他の暖房器具と比較しながらパネルヒーターの電気代について紹介するので、記事の後半もぜひチェックしてくださいね。

パネルヒーターは安全?節約できる?プラスαの機能もチェックしよう!

パネルヒーターの購入を検討している人は、ぜひ以下のような機能が備え付けられているタイプを選びましょう。パネルヒーターならではの機能もありますよ。

  • 【エコモード・温度センサー】電気代を抑えたい人におすすめ
  • 【チャイルドロック・転倒時自動オフ機能】子どもがいる家庭におすすめ
  • 【キャスター付き】移動の手間を減らしたい人におすすめ
  • 【両面パネル】広い部屋に置きたい人におすすめ

上記4つの機能を順に紹介します。

【エコモード・温度センサー】電気代を抑えたい人におすすめ

パネルヒーターの電気代は決して安くはありません。使い方や使用時間によってはエアコンよりも電気代がかかってしまう場合もあります。電気代をなるべく抑えたい人は、エコモードや温度センサーが搭載されているパネルヒーターを選びましょう。

エコモードや温度センサーとは、室内環境に合わせて電力を自動で調節する機能のことです。部屋の温度を感知し、暖まった時点で自動的に電源を切ったり出力数を抑えたりすることができます

強いパワーで長時間使用していると、電気代が高くなってしまいます。エコモードや温度センサー付きのパネルヒーターであれば、加熱しすぎによる電力のムダ使いを抑えることができますよ。

【チャイルドロック・転倒時自動オフ機能】子供がいる家庭におすすめ

小さな子供やペットがいるご家庭には、チャイルドロックや転倒時自動オフ機能が搭載されているパネルヒーターがおすすめです。

「チャイルドロック」が搭載されているパネルヒーターであれば、子供のいたずらによる誤作動を防止することができます。また、パネルヒーターが倒れたとき自動的に電源が切れる「転倒時自動オフ機能」があれば、ぶつかったり地震が起きたりしたときも安心です。

パネルヒーターは火を使わない暖房器具なので、火事が発生するリスクがそもそも低い暖房器具ではあります。しかし、より安心して使用するためには、チャイルドロックや転倒時自動オフ機能などの機能が備わった、より安全性の高いものを選んでくださいね

【キャスター付き】移動の手間を減らしたい人におすすめ

サイズにもよりますが、パネルヒーターの利点の1つに、狭いスペースやデスク下など使用場所を選ばない点が挙げられます。ただ、持ち運ぶのに手間がかかっていては、移動が億劫になってしまうでしょう。

移動の手間を減らしたい人は、キャスター付きのパネルヒーターをチョイスしてみてはいかがでしょうか。片手で簡単に動かせるので、移動時のストレスが減りますよ

パネルヒーターは火を使わない暖房器具ですが、使用時や電源を切った直後はパネルが熱く、長時間触れると火傷をするおそれがあります。取っ手付きであればパネルに触れることなく移動させられますが、よりラクに移動させたいなら、キャスター付きのパネルヒーターを選んでくださいね。

【両面パネル】広い部屋に置きたい人におすすめ

片面だけでなく両面にパネルがついているタイプのパネルヒーターは、暖房効率を上げ、窓に発生する結露を防止することができます。広い部屋に置く暖房器具を探している人は、両面パネルタイプのパネルヒーターを選んでみてくださいね。

同時にカビ対策にもなり、掃除の手間を減らすのに一役買うでしょう。

おすすめのパネルヒーター9選!

大きいサイズと小さいサイズに分けて、おすすめのパネルヒーターを9つ紹介します。各パネルヒーターの特徴や搭載されている機能を紹介するので、パネルヒーターの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてくださいね。

  • 大きいサイズのパネルヒーター6選
  • 小さいサイズのパネルヒーター3選

上記9つの商品は、Amazonや楽天市場で購入することができますよ。

大きいサイズのパネルヒーター6選

広い部屋でパネルヒーターを使いたい人は、サイズの大きなパネルヒーターを選びましょう。以下6つの商品を紹介します。

  • 【DeLonghi】コンベクターヒーター
  • 【山善】mill パネルヒーター
  • 【ASUWELL】超薄型 遠赤外線パネルヒーター
  • 【Electrolux】Quickheat700 パネルヒーター
  • 【アルファックス・コイズミ】LIVCETRA コンベクターヒーター
  • 【TOKAIZ】5面パネルヒーター

パネルの大きさだけでなく、出力数や対応畳数も要チェックです。

【DeLonghi】コンベクターヒーター

エスプレッソマシンなどで有名なイタリアのブランド、DeLonghiのコンベクターヒーター。横幅は約80cm高さは約50cmと、パネルヒーターの中でも特にサイズが大きい商品になります。

対応畳数は8~10畳で、パネルヒーターの中でも比較的早く空間を暖めることができます。ただ、パワーが大きい分、電気代が高くなってしまう点には注意が必要です。搭載されているエコモードを活用しながら使用してくださいね。

また、上方への自然対流を生み出すことで、部屋の温度差を解消することができると謳っています。サーキュラーなどを使用せずに室内温度のばらつきをなくすことができるのは、うれしいポイントです。

キャスターが付いているので、ラクに移動させられますよ。

【DeLonghi】コンベクターヒーター

【山善】mill パネルヒーター

とにかく見た目がおしゃれな山善のパネルヒーターは、部屋のインテリアを邪魔しない洗礼された北欧デザインがポイントです。凹凸がなく、本体にほこりが被ってもサッと拭きあげるだけできれいになります。

「タイマー機能」「転倒時自動オフ機能」「オーバーヒート制御機能」などの機能が搭載されており、安全性の高いパネルヒーターといえるでしょう。

ただ、対応畳数は4〜6畳と、広い部屋に使用するには物足りなさがあります。対応畳数内の部屋で使用するか、石油ストーブなどの暖房器具と併用すると良いですよ。

【山善】mill パネルヒーター

【ASUWELL】超薄型 遠赤外線パネルヒーター

ASUWELLの超薄型遠赤外線パネルヒーターは、その名の通りパネルの厚みが8.5cmと薄いのが特徴です。液晶に温度が表示されるスタイリッシュな見た目で、本体を操作するときは、タッチパネルまたはリモコンでおこないます。おしゃれなパネルヒーターを探している人にうってつけです。

最大1200Wと暖房効果が高いのもうれしいポイントです。ただ、強いパワーで部屋を暖めると電気代が高くなってしまいます。設定温度に達した段階でエコモードに切り替えて、電気代を抑えましょう。

【ASUWELL】超薄型 遠赤外線パネルヒーター

【Electrolux】Quickheat700 パネルヒーター

床置きだけでなく壁掛けもできるQuickheat700パネルヒーターは、スウェーデンのブランドElectroluxから販売されています。対応畳数は8〜10畳です。

温度は1度単位で設定することができ、その日の気温や状況に合わせて部屋の暖かさを細かく調整できます。

無駄のないスタイリッシュなデザインで、北欧スタイルの部屋を目指している人にうってつけのパネルヒーターですよ。

【Electrolux】Quickheat700 パネルヒーター

【アルファックス・コイズミ】LIVCETRA コンベクターヒーター

木目調の脚とコロンとした見た目がかわいいアルファックス・コイズミのLIVCETRA コンベクターヒーター。温度調節は弱と強の2段階で、設定温度に達すると弱で運転する自動モードも搭載されています。

最後の操作から12時間が経過すると、自動で電源が切れる「電源自動オフ機能」があり、うっかり電源を切り忘れてしまっても安心です。安全性とデザイン性のどちらも譲れない人におすすめのパネルヒーターといえるでしょう。

【アルファックス・コイズミ】LIVCETRA コンベクターヒーター

【TOKAIZ】5面パネルヒーター

足元などを中心に温めたい人には、デスクやソファで使用できるTOKAIZの5面パネルヒーターがおすすめです。床下パネルとトップカバーが付いており、下半身を囲むように設置すれば足の裏などもしっかり暖めることができます

本体が45度以上傾いたりタイマーを設定せずに4時間以上使用したりすると、自動的に電源が切れる機能が搭載されています。小さな子供がいるご家庭や、電源の切り忘れが多い人にぴったりの暖房器具ですよ。

小さいサイズのパネルヒーター3選

狭い部屋やデスク下での使用にぴったりの小さいサイズのパネルヒーターを3つ紹介します。マグネットタイプのパネルヒーターも紹介するので、自分のライフスタイルを考慮しながら気になる商品をチェックしてみてくださいね。

  • 【クレオ工業】テーブルヒーター 2018年モデル
  • 【山善】ミニパネルヒーター 足元ヒーター
  • 【トップランド】パネルヒーター 小型 2WAYタイプ

順にみていきましょう。

【クレオ工業】テーブルヒーター 2018年モデル

スチール製ならどこでもくっ付けられる、クレオ工業のテーブルヒーター。片面についているマグネットを利用してデスクの下などに貼り付ければ、足元がポカポカと温まります。

自分がいる空間だけを暖めることができるので、体感温度が異なる人が集まる職場での使用にもおすすめです。職場が寒くて困っている人や、冷え性に悩んでいる人は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

同梱されている金具を使えば、木製の場所にも取り付けられますよ。

【クレオ工業】テーブルヒーター 2018年モデル

【山善】ミニパネルヒーター 足元ヒーター

山善のミニパネルヒーターは、幅40.5cm高さ32.5cmと、洗面所やトイレなど狭いスペースに置くことができます。本体重量は1.7kgなので、持ち運びに負担がかからないのもうれしいポイントです。

また、本体側面の電源スイッチとダイヤル式の温度調節のみのシンプル構造なのも魅力の1つ。操作が簡単なので、年配の方でも使いやすいですよ。

【山善】ミニ パネルヒーター 足元ヒーター

【トップランド】パネルヒーター 小型 2WAYタイプ

トップランドのパネルヒーターは、幅40cm高さ33cmと、おおよそA3サイズのコンパクトなパネルヒーターです。厚みは3.6cmで、棚と棚の隙間にしまうなど、場所を取らずに収納できます

背面にスタンドが取り付けられており、温めたい箇所に向けて角度を調整することができます。マグネットもついているので、机の下に貼り付けて使用することも可能です。

【トップランド】パネルヒーター 小型 2WAYタイプ

パネルヒーターの電気代は高い?他の暖房器具と比較

足元などのスポット暖房ではなく、大型サイズのパネルヒーターを使って部屋全体を暖めようとすると、1ヶ月の光熱費は石油ストーブより安く済みますが、エアコンよりも高くつきます

電気代は「消費電力(KW)×1時間の電気代単価=1時間の電気代」の計算式で導き出せます。家電公取協は2022年7月22日に電気料金の目安単価を改定したため、1時間の電気代単価は現在31円/kWhです。

ただし、目安単価は各地域を管轄する電力会社によって異なるため、以下の電気代はあくまでも目安として参考にしてくださいね。計算式を用いて、パネルヒーターとそれ以外の暖房器具の電気代を比較してみましょう。

暖房器具の種類 出力W数 1時間当たりの電気代
大型サイズのパネルヒーター 0.6~1.2KW 18.6~37.2円
エアコン 0.165W~1.3KW 5.1~40.3円
電気ストーブ 0.45~1.2KW 13.95~37.2円
石油ストーブ(120円/L) 約0.26L(燃料消費量) 約31.2円

設定温度と室内温度の差に大きな開きがあると、部屋を暖めるのに大きな電力を必要とします。ただ、設定温度に達した室温をキープするだけなら、必要な電力は徐々に少なくなっていきます。

1日8時間使用すると仮定し、最初の1時間は最大出力数、残り7時間は最低出力数で運転する場合の電気代を、大型サイズのパネルヒーターとエアコンで比較してみましょう。

1日(8時間)の電気代

  • 大型サイズのパネルヒーター:(1.2kWh×31円×1時間)+(0.6kWh×31円×7時間)=167.4円
  • エアコン:(1.3kWh×31円×1時間)+(0.165kWh×31円×7時間)=76.105円

以上の通り、エアコンよりも大型サイズのパネルヒーターのほうが電気代が高くなってしまうことが分かります。部屋全体を温めたい場合は、乾燥しない・安全性が高いといったパネルヒーターのメリットを活かしながら、状況に応じて他の暖房器具を併用すると良いですよ。

自分が今いる狭い空間だけを温めたい場合は、小さいサイズのパネルヒーターを購入してみてはいかがでしょうか。小さいサイズのパネルヒーターの出力W数は200W程度で、電気代は1時間あたり5〜10円です。電気代をグンと抑えられますよ。

まとめ|エコモード搭載のパネルヒーターは電気代を節約できるのでおすすめ

パネルヒーターは、大きさ・搭載機能・使用用途などによってさまざまな種類に分けられます。広い部屋に使用したいなら大型タイプのパネルヒーター、洗面所などの狭い空間に使いたいなら小型タイプのパネルヒーター、足元だけを温めたいなら折りたたみタイプやマグネットタイプのパネルヒーターがおすすめです。

パネルヒーターは電気代が高く、エアコンを使用した場合と比較して光熱費が上がる傾向があります。少しでも電気代を抑えられるよう、エコモードや温度センサーが搭載されているパネルヒーターを選びましょう

パネルヒーター選びに悩んだら、今回紹介したパネルヒーターのメリット・デメリットや、おすすめの機能を参考にしてくださいね。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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