チャミスルはどんな味?酔いやすいのは本当?人気の種類や美味しい飲み方を紹介

韓国ドラマの食事シーンで必ずと言っていいほど出てくる、緑色の瓶に入ったお酒「チャミスル」。美味しそうに飲んでいるのを見ると、味や飲み方がついつい気になってしまいますよね。

今回は、韓国はもちろん、今日本でも人気急上昇中のチャミスルの味を一覧にして紹介します。

また、ジュースなどで割る飲みやすい飲み方も紹介します。アルコール度数が強いのはあまり得意ではないという人も、ぜひ参考にしてくださいね。

チャミスルとは?アルコール度数や原料について紹介

チャミスルとは韓国の焼酎のことを指し、韓国で最も飲まれている焼酎です。なぜ韓国シェア率が高いのか、どうやって作られているのかといったチャミスルの特徴について解説します。

  • チャミスルとは韓国のお酒
  • アルコール度数は15~21度
  • 100%天然原料で作られている

それぞれみていきましょう。

チャミスルとは韓国のお酒

チャミスルとは日本でいう焼酎に当たり、韓国語で焼酎は「ソジュ」と言います。韓国国内シェア50%を超えており、シェア率No.1を誇ることから焼酎の代名詞と言っても過言ではありません。

チャミスルは「ハイト眞露(ジンロ)」という韓国の酒類メーカーが製造・販売を行っており、韓国酒類メーカー最大といわれています。韓流ブームや韓国ドラマの影響もあり、チャミスルの売り上げは韓国国内にとどまらず、日本やその他の国々で人気急上昇中です。

アルコール度数は13~20.1度

チャミスルのアルコール度数は13〜20.1度で、商品によって度数が異なります。カクテル風のフルーツフレーバーが13度、チャミスルオリジナルがもっとも高い20.1度です。

日本でよく飲まれているお酒と比較してみると、比較的アルコール度数が高いことが分かります。

お酒 アルコール度数(平均)
チャミスル 13~20.1度
日本酒 15~20度
焼酎(日本) 20~25度
ビール 5度
ワイン 10~15度

チャミスルはアルコール度数が高くストレートで飲むのが一般的なので、アルコールがダイレクトに感じやすい傾向があります。お酒が弱い人やアルコールを感じにくい飲み方をしたい人は、後ほどジュースなどと割って飲む方法を紹介するので、記事の後半も参考にしてくださいね。

100%天然原料をベースに作られている

チャミスルは米・麦・さつまいも・タピオカ・サトウキビなど、100%天然原料がベースとなって作られています。

チャミスルは、不純物や雑味のない味に仕上げるために「竹炭濾過」という製造方法を韓国国内で初めて採用した焼酎です。天然竹炭を使うことで、カリウムイオンなどのミネラルも効率的に抽出されています。

スッキリとしたクセのない味は、製造方法や原材料にこだわっているからといえるでしょう。

チャミスル全8種類!人気の味はどれ?

チャミスルには全部で8種類の味があります。全体的にスッキリとした味わいですが、それぞれ味やアルコール度数は異なります。ぜひ比較してみてください。

  • フレッシュ
  • オリジナル
  • チャミスル16.9°
  • マスカット
  • グレープフルーツ
  • すもも
  • ストロベリー
  • ピーチ

しっかりと酔いを感じたい人や、飲みやすさを重視する人など、お酒に求める条件は人それぞれでしょう。ぜひあなたの好みのチャミスルを見つけてみてくださいね。

フレッシュ

チャミスルの定番といえば「フレッシュ」。韓国ドラマの食事シーンでは、このチャミスルフレッシュがよく登場します。

アルコール度数は16度で、フルーツフレーバーよりやや高めです。まろやかな味わいとスッキリとした後味なので、料理の味を邪魔しません。

冷蔵庫でキンキンに冷やし、ストレートまたはロックで飲むのがおすすめです。

オリジナル

アルコール度数20.1度「オリジナル」は、チャミスルの中で最もアルコール度数の高い商品です。フルーツフレーバーと比べて7.1度もアルコール度数が高くなります。

他の種類よりも甘みが抑えられており、まろやかな口当たりが特徴です。アルコール度数の強いお酒が好きな人におすすめです。

チャミスル16.9°

「チャミスル16.9°」はチャミスルフレッシュより0.9度アルコール度数が高く、限られた店舗や飲食店でしか販売されていません。もしも見つけたら、一度は試していただきたい商品です。

フレッシュと同じようにストレートやロックで飲むのがおすすめです。

ただ、優しい味わいなので、ついつい飲み過ぎてしまう傾向の高い商品でもあります。お酒が強くない人は、ストレートよりもロックや水割りにして飲むと良いでしょう。アルコール度数を少し下げても、チャミスル本来の味をそのまま美味しく味わえますよ。

マスカット

「甘すぎるお酒は苦手」という人におすすめなのが、チャミスルのフルーツフレーバーシリーズの「マスカット」。甘すぎずクセのない味わいなので、男女ともに人気のあるフレーバーです。

鼻に抜けるマスカットの爽やかな香りが特徴で、紅茶と割って飲む楽しみ方もあります。「どのフルーツフレーバーから飲んでみようかな」と迷ったら、ぜひマスカットから試してみてください。

グレープフルーツ

マスカット同様、甘いお酒が苦手な人におすすめなのが「グレープフルーツ」。柑橘由来の酸味と甘みのバランスがちょうど良く、リピートする人も多いようです。

他のフルーツフレーバーよりも後味がさっぱりしているので、どんな料理にも合いますよ。

すもも

「甘みも酸味も譲れない」という人にぴったりなのが、フルーツフレーバーの「すもも」です。甘さの中にほんのり酸味を感じることができ、すももの上品な香りに病みつきになる人が増えているそうです。

梅酒が好きな人にはまるお酒といわれています。

ストロベリー

チャミスルのフルーツフレーバーの中でも、最も甘く香り高い「ストロベリー」。キャップを開けた瞬間から、ストロベリーの甘い香りが広がります。

「甘いお酒が好き」「ジュース感覚でお酒が飲みたい」という人にぴったりです。ベリー系の甘酸っぱさはないため、甘いお酒が苦手な人はマスカットやグレープフルーツがおすすめですよ。

ピーチ

2022年の6月に発売が開始された「ピーチ」。約2年ぶりに新登場したフルーツフレーバーです。

爽やかな香りとまろやかな甘さを兼ね備えており、登場してから早くも人気が急上昇しています。後味がスッキリしていて飲みやすいので、蒸し暑い夏にぴったりですよ。

チャミスルはそのまま飲むのが美味しい!

チャミスルの定番の飲み方はストレートです。ボトルとショットグラスを冷蔵庫でキンキンに冷やし、氷を入れずにショットグラスに注いでそのまま一口で飲みます

チャミスルのショットグラスはガラス製ですが、家にない場合は日本酒のおちょこで代用しても良いでしょう。大きめのコップに注いで一口で飲むとすぐに酔いが回るため、小さいコップで飲むのがポイントです。

フルーツフレーバー含め、全てのチャミスルで共通する飲み方なので、まずはストレートで飲んでみてくださいね。

ただ、酔いやすい人は、氷を入れたり水で割ったりして飲むことをおすすめします。

また、チャミスルは辛い料理との相性も抜群です。ビール以外にキムチチゲやヤンニョムチキンなどの韓国料理に合うお酒を探している人は、ぜひチャミスルを試してみてください。

酔いやすい人におすすめ!カルピスや紅茶と割れば飲みやすくなる!

「チャミスルの味は好きだけど、アルコール度数が高くてたくさん飲めない」という人は多いのではないでしょうか。ストレートだけでなくジュースなどで割る飲み方もあり、邪道ではなくお店でも提供している飲み方です。

ショットグラス1〜2杯で酔ってしまう人や甘めのお酒が好きな人は、ぜひいろいろな割り方を試してみてくださいね。

  • 炭酸水とフルーツ
  • カルピス
  • 紅茶
  • オレンジジュース
  • ビール
  • きゅうり

順に紹介します。

炭酸水とフルーツ

チャミスル本来の味を楽しみつつ飲み方をアレンジしてみたい人におすすめなのが、炭酸水とフルーツを入れた飲み方です。フルーツフレーバーであれば、いちご味にはいちごを、グレープフルーツ味にはグレープフルーツを合わせると良いでしょう。

フルーツフレーバーのチャミスルをストレートやロックで飲むよりも、フルーツの香りが高まり、炭酸を加えることでアルコール度数も抑えられます。スッキリと飲みたい人は無糖炭酸、よりジュース感覚で飲みたい人はサイダーで割るのがおすすめです。

カルピス

どの種類のチャミスルとも相性の良いカルピス割りは、焼酎の香りや味を抑えられるのでカクテルのような味わいを楽しめます。

炭酸も加えれば、カルピスソーダ割りになります。気分によって飲み方を変えてみるのも良いでしょう。

紅茶

フルーツフレーバーの中でも特に紅茶と相性が良いのがマスカット味。フルーツティーのような味わいになり、とにかく飲みやすいのが特徴です。

紅茶とチャミスルの割合は1:1がおすすめですが、酔いやすい人は紅茶とチャミスルの割合を3:1でまずは試してみましょう。焼酎の味が苦手という人もグイグイ飲めてしまうと評判の高い飲み方ですよ。

オレンジジュース

カクテル感覚でチャミスルを飲みたい人におすすめなのが、チャミスルフレッシュとオレンジジュースの組み合わせです。

チャミスルフレッシュのほんのり甘いまろやかな味と、オレンジジュースの酸味が合わさって、スッキリとした飲み心地を味わえます。果汁100%のオレンジジュースを使ってくださいね。

その他、グレープフルーツジュースやパインジュースもチャミスルフレッシュと相性抜群です。

ビール

チャミスルフレッシュをビールで割った飲み方「ソメク」。韓国では定番の飲み方で、ビールとフレッシュは8:2の割合が黄金比といわれています。

ビールと焼酎を一緒に飲むと、酔いが回りやすくなります。お酒が強くない人は、ビールではなくジュースなどで割る飲み方がおすすめですよ。

きゅうり

千切りしたキュウリをノンフレーバーのチャミスルに入れて飲む「オイソジュ」。オイ=きゅうり、ソジュ=焼酎でオイソジュという名前が付いています。

きゅうりをいれることでメロンのようなまろやかな味わいになり、酔いにくくなるともいわれています。「ちょっと変わった飲み方がしたい」という人は、ぜひ友人や家族と一緒に楽しみながら飲んでみてください。

まとめ|チャミスルは種類が多いからいろいろな飲み方が楽しめる

チャミスルは韓国で最もシェア率の高い焼酎です。今では日本の飲食店やスーパーなどでも取り扱われるほど人気の高いアルコール飲料です。

チャミスルは全部で8つの種類があり、特にフルーツフレーバーシリーズは、お酒をあまり飲めない人でもはまってしまうほど飲みやすいといわれています。

ストレートで飲むのが定番ですが、カクテル感覚で飲みたい人やアルコール度数を少し下げて飲みたい人は、ぜひ今回紹介した飲み方を試してみてくださいね。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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